「光よ─────!」
「うぎゃっ…!こっのぉ…!」
アリスのレールガンが直撃し洞窟のようなこの空間の壁まで吹き飛ばされた少女は、痛みに表情を歪めながらも食い下がってアリスに銃を乱射する。
避けきれずに数発受けてしまったアリスだが、被弾した時に感じた違和感からあの少女が使っている弾が市販されているような普通のものでは無いと見抜いていた。
(当たった部分がピリピリする感じ…何でしょう…もしかして毒とかでしょうか?)
「こんな強い人が来てるなんて聞いてない…面倒だなぁ…」
アリスと突如特異体の領域に侵入してきたアウトローが撃ち合う一方、ヒナとカズサもこの領域の主…今回の一連の事件の犯人である特異体を追い詰めていた。
「『共振』!」
領域内の至る所にある穴から顔を出したもぐらのような特異体に銃弾を撃ち込んだカズサは、神秘を発動し特異体にめり込んだ弾丸を爆ぜさせる。
その特異体は内側から爆散して鎮められたが…他の穴からも何体もの同じような姿をした特異体が現れては潜り、2人を撹乱する。
「何体いんのこれ…だっる…」
「まさにもぐら叩きね…このまま確実に鎮めて行きましょう。一体残らず仕留めないとろくな事にならないわ。見たところ反撃は無さそうだしね」
「何、あいつ攻撃能力ないの?秘儀が限定的とはいえ範囲がめちゃくちゃ広い分本体が弱いのかな」
「多分ね。油断はしないわよ」
(不安材料だった秘儀の範囲、被害者の数、結界、その全てが本体への引き算として作用してる。運が良いわ、これなら早いうちに鎮められる…となると問題はその後か)
多少手間取りそうな上向こうに奥の手が無いか警戒を続ける必要はあるが、それでも当初予定していたよりも遥かに楽な相手だと、この押せ押せムードのまま特異体を鎮める為に2人が攻撃を再開しようとして────空間が歪み、その歪みの奥から伸びてきた腕がカズサを掴んで領域の外に引きずり出してしまった。
「何っ…!?」
「カズサ!」
「ぐっ…いい!あんたはもぐらを叩いて!」
追ってこないよう叫んだカズサは完全に歪みの奥へ連れてかれてしまう。
取り返そうとヒナが伸ばした腕は空を切り、様々な怒りや苛立ちが募ってヒナは舌打ちをした。
「あいつよく吸い込まれるわね!心配するこっちの身にもなりなさいよ!」
(いや、それよりあれはなんだったの?あの歪みの奥から感じた気配、もぐらみたいな特異体ととアリスが戦ってたアウトロー…そのどちらのものでも無かった。それにあの感じは多分特異体じゃなくて生徒、となるとさっきのアウトローの仲間?)
カズサが空間の歪みの奥から伸びた腕に連れ去られていた時、アリスと少女もそれを察知して戦闘を中断していた。
「カズサ?一体何が…!」
「ユズかな。私も1回出よっと」
「あーっ!待ってください!」
カズサを連れ去った者に心当たりがあるのか、少女は領域に侵入してきた時の穴に飛び込み、外に出ていってしまう。
少女を追うか、それとも特異体を鎮めるのを手伝うか…悩んだアリスはヒナの元へ行き判断を仰ぐことにしま。
「ヒナ!あいつ逃げました!どうしましょう!?」
「何!?ああもう、貴女はそっちを追って!こっちは私が片付けるから!想像以上に面倒なのもバッティングしてる可能性があるわ!逆にこっちは想像よりずっと楽な相手だから、カズサを優先して!早く行きなさい!」
「っ…分かりました!ヒナも、危ないと思ったら出てきてくださいね!」
アリスはヒナを信じてこの場を任せ、少女が通った穴に飛び込んで領域の外に出る。
一方引きずり出されたカズサは掴んできていた腕を振り払い、無造作に銃撃をばらまいた。
腕の主は軽々とそれを避け、その際に街灯の明かりの下に入ってその姿が顕になる。
それは…大きなダンボールを被り、手足だけを外に出している珍妙な相手だった。
「は…?何あれ…キヴォトスハシリバコ?」
「ち、違います…その、私達はお使いにここに来たのですが、退いてくれるなら追いません。だから、帰ってくれませんか?」
「あ?お使い?」
「あれ…?もしかして私達とは別件でしたか…?」
(…あいつ、あんなふざけたナリしてるけどさっきの私の弾を避けた時の瞬発力といい、今も私の一挙一投足を見逃さないように抜け目の無さといい…かなり強い。気配からして生徒、アウトローっぽいけど…アリスが戦ってた子の仲間かな?それに…)
「私達はあそこにいた特異体を鎮めに来ただけ。あんたらは何の用事だったの?」
「わ、私達の目的は────
────Keyの
アリスが少女を追って領域の外に出た後、ヒナは領域の主である何体ものもぐらのような特異体を次々と鎮め、とうとう最後の一体まで数を減らしていた。
その一体も穴に潜り別の穴から顔を出してヒナを翻弄しようとするも、移動先を読んで先回りしていたヒナは特異体が顔を出したのと同時に銃撃を撃ち込んだ。
