異世界チート転生野郎がクズ過ぎて、本来のクズキャラが勝手に改心した件について   作:千葉 仁史

10 / 10
説明※◯性◯◯化について(ネタバレ)など

 作中に登場する両性未分化(りょうせいみぶんか)について

 

 この両性未分化という設定は漫画家・萩尾望都(はぎおもと)女史が書いた、惑星や様々な宇宙人を題材にしたSF漫画「11人いる!」から拝借しました。

 

 フロルベリチェル・フロルというキャラがそれにあたるのですが、彼(彼女?)は少女らしい外見で少年らしい性格を持っており、一人称は「俺」で口もかなり悪い方です。

 フロルの生まれた星では、皆、両性未分化(性別が無い状態)で生まれ、二十歳から二十五歳まで男か女に勝手に分化しますが、ホルモン剤を投薬すれば、自分で男か女か選べることができます。しかし、この星の文化では長子だけが男になり、長子以下は女になることが決まっています。しかも一夫多妻制です。フロルは末っ子でしたが、どうしても男になりたくて、難関である宇宙大学に入学できたら男になっても良い、という約束を取り付けて、大学入試に挑みます。

 しかし、その最終試験に挑むグループメンバーは10人と聞いていたのにも関わらず、試験会場である宇宙船には1人多い11人のメンバーが揃っていたのでした……。

(ちなみに主人公はフロルではなくて、別の人物です)

 

 少年少女でもあり、少年とも少女ともいえない曖昧な存在なメニール。フロル出身の星以外にもそのような宇宙人はおり、作中でも分化前を「天使」と呼ぶ惑星があります。最も、フロルの星では「ガキ」と呼んでいるそうですが。

 

 「11人いる!」はSFサスペンス漫画であり、11人目の謎の受験者の存在に受験者メンバーは疑心暗鬼になりながらも、協力して試験突破を目指します。この11人目はいったい誰なのか、気になる方は是非とも読んでみてください。

 

 そんな突飛な設定こと両性未分化をストーリー上で使いたくて、かつ「異世界転生した人物がチートで無双で大暴れする話があるのならば、そいつのせいで異世界の人物が迷惑を(こうむ)る話があってもいいじゃないか/裏をかいてチート野郎と対決する話があってもいいじゃないか」を考えており、(きょう) 迫三郎(はくさぶろう)というクソみたいな名前を思い付いたことにより、チートクソ野郎から逃げるストーリーが思い浮かびました。

 

 ちなみに蒼二郎と鳴一郎の(当初の)モデルは、三國無双の曹操と夏侯惇を若くした感じでしたが、書いている内に少しずつ変わっていきました。もう少し男らしくしたかったです。

 

 話を続けるならば、現実世界でギルギル2がでて、義肢を求めて新たな大陸に逃げる蒼二郎と鳴一郎、ギルギル1の知識しか無いため追い掛けられない迫三郎、そして第2のクソみたいなチート転生者を登場させるなど、話を広げてみたかったです。

 

 はじめて「異世界転生者ノベル」を書きましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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