銀翼の鴉と黒の剣士   作:春華

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対クロム・ディザスターはこれで終わりです

ハルユキ君がHARUYUKI化してるかも

あ、後、ついにあの必殺技が……!!


では、どうぞ


第十六話:クロム・ディザスター

「やめろおおおお!!」

 

数歩の助走をつけ、背中の翼をはためかせたハルユキは一筋の閃光となって、今まさに≪子≫のスカーレット・レインに噛みつこうとしているクロム・ディザスターの顔面を殴り飛ばす。

飛行能力の加速によって威力を上げた通常必殺技≪パンチ≫は、クロム・ディザスターを瓦礫の向こうに吹き飛ばしていった。

 

羽をたたんで着地し、クロム・ディザスターに向かって拳を構えるシルバー・クロウの後ろで、ディザスターの手から解放され、倒れそうになったスカーレット・レインをリーファが支える。

軽く咳き込んだ二コは、炎を宿した瞳で二人を睨む。

 

「て……てめえら、なんで……」

 

「なんでって言われても…」

 

「オレ達は仲間なんだから、助け合うのは当然だろ?二コ」

 

ニコニコ笑うリーファの言葉に続くようにそう言ったハルユキは、足元に落ちている真紅の拳銃をつま先で蹴り上げ、空中でそのバレルを掴もうとして………

 

 

「あ」

 

 

失敗した。

カツンと音を立てて落ちた拳銃を拾ったリーファが、何事もなかったかのようにスカーレット・レインの手に握らせる。その表情は「あ~あ、私知らなーい」と言っている。

赤の王はプルプルと体を震わせながら立ち上がると。

 

 

「なに人の装備でかっこつけようとしてんだオラァ!!?しかも落としてるし!もう一度言うぞ!?しかも落としてるし!!」

 

「ひいいい!!ごめんなさい!!」

 

 

案の定シルバー・クロウを怒鳴り散らした。

先ほどの威勢はどこにいったのか、シルバー・クロウはその体を必死に小さくしている。

 

 

「……たく…、まあ、何だ…あんがとよ」

 

「…二コ………」

 

「………わかってるさ。今度は、躊躇しねぇ。決めてやるよ」

 

その声は、誰に向けたものだろうか。

ハルユキ達にも、自分にも向けたものだろう。

 

視線を向けた先では、丁度クロム・ディザスターが立ち上がったところだった。

最早回復する力も残ってないのか、自己修復時の赤黒い光もほとんど消え失せ、代わりに、血のように闇色の粒がその傷口から落ちている。

 

 

「チェリー、もうやめよう。悲しくて、苦しいゲームなんて、やる必要ないよ…」

 

二コの小さな声に、クロム・ディザスターはよろよろと、降参だとでもいうように両手を上げた。

 

まさか、理性が戻ったのか?

 

ハルユキがそう考えた瞬間、何の予備動作もなしに、クロム・ディザスターの体が、猛烈なスピードで斜め上方向に舞い上がった。

ほとんど倒壊したビルの上部に捕まると、それを足場にして更に遠くに飛び上った。

 

「ひ、≪飛行アビリティ≫!?」

 

「違う、≪長距離ジャンプ≫だ!…間違いねぇ…あいつ、サンシャインシティの離脱ポイントからログアウトする気だ。ここで逃がしたら…もう次のチャンスは…」

 

「なら、二コが追いつくまで、クロム・ディザスターは、オレが食い止める」

 

悔しそうに呟く赤の王の正面に立つと、ハルユキは力強く言った。

それを聞いた二コの顔が跳ね上がる。

 

「馬鹿か!?傷を負ってもあの動きができんだぞ!?一人だったら絶対食われる!!」

 

「一人なら…ね。じゃあ、私もいれて二人だね」

 

二コの言葉にそう答えたリーファはハルユキの隣に立って二コを見つめる。

 

「お前ら………っ、いいか。絶対無理すんじゃねえぞ。あたしが着いた時に二人とも食われてました、じゃシャレになんねえんだからな」

 

「わかってるって!!」

 

二コの言葉に頷いたシルバー・クロウはリーファを抱えるとその羽をはためかせて、上空に浮かび上がり、クロム・ディザスターを追いかけた。

 

 

 

 

「……たくっ、まだまだレベルが低いひよっこのくせに…」

 

悪態をつくその声は、嬉しそうで、穏やかだった。

 

「頼んだぜ、二人とも!」

 

そう言ったスカーレット・レインは、二人の無事を祈って一人、走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

「いた!あそこ!!」

 