「単純なのよ、あなた達。アリスだってもうちょっと頭使えるわ」
弾を受けてぐったりとした特異体は穴の中に沈んでいき…倒された振りをしてヒナの頭上の穴に移動し、上から襲いかかった。
未だ特異体が沈んだ穴に目を向けているヒナへの死角からの不意打ち。
特異体は勝利を確信したが…横から飛び付いてきた玉犬『渾』が特異体をねじ伏せると、牙で喉元を噛み切って今度こそ完全に特異体を鎮めた。
「…だから言ったでしょ。あなた達は単純なのよ…さて、全部片付いたかしら」
周囲を見渡し、取りこぼしがないことを確認したヒナは首と肩を回して凝りをほぐす。
一息ついて少しだけ休憩を挟み、アリス達の手助けに行こうと領域の外へ向かおうとして…天井の穴から、ヒナの後方に大きな蕾のようなものが落下した。
それが落ちてきた俊寛蕾から距離を取りながら振り向いたヒナ、即時に臨戦態勢に入って蕾に警戒を向ける。
(生き残り?さっきのが本体じゃなかったの?結界もまだ閉じてない…何が…)
「…嫌になるわね。なんでこう、上手くいかないのかしら」
ゆっくりと、粘液のようなものを垂らしながら蕾が開く。
その中から現れたのは、黒い法衣を纏い、背後に後光のようなものを背負う人型に近い大型実体。
それは、かつて古聖堂でアリスとヒナが対峙し、そして逃げることしか出来なかった特異体と同種のもの。
───特級複製特異体”アンブロジウス”
(呪霊の特異体の行動パターンに合理性を求めすぎてはいけない。それでもずっと引っかかってた…どうして今になってマーキングした人の殺害を始めたのか。最初に殺害されたのは6月…6月にあった、大きなことといえば…)
天童アリスがKeyの
キヴォトスに散らばるKeyの
気配が大き過ぎるもの、息を潜めているもの、既に特異体に取り込まれているもの。
それは共鳴だった。
取り込まれていた特異体の中で力を抑えていたKeyの
(あの特級特異体、みてくれは古聖堂のものと同じだけど…あれよりも格段に、強い!)
アンブロジウスが腕を振りかざすと、生じた青白い炎の矢のようなものがヒナへと飛来する。
その速度に避けきれないと判断したヒナはマシンガンの銃身を盾にして受け止めるが、自分へのダメージを防ぐことには成功するも代わりにマシンガンが大破して使い物にならなくなってしまう。
その上、壊れたマシンガンに気を取られた一瞬の間にヒナの背後に移動したアンブロジウスは、その巨躯の腕を薙ぎ払ってヒナを吹き飛ばした。
吹き飛ばされたヒナを自分の身体をクッションにして玉犬『渾』が受け止めるも、アンブロジウスは神秘を集中して追撃を仕掛けようとしてくる。
「やばっ…」
ヒナの目の前に、どうしようも無い死が迫り────
『はーい、またおじさんの勝ちだよ。それにしても珍しいね、委員長ちゃんが私に稽古を頼むなんて』
交流会後のある日の夕方、ホシノに稽古をつけてもらっていたヒナは組手で何度も投げられ、ボロボロになりながらもまたホシノに挑む。
見かねたホシノはヒナにボトルの水を渡すと、一度休憩を挟むことにした。
『アリスちゃんに追い越されて焦ったの?』
『まあ…背に腹は代えられないからね』
『そんなに嫌だったの?おじさんに頼るの』
苦虫を噛み潰したような表情でそう言うヒナに、ホシノは内心ショックを受ける。
とはいえ後輩にディスられるのはいつもの事なので直ぐに復活すると、ホシノはヒナの隣に腰掛け考えを説いた。
『委員長ちゃんはさ、実力もポテンシャルもアリスちゃんと遜色ないと思ってるんだよね。あとは意識の問題だと思うよ?』
『意識…?』
『そ、委員長ちゃんさ…本気の出し方知らないでしょ?』
『は?私が本気でやってないって言うの!?』
『違う違う、”やってない”んじゃなくて”できてない”、だよ。君はさ、自他を過小評価した材料でしか組み立てられないんだよ。少し強くなった未来の自分を想像出来ない』
ホシノは立ち上がると、ヒナの額に指を当てると、神妙な面持ちでじっとヒナの目を見つめた。
『君の”奥の手”のせいかな。最悪自分が死ねば全部解決できると思ってる。それじゃおじさんどころかユウカちゃんにもなれない────”死んで勝つ”と”死んでも勝つ”は違うよ、
(本気でやって、もっと欲張って…)
「…あら、何秒気絶してたかしらね」
アンブロジウスの青白い炎の波動を受けたヒナは背中から壁に打ち付けられて軽くめり込んでいて、すぐ目の前にはユラユラと不気味に身体を揺らしながらアンブロジウスが迫ってきていた。
玉犬は…ヒナが気絶したことで影に戻ったようで、取り敢えずは破壊されていない事に安堵するとヒナは掌印を結ぶ。
(ここまでね…)
「『布留部由良由良…』」
『貴女、あの時何故逃げたのですか?それでは宝の持ち腐れ…』
「…いや、やめたわ」
ヒナは掌印を解いて両手を上げると、代わりにいつも追い詰められた時に結んでいるものとはまた別