“魔王”と呼ばれるとある海賊の兄の話   作:繊月・影

1 / 15
 


不定期更新になります。初投稿なんで許して。


プロローグ

 

 

気づくと目の前に真っ白な世界が広がっていた。

「あー、起きた?」

 

「ッ!?」

咄嗟に後ろを振り向くとそこには気だるげな、しかしモデルでも見劣りしそうなイケメンがいた。

 

「えっと、あなたは神様ですか?」

「おお、よく分かったね」

「まあ、こんなとこはこの世にはないでしょうから」

あったら呪術○戦の世界ぐらいでしょ。

 

「うん、意識もはっきりしてそうだね。ようこそ世界の狭間へ」

「せ、世界の狭間?」

まあ、確かに天国や地獄と例えられるような場所じゃないがそれでもすぐ理解するのは難しい。

 

「そうそう、 いくつかの世界に繋がってて、転生する権利を得た者がたどり着く場所さ。ちなみに天国はなくて地獄は世界を管理するために危ない者や物を仕舞う場所だね」

「なんかどんどん疑問が増えていく・・・」

具体的には転生する権利を得られない人はどこに行くのかとか。

 

「その場合はその世界で記憶を失って転生するね。まあ、ここに着けたらこれからの選択肢が広がるって考えといて」

「ああ、そういう頭の中読む力使えるんですね」

正直気味が悪いがどうこうできないから諦めるしかないな。

「まあ、それは置いといて転生する世界を選ぶか、特典を選ぶかどっちか選んでよ」

「うん?両方はないんですか?」

ラノベだと神様転生の場合は両方が多いんだけど。

 

「ああ、その世界にいる主人公と全く同じ力得たりしたら、何かしらバグるんだよね。んで、一度決めたら変えられないからこういう形になったの」

「バ、バグる?」

「うん、直せるけど一々そうなるのはメンドイからね」

まあ、面倒なことになったらしい。

 

「まあ、それはいいからどっちか選んで?ちょっとは時間あげるから」

「えーと、・・・じゃ特典を選ばせてください」

「そっか、じゃあ送るからこの陣の上で欲しい特典を言って?」

特典を選ぶと決めた俺はなんかそれっぽい魔法(?)の上に立つ。そして・・・

「俺の求める特典は・・・暴虐の魔王“アノス”の力が欲しいです」

「ッ!? ヤッベ!?」

特典を言ったのだが、なんか禍々しい力と神々しい力が渦巻き始めた!?

「あ、これ止めらんねぇや、いってらっしゃい!」

「ちょ、これ大丈夫ですかぁぁァァァ!?」

そしてバチバチという不穏な音を最後に意識を落とし・・・

 

 

 

 

 

 

 

「お、起きたか」

 

意識をとり戻したら近くに海軍の英雄と呼ばれる大男がいた。

(いやこれONE PIECEじゃねぇかぁぁぁぁぁ!?)

 

 

 

 

 

 

 

少し・・・いやかなり取り乱したがまあ、一応受け入れていた。あと気づいたときにはもう7歳になっていた。

(うーん、まあこういう世界で生きていけるようにこの特典を選んだところはあったけどさあ)

暴虐の魔王の力を持っていたならボスクラス以外の大体のキャラはザコ扱いになるだろうし、現代日本や近未来な世界でも知力を活かしてそこそこの生活をするのは簡単だろう。という考えで選んだがいや、これどうしたものだろうか。

 

(成長すればまあ、負けることはないだろうけどそれでもこの世界キツいんだよなあ)

世界政府とか天竜人とか関わりたくないけどほっといたら人が死ぬっていう精神面で良くない問題とかもあるけど・・・

 

 

 

 

 

「さあ、お前達は最強の海兵になるんじゃ」

「嫌だよ、俺は海賊になるんだ」

「いや、もうちょい考えさせてくれ」

 

 

 

 

 

(こっちはこっちで問題だよなあ)

そう原作を知っている者は大体この会話でわかるだろう。上はモンキー・D・ガープ、下はモンキー・D・ルフィ。そして今世の俺の名はモンキー・D・アノス。つまり、彼らは俺のおじいちゃんと実弟である。そう、義兄弟のエースやサボと違い実弟として存在している。つまり、どういう流れを通るかがわからないのだ。

 

(マジで他の転生者以外なら大丈夫だと思ったけどこれもしかしたらやばいのいんのかなあ)

原作にいない敵が現れ俺やメインキャラが殺される可能性があるのはかなり面倒になってくる。

 

・・・とここまで考えた時

『おーい、神様だよー』

(ッ! よかった〜!? あの状況とか今の状況とか知りたかったんだよ)

具体的には今の小さ過ぎる力(魔王アノス基準)とか他にも転生者がいるのかとか、あのときの現象の原因は何かとか。

頭の中で話しかけても反応しなかったからこっから自力でやるのかと思ったけど違ってよかったー。

 

『いやー、ごめんね。本来と色々順番変わってるけどそこら辺話していこうか』

『まず、あのときはアノスやその辺りの者や物が反応して、その力と転生時の力が相反してあんなことになったんだよね。いやー、ああならないように予めどんな特典にするか確認しとけって言われたの忘れてたよ。まあ、だから僕が説明に来たんだけど』

『次に力が弱いのはそうしないと世界も君ももたないから。もしアノスの力そのままだと自我も君の母もぶっ飛んでたと思うよ。それに7年意識を取り戻せなかったのも力に慣れるためかな?』

「ッ!?」

その言葉で頭に浮かんだのは呪○廻戦の魂と体の関係。神様を介せば大丈夫だと思ったけど、体が強ければ魂が負けることもあるっていうこのシーンに近いことが起こりうるのか!?

 

『まあ。だからこそカスタマイズして渡したんだ、筋力とかは落ちてても覇気とか武術とか六式とかでカバーしてね』

「すいません、ありがとうございます」

『いやいや。それじゃ3つ目ね。君以外の転生者はいないよ。まあ、詳しくは言えないけど転生者同士で争って面倒なことになったんだ』

『んじゃ、言うこと言ったし帰るね、それじゃ』

「ありがとうございました」

 

さてと、これでまあ大体のことが分かってスッキリしたし、これからのことは後で考えるとして、

 

 

「アノス〜、助けてくれよ〜」

「うむ、今いこう」

「おっ、こいアノス!!」

 

 

可愛い弟のために一肌脱ぐとしますかね。





オリ主:モンキー・D・アノス
 記憶が戻る前は幼少期のエースレベル。現在は幼少期のアノス様の5割程度アーロン一味は楽勝だが覇気覚えないとクロコダイルは厳しい。四皇のいいとこ取りみたいになるのは確定。見た目はほぼアノス。原作知識はカイドウ倒したとこで終わり。ちなみにアノスが多少混ざっている(ネタバレ)

名も知れぬ神:見た目は推しの子のカミキ。死ぬことはないように強者の子にしたらこうなった。適当だがこのすばのアクアほどじゃない。たぶんもう出さない。

今作アノスに恋愛要素はアリ?なし?(作者の意思で強行もありえるけど考慮します)

  • アリ
  • なし
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。