リーファの言葉に視線を向けると、ビルの間をかなりのスピードで跳躍する鈍い輝きが見えた

その先に青白い光に満たされたエントランスが見えた。恐らくあれが≪離脱ポイント≫だろう。

あそこにクロム・ディザスターを到達させてしまえば、この作戦は失敗となり、奴を討伐するチャンスがほぼ無くなってしまう。

 

 

「オッケー…私が最初に突っ込む。クロウはその後をお願いね。波状攻撃でまずはあいつを落とそう」

 

「わかった。リーファ、気を付けてね」

 

「そっちもね!」と叫んだリーファはシルバー・クロウの体を蹴って反動をつけ、更に加速して急降下する。

リーファの蹴りで多少ふらついたが、ハルユキも攻撃の態勢に入る。羽の加速を応用した急降下キックだ。

 

まず、最初に突っ込んだリーファがその長刀を振るう。

しかし、あろうことかディザスターは急激に軌道を変え、その一撃を回避した。

驚くのは一瞬。しかし、リーファが作ってくれた隙を逃すわけにはいかない。

 

―――たとえ軌道を変えることができても!!

 

変えた瞬間に変えることは不可能だろう。

 

 

「でやあああああ!!!」

 

 

雄叫びと共に繰り出された蹴りはクロム・ディザスターの背中に命中し、そのまま地面に激突する。

羽で制動をかけて着地したハルユキは、駆け寄ってきたリーファを確認した後、衝撃でできた小さなクレーターからでてくるクロム・ディザスターを睨みつける。

 

「ルルルル……」

 

明らかに弱っている声をだしたクロム・ディザスターは、その手をハルユキに向けた。

先ほどブラック・ロータスが受けた技と同じだ。

引っ張られないように抵抗するが、その抵抗虚しく、徐々に引きずられていくハルユキの目に、ごくごく細い赤い線が見えた。あれは…ワイヤーだ。

先ほどの急激な方向転換も、ブラック・ロータスを吸い寄せたあれも、これを使ったんだ。

シルバー・クロウの手刀では切れない。なら―――

 

 

「リーファ!ワイヤーだ!!オレとコイツの間を、どこでもいいから斬れ!!」

 

 

「了解!」と答えたパートナーは、何の疑いもなく自分とディザスターの間を斬る。

その瞬間、体が自由になる感覚。

 

引っ張り合う力が急に無くなったことでお互いに一瞬バランスを崩すが、シルバー・クロウの羽を動かすことでそれを無理矢理カバーし、後ろによろめいたハルユキの体を、相手より早く立て直させる。

 

「でりゃああああ!!」

 

ダッと走り込んだシルバー・クロウのパンチがクロム・ディザスターに入る。

しかし、相手もクロムの名を持つメタルカラー。

多少の物理防御力はあるようで、大して怯まずにその鍵爪をハルユキに振り下ろす。

ハルユキ一人なら、ここでやられていただろう。

 

「やあああっ!!」

 

 

金属音。

 

 

その鍵爪はリーファの長刀に受け止められる。

それを信じていたハルユキは、既に次の攻撃の態勢に入っていた。

 

 

両腕は目の前でクロス。

 

必殺技ゲージが消費され、シルバー・クロウの頭部に、光が集まる。

 

後は、両腕を開き、その言葉を叫ぶだけ。

 

 

 

「≪へッド―――――バァ――――――ット!!!≫」

 

 

 

シルバー・クロウレベル1必殺技≪ヘッドバット≫

射程距離も短いうえに、溜めも長く、隙が多いその技は物理/打撃とエネルギー/光の属性を持っている。

よって、物理に強いメタルカラー相手にも、エネルギーの部分は通るため、申し分ないダメージを与えるのだ。

 

ガツン、なんて生易しいほどといえる音を立てて命中したその頭突きは、クロム・ディザスターを再び地面に跪かせた。

 

 

 

「…うわ………痛そう…」

 

 

そう、思わずリーファに言わせるくらいの音を出していたんだろう。

しかし、まだ戦闘中だ。少し距離を取って様子を見る。

 

すると、クロム・ディザスターの≪口≫から丸いピンク色の色彩を持つ、シンプルなデザインのマスクが現れた。横長の楕円形の眼がおぼろげに瞬き、口元から小さな声が漏れた。

あどけなさの残る、小さな男の子の声。

 

「……ぼくは…強くなりたい…それだけなんだ……」

 

ハルユキは思わず息を呑む。

ディザスターから出てきた≪チェリー・ルーク≫は、ハルユキだけを見ている。

 

 

「君なら、わかってくれるよね…?君も、力が欲しいんだろ…!!」

 

そう言ったクロム・ディザスターの体が、シルバー・クロウに向かって飛び出す。

間に入ったリーファを吹き飛ばし、そのままハルユキに組み付く。

 

 

「力が……欲しいだって…?強く…なりたいだって…?」

 

