凡人が行くネタキャラの道 作:空回りさん
...。
痛ッッてぇ〜〜〜〜。
そうだよね?うん。あんだけ高いとこから落ちたらそらこうなるよね?100mはあったもんね??うん分かってたよ、うん。
え?事故???いやいや、分かってた分かってた。計算済みだってこのくらい。これでもミレニアム3年だよ???全部計算通りだって。かんぺき〜。
...言い訳はこの辺にして。冷静に状況分析をしよう。
後ろには困惑中の
...なんでみんな困惑してんのかは知らんが、丁度いいや。
「スキありぃッ!!!!」
ダダダダダダダダッ!!
「うぎゃっ!」
まず1人。
「オラァそこのネコミミィッ!!!お前も動けェ!!!」
「...へ!?あ、はい!!!」
セリカも動き出したな、よし。ならあとは消化試合みたいなモンだ。なんせ今の俺達には───
『"───2人とも聞こえてる?"』
「"アヤネ、セリカに補給をしてあげて"」
「は、はい!」
シッテムの箱を通じて戦場を俯瞰視点で眺める。
「"アオバ、敵はもう残り少ない。詰めて一気に片付けよう"」
『了解ィ!』
...アオバが最後の敵を倒し、作戦領域から敵はいなくなった。
「"みんな、お疲れ様。帰ってきてゆっくり休んで"」
一先ずは安心、って所かな。
まだ他のアビドスのみんなも来ていないみたいだし、アオバが着いてきてくれて助かった。
「オッス先生、帰ったぞ〜」
噂をすれば。
「"ありがとうね、アオバ"」
「良いってこった。こっちとしてもいい経験ができた」
「せ、先生!いつの間に来てたの!?」
「"あ、こんにちは、セリカ"」
「あ、こんにちは...じゃなくて!」
「"アオバと一緒に来たんだ"」
「アオバって...この人?」
アオバを指差すセリカ。
「おん?俺か」
「"そうそう、その人"」
「なんなのよこの人!突然空から降ってくるし!」
「"空から降ってきたのは...ごめん、私も分からないかな"」
「クッッソ痛かった。二度としない」
ホントになんであそこで降りたの???
そんな感じで適当にダベってたら。
「うへぇ〜、おじさんの知らない人がいるね〜?」
「ほんとですね〜☆」
「ん、誰?」
来た。
「あ、おかえりなさい!先輩方」
「ちょっと!遅いわよ!!!」
「うへ、ごめんね〜セリカちゃ〜ん」
アビドス組がわちゃわちゃしている。あ〜^。やっぱ対策委員会の絡みは脳に効くな。
「で、君は誰なのかな〜?」
ホシノが聞いてきた。では精一杯答えてやろうじゃあないか...!
「刮目せよ!!我が名は「そういうのいいからさ〜」あっはい」
怒られた。
「俺はアオバ。ミレニアムの3年で、一時的にシャーレに所属させて貰ってる」
「さ、3年!?!?」
お、セリカが狼狽えてる。そんなに3年に見えない???
「俺は今日シャーレの部員としてここに来ている。別にミレニアムは一切関係ないから安心しろ」
「"そのことについては私が保証するよ"」
お、ナイス援護だ先生。
「...ならいっか〜。今回はありがとね〜」
許された。じゃ、早めに帰りますか。
「んじゃ先生。俺帰るからさ」
「"あ、分かった。それじゃあ皆、またね"」
「あ、はい!お2人とも、ありがとうございました!」
「ん、またよろしくね、先生」
アヤネに感謝された。これだけで来たかいがあるってもんよ。
シャーレに帰ってきた頃にはもう夕暮れだった。
「んじゃ、先生。俺はもう帰るからよ」
「"うん、今日はありがとうね。助かったよ"」
「いいってこった」
個人的に知りたかったことも知れたしな。
───この先生なら、多分大丈夫。
今日1日過ごしてそう感じた。コレでダメだったら...その時はその時だ。
「...先生!」
「"どうかした?"」
振り返り、伝える。
「頑張れよ!」
───本当に、頑張ってくれ。
今は、そう願うしかない。
「"任せて"」
「...!ああ!任せた!!」
さて、伝えることは伝えた。
帰ろっと。
...俺も、頑張るから。
先生。