凡人が行くネタキャラの道   作:空回りさん

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忙しいかどうかでいえば忙しいので更新頻度が落ちると予想されます。

頑張ります。









12. 22時、トリニティで。

 

宇沢と遊んだ帰り。もう日も暮れたし、ミレニアムに帰るため夜のトリニティを歩く。

...あ、ついでにヒマリにスイーツでも買って帰るか。そうと決まれば、手頃なスイーツ屋に...

 

スイーツ屋を求めて歩く。こんな時間でも案外開いてる店があるな。

 

...夜のトリニティなんて何年ぶりかなぁ。歩き方も忘れちゃったなぁ...

以前食ったあの美味いスイーツ屋はあの辺だから...こっちか...?

 

...うん??

 

 

うわ!前から爆弾が!!

 

 

 


 

 

 

ドガァァァン...

 

「きゃっ!な、何!?!?」

「爆発音...1km圏内だろう」

 

「先生、先程説明した通りですが...」

「お願い、できますか」

 

「"任せて"」

 

「...!ありがとうございます、先生」

 

「"じゃあ、行こうか。補習授業部、出撃!"」

「「「はい」!」」

「え、ほ、ホントに...!?」

 

 


 

 

 

───んあ?俺、何して...あぁ、成程。

 

夜のトリニティ...スイーツ屋...爆発...

全て繋がったな。

美食研究会...ちょうど、メンバーの1人に用事があったところだ。いや、向こうはこちらの事を知らないんだが...一度も面識無かったはずだし。

 

だが、美食研と接触する良い理由を作れたな。よぅし、お父さん頑張っちゃうぞ〜。

 

...とりあえず、戦闘音のする方へ走る。

手持ちはSMG(MP7)のみか...少し心もとないが...

...流石に今のトリニティにジェット箪笥くんは呼べない。コレで何とかするしか無いな。

 

戦闘音がもう近い。...一応、身元が割れないようにしておくか。

ミレニアムの制服を鞄にねじ込み、その辺に横たわっているスケバンの服を剥いで着る。あとはとりあえず高所へ...

近くの壁を駆け上がる。俺レベルのフィジカルがあるとこんな事もできるのさ!...こんな事しかできないけど...

それはさておき、屋根の上へ。さて、奴らは...いた。

 

...遠くの方に見える、補習授業部とハスミ、そして彼女らと戦っている美食研。

別に補習授業部に用は無いが...美食研も絡むためにも、ここは退いてもらおう。

屋根上を駆ける。あと数十mまで来たところで...跳ぶ。

 

...うわ、跳んだところの屋根が剥げてる。ちょっと申し訳ないことしたけど、どうせ交戦でボロボロだろうし、いっか。

 

そしてそのまま〜〜〜...

補習授業部と美食研の間へ、

 

 

 

ドゴォォン!!!

 

 

「きゃっ!」

「ひゃぁっ!?」

「何よもう!?...え、あ」

「っ...増援!?」

 

「"...!あれは...!"」

 

 

「や、先生。久しいね」

 

 

「"アオバ...!?なんでここに"「なぁ先生」"...何かな?"」

「俺、今から先生達の邪魔するけど.....許してね♡」

「"え?"」

通告ヨシ!マガジンヨシ!チャンバーヨシ!セーフティヨシ!

SMG(MP7)を構える。

「んじゃ、補習授業部!君らが憎い訳じゃないから、気にしないでね!」

「ちょ、ちょっと!?」

トリガーに指をかけ、

「皆さん、回避を───!」

 

ダダダダダダダダ!!

 

「きゃあああ!!」

「コ、コハルちゃ...!きゃあ!」

まず2人。もともとダメージ食らってた分早く墜ちるな。

 

「なっ!ヒフミ!コハル!」

「"アズサ!ハスミ!ヒフミとコハルを回収して逃げて!"」

「「了解した!」しました!」

 

...完全に退いたっぽいな。

一応不意打ちを警戒して「あの...」あ。

ハルナが後ろから話しかけて来る。

 

「どした?」

「...まずは助けていただいた事に感謝を。もう少しで私達は捕まっていたでしょうから。」

おっそうだな。...てか、さっきからジュンコにめっちゃ睨まれてるんだが...なんでぇ?

