ミサキのメモロビが流れるあのシーンが近いと考えています。
ここまでの内容を踏まえて、タグとあらすじを変更しました。
曇天の空の下、俺はトリニティ自治区の街なかを早足で歩いていた。
ビルと雲の境目すら曖昧な見渡す限りの灰色。住人の姿形こそ異なるが、俺が社会人として過ごしてきた都会の音と呼気にまみれている。
紅葉を迎えていない木々は重い緑色をしていた。
走ったことと湿った空気のせいで汗が体にまとわりついてくるような嫌な感じがした。
ミサキから会いたいという連絡が入った。
今日は彼女が来てくれる日ではない。
だからこそ俺は急いでいた。
ぽつぽつと送られてくるモモトークを頼りに、歩道橋の階段を上った。
くすんだ青色の鉄の塊にはところどころに錆がある。こんな色味の空が、ネガティブな感情を隠そうとするとように曇りという現象を引き起こすのかもしれないと思った。
実際の上空には澄み渡った水色が広がっている。
欄干に両肘を乗せる目当ての気だるげな少女には、低気圧の日は頭痛が起こると話していた彼女には。悲しいことに低気圧の天気が似合っていた。
「ミサキ」
ぼんやりと中空を眺めていた彼女はふり返り、力なく笑った。その笑みが歪んでいるように見えたのは、きっと俺の気のせいではない。
二日前に一緒に出かけたときは、もっと、自然に笑っていた。これは、自嘲の笑みだ。
「ごめん。どうしても、先生と話したくて」
並んで歩いた。足音に違和感はなく、しかし最初彼女は俺の後ろを歩こうとした。俺がペースを落として彼女のとなりに並ぼうとしてやっと、ミサキはとなりを歩いてくれた。
手近なホテルで少し休むくらいでいいという話だったから、適当なホテルでアーリーチェックインをする。ネットカフェやラブホテルでの休憩では満足に話せないかもしれないし、シングル用の部屋では息苦しいかもしれないしと迷いまくり、結局ダブル用のそこそこ大きな部屋を予約していた。
エレベーターの中で、ミサキは体を俺の腕に押しつけるようにして抱きついてきた。ずっと前から変わらない甘い香り。だがその香りへの印象はだいぶ変わった。何も語らずに
ミサキは目的の階に着くと素早く離れ、案内された部屋へと進み電子カードキーをかざした。
部屋には十分な明るさがあった。締め切られた分厚いカーテンからもれ入ってくる光のおかげだった。
ソファや壁にはめこまれた大型テレビ、ウェルカムドリンクなどには目もくれずにミサキは俺をベッドに押し倒し、そして上から覆いかぶさってきた。ミサキはなぜだか、俺の肩口に顔をうずめたがる。
「あなたは、抵抗しないよね」
「……しないね」
「抵抗したところで無駄だから?」
「いいや? ミサキの振る舞いはわりと何でも受け止めるつもりでいたから、かな」
「どうして受け止めてくれるの」
「ミサキがしたいなら自由にしていいんじゃないかって思うから」
矢継ぎ早な質問はそこで途切れた。やがてぼそりと、他の人からそうされたらどうするのかと問われた。
「……どうするんだろう。さすがに言葉でこう、いい具合に丸めこもうとするかな」
「そっか」
俺の手を取ったミサキが腰と頭に手を回すように促すのみで、しばらく無言だった。
「望むことをしなければ、希望も絶望も存在しない。望むようになったから、絶望する痛みや不安に苛まれる痛みを知ってしまった」
鮮やかな花でできた車みたいに、きれいで壊れやすい声だった。
俺はそっと、彼女の背中を優しく叩き始めた。
「出会うことがなければ、別れる苦しみは存在しない。私はもしかしたらそっちのほうが幸せだったのかもしれないって、思うようになっている。頑張って歩き始めた世界はやっぱり、怖くて、痛くて、つらい」
声が震えた。
先生にもこれは、分からないのかもしれない、と。
