凡人が行くネタキャラの道   作:空回りさん

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もっと頑張ります






5.人任せしかできない。

 

...。

 

 

痛ッッてぇ〜〜〜〜。

 

そうだよね?うん。あんだけ高いとこから落ちたらそらこうなるよね?100mはあったもんね??うん分かってたよ、うん。

 

え?事故???いやいや、分かってた分かってた。計算済みだってこのくらい。これでもミレニアム3年だよ???全部計算通りだって。かんぺき〜。

 

...言い訳はこの辺にして。冷静に状況分析をしよう。

後ろには困惑中のツンデレ(セリカ)、そして前には同じく困惑中のヘルメット団がそこそこの人数。

...なんでみんな困惑してんのかは知らんが、丁度いいや。

 

「スキありぃッ!!!!」

ダダダダダダダダッ!!

「うぎゃっ!」

まず1人。

「オラァそこのネコミミィッ!!!お前も動けェ!!!」

「...へ!?あ、はい!!!」

セリカも動き出したな、よし。ならあとは消化試合みたいなモンだ。なんせ今の俺達には───

 

『"───2人とも聞こえてる?"』

最強の指揮官(先生)がいるからな。

 


 

「"アヤネ、セリカに補給をしてあげて"」

「は、はい!」

シッテムの箱を通じて戦場を俯瞰視点で眺める。

「"アオバ、敵はもう残り少ない。詰めて一気に片付けよう"」

『了解ィ!』

 

...アオバが最後の敵を倒し、作戦領域から敵はいなくなった。

「"みんな、お疲れ様。帰ってきてゆっくり休んで"」

 

一先ずは安心、って所かな。

まだ他のアビドスのみんなも来ていないみたいだし、アオバが着いてきてくれて助かった。

 

「オッス先生、帰ったぞ〜」

噂をすれば。

「"ありがとうね、アオバ"」

「良いってこった。こっちとしてもいい経験ができた」

 

「せ、先生!いつの間に来てたの!?」

「"あ、こんにちは、セリカ"」

「あ、こんにちは...じゃなくて!」

「"アオバと一緒に来たんだ"」

「アオバって...この人?」

アオバを指差すセリカ。

「おん?俺か」

「"そうそう、その人"」

「なんなのよこの人!突然空から降ってくるし!」

「"空から降ってきたのは...ごめん、私も分からないかな"」

「クッッソ痛かった。二度としない」

ホントになんであそこで降りたの???

 


 

そんな感じで適当にダベってたら。

 

「うへぇ〜、おじさんの知らない人がいるね〜?」

「ほんとですね〜☆」

「ん、誰?」

来た。ホシノ(おじさん)ノノミ(バブみ)シロコ(あっち向いてホイ)だ。

「あ、おかえりなさい!先輩方」

「ちょっと!遅いわよ!!!」

「うへ、ごめんね〜セリカちゃ〜ん」

 

アビドス組がわちゃわちゃしている。あ〜^。やっぱ対策委員会の絡みは脳に効くな。

「で、君は誰なのかな〜?」

ホシノが聞いてきた。では精一杯答えてやろうじゃあないか...!

 

「刮目せよ!!我が名は「そういうのいいからさ〜」あっはい」

怒られた。

「俺はアオバ。ミレニアムの3年で、一時的にシャーレに所属させて貰ってる」

「さ、3年!?!?」

お、セリカが狼狽えてる。そんなに3年に見えない???

「俺は今日シャーレの部員としてここに来ている。別にミレニアムは一切関係ないから安心しろ」

「"そのことについては私が保証するよ"」

お、ナイス援護だ先生。

「...ならいっか〜。今回はありがとね〜」

許された。じゃ、早めに帰りますか。

「んじゃ先生。俺帰るからさ」

「"あ、分かった。それじゃあ皆、またね"」

「あ、はい!お2人とも、ありがとうございました!」

「ん、またよろしくね、先生」

 

アヤネに感謝された。これだけで来たかいがあるってもんよ。

 

 


 

シャーレに帰ってきた頃にはもう夕暮れだった。

「んじゃ、先生。俺はもう帰るからよ」

「"うん、今日はありがとうね。助かったよ"」

「いいってこった」

個人的に知りたかったことも知れたしな。

───この先生なら、多分大丈夫。

今日1日過ごしてそう感じた。コレでダメだったら...その時はその時だ。

 

「...先生!」

「"どうかした?"」

振り返り、伝える。

 

「頑張れよ!」

 

───本当に、頑張ってくれ。

今は、そう願うしかない。

 

「"任せて"」

 

「...!ああ!任せた!!」

さて、伝えることは伝えた。

帰ろっと。

 

...俺も、頑張るから。

先生。

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