凡人が行くネタキャラの道 作:空回りさん
───アビドスでの戦闘から2週間程が過ぎた。
あれ以来、俺はミレニアムの外に出ていない。特に用事も無かったしな。
そして俺は、いつも通りヒマリにダル絡みする日常を取り戻していた...
「なぁヒマリぃ〜。暇だぞヒマリぃ〜」
「あら、暇ならお勉強でもすれば如何でしょうか」
「テメェなんて事を...!」
勉強が暇潰しになる訳ねぇだろ!!!いい加減にしろ!!!
「それだから、いつも赤点ギリギリなのですよ?」
「ねぇこの話やめない????」
切れ味高ぇな、さすが高嶺の花(?)
「はぁ...では、じっとしておいてください」
「ウッス」
じっとします...
...やっぱ暇なもんは暇なんだよな。どうしよ。
う〜ん、これ以上ヒマリに迷惑掛けるのもな...お、モモトーク。...へぇ?
「ヒマリ!ちょっと遊びに行ってくる!!」
「いってらっしゃいませ」
ちょっと面白いこと思いついた。
楽しげに出ていくアオバを見送る。
「はぁ、面倒事にならなければ良いのですが...」
1年生の時からそうでしたが、アオバが楽しそうな時は、決まって面倒事を持って帰って来ます。酷い時には三日三晩眠らずに尻拭いをした事もありました。
いつもフラっとどこかに行っては、面倒をぶら下げて帰ってくる厄介な友人...
...でも。
「貴方が楽しいなら、それも良いのですけれど」
さて、今回はどんな面倒を持ち帰って来るのでしょう。
やあ、諸君。アオバだ。
俺は今、ミレニアムタワーの屋上に居る。何故かって??それはだな...
「...お、来た」
双眼鏡で先生を発見。
そう、さっき先生からモモトークが来てな。「もうすぐミレニアムに着くよ」って。
つまりだ。この時期に先生がミレニアムに来るってことは...
パヴァーヌ編が始まるんじゃねぇの?ってこと。
で。
俺が今からやろうとしてる事は...そう、ストーキングですね。
待ってくれ、これには訳があるんだ。そう、海より深く、山より高い訳がね...
...いや、原作に、アリスちゃんの初登場スチルってあるよな...あの、全裸で座らされているアリスちゃん...
つまりはそういう事で。
先生とモモミドが廃墟に向かうのを待ちわびている訳だが...
「お、先生の頭にプライステーションが!」
先生気絶しちゃってる、あーあ。
原作を知ってる以上、どこに向かうかは知ってる訳で。先生達をガン待ちするために廃墟に向かっている。
たしか、廃墟の敵はよく分からんロボットだけだったよな。取り回し重視で
さて、一足先に廃墟に到着っと。...初めて来たが、廃墟って言うだけあるな、ここ。
とりあえず、適当な場所に潜伏して待機だ。いい感じの高台を見つけたし、あそこに登っておくか。
さ、あとは待つだけ.......来たな。思ったより早い。
...さすがに遠すぎて何言ってるかわかんねぇな。まあいい、とりあえずついて行くか。
いざ、アリスちゃんを拝みに!