「死にたいんじゃなくて、ただ、生きていることから逃げたいだけ。その結果に、死という名前が、自殺という名称が与えられている」
逃避なんだよ、と彼女は言った。
一番つらいことから、逃げたい。
俺はただ「うん、逃げたいだけなんだね」と反復した。
「人によってはその一番つらいことが、『ピーマンを食べること』だったり『学校に行くこと』だったりする。それなのになぜか、命を断つことは決して許されない。私は何度も考えたんだ。どうしてだろう? って。結局分からなかった」
うん、うーんと。似たような言葉にたくさんの音色をまぜて相槌を打つ。
「内側から湧いてくる毒が内心を蝕んでいくことや、外側から皮膚が一枚いちまい剥がれ落ちていくような喪失感や、やがて自分がなくなってしまいそうになる苦しみは、怖さは、誰にも伝わらなかったよ」
その声は平坦だった。だからこそ、とっくの昔に諦めたことを語っているのだと俺は気づいた。
穏やかに、丁寧に、ゆったりと。彼女が迷子になってしまわないように、相槌で流れを遅くする。
「私だって本当は、楽しく笑っていたい。それなのにこの欠陥品の器は、生きることの難しさを一生懸命にアピールしてくる。分かってる。そんなのは。自分が一番。やること成すことすべての道を塞ぎながら、けれども自殺への道は決して塞がない。私が歩こうとすれば、そこを歩くしかない。ゴールに向かって、スタート地点からちゃんと歩いているんだ。ただそのゴールが、あまりにも直接的な終わりなだけなの」
段々と早口になるミサキの名を呼び、背中を叩くペースをさらに遅くして、意図的に音を立てて深呼吸をした。彼女が呼吸のペースを合わせられるように。
「つらかったよ」という呟きに「つらかったね」とオウム返しをする。彼女が話をするよりも、ゆっくりと、穏やかに。
「その道を、ミサキは一人で、歩いてきたんだね」
弱々しく頷いたのが分かった。
ぎゅっと彼女のほうからも抱きついてくる。強い力だった。
「笑っていることにすら、申し訳ないと思ってしまう。私なんかが何を面白く思っているんだろう、って。そう思い始めたら、どんどん、悪いほうに考えてしまって。先生しかこの話をできる人はっ、いなくて……!」
ミサキは、涙を流さなかった。声の震えが、泣けないことを泣いているようだった。
これ以上強く抱きしめてしまったら俺の体が壊れてしまうと思ったのか、彼女はベッドに腕を乗せて、そこに力を込めていた。左右が凹み、俺だけが不釣り合いに高い場所にいる。
「あなたが楽しそうに話す場所に、私の居場所はないと思ってしまう。そんなことはきっとないのに。
濁流に飲まれながら、それでも彼女は丁寧な言葉づかいを心がける。言いたいことを言いたいだけ叫ぶのではなく、努めて感情を廃するような調子で激情を語ろうとする。
「あなたと出会う前にはもう、戻れなくなっている。一人の時間が、何か違う。分からない。分からないよ。せんせい」
華奢な体に渦巻く激情が収まるには、それ相応の時間を要した。俺の深呼吸に合わせていた彼女は、頭の中でずっと考えていたことを吐き出しきって疲れてしまったのか、思考しなくてもよい休憩場に向かったようだった。
首筋に寝息が当たり、俺にかかる体重はどんどん増えていった。
彼女のことを、思う。
襲撃されたストレスと、俺が他の人と話しているところを実際に目の当たりにした独占欲と、依存と。彼女の人間関係は狭いから、アリウススクワッドの三人に自分の居場所が取られてしまうかもしれないと、考えたのかもしれない。そんなことはないと信じきれずに。
任務を遂行する機械として扱われていたころにはなかった感情で、これは人として成長しているからこそ抱いたものだろう。
普通であれば、中学生活や高校生活などで育んでいくべきなのに。
花占いで嫌いが出てしまったからもう一度やろうとして花を探すみたいに、望ましい言葉が浮かぶまで言い換えを探す。何度も、何度も。彼女を傷つける可能性があったとしても、伝えたいことがあった。
