特異点F
さてどうするかな?
初めての...何だっけ特異点攻略だったか?
まあいいや、取り敢えず生き残って...まあこの腕輪?からの?Drからの通信が来るまで待つか。
てか特異点への通信ってどういう事なのかな?考えない事にしよう...
「取り敢えず藤丸探すか」
...趣味悪いなぁ、石化か。
石化の魔術ね恐ろし...縄張りと考えていいよな?
うんこの中に藤丸達は居ない、目隠れも居ないな。
コイツ?ってかワカメじゃね?
ワカメだった事の確認が終わった、そして少し場所を変えたその瞬間...何か鎖に囲まれた。
...何だこの鎖?この勝手に動く鎖に、俺は囲まれた。
無闇に手を出すのはよくないよな、取り敢えず石でも投げて観察。
粉々に砕かれたんだが?怖いんだけど?
触れたら死ぬなこりゃ...
「あら用心深いわね」
何あのサド風美人...見た事ある気がする...
「この周囲の惨状って姉さんが原因?」
「いいわね、頭のいい勘のいい獲物ほど狩り甲斐があるわ。」
話をする気はなしか...
「その視線いいねゾクゾクするよ」
絶賛俺のチン◯が縮み上がっております、怖いです。
「...貴方何者?」
「どうも異世界転生した一般人です」
普通なら強キャラ、だが今の俺は凡人。
「まあいいわ、手応えはありそうだしね。」
まあ死に戻りで一手一手往せば対等に戦えるからね...
瞬間移動もしてくるし目に見えない速度で動いてくるがなコイツ、キツイな。
これまで何回死んだ?
「このイカレサイコババアが...」
「あなた魔術師でしょう?魔術は使わないの?」
「残念ながら俺は魔術師じゃない、結局学ぶ事ができなかったからね。
「へぇ...
青青しいけど才能はあるわね、それに未来予知かしら?私の攻撃が当たる前から避けてるものね。」
「...魔術なしでアンタみたいな人外の化け物と戦わないといけない俺の気持ち、少しでもいいから汲んでくれないかな。」
弄ばれてるの辛い、未だあの刃を使ってこないのは何故か。
...まあ棒の部分でも簡単に当たれば死ぬんだけどね、肉体は一般人なんだわ俺。
「...当たらないわね」
あっ刃を喰らった...左腕か...
そしてそのまま棒で叩かれて叩き殺される、また俺は死に戻る事になった。
この怪我...死に戻ったのに治ってない?
あの刃に切られた場所だ...何だこれ?
落ち着け、考えろ。
「あら用心深いわね」
「...なあアンタのその武器の刃ってどんなモノ?呪い?でもかかってる?」
「勘がいいわね、この槍は不死殺しの槍何をしても治らないの。
素敵よねぇ...未来ある者達に一生消えない傷を残せるのだから...
肉体を完全に治癒できる奇跡であろうとね...」
ああそういう...
コイツの攻撃を受け続けたらいずれ死ぬのか...完全に詰むのか...
まあ毒はないだろう、じゃあ捨て身で殺さないとな。
一撃必殺の技...このチェーンの檻の中で、今の俺が使える一番強い攻撃方法。
武器になるものはない、爪はだめだ効かなそうだし普通にっこのヘナチョコの爪でどうしろと言うのだ。
蹴りや拳では殺せるとは思えない...体当たりも同じだろう精々怯ませるぐらいか...
今の俺が使える一番強い攻撃は、噛み付きだ...それでいて確実に急所を狙う必要がある。
無傷では隙は作れないだろう、意表を突く必要がある。
...死んでも勝つ、腕一本で生き残れるなら儲けものだ。
このままジリジリ死んでいくなら、一撃に全てを賭けるのも悪くないだろう。
「なっ!!」
反射で引き寄せたな?!左腕一本でアンタのその首筋を噛み切ってやるよ...
目の前のサド女にへばりつき、首筋に噛み付いた。
勝ったと思った、だけどその首筋は異様な程に硬く俺の歯は通らなかった。