“魔王”と呼ばれるとある海賊の兄の話   作:繊月・影

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めちゃくちゃ原作とずらすのは無理だったのでキリのいい所までは諦観者orルフィの知らない所で行動になります。
キリのいい所からは麦わらの一味入りです。


第十話 魔王とクジラと白ひげと巨人

 

「ちょ、アノス!どうするの!?あれ!」

「あ、アノス!?あれ潜ってっちゃったよ!?」

 

どうも、リヴァース・マウンテンは平穏に突破したけどメリー号はクジラに呑まれました、モンキー・D・アノスです。くいなとノジコの慌てっぷりよ。

 

「大丈夫だ、あのクジラなんか、『入口』?があった。たぶん大丈夫だ。いざとなりゃあ上がってきた時かっ捌けばいい」

「ああ、ルフィ君が何かに入っていった様に見えましたけど、あれ見間違いじゃなかったんですね」

 

俺とカリファの言葉で今すぐどうこうなる訳でもないし、一旦様子見となった。

 

 

「フーッ、出たぁ!本物の空ぁ!!」

「おっ、出てきたな」

 

岬で待っていたが、原作通りに出て来れた様だ、流石にかっ捌けきたくはなかった、仕方なかったらやるが。

 

「で、そいつは?」

「ああ、花のおっさんは船医でクジラを守ってるんだと」

「ああ、・・・体内からじゃないと薬も打てんだろうしな」

 

そして、クロッカスさんからクジラの話を聞いていると、

 

「うおおおおおお!!」

 

と、クジラの上に登っていて、

 

「何やってんだあのバカはまた」

「ちょっと目を離したスキに」

「ん、おいあれって、」

「ゴムゴムのオオオオオ“生け花”!!!」

 

と『それ』をブッ刺した。

 

「ブオオオオオオ!!!」

「「「何やっとんじゃお前〜〜〜!!」」」

「船壊すなぁ!!」

「・・・・・・!!」

(あっ、クロッカスさん怒りが声になってない)

 

そんなこんなで原作通りに進み、

 

「行ってくるぞクジラァ!!!」

「ブオオオオオオ!!!」

「くははは、騒がしい船出だ」

 

俺たちの冒険が始まった。

 

 

「うりゃああああ!!」

「しっ!!」

 

二人の本気の一撃が触れずに(・・・・)ぶつかり合い、天が割れる。どうもエースが白ひげ海賊団入りしているらしく、今は一海賊として力を示している。

 

「グララ、なかなかやるじゃねぇか」

「くはは、こちらとしては心ゆくまでやりたいところだが」

 

ちらり、と視線を向けるとどちらの船員も心配といった感じの視線を向けてくる。まぁ、こちらとしてはあの白ひげが相手だから流石に心配、あちらとしては病み上がりの白ひげではなく自分が出たい、といった感じか。

 

「それにしてもすげぇな。エース、お前負けてんじゃねぇか?」

「うるせぇよ。・・・ぶっちゃけ前はほぼ負け確だった」

「は?まじかよ」

「くはは、試してみるか?」

 

白ひげ海賊団の隊長格の視線が面白がるものからちょっびり警戒心が(こも)ったものになるのに思わず苦笑が漏れる。

 

「グラララ、おい、てめぇら無駄に警戒してんじゃねぇ。おい、宴だぁ!!」

「くははは、それはいい。エースとの出会いの話とか聞かせてくれ。おい、てめぇら、酒と食料持ってこい!」

「おう!」「はい!」

 

 

「〜てな感じで、襲いかかっては返り討ちにあってな。親父に息子と呼ばれて、仲間になったんだよい」

「くはは、なるほど。エース、喧嘩売る相手は選ばなければ長生きできんぞ?」

「うるせぇよ、マルコも言うんじゃねぇよ」

「くはは、照れるな照れるな」

「お前は兄を揶揄(からか)ってんじゃねぇよ」

 

マルコと一緒にエースを揶揄って、

 