人とちゃんと接することができるようになったのは彼女のおかげだから、少しでも彼女の力になりたい。そのせいで彼女の不安を煽ってしまったことは悔やまれるけれど、人間関係を構築していくうえでは、避けては通れない道だと思った。
意識が現実に戻ってきたのは、頬に当てられた柔らかな感触と湿り気を帯びた音がしたからだった。
首を動かしてミサキを見る。
静謐な空気だった。絵画とそっくりな気配が漂っていた。
「寂しくて……。ごめん。さっきまでの話、忘れて」
「寂しいって口に出せる環境を作れなくてごめんな」
ミサキはカウンターを予想していなかったらしい。ばつの悪そうだった顔が不思議そうなものに変わる。
次いで、目尻を下げて悲しそうに笑った。彼女の気持ちを受け取った俺が申し訳ない気持ちになっていると想像したのかもしれない。
ぐっとさらに顔を近づけられたせいでミサキの表情が見えなくなる。さらさらの髪が俺の頬や耳を撫でた。
「そんなの、言われたことがない」
彼女としてはこれで終わりにしたかったのだろう。それでも俺は、彼女を傷つけるかもしれないと分かっていながら、話を続けることを選んだ。このままの彼女ではおそらく、心身が持たない。
離れようとするミサキを抱きしめる。俺のほうが力がないのに、彼女は元のように体重を預け直した。柔らかいベッドが少しだけ沈んだ。
「……孤独、なんだと思う。ミサキは」
ミサキは弱々しい声で「うん」と言った。自分を責めているのだと思った。
「孤独を定義するのなら『自分が所属したいと思っている団体の数よりも、自分が現在所属している団体の数が少ないことによってマイナスの気分になること』なんだけど」
続けざまに「たとえば」と言って、一呼吸。
「俺とミサキがいるとして。
俺は所属したい団体が
ミサキは所属したい団体が五個とかだから、今は、俺とアリウススクワッドしかなくて、三個足りていないだろう? それで精神がマイナスのほうにいってしまうんだよ。そんなイメージ」
「やっぱり――」
「欠陥品の器じゃないよ。そういうものなんだ」
人の言葉を遮る意味を、ミサキはよく知っている。普段の俺がそれをしないことも、知っているはずだ。
あやすように背中を叩いた。
「弱点って、裏を返せば才能の偏りだから、活かせることも多いよ。たくさんの団体に所属したいって思っているとおりに所属すれば、顔が広くなる。それはデメリットじゃない」
「でも私は、人といるのが好きじゃない」
「それはたぶん、親しくない人といるのが好きじゃないんだと思う。加えて、この空気感が苦手だな……って感じるゾーンの広さ? みたいなものが人よりも広いんだと思う。俺みたいな関係の人がいるグループが複数あったら、居心地いい場所が多くなるだろう? だから、ゆっくりと時間をかけて親しくなったグループが五個とかあれば、ミサキは孤独じゃなくなるよ」
「……難しすぎる。私はお尋ね者だし、あなたとの関係は唯一無二のものがいい」
俺が言いたいことは伝わっただろう。しかし俺は、ミサキの言葉のどちらに反応を返せばいいのか分からなかった。
背中を叩き続ける。長い間そうしていた。ミサキには整理する時間が必要だ。
出し抜けに、耳元で声がした。
「弱点の話、先生のは……」
「俺のは活かせなかったな。怒られてばっかり。……でもほら、今は助けてくれる人がいるから」
ぽんと背中を叩いて、ゆっくりとさする。少し首を動かすだけで互いの頭部が当たった。
ぽろりともらされた言葉は、少ししか光が届かない部屋に吸い込まれた。
「……私の弱点は、どうすればいいのかな」
人間関係には、心理学が証明したたくさんの公式が存在する。けれど、アラビア語で書かれた数学の問題文にどの公式を使えばいいのか分からないように、そもそもの前提条件から破綻している場合がある。たくさんの公式を知っていたところで、お尋ね者であれば意味がない。
