どうやら俺のブルアカにドラゴンエンジンが搭載されたみたいだ。   作:スーさんFDP

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ノリと勢いで作りました!

後悔はありません!!

あ、いて! 石投げないで!! ボウリングの球は死ぬぅ!!




第20話「メイド喫茶フォーシャーレ」

 

 

「せ“ん”せ“~~た”す“け”て“~~」

 

“ん・・・”

 

朝っぱらからシャーレにやって来ては大きく泣き喚いているのはミレニアムのゲーム開発部であるモモイであった。

 

他の生徒ならいざ事情を聞くところだが・・・

 

“どうせユウカに怒られたんだろ・・・”

 

先生のモモイに対する信頼(笑)は厚かった。

 

「うう!!!」

 

「・・・先生、ほっといてくれて構いません仕事をしましょう」

 

「うわ~~~ん!!ケイもゲーム開発部の人間でしょ!!何でそんな冷たいのさーー!!」

 

「うるさいです・・・あと私はクソゲーム開発部の一員ではありません。私はアリスのお目付役として、通っているだけです。あと本日は当番なので、早急にお帰り下さい」

 

「うう、アリスと違って純粋に口が悪い・・・先生、ケイにどういう教育してるのさーー!!」

 

“何で俺が怒られてるんだ・・・”

 

「モモイ変なことを言うのはやめて下さい・・・私をここまで育てたのはリコであり、そこのヤクザ紛いの大人ではありません」

 

“・・・お前もハッキリ言うなよ・・・ケイ・・・”

 

しかし、いつもながらに手厳しい言葉を投げつつも、しっかりシャーレの当番に来る当たり、ケイもちゃっかりしている。

 

“で、今日はどうしたんだ?”

 

「そ、それは・・・」

 

「なんてことありません・・・ゲーム開発部の癖にゲーム開発をサボって、予算を使い果たしただけです」

 

“なんだいつもの事か・・・”

 

「いつもの事ってどういう意味~~!!」ジタバタ

 

先生の言葉に今度はプンスカと擬音が聞こえるくらい、モモイは癇癪を起こす。

 

“それで、ユウカにはどんな条件をクリアすれば許して貰えることになったんだ?”

 

「それだよそれ!!ユウカってば1ヶ月は待ってあげるから、それまでにゲームを作って見せてみなさいって・・・!!」

 

“随分甘くないか・・・?”

 

先生はユウカの条件の低さに少し驚いた顔をする。

 

「ですが作成する予算がもうありません・・・さようなら、クソゲーム開発部」

 

ケイの言葉を聞いて、先生はなるほどといった様子で頷く。

 

「ううう・・・・ねえ、先生・・・その融資の相談を・・・」

 

“誰が受けるか、馬鹿・・・”

 

「ええ!!じゃあ誰か紹介してよ~~!!」

 

“出来なくは無いが・・・”

 

「ええ、いるの!?」

 

 

 

 

 

 

「ええ、才羽モモイさん・・・融資の件は、縁が無かったということで・・・」

 

「・・・・・・」チーン

 

“流石に断るよな・・・”

 

「兄さん、流石に俺も熱湯のプールに氷で出来た船で遊ぶ趣味はありませんよ」

 

「言い得て妙ですね、峯さん。先生とは違い知性を感じます」チュー

 

義孝の上手いたとえを聞いてケイはオリジナルマンゴージュースを美味しそうに飲む。

 

一応、モモイの希望を叶えるためにアビドスにやってきた3人は件の義孝をモモイに紹介し、話を聞いて貰ったが一発で断られる。

 

“義孝も急にすまないな・・・”

 

「いえ、今夜中に10億もってこいとかに比べれば可愛いもんですよ・・・」

 

「そんなアホなこという奴がいるんですか?」

 

「ええ・・・まあ・・・」

 

ケイの言葉に義孝は苦い記憶を思い出しながら返事をする。

 

「どうしよう~~これじゃゲーム作れないよ~~バイトじゃ間に合わないし・・・」

 

頭を抱えるモモイに先生は仕方ないなといった様子である提案をする。

 

“モモイそれなら・・・・”