「エースは昔から勇み足でな、まだ十にも満たぬ歳で弟のために海賊と戦おうとしてな・・」

「おい、言うなってアノス。楽しんでるだろお前」

「くはははは」

「笑って誤魔化そうしてんじゃねぇよ」

「ジハハハハハ!形なしだなぁ、エース隊長」

「お前らも笑ってんじゃねぇよ」

 

二番隊のやつらとエースを揶揄ったりして宴を楽しんだ。

 

 

「ぷはぁ、・・てめぇはあいつの親について知ってるか?」

「ああ、多分兄弟で知っているのは俺だけだ」

「そうか。・・・で、どう思った」

「別にどうも?・・・まぁ、生きづらそうだとは思ったぜ?だがなんだかんだで人から恨まれる生まれなやつ多いだろ?」

「気にしても仕方ない・・か。それもまた真実だな」

「ああ、・・・生まれ関係なく不幸なやつもいるし、生まれ関係なく幸福なやつもいる。これからをどうするかしか俺らには関係ねぇさ」

「グララララララ!・・ああ、そうだな。それに皆、海の子だ」

「くはは、そうだな。・・・長生きしろよ?エースの親父?」

「早死にするんじゃねぇぞ?エースの弟?」

 

二人で飲みつつ、(あお)る様に言い合っている海賊らしからぬ内容に、

 

「グラララララ!!」

「くははははは!!」

 

そう笑って、ビブルカードを交換した二人の海賊は再び酒を酌み交わすのだった。

 

 

「じゃあな、今度会ったら多少やり合おうぜ!」

「グラララララ!その時は覚悟しろよ小僧」

「あんま変な暴れ方して周り困らせんなよアノス!」

「くははは、そっちこそ引き際を見誤って仲間困らせるなよ?」

「ゼハハハハハ!エース隊長本当に形なしだな!」

「うるせぇって」

 

そうして、若干騒がしく別れを告げたのだった。

 

 

「あの、提督、グランドライン入ってすぐ奥まで行って、手前に戻ってくるってすごいめちゃくちゃに進んでません?」

「進んでるな」

「進んでるなって、」

 

別に気にする必要もあるまい。航路を決めるのはそいつの能力次第だ。それにウチは海賊王狙ってねぇし。

 

「でもなぜ“リトルガーデン”に」

「ルフィもいるなら『こいつら』見に行くにゃあ、ちょうどいい機会だろ」

「ああ、でもいますかね?巨人族なんて」

「まあ、会えりゃあいいなぐらいでいいだろ」

 

海軍でも見たことはあるが巨兵海賊団の『頭』ともなれば興味も湧くというもの。

 

「それとも、なんか問題あるか?」

「・・はぁ、いいえ。だいたい問題なんてどうとでもできるでしょう?」

「くはは、違いない」

 

そう軽口を叩きつつ、目的地へ向かうのだった。

 

 

「ほお、これはなかなか」

「そうね、巨人族を敵に回したら私たちや四皇でも骨が折れそう」

 

サラッと自分たち四皇クラス発言が出たが本人と最高幹部だけならやれるからなんとも言えんな。

 

「それにしても」

 

マジで戦闘種族の名が伊達(だて)じゃないタイマンならまだしも複数人だと数撃貰いそうだ。、と

 

「うーん、クロスカウンター。マジでここまで拮抗するか」

「まあ、ここまで長引くのはそういうことなんでしょうね」

「さて、と」

 

こっからどうしようか、まぁルフィ達への加勢はいらんとして見学か帰るか。

 

「ま、どうなるか見ていくかな」

「え、あいつら何か仕掛けてくるんですか?」

「うーん、今週にはくるんじゃない」

 

と、話したが数分後もう一度決闘が始まり、

 

「あら、決着着きましたね、でも」

「ああ、」

 

違和感があった、と言おうとしたが

 

「誰だァァアア!!!!出て来ォオオオオオオーーーーーい!!!!!」

 

「・・俺たちの出る幕はなさそうだな」

「ええ」

 

 

〜ルフィside〜

 

