「生存者は居ない...無事なのはカルデアスだけか...
事故ではなく人為的な破壊工作...まさか本当にレフ教授が...」
この場にいる全員が考えを巡らせていた時、アナウンスが動き出す。
「動力部の停止を確認、発電量が不足しています。
予備電源への切り替えに異常があります、職員は手動で切り替えて下さい。」
そして一番最初に動き出したのはDrだった
「...地下の発電所に行く、カルデアの火を止める訳にはいかない。
君達は急いで道を戻るんだ、今なら間に合う。
寄り道するんじゃないぞ!!外に出て外部からの救助を待つんだ!!」
再びアナウンスが動き出す
「システムレイレイシフト最終段階に移行します
座標西暦2004年1月30日日本冬木
ラプラスによる転移保護成立、特異点への因子追加枠確保。
アンサモンプログラム・セット、マスターは最終調整段階に入って下さい」
ん?何か聞いた事あるぞ...冬木?!
「生存者は居ないか?!」
酷いな管制室も...
「分かんないけど多分全滅だ!!所長とか管制室に居た人は木っ端微塵だ生存者0だよ!!
Dr外に送った人達をカルデア内に呼び戻してくれ!!」
状況把握の為の要員は要らない、必ず外の世界は突如滅ぶんだしな...でもタイミングが早いな今回。
「何でだい?!外に応援を要請しなければカルデアは孤立してしまう、今の内に接触を図るべきじゃないか。」
「無駄なんだよ、もうすぐ確実に世界は滅ぶからね。」
「...は?」
突拍子もない話だった、でもDrは聞いてくれたし最低限の被害で抑えられる。
そして少し経った後、カルデアの色が変わった。
「観測スタッフに警告、カルデアスの状態が変化しました。
シバによる近未来観測データを書き換えます、近未来百年までの地球において人類の痕跡は発見できませんでした。
人類の生存は確認できません、人類の未来は保証できません。」
藤丸達のところに向かうか...一人は寂しいからそれくらい許してくれるよな...
それはそれとして情報は欲しいからねうん、糧にさせてもらおう。
「中央隔壁閉鎖します、館内洗浄開始まであと180秒です。」
「コフィン内のマスターのバイタル基準値に達していません
レイシフト定員に達していません
該当マスターを検索中...発見しました
適応番号48番藤丸立香
適応番号49番神崎麗
適応番号50番藤丸立香
をマスターとして再設定します
アンサモンプログラムスタート、霊子変換を開始します。」
藤丸達には何が起きてるか分かんないよね、俺も分かんないし。
...喝は入れてやるか
「あの...先輩...
手を握ってもらっていいですか?」
心細いもんな...そうだね...
「おらお前らどっと構えろよ、ほら後輩ちゃんの手でも握ったれ。」
「...ありがとうございます」
「レイシフト開始まであと3」
「...神崎」
「2」
「ん?」
「1」
「頼むぞ、信用してるからな。」
おお藤丸がいいやつ過ぎる...マジで...
「安心しろ俺は大丈夫だ、俺もお前を信用してるからな。」
「全工程完了、ファーストオーダー実証を開始します。」
何だかんだここまでは生き残れたな...
どんな困難が待ち受けているか、でも俺は絶対に勝つ。