“魔王”と呼ばれるとある海賊の兄の話   作:繊月・影

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ある程度話数いくと書けなくなってくるこれはなんなのか。
待ってた人はお待たせしました。


第十五話 魔王と暴君と冥王

 

「うりゃ!!」

「うおっ!?」

 

バギィ!!と蹴り上げ、

 

「せぇぇい!!!」

「ぬぅっ!?」

 

ドッボォォォオオオン!!!と海に蹴り落とす。

 

「ぬうっ!テメェ!!」

「はぁ、島が終わるまで闘(や)ったんだ、もういいだろ?次はテメェの本拠地で闘(や)ろうぜ、じゃあな」

「待てぇぇええええ!!」

 

さっすがにキングやらの幹部勢も交えて勝てると断言できるほど驕ってないし、テメェは将来の海賊王さん(ルフィ)に倒して貰いたいんでね。悪いな。

 

*

 

さて、あのケンカからそれなりに時間が経った。

現在は、シャボンディ諸島で海賊をシバキ回しつつルフィ達を待っている。

 

(いやー、にしても赤髪対白ひげはすごかったな〜。ルフィの空島とスリラーバーグはちっと心配だったな)

 

デイビーバックファイト辺りは心配していなかったが、流石にあそこら辺はな。

 

「さて、もうそろそろ彼らがくるかな?」

「・・・」

「ああ、先達として見せてやんないとね」

 

にやっと、悪い笑みを浮かべて言う。

 

「“新世界”の壁ってやつを」

 

七武海『暴君』バーソロミュー・くま

アーツェノン旅団『総督』モンキー・D・アノス

元ロジャー海賊団副船長『冥王』シルバーズ・レイリー

 

「最終的には作戦は主にくまが立ちはだかり、ルフィくん達主力はアノスくん達が、大将なんかが来たら私が相手どる。これでいいかな?」

「ああ、俺たちのスペック的にガチガチに作戦決めるよりゃあ、こっちの方がいい」

「・・・」

 

まっ、俺がルフィやゾロ鍛えてっからっておんぶに抱っこにならんためにもここらで各々パワーアップイベこなしてもらわにゃならんってだけの話なんだが。

 

(もしこのまま行かれると四皇とか真面目に死ねるしな、俺が守るってのも違うと思うし)

 

まぁ、それでなくても“上手くいきすぎてた”面もあるし、ここは(・・・)原作通りに進めるとしよう。

 

「さて、行くか」

「そうだな」

「?どこに?」

「「ギャンブルだよ」」

 

1時間後、アノスだけが帰ってきた。

くまは頭を抱えた。

 

*

 

〜ルフィside〜

 

(どうなってんだ?くまっぽい奴を倒したと思ったらくまと誰かが出て来た?)

 

パシフィスタのことを知らないルフィには訳の分からない状況だった。

 

***

 

〜アノスside〜

 

(うん、強いな)

 

パシフィスタ1機ぶっ壊して、パシフィスタに戦桃丸とくまと黄猿相手どってまだ耐えてる。とはいえ

 

(まともに戦えてるのはルフィとゾロ、ウタくらいだ。)

 

おっと流石に黄猿は厳しいか。行けっ、レイリー(負け犬)(ポケモン風に)。

 

「ブルック、ウソップを連れて逃げろ~~~!!!全員!!!逃げる事だけ考えろ!!!今のおれ達じゃあ、こいつらには敵わねェ!!!走れ!!!」

 

ルフィ自身も走り出しながら「おっさんありがとう!!」と後の全てをレイリーに任せた。

レイリーはにこやかに「うむ!!無事を祈る!!」と若者達に手を振って見送ってくれた。

 

「俺はルフィ、くいなはゾロ、カリファはウタな。んじゃ、出撃!」

「「了解!!」」

 

一応指示を出して、地面を蹴る。

 

「せぇい!」

「ふっ!」

「はっ!」

「うわっ!?」

「うおっ!?」

「きゃあ!?」

 

「んん〜?あれは〜?」

「ふふ、ここは通さんよ!」

「全くどうなってるのかねぇ〜」

 