それを知っていながら、俺は「学校とか」と呟くことしかできなかった。思いやりのない返答。それでもミサキは嘆くことすらせずに「行けたらいいね」と返してくれた。
その返答にどれだけの気力と諦めを振り絞ったのだろう。俺はどうして分かりきったことを言わせてしまったのだろう。
物理的に行くことができないから彼女は苦しんでいるのだと俺は思い至った。もう少し文明が進んでいれば、メタバースなどで関係が作れたかもしれない。
「一人で立つのって、難しいね」
「難しいな。俺もできてない」
「……立ってるように、見えるけど」
「そう。立ってるように、見えるだけ」
いい得て妙な言葉を聞いて少しだけ声が大きくなった。
頭を動かしてミサキのそれに当てると、同じくらいの力で反発された。ぐ、ぐぐ、となんでもないじゃれ合いをして、どちらともなく力を抜いて、ふっと息をもらす。
「何してるの? 私たち」
「さあ?」
「もう、何それ」
優しい声には、悲しい響きがあった。ひっくり返せないことがあるからこそ優しくなるあの感じによく似ている。何もできないって諦めが穏やかな時間を作ってくれたのだと思って、胸が痛んだ。
自分は何もしていないし、何もできない。共感するのは身勝手。
本当に?
「立ち居振る舞いを見ただけで心まで透視できるのなら、きっと世の中はもっと生きづらいよ」
「友だちや親友が実は自分のことを嫌っていて、味方が実際には一人もいないって気づくかもしれないから?」
「それもあるし、そう評価されていたことがトラウマになる可能性もあるから。今回に限って言えば、互いの心が見えたほうがいいかもしれないけど」
「またあなたは、そういうことを言う」
そっとぎゅっと、一回だけ抱きしめてくる。
「表情緩んでるぞ」
「先生もでしょ?」
再びゆっくり背中を叩く。ミサキは長い息を吐いた。悪い感情が残っている体の中身を交換したいんだと思った。
「先生とくっついていると、とても落ち着く」
あの日以来、ミサキは突飛な行動をとっていなかった。けれど視線や言動の端々から、触れたいと思っているのではないか、という推測は立てることができた。聞けずじまいでいたし、自分とは無縁の行動だったから、対応の仕方に頭を悩ませている部分だった。
「眠くなる話をしようか」
「……もう眠った」
「それならもうちょっと休むといいよ」
肩を竦めたミサキ。
「人同士が触れ合うと、オキシトシンという幸せを感じるホルモンが出る。だから、とても安らかな気分になるんだよ」
「それは、先生も?」
「……分からん。幼いころに緊張しすぎる環境にいると、それを感じ取りづらくなる人もいるんだって」
俺が話すと同時、ミサキの呼吸はわずかに乱れた。悲しんでくれているのかもしれない。囁かれた「そっか」には哀愁がある。
「でもまあ、俺はミサキと話すの……というか、価値観とか物の見方を話して、それで自分やミサキへの理解が深まるのがすごく幸せだから、あんまり気にしてないよ」
「もう、また――ああ、そうか、そういうことだったんだ」
文の前後で声のトーンががらりと変わる。見落としていた証拠を見つけた探偵みたいに、ミサキには何かが見えていた。
続きを促すために「うん?」と反応を示す。ミサキは俺の肩に顎を押しつけたり、頭を俺のそれにくっつけたりしてから続きを話し始めた。
「先生は、話をすることで、満足するって言ってたけど」
「うん。……ああ――」
「私は、話をすることももちろんそうなんだけど、あまり先生よりも幸せの割合みたいなものは大きくないんじゃないかな。触れ合うことに重きを置きたいんだ」