 

「・・・・・・ええーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

時間は遡り・・・・

 

 

『お帰りなさいませ!メイド喫茶、シャーレへ♪』

 

 

シャーレの1階にあるラウンジに突如として現れたメイド喫茶である。

 

メンバーはモモイ、ミドリ、ユズ、アリス、ケイ、そして助っ人のカリンとサオリにワカモだ。

 

カリンのメイドとしての技術を叩き込まれたメンバーはそれぞれの個性を生かし、お店を繁盛させていた。

 

“最初はどうなることかと思ったが・・・みんな頑張っているな・・・”

 

「先生・・・じゃなくて・・・店長、三番テーブルのお嬢様からオムライスの注文だ」

 

“分かった・・・すぐに持って行く”

 

サオリからのオーダーに答えた先生こと店長はエプロンを着け、オーダーのオムライスを手慣れた様子で作っていく。

ジュリやフウカのお料理教室の成果がこんな所で生かされるとは・・・と思いつつ、あっという間に作り上げる。

 

「お嬢様、アリスとケイで美味しくなるおまじないをかけますね~♪」

 

「・・・どうして私まで・・・」

 

天使の様な笑顔で接客するアリスと納得がいかないといった様子で、そつなく仕事をこなすケイ。

 

「お嬢様・・・こちらの席へどうぞ」

 

「今宵はお楽しみを」

 

カリンとサオリのパーフェクトなルックスと接客に顔を紅くする生徒達。

 

 

「美味しくな~れ♪美味しくな~れ♪」

 

「お、お姉ちゃんかけすぎ!」

 

いつもの調子のモモイとミドリ。

 

「ふ、ふええご注文のラテでうすぅぅ」

 

「ユズさん、落ち着いていきましょう♪」

 

慌てるユズをしっかりとフォローするワカモ。

 

メンバーそれぞれが必死に働き、店が繁盛する中、それはやってきた・・・

 

 

「せ・ん・せ・い~~~~!!!仕事を放りだして、何してるんですか~~!!!!」

 

お店にやってきたのは魔王ユウカだった。

 

“おいおい人聞き悪いな・・・ちゃんと仕事はしてるんだぞ・・・”

 

「先生の仕事はキッチンで料理することじゃありませんよね!!も~う~!!」

 

“落ち着けって・・・コーヒーでも飲んでけよ・・・”

 

「そんなこと言って!また適当にはぐらかす気ですよね!!今日こそは納得のいくまでお説教ですからね!!」

 

絶対に譲らないと言わんばかりの表情をするユウカ。

 

ならば仕方ないなとメイド服姿のアリスとケイと共にオムライスを持って、ユウカの前に立つ。

 

「な、何ですか!!アリスちゃんやケイを盾にしても許しませんからね!!」

 

“フッ・・・ユウカ。ここでの出来事がただのお遊びだとしたら大違いだぜ!”

 

「はい、アリスたちのパワーアップした新ヒートアクションをお見せします!!」

 

「何で私まで・・・」

 

“いくぞ!!!俺たちの新必殺技!!!”

 

 

 

「萌え萌えキュン♪の極み」

 

 

 

突如として場面がシャーレ喫茶店内からシックな可愛らしい場面に移り変わる。

たじろぐユウカの前にどでかいテーブルを持ってくるアリスと豪華な椅子を背負う先生、そしてティーポットとオムライスをトレーに載せたケイがユウカに近づいてくる。

 

“お嬢様には・・・!!”

 

「最高の!!」

 

「おもてなしを・・・」ハア

 

そう勢いよく(ケイを除き)、発言すると、アリスが重そうなテーブルを優雅に整え、先生が豪華な椅子を置き、ユウカをゆっくりと座らせる。

そしてケイが持っていたオムライスとカフェをテーブルの上に綺麗に置く。

 

“仕上げに入ります・・・美味しくなるおまじない、はじめぇ!!”

 

「美味しくな~れ♪」

 

「オイシクナーレー♪」

 

“美味しくな~れ・・・・・・”

 

『萌え!』 1カメ

 

『萌え!!』 2カメ

 

『キュン!!!!!♪』  3カメ

 

 

「・・・・・・・・・・・・がはっ」 10000DMG!