(ここに来た将校であんな子いたか?いや、たぶん彼等は将校じゃない、じゃああの子は)

 

「全く次から次に仕事が増えるねぇ〜」

「いやはや、海軍は大変だね」

「どの口でぇ〜」

 

世間話のような気安さを出しつつも、その死闘は加速していった。

 

*

 

「んんっ、あれっ!テメェら!」

「あっ、アノス!?」

「おう、ちっと助けにきたぜ」

 

首を傾げるルフィ達。

 

「助けに?」

「ああ、くまの能力はいろんなものを飛ばすって能力でな?それでそれぞれ修行を兼ねた遠くの島に飛ばしてる」

「?ええっと、くまさんは仲間ってこと?」

「ああ、正確に言うなら親父のな」

「父ちゃんの?」

 

そんなこんなで諸々説明し、

 

「旅行するならどこに行きたい?」

「女ヶ島で」

 

*

 

3日後

 

「はぁ〜、単純に暇だし、腹減るな」

「あ〜、腹減った〜」

「あはは」

 

別行動するのもあれだったからついて来たが、精神的に疲れるな。

 

*

 

「・・・ってなわけで、ちっと力貸してくれ」

「なるほどの」

 

なんか説明キャラみてぇ、なんて考えながら部屋に戻ってきたハンコックに交渉する。

 

「わかった。とはいえ、だ、すんなりと提案を受け入れるわけにはいかぬのでな。戦士として試練を受けてもらう」

「ん、あんがと」

 

構わんな?と視線を送ってくるので許可を出す。

 

「大丈夫なの?」

「何、必要最低限の力を示せって話だ、問題ねぇよ。生半可な鍛え方してねぇし」

 

まぁ、ほぼガープ式訓練+αみたいなやつだが。

 

「そっか」

「まぁ、それもそうね」

 

*

 

てなわけで、処刑獣(笑)なバキュラはパスして、マリーとソニアが相手することになった。

 

「私たちが相手です」

「いざ、尋常に!」

 

ふむ、やはり獣人型、まぁ的をデカくするのは得策じゃないしな。見た目は蜥蜴人(リザードマン)的な感じだな。

 

「七武海(ワニ)級か」

「出し惜しみは無理そうだね」

 

原作より強いフィジカル!

原作より高い技量!!

原作より重い覇気!!!

・・・ガッツリやっちまってんな。

 

「“ゴムゴムのォ〜象拳乱打(エレファントガトリング)”!!」

「“ウタウタ幻想剣”!!」

「“炎の蛇神(サラマンダー)”!!」

「“八岐大蛇(やまたのおろち)”!!」

 

ルフィの拳撃とソニアのハルバード(・・・・)の連撃が、ウタの剣とマリーの戦斧(・・)がぶつかり合う。

・・・まぁ、色々あったが問題ないだろう七武海幹部のマリーとソニアが強いのは当然だし、海賊王になろうってのに弱いのも良くねぇしな。

 

「“双頭の幻蛇(アンフィスバエナ)”!」

「うおっ!?」

 

乱撃に挟み込まれる二連撃がルフィを絡みとらんと迫り、

 

「“怒れる炎大蛇(ニーズヘッグ)”!!」

「きゃっ!?」

「うわっ!?」

 

炎を纏った戦斧がウタごと周囲を薙ぎ払う。

 

 

ちなみに武器を作ったのは俺だ。うーむ、やはり上手く使ってもらえると渡した甲斐があったな。

 

「ふふ、流石はアノスの義弟妹と言ったところかの?よく練り上げられている」

「いや、あれはアイツらの素質だろ。マリーとソニアも含めて」

 

出会った頃はまだ覇気がボロボロだったが、まぁ、恋する乙女は強かったってことかね。

 

「さて、そこまでじゃ!そこからは試合ではすまぬであろう?」

「そーだぞー、初日に飛ばし過ぎんな」

 

*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よぉ、久方ぶりだな。白ひげ」

「あぁ、そうだな。黒獅子」

 

下の作品と魔王学院で2つ目投稿しようと思ってますが、どれがいいですか?(下のが原作とします)時間がかかったらすみません。100超えたら確実に書きます。

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