 

クロム・ディザスターの力に腕の関節が悲鳴を上げる。

背中の羽を動かし、空に逃げれば、簡単に対処できるだろう。

しかし、今のハルユキにその考えは浮かばない。

ただ、チェリー・ルークの言葉に、圧倒的な怒りを感じていた。

 

「そんなんで…そんな理由で…許されるのかよ……!!」

 

怒りと共に頭突きを≪口≫から出ていたチェリー・ルークの顔面にぶつける。

ピシッと、シルバー・クロウのメットにヒビが入ったが、気にしてなんかいられない。

本体が攻撃を受けたからか怯んだクロム・ディザスターに、全力の右ストレート。

 

「その鎧を着て、大勢のアバターを襲って!!自分の子である二コを食おうとしたことが、正当化されるっていうのかよ!!」

 

続いて左脚、手刀、裏拳、膝蹴り、回し蹴り。

怒りのままに、ハルユキは言葉を紡ぎながらラッシュを続ける。

 

 

「お前だけじゃない!!」

 

右腕が度重なる≪鎧≫との打ち合いに耐え切れなくなり、嫌な音を立てながら砕ける。

 

「二コだって、先輩だって、リーファだって………!!」

 

左脚が、砕けた。

羽を動かして体を支える。

 

「タクや、他のバーストリンカーだって…チユや、学校の奴らだって、先生だって思ってるんだ!!強くなりたい強く生きたい…辛いものに、自分の力で立ち向かえるようにって……!!!」

 

 

「皆、みんな……!!」

 

 

 

 

「皆、誰だってそう思ってるんだあああああ――――ッ!!!」

 

 

叫びと共に放った左の拳は、クロム・ディザスターの体を吹き飛ばした。

 

クロム・ディザスターは、数回地面でバウンドし、ついに、起き上がることはなかった―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やったなシルバー・クロウ。後は…任せてくれ」

 

体中の力と意思を使い切り、その場にへたり込んでいたハルユキに、二コの声がかけられた。

 

そのまま赤の王、スカーレット・レインは、チェリー・ルークのいるところに歩いて行った。

あの後、ハルユキの攻撃を受け、動かなくなったクロム・ディザスターの≪鎧≫は、まるで闇に解けるようにして消えたのだ。

そこに残ったのはチェリーピンクの、小柄なアバター。

クロム・ディザスターに乗っ取られ、殺戮を繰り返していたチェリー・ルークだった。

 

 

スカーレット・レインは、チェリー・ルークを抱え、抱き寄せると、いくつかの会話をしていた。

 

その内容はハルユキが知っていいものでもないし、盗み聞きなんてもってのほかだ。

会話が終わると、スカーレット・レインはチェリー・ルークの体をもう一度強く抱きしめ、その胸に銃口が押し当てられた。

≪断罪の一撃≫が、チェリー・ルークの胸を貫くと、少年のアバターが無数のリボンのようにばらりと分解し、仮想世界の空に解けていった。

 

 

周りに沈黙が落ちる中、二コが、ぽつりと言った。

 

「あたしとあいつは、親を知らねえんだ。」

 

「え…?」

 

「前に言ったろ?あたしんとこの学校は全学寮制だって。あたしたちはさ、孤児なんだよ。…で、あたしはこんな性格だから周りと馴染めなくてさ、いつもVRゲームばかりしてた。そんな中、話しかけてくれたのが、あいつだったんだ。面白いゲームがあるから、やらない?って」

 

ニコは、ははっと笑うと、言葉をつづける。

 

「あたしがバーストリンカーになったばかりはさ、あいつが色々教えてくれてたんだ。時には盾になってくれたり、一緒にバカやってたりした。でも…レベルが追い付いて、気が付いたら王になってて…あたしは、自分のことで手いっぱいで…あいつが悩んでたことも、気づいてやれなかった」

 

ニコは肩を震わせ、細い声を絞り出しながら話す。

 

「あいつは、あたしの≪親≫でいたかったんだ…。あたしが、一言…レベルなんか関係ない、あんたはずっとあたしの≪親≫なんだって言ってやれば……!≪災禍の鎧≫になんて誘惑に…!」

 

そのまま背中を丸めて嗚咽を続けるニコに、ハルユキは体を引きずりながら近づき、ニコの肩に手を置いた。

 

「ニコ、確かにブレイン・バーストはただのゲームじゃないけど、それは僕らの現実のすべてじゃない。ニコは、現実の彼を知っている。できるはずだよ。もう一度友達になれることくらい。だってそうだろ?違うレギオン同士の僕たちだって、こうして友達になれたんだから…」

 

その言葉を聞いたニコは右腕でアバターの眼を拭う。

そしてハルユキの手をはねのけると

 

「友達だぁ?んなもん百年はえーよ!特にお前とはな!人の武器落としやがって、何様のつもりだ!手下だ手下!そこから上がってこい!」

 

「ねえ、ニコちゃん、じゃあ私は?」

 

「お前かぁ…?んー…そうだな、お前なら友達だろ、武器ちゃんと返してくれたし」

 

「やった!」

 

そんなばかな!!?

