Fate/Grand Owata   作:アクト(act)

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やらかした...

途方もない時間を過ごした、そしてあの魔術師に殺された後久しぶりに学校に行く事にした。

...息抜きだ、今の内に懐かしい精神補給しないといけないからね。

 

 

「神崎凄い顔してるな!!悪夢でも見たのか?」

 

 

コイツの名前は...忘れたわ...

えっと学校の友達で何か...何だっけ?幼馴染で仲良い

 

 

「...すまん名前なんだっけ?」

 

 

とんでもないコミュ障になってしまった気がする...何て言うか俺だけ40年振りに会った高校生の友達と話す感じだからね...

 

 

「昨日ちゃんと寝たのか?藤丸だよ藤丸立香!!ほら水飲め顔色も多少マシになるだろ」

 

 

そうだ藤丸だ、いかにも普通なやつ。

 

 

「思い出したわサンガツ」

 

 

「何か変だぞ?」

 

 

「いつも通りだよ、今日の授業なんだっけ。」

 

 

「そりゃいつも通りだが...」

 

 

どうしよういつも通りが...分からない!!

記憶が擦り消えている、ドジ踏むのは確実だろうな。

 

 

「それと一人だとやっぱ不安なんだ一緒に来てくれ!!」

 

 

ん?何の話だ?分からない...

 

 

「すまん...何の話だっけ?」

 

 

「昨日LINEで送っただろ!!もう忘れたのか?」

 

 

スマホ意気消沈中なんだよね...朝は平気だったけどあの天使(仮)が触れた時に完全にぶっ壊れた...

 

 

「すまん何だっけ、実はスマホぶっ壊れてさ確認できないから口頭で説明してくれ。」

 

 

「すご壊れたテレビみたいになってんじゃん、まあ分かった今コッチから画面見せるわ。」

 

 

その瞬間藤丸が俺とのラインを開く

 

 

「おい...は?」

 

 

「おいどうした藤丸?」

 

 

俺と藤丸とのラインだけが文字化けしていた...怖い...

 

 

「おいおい何したんだよ麗...ウイルスか何かか?」

 

 

つまらん冗談だ...ハハッ爆笑...

 

 

「実は夢の中で不審者に異世界転生させられる夢を見たんだ...その時にな、

何してくれとんじゃぁぁ!!おどれ貴様ぁぁ!!

って言った事は覚えてる。」

 

 

「唐突な方言...

思ったより元気そうで安心したよ」

 

 

「そりゃ...うんまあ?」

 

 

「おいおいしっかりしろよ...」

 

 

気不味い...

 

 

「...すまん、何する予定だったんだっけ。」

 

 

「...実はさ親に献血に行けって言われてよ、でも一人で行くのが怖くてな?誰かについてきて欲しいんだよ。」

 

 

なるほど!!

何でコイツ美少女じゃないんだろうな...何て言うか...

 

 

「...はぁ何でお前美少女じゃねぇんだよぉぉぉ」

 

 

「おまっ怖いもんは怖いし仕方ないだろ!!男で悪かったな!!」

 

 

血か...俺もオッサンに誘拐されるのは怖いし一緒に行くか...

 

 

「いいぞ」

 

 

「助かる!!礼にジュース一本やるよ!!」

 

 

マジか〜じゃあネクター...いや確か献血ってジュースもらえるんだよな...

 

 

「それ貰えるヤツだろ!!」

 

 

「バレたか、気が付かなければいいものを...勘のいいガキは嫌いだよ。」

 

 

「献血した事あるからね」

 

 

これって俗にいう些細な幸せだよな...あと護身用に簡単な適当な刃物も用意しとくか...

 

 


 

 

「麗お前献血の時凄い顔してたぞ」

 

 

えっ待って真顔でいたと思うんだけど...ただあの魔術師に手首を切られた事は思い出したけど...

 

 

「どんな顔してた?」

 

 

「こんな顔」

 

 

何だその顔...

 

 

「少しいいかな君達?」

 

 

「あっいいですよ何ですか?」

 

 

俺と藤丸の血を抜いた人だこの人...何か病気でも持ってたのかな?

いやでもそれを確認するのは後か、どうしたものかね。

 

 

どうしようこの人メッチャ怪しい...

そもそも献血で、血を抜く前に先に血液型を調べるのもおかしい話だ。

...臓器売買か?血液型が合えばその次に内臓が適応するかの検査だよね、最悪魔術師の可能性もあるだろう。

 

 

「興味ないです〜」

 

 

「まだ何も言ってないでしょ!?」

 

 

「そうだよまだ要件を聞いてないだろ?」

 

 

「知らないのか?藤丸...

最近変な噂があるんだよ、献血を受けた人が世界中で何人も行方不明になっているって。

何と海外に売られて内臓抜かれてしまうんだ!!その内臓は病気の金持ちに買われてしまうんだぜ...」

 

 

「そんな事知ってる癖して俺のお願い忘れたのかよ」

 

 

藤丸が俺の頭を叩く、思い出したコイツは馬鹿だどこまでを人を信じるお人好しを通り越した阿呆だ。

 

 

「こういう感じで誘われるのは怪しいに決まってんだろ!!

てか怪しい人に間違いないしこのまま帰ろうぜ?」

 

 

「確かにそうだな...」

 

 

「酷い言い草だね...」

 

 

雰囲気がアレだしな魔術師かなこの人...藤丸を巻き込む訳にはいかないな...

いや藤丸が魔術師に連れて行かれた後から始まる物語なのか?どうしようこれ試してみようか...失敗したら首を掻っ切ればいいしね!!

 

 

それで家にまでしつこく勧誘してきた魔術師の提案に頷いた瞬間ヘッドフォンとアイマスクを付けられて...

 

 

「あっすみません、大丈夫ですか?今ちょっと前が見えなくて。」

 

 

「ああうん気にしないで...」

 

 

俺と藤丸以外の被害者が居ると知り心の中で涙した...

 

 

でもそんな事はどうでもよくて、俺の飛行機酔い...何故か治らないコレを何とかしてほしい。

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