どうやら俺のブルアカにドラゴンエンジンが搭載されたみたいだ。 作:スーさんFDP
遅れました!!!
すみません!!!
ああ、せ、先生ッや、やめて離して!!!
「おや・・・これは・・・」
本日、シャーレの当番であるイロハは、現在外出中の先生の代わりに留守番をしていた。
丁度、ワカモやシャーレスクワッドのメンバーたちもそれぞれ別の用事で出払っている。
そんなわけで、のんびりとソファに座っていたのだが、先生の机が目に入り、気になって机の上を物色。
すると、ブックエンドの所に挟まれていた小冊子を手に取る。
書いてあった字は自信の良く知る大切な後輩であるイブキが書いた物だ。
タイトルは「当番日誌」と書かれている。
「ふむ・・・もしかして当番に来ているイブキが自分で書いている物ですかねー?」
少し気になったイロハは冊子を開く。
○月×日
今日は先生といっしょにお仕事をがんばりました♪
お昼ごはんに先生がカレーを作ってくれました♪
とっても美味しかった♪
「先生の手作りカレーですか・・・少し羨ましいですね・・・」
小さく微笑みながら、頁をめくる。
×月△日
今日は先生と一緒にお外で仕事をしました。
手を繋いで街を歩いていると、怖い人たちに10回程絡まれましたが、先生が色々な方法で倒してくれました。
帰りに食べたお寿司が美味しかった♪
「・・・・・・いや巻き込まれすぎでしょう・・・」
イロハは内容の可笑しい内容の日誌に一人でにツッコむ。
確かに、先生とよく歩いていると、見知らぬ大人が喧嘩を良くふっかけてくることはありますが・・・
とりあえず、次の頁をめくる。
△月□日
今日は先生と一緒に社会見学でとばくじょう?という所に行きました。
何でも生徒の一人が捕まっているとのことでせんにゅーそーさをしました♪
「社会勉強の一環だ」と先生はそう言って中に入って、サイコロさんでゲームを始めました♪
そしたらイブキはたくさん勝って、その後先生がたくさん暴れて、爆発しました。
帰りに「イブキのおかげだぞ」って言ってくれて、夕飯は高級焼き肉を食べました♪
美味しかったです♪
PS:生徒さんは無事に助けられました
「ちょっと! 先生何してるんですか!というか、何で爆発したんですか!意味が分かりません!」
内容を読み、普段は出さない大声を出すイロハ。
「何だか、嫌な予感がしますが・・・これもイブキの為です・・・」
とりあえず、言い訳を言って、次の頁をめくる。
□月◇日
今日は先生とそーぷ?っていう大人のお風呂屋さんに行きました。
先生にそこはどんなことする場所なの?と聞いたけど、先生は教えてくれませんでした。
先生は行った事あるのと聞いたら、とても難しい顔をしながら「まあ、なくはないな・・・」と苦しそうに言っていました。
なんでだろう?
お店の中に入ったら、受付の人に「子連れはちょっと・・・」「社会勉強の一環だ」「無理です・・・!」と少しもめましたが・・・最終的に先生が近くの彫像を壊して、「迷惑はかけない」と説得して中に入りました。
用事が終わった後、ダンプカーがツッコんできて建物は壊れましたが、帰りに美味しいフルーツサンデーを食べました♪
「・・・・・」
イロハは無言で頭を抱えつつも、次ぎの頁をめくる。
◇月×日
シャーレで仕事をしていたらテレビでアイドルの番組がやっていました。
イブキもアイドルやってみたいな~~と先生に言ったら、先生はすごくすご~く難しそうな顔をして、「その・・・もしも好きな人が出来たら・・・ゴム・・・いや準備はしっかりするんだぞ・・・」と噛みしめるように伝えてきました。
その後先生は険しい顔をしながら、赤ちゃんについての本を読み始めました。
今度先生に会うときはゴム・・・ヘアゴムでいいのかな・・・?
「いやどういうことです!!・・・え、意味が分からないんですけど・・・あとイブキの前でゴムなんて言葉使わないで下さい!」
×月○日
今日はワカモちゃんにお料理を習いました。
美味しさの秘訣は愛情と教わりました。
出来上がったオムライスに先生とワカモちゃんの三人でおまじないをかけました。
呪文は、おいしくな~れ♪ おいしくな~れ♪ 萌え萌えキュン♪ だそうです。
因みにワカモちゃんはその後大量の鼻血を出して倒れました。
オムライス美味しかったです。
「・・・・・・・・・」パタン
どうやら今のが最近の記録のようだった。
見終えたイロハはそっと日誌を閉じて元の位置に戻す。
色々と言いたいことも羨ましいなと思うこともあります・・・
「ですが先生、戻ってきたらお説教です」
――――――――――――――――――――――――――――
場所は変わって、近くの公園
“ん?・・・”ブルッ
「どうかしましたか先生?」
謎の悪寒を感じ取った先生は現在、救急医学部のセナと共に一仕事終えて、遅めの昼食をベンチで取っていた。
“いや・・・急に寒気がしてなぁ・・・風邪引いたかな・・・”
「・・・失礼しますね」
セナは先生の言葉を聞いて、前髪をあげながら、自身の額と先生の額をくっつけ、体温を測る。
“おいおい、体温計なら持ってるだろう?”
「・・・・・・・・この方が早いので・・・」
先生の言葉にひっそりと否定の返事をして、さっきより体を寄せて、額をくっつけ続ける。
「ふむ・・・熱は無いようですね」
“そうか・・・ならとっとと離れてくれるか”
「・・・・・・はい・・・」ショボン
少し残念そうにしながらくっつけていた額を離す。
“(セナの感情も大分読み取れるようになったな・・・)”
「そう言えば先生、用件は無事終わりましたが、これからシャーレに戻るんですか?」
“そうだな・・・今日の当番はイロハだったな・・・”
「あれ、それでしたらイロハさんは今日ずっとシャーレで一人ですか?」
“今日はワカモ達も居ないからなぁ・・・よし、今日はイロハと飯でも食うかな。セナもどうだ?”
「そうですね・・・いえ、イロハさんに悪いですし、私は先にゲヘナに戻ります」
セナはイロハのことを思ってか、先生との時間を邪魔しない為、先に戻ることにした。
“そうか、そう言えば、車の中にシャーレの植物園で作ったスイカがあるから、救急医学部の子達と食べてくれ”
「はい、ありがとうございます。それでは先生、お体にはお気をつけて下さいね」
セナはそう言って、ゲヘナへと帰っていた。
“さて・・・俺もシャーレに帰るとするか”
このあと先生はイロハに滅茶苦茶説教され、カレーを作らされましたとさ・・・
第19話「イブキの当番日誌」 完
すみません。
リアルで仕事が忙しく、体調を崩していました。
あと他に小説のネタを色々と書いていました。
あとゼンゼレ楽し・・・
先生「覚悟出来てんだろな」
ひえ・・・!!