 

 

 

可愛いアリスとケイと大好きな先生からの萌え萌えキュン攻撃を正面から食らったユウカは大ダメージをくらって、戦闘不能になった。

 

 

「やりました~♪レベルア~ップ♪」ティロリロリ~ン♪

 

「はあ、なぜこんなことに・・・」ドヨ~ン

 

天真爛漫に喜ぶアリスを余所に、同じ顔で落ち込んだ表情をするケイ。

 

そんな二人を見て、小さく笑いながら、倒れたユウカをお姫様抱する。

 

“さて、ユウカをバックヤードで寝かせて、店を再開・・・”

 

そう思って、先生は後ろを振り返ると、お店は何人もの生徒達が床に倒れており、何とか無事だった生徒達が必死に叫んでいるという死屍累々な状況となっていた。

 

 

「うう・・・天使とダンディのおまじない・・・」2570DMG!

「えへへ・・・天国が見える・・・」2360DMG!

「先生のあんな姿・・・ダメ・・・」1975DMG!

 

「落ち着きなさい!逝ってはだめだよ!!」1230DMG!

「まだ助かるわ!!」980DMG!

「衛生兵――!!」1500DMG!

 

 

「ワカモ、しっかりしろ!!」5700DMG!

「ああ、サオリさん・・・もう、わたくし・・・」15000DMG!

 

奥では鼻血所じゃ無い出血をしたワカモを必死に呼び止めるサオリの姿。

 

「お姉ちゃん・・・もう、わたし・・・」9270DMG!

「だ、ダメだよ!ミドリ!これから最高のゲーム作るっていったのに・・・こんな・・・!!」3520DMG!

 

近くでは既に逝きそうなミドリと涙を流すモモイの姉妹愛の姿が。

 

「カリンさん・・・何で、私を庇って・・・!」2450DMG!

「フフ・・・ユズ、仲間を大切にな・・・それとC&Cには、お前から頼む・・・」8975DMG!

 

 

“・・・・・・・”

 

「どうするんですか・・・」

 

ケイの面倒臭そうな言葉に先生は・・・

 

“仕方ない・・・「黄泉がえりの極み」で、俺が!」

「何馬鹿なこと言ってるんですか!!」パシーン!

 

目覚めのキッスをしようとした先生にケイが思いっきり、メニューボードで張り倒す。

 

 

 

こうしてメイド喫茶フォーシャーレは緊急閉店をすることとなった。

 

なお売り上げのおかげで、モモイは無事ゲームを作成するための資金を獲得したのだが・・・

 

 

メスキングなるもの物(案:先生)、を作ったが、ユウカに速攻却下されるのであったとさ・・・

 

 

 

 

第20話「メイド喫茶フォーシャーレ」  終

 

 

「あれ、何でですか?」

 

「完じゃない?」

 

“おっと、最後の締めをしていなかったな・・・”

 

「「最後の締め?」」

 

“さあ、いくぞお前達”

 

『は~~い』

 

先生がそう言うと、お店の皆で横一面に並ぶ。

 

『1!』

 

全員が両手を伸ばし、1のポーズを取る。

 

『2!』『3!』

 

次に上げていた腕を胸元でクロスさせ人差し指を伸ばす。

 

最後に右腕を曲げ、左腕をまっすぐ横に伸ばし4の形を取る。

 

『フォーシャーレ!!!』

 

 

 

獲得「萌え萌えキュン♪の極み」を覚えた♪

 

 

 

第20話「メイド喫茶フォーシャーレ」  完

 

 

 

 

 





あとがきアーカイブ


メスキング


「先生!どうしてあんなものを作ろうと提案したんですか!」

”いや~~昔に結構熱くなってたゲームをだな・・・”

「お、女の人が組んずほぐれつしてるゲームなんかがありますか!!」

”だが・・・俺の記憶だと子供が熱中していた記憶があってな・・・”

「そんな馬鹿なことあるわけないでしょ!!もう~先生のスケベ!」

”そんなに言わなくてもな・・・”

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