すると、敵はむこうからルフィ達の前に現れた。

 

Mr.5と、ミス・バレンタインだ。

2人は、ボロボロになって気を失ったカルーを地面に叩き付けた。

カルーを鳴かせて、ビビ王女一人をおびき出そうとしたのだが、カルーが殴られても蹴られても決して鳴くことなく耐え続けたのだという。ビビは、カルーをひどい目にあわせたこの二人に、敵意をむき出しにした。

 

これを聞いていたウソップも、

 

「お前らか、巨人達の決闘を邪魔したのは・・・!!」

 

と怒りを顕にした。

ウソップは“必殺火薬星”をお見舞いしたが、爆弾男Mr.5は爆発をものともせず、逆に“鼻空想(ノーズファンシー)”での爆発をくらい、ミス・バレンタインの“1万キロプレス”はウタが晒したが、意識を失った。

 

ルフィとウタは激怒し、

 

「うおおあああああ!!!」

 

ルフィは恐竜の骨の家をぶち壊した。

 

「なに!?」

「こいつ!」

 

当然、二人は警戒するが、

 

「邪魔だあアァァァァ!!」

「邪魔よ!!」

「「あああああああ!?」」

 

勝てるわけもなく。

 

「あっ、くそっ、おい!邪魔したのは誰だ!!」

「ルフィ!そいつはいいからドリーさんの所に行くよ!巨人を動かすなんて簡単にはできない!!」

「っ!ああ、」

 

行こうとしたが、

 

ヒュゴゴオオオオオ!!、と見慣れた竜巻が立ち上った。

 

「「「・・・ゾロ(さん)」」」

 

なんとなくやったであろう人物の名前を口にした三人はもう片付いているであろうと考えつつも、ウソップを担いで竜巻の出現位置に急ぐのだった。

 

 

「おう、てめぇらは無事だったか」

「いや、ウソップをやられた」

「いや、面目ねぇ」

「ううん、守れなくてごめんね」

「いや、それよりこれどうすんのよ」

 

とりあえず合流したところ、捕まったが飛ぶ斬撃で倒して無事だった、といった感じだった。ウタウタの能力で作った炎で(ろう)を溶かした。ちょっと火力が高すぎたりもしたが、特に問題はなかった。

 

バロックワークスを倒し、全てが終わった後に残されたは友の遺体だけであった。巨人のブロギーは大泣きした。その声の巨大さは小さなルフィ達の耳をつんざき、涙の量は滝の様であった。

 

次の瞬間、その場にいた者全員の目玉が飛び出す程の驚いた。死んだはずのドリーが、むっくりと起き上がってきたのだ。

 

100年続いた巨人同士の戦いに、さすがのエルパフの武器もつきあいきれず、刃先がボロボロに欠けていた為に、ドリーは致命傷とならずに気絶していたのだった。ブロギーは人目も憚らず、親友ドリーに抱き着いて泣いた・・・と思ったら、もうケンカしていた。

 

 

〜アノスside〜

 

(二人の力以外は原作通りに進んだが、これチョッパーちゃんと仲間になるか?最悪ウチで回収してルフィに預けるか)

 

そんなことを考えていると、メリー号が出港した。そして、怪物金魚“島食い”が現れて、“覇国(はこく)”に貫かれた。

 

「な、・・これは・・・“威国”?いや、・これは」

「くははは、“威国”ではない。わかりやすく言えば“威国”を重ねた技、と言ったところか?」

「ああ、だから私に“威国”を教えたんですね」

「使える機会は少ないだろうがな」

 

いや、“覇国”は本当に使うことあるかわからんが“威国”単体なら使うこともあるだろう。

 

「さて、私たちはどうする?」

「そうだな、・・俺たちもアラバスタに行くか。海軍に恩を売っておきたい」

「・・はぁ、まぁ必要か」

 

 

下の作品と魔王学院で2つ目投稿しようと思ってますが、どれがいいですか?(下のが原作とします)時間がかかったらすみません。100超えたら確実に書きます。

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