 

...ん?なんか殺気が...!

「ひとまず、私達はこれで失礼させて「避けろォ!!」ッ!」

 

ドガァァァン!

 

あっっっぶねぇ〜〜〜。

ったく、先生達が戻ってきたのか?ならとっとと迎撃を...

 

「きひっ、きひひひゃあひゃひゃひゃ!!」

 

あ、終わった。

 

 

 

「...お前ら!!死にたくなかったら走れぇ!!!」

「「「ッ!!」」」

「うぇっ!?ま、待ってよ〜!」

美食研と共に走り出す。アレはマトモに相手したら殺される!!!

 

...アイツ早すぎだろ!牽制しながら逃げねぇとすぐに追いつかれちまう!

 

「全員撃ち続けろ!」

 

ダダダダダダダダ...

...全然ダメージ通ってねぇなコレ!!!

 

「皆さん、分散しましょう!!」

「「「分かった!」」」

 

ハルナからの提案。分散してヘイトを散らす戦法、原作でもやってたが、コイツに効くのか...?

...でも、今はそれしかねぇ。

「じゃあなお前ら!次は平和に会おう!」

「ええ、お元気で!!」

 

ハルナ達と別れ、細い路地に入って行く。...あれ?

「ジュンコ?」

「.....。」

ジュンコだけ俺について来た。

 

「なんか用か?」

「...ねぇ。あなた、名前は?」

...えぇ?

「それ今聞くぅ?」

「早く答えて」

なんか圧を感じる...

「うぅ〜ん.....希世アオバ。これでいいか?」

「...アオバ、アオバね...ふぅん...」

なんかスッゲェ噛み締めてるな...そんなに珍しい名前じゃないと思うんだが...

 

「.....。」

「...おーい?どした〜?」

考え込みながら走ってやがる、器用だなコイツ。

 

「...ねぇ、アオバ」

「あん?どしたぁ?」

「スマホある?モモトーク取っておきたいんだけど」

え、マジ?いや、元々ジュンコに用事あったし、こっちとしても嬉しいんだけど...

「お、おう。ほらよ」

ジュンコにスマホを差し出す。あ、ロック解除してねぇわ。

「スマン、ロック解除して...あれ?」

 

 

「.....よし。はい、返すわ。ありがと」

「えっあっ、え?お、おう...」

え?

"モモトーク画面が開かれた"スマホを受け取る。

...え?

モモトークを見れば、確かにジュンコの名前が刻まれている。

え?

パ、パスワードは...?

「じゃあ、私もこれで」

「あっ、おう。じ、じゃあ、また...」

「うん。また今度会いましょ」

 

ジュンコが離脱した。

...当初の目的であった、"ジュンコと交友を持つ"はクリアした。クリアしたはずなのに...

「.......怖.....」

こんなに後味悪い事ある?????

 

 


 

 

 

「ただいま...」

「お帰りなさいませ...あら?」

あぁ〜ヒマリのおかえりが体に染みるぅ〜...

「アオバ貴方...」

「ん?なんか付いてるか?」

「...いえ、何も付いては無いですが...何かありましたか?凄く、疲れているように見えますが...」

「よく分かったなぁ。ま、ちょっと1悶着あってさ...」

実際は2悶着ぐらいあったけどな!

 

「疲れたし、このまま寝るわぁ〜...」

「...はい、おやすみなさいませ」

くぁ〜、クソネミ。

 

部屋の隅のベッドに寝転がる。

今日は色々あったな...ホントに疲れ...た...

 

...でもなんか...悪い気分じゃねぇな。

 

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