凡人が行くネタキャラの道 作:空回りさん
プロローグ
───目が覚めると赤子だった。
この程度はよくある事だ。
現に今体験しているし、少しインターネットを漁れば
───ついでに
これも最近だとよくある。
むしろ最近こそよく見る。なんなら俺自身このジャンルが大好きだ。
ここまで来れば自分がどういう状況なのか、こういうのが好きな方々は手に取るように理解るだろう。俺もその1人だ。
さて、次は今世の親の顔でも拝んでやろうか。
そう思い視線を上にやると、
───頭の上に何か浮いてる。
おっ、流れ変わったな。
そうこうしていたら早くも高校3年生。
そろそろこの
自己紹介が遅れたな、俺は
ここ、ミレニアムサイエンススクールの3年生で身長は161cm。乳は無い。
腰あたりまで伸ばし、色んな方向にハネた自慢の銀髪と紫の瞳、4枚の羽が左右に広がっているヘイローがチャームポイント。我ながらガワは凄くすごいと思ってる。
さて、先程の回想でもある通り、俺は転生者で、気がついたらこの
正直な話、俺は生まれた瞬間から勝ち組、いわゆる「俺TUEEEE」が出来ると思っていた。
ヘイローが目に入ってもその想いは変わらず、原作に介入しちゃって、あわよくば先生たちと大立ち回りなんかもしちゃって...
そういう妄想なんかもしてた。
───
入学してしばらく、いや、すぐか。
俺は現実を叩きつけられた。
周囲についていけない俺。
周りは全員理解している事をひとつも分かっていなかった。
「お前は自分達とは違う。」
「お前程度、私達の足元にも及ばない。」
そう突きつけられた気分だった。
実際そうだ。
俺は
長所が少なく、短所ばかりがある。
冷静に考えればすぐにでも分かる。
そんな
ブルーアーカイブのストーリーは奇跡の綱渡りだ。それに俺が介入?あわよくば?
笑わせるな。
あの奇跡の物語に凡人が1人混ざったところで、何も変わらないか、最悪世界の破滅が起こってしまうだろう。
それだけは避けなければならない。
そう思い、俺は名も無き一般生徒として、これから過ごそうと考えていた。
...しかし、そんな簡単に諦め切れなかった。
俺はブルアカが大好きだ。
大好きな世界に居るってのに何もしないのは耐えられない...
───そこで、俺は思いついた。
───そうだ、ネタキャラになろう。