予想していなかったことが言われて動きが止まった。正確なところで言えば、予想はしていたけれど半信半疑だったことが正解で力が抜けた。代わりにミサキが抱きつく力を強めた。
都会の無音特有の、ごおとか、こおとかいう音が聞こえる。
二人揃って同時に吹き出して、そうかもしれん、そうかもしれない、ああそうかと似た言葉を何度も続ける。
ささっと文字に起こした日記を、目の前の人にそっと差し出す。そして受け取る。
今までは察してきたし、自分のことや、相手の話を受けてさらに価値観を知るための質問は投げてきたけれど。
『ミサキの行動からこう思うんだけどどう?』
たとえばこんなふうに、行動を見て質問することはなかったなと思い返す。どこまでいっても、結局、言葉にしなければ伝わらない。そして、自分の本心をちゃんと言葉にできるかも分からなくて、それが相手に伝わるのかも分からない。
それでも、やっていくしかない。
「言葉にしていく……か」
同じことを考えていたのだろう。
ミサキが肩の力を抜いた。その内容は、少し前だったら恐る恐る口にしていたかもしれないものだ。
「それでもしも、意図せずに傷ついたり、傷つけてしまったら?」
「まじめに話せば……いつかは。いつかはな。どちらかが痛い思いをするんだよ。どうしても、必ず。傷つかない人間関係って、存在しないんだ。……だから、もしも傷ついたときは、こういう物の言い方が傷ついたとか、そんなふうに話すのがいいと思う。傷ついたことをそのままにしないで、自分も相手も大切にする物言いで話すというか」
あと、付き合う場合は、この人になら傷つけられてもいいなって人と付き合うくらいが一番うまくいくと思うよ。
付け足した言葉にミサキは満足そうに頷き、頭を寄せてきた。撫でると、腕の力が強まった。
「……駄目だ。もっと、もっとって、思ってしまう」
「いいんじゃないか? 初期の
徐々に尻すぼみになっていった言葉。
何気なく話して、自分では好いていない概念を出してしまった。失言したかとミサキの様子を探る。大丈夫だから撫でるのはやめないでくれと、俺は何も言っていないのに、先回りして心配ないと言われてしまう。
彼女は俺の機微の一切をおそらく察していた。そしてそれを言わなかったし、言わせなかった。
「人前でこういうことをするのは苦手だって思ったんだけど、合ってた?」
「……合ってる。人の目が、気になってしまって。その、孤立しないためにはできるだけ波風を立てないほうがよかったから」
「じゃあ、
「……その発言、いつかは人前でっても言ってないか?」
「そこは先生次第かな」
やはり人に触れられると、安心するかしないかではなく、危害を加えられるか否かの判断が先にされる。けれどミサキが満足しているのなら、それでよかった。
「先生って、人の心理に詳しいよね」
「それを専門に習う場所にいたから」
「学校?」
「まあそんな場所」
「……学校、か」
その呟きを聞いているのは、この世でたった一人だけだった。
その日の深夜に姫から、リーダーとミサキが連れ去られたという連絡が入っていた。俺がそれに気づいたのは、翌朝のことだった。
孤独の定義や心理学の話です。
孤独感とは「個人が現実に経験している社会的関係が、当人がもちたいと望んでいる関係に比べて、下回ったり不満であると認知されるときに生じる不快な感情」と定義されています。
研究者によっては「自分が一人であると感じること」と簡潔に定義していたりします。
孤独、孤独感という言葉は現実ではもっと柔軟な使われ方をされていると思っています。
今回の主人公の話し方は臨床的な表現を意識しました。一四話からでもその傾向はありましたが、今回はかなり強く意識しました。
実際の心理カウンセラーがこのように一回で話を聞けることは極めて稀だと本には記されています。赤の他人に自分の痛みを見せるわけですから、信頼関係が築かれていないと話を聞けないためです。