武器を落としただけで手下と友達の差がつくのか…!!

 

「おい、誰が誰の手下だと?」

 

がっくりと膝をついたハルユキの後ろで、冷たく響いた声が聞こえる。

振り向くと、そこにはボロボロのブラック・ロータスと、青いアバター、タクムのシアン・パイルに、例の黒いアバターが歩いてきていた。

 

「先輩!タク!!」

 

ハルユキは叫びながら二人の名前を呼ぶ。

しかしなぜタクムが…と考えたところで、≪無制限中立フィールド≫で死亡したアバターは、一時間後に元の場所で生き返ることを思い出した。

 

「お兄ちゃ~~ん!!」

 

「うおっ!り、リーファ!くっつくなって!!」

 

そうか、あの黒いアバターはリーファの兄だったのか。

なら、安心だな。

 

「………………んん!?」

 

「ハルユキ君、ボロボロじゃないか…よく頑張ったな…と言ってやりたいが無茶しすぎだ!」

 

「え、あ…あはは……」

 

なんか、大事なことに気付いた気がするが、黒雪姫に話しかけられてその内容を忘れてしまった。

ハルユキの苦笑いに「まったく…」と呟いた黒雪姫は、赤の王のところに移動すると、剣の先で彼女を軽く小突いた。

 

「おい、何か言うことがあるんじゃないか?何か、私に、言うことが、あるんじゃないのか?」

 

ゲシゲシと小突かれた赤の王はスクッと立ち上がり、黒雪姫を見上げると。

 

 

 

「乙」

 

「≪デス・バイ・ピア―シング≫!!」

 

なんてことを言い、黒雪姫の怒りの一撃が放たれたが、ニコのほうはそれをひらりと躱し、タクムに近づくと

 

「シアン・パイル、ナイスファイトだったぜ。今日からお前はハカセって呼んでやるからそのつもりでな」

 

「ぐふっ……あ、ありがとう……」

 

と言い、タクムも精神的なダメージを受けながらもその言葉に頷いていた。

彼女ななりの感謝の仕方…なのだろう。そう信じたい。

 

 

 

 

 

 

「さて、これにて一件落着だが……皆、ストレージを開いてくれ。そこに≪災禍の鎧≫があったら、絶対に消すんだ。いいな」

 

黒雪姫の言葉に全員ストレージを展開し、中を確認する。

ハルユキもジッとストレージを見つめ、≪災禍の鎧≫の文字がないことを確認すると、コクリと頷いた。

 

消えたのだ。≪災禍の鎧≫は、今度こそ。

 

 

「うし、ミッション・コンプリートだな。帰ってシャンパンあげよーぜ。あ、お前はジュースで良いだろ、コーラとか」

 

「お前はまだ子供だろうが、馬鹿者。ちょうど赤いしトマトジュースでも飲んでたらどうだ?」

 

またもや言い合いを続ける王二人の次に、仲良く歩いていくリーファとその兄。

その後ろを、タクムと苦笑しながら歩いていたとき―――声ならぬ声が聞こえた気がした。

 

 

「………え…?」

 

「…?どうしたの、ハル」

 

「…いや、何でもない、それより疲れたな…早く帰って飯食べたいぜ」

 

「ハル、僕らがダイブする前にケーキを食べたの、忘れたの?」

 

「そういえばそうだった……!!」

 

他愛ない会話をタクムと交わしながら、帰る。

 

……気のせい、だよな

 

もう一度後ろを振り向き、視線を前に戻した時、自分と同じ方向を向いていたリーファの兄と、目があった。

彼はそのまま、お疲れ、とでもいうように手をあげたので、こちらも手をあげて返す。

 

しかし、ログアウトするためのポータルに乗った瞬間、もう一度、あの声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

――――――――――――喰イタイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じタイミングで、ミッドナイト・フェンサーことキリトの耳には、ある言葉が聞こえていた。

 

 

―――――――――――――次コソ、喰ウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最初は空振り、次はミサイルで不発だったヘッドバット先生がついに活躍しましたね

もっと活躍させてあげてもいいじゃない!!

いや、だからサーベラスとの戦いでジョーカーになるんだけどさ…

ハルユキ君の一人称がオレになるのは仕様なのであしからず
原作でもそう言ってるし、大丈夫かと思いますが一応…ね


では、また次回!!

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