私生活が忙しいです。一ヶ月でテスト二回とか……。
もう少し更新速度上げる努力……頑張ります。
明久が走り去ってから数分後、誰かが廊下を疾駆する音が響いた。
ガラッ「騙されたぁ!」
扉が壊れそうなほど勢いよく開け放ち、教室に明久が飛び込んできた。
制服が何箇所かほつれており、顔には恐怖の色が浮かんでいる。
「殺されるところだった!すごい剣幕で掴みかかってきたんだけど、雄二!?」
「まあ、想定内だな」
「ぶち殺すぞこの野郎!少しは悪びれろよ!」
「そんなことより、今から屋上でミーティングを行うぞ」
喚く明久をよそに教室の扉を開け教室を出ていく坂本。おかしい。こいつらは仲が良いんじゃないのか?関係を疑うぞ。
「災難だったね、あっきー」
「大事を取るのよ?」
「痛かったら言ってくださいね?」
「…………(さすさす)」
明久に声をかけて教室を出ていく遊星、夏樹、姫路、土屋。残った奴で明久の身支度を整える。どうでもいいけど、土屋、畳の跡なら隠れてないぞ。
「大丈夫か、明久?」
「なんとかね……」
「本当に大丈夫?」
「島田さんまで……。ありがとう」
感極まったかのように目を潤ませる明久。やはり女子に心配されるというのは嬉しいものだよな、普通。
「良かった。ウチが殴る余地はまだあるのね」
「ああ!もうダメ!死にそう!」
島田が手を握りしめてニコッと笑うと同時に、腕を抑えてのたうちまわる明久。島田よ。もう少しマシな照れ隠しはないのだろうか。
「大丈夫かの明久」
「だ、大丈夫と言い切れるかなぁ……?」
明久の身を案じてこちらに歩いてきた木下に対し、島田の方をチラチラ見ながら答える明久。怯えすぎだろこいつ。そういえば、丁度いい。木下に聞くことがあったんだ。
「なぁ、木下」
「なんじゃ?えっと……」
「佑野。佑野春真だ。どう呼んでもらっても構わん。ところで、お前夏樹とどういう関係だ?」
「なっ////」
「そうだよ秀吉。さっきから佐藤さんの方を見てモジモジしてたじゃないか」
「そういえばそうね」
「ぐっ////」
「「「もしかして恋人とか?」」」
「ななな……!////」
「そっかぁ。秀吉の恋人がいたのかぁ」
「意外ね」
「青春だねぇ。若いねぇ」
「ち、違う!そんな関係などではない!それと佑野!お主はワシのことを何も知らんじゃろうに!////」
俺たちが話を進めていくと、顔を真っ赤にして否定しだした木下。かなり親しい関係らしいな。面白くなってきたぞォ。
「違うと言っておろうが!……まあ、そういう関係になりたくないといえば嘘になるが……////」
「ノロケ乙」
「ご馳走様だね」
「青春ねー」
「う、うううー……!////」ダッ!
ついに耐え切れなくなったようで、木下は教室から飛び出していった。おそらく屋上に行ったのだろう。俺たちも屋上に向かうとするか。
~屋上~
明久、島田と共に屋上に着くと、坂本がこちらを向いて『こっちへ来い』のジェスチャーをしてきた。そちらの方に移動し、空いている場所を探して座る。
「よっ、遅れた」
「遅いぞお前ら。ところで、秀吉が顔を赤くしているんだが何か知らんか?」
「さあね」
少し離れたところにいる木下の方を見てみる。木下は俺と目が会った瞬間、顔を赤くしてそっぽを向いてしまった。男だと分かっていても可愛いと思う俺は変ですか?
「そういえば雄二、何でDクラスなの?」
「そうよ。何でEクラスでもAクラスでもなくDクラスなの?」
明久と島田が坂本にそう問いかける。そんなことはわかりきっている。
「段階を踏むためだ」
「Eクラスは俺たちにとっちゃ敵じゃないからな」
「クラスは僕らより上だよ?」
「明久。お前の目は節穴か?」
「周りにいるメンツを見ろよ」
明久は少々考えた後、
「バカが2人と、親友が2人と、美少女が3人。それと、ムッツリが1人いるね」
「俺が美少女だと!?」
「ええっ!?雄二がそこに反応するの!?」
「おいおい明久。俺はオープンなスケベだぜ?(ドヤァァ)」
「春真までボケに!?助けて佐藤さん!」
「吉井くん。いくらなんでも初対面の私に向かってバカ呼ばわりはやめてよね……?」
「周りに味方がいない!」
坂本や夏樹と一緒に笑いあったあと、本題に話を戻した。
「
「佐藤さんて、頭いいの?」
「少なくとも、Bクラス以上の実力はあると自負しているわ……」
「へ~。それはすごいね」
「話を戻すぞ。取り敢えず、まずはDクラスを倒し今後の景気づけにする」
「負けたらどうするのさ」
「負けるわけないさ」
そう言って、ニカッと笑う坂本。あれは、面白いことを考えている顔だな。俺もよくするよ。
「いいかお前ら。うちのクラスは――――――最強だ」
「うん!そうだね!」
「他のクラスを見返してやろうじゃないの!」
「…………(グッ!)」
「もちろんじゃ!」
夏樹、遊星と顔を見合わせて笑い合う。こんなふうにみんなで団結するのは何時ぶりだろうか。何だか懐かしい気がする。
「それじゃ、作戦を説明する」
そして俺たちは坂本の話に耳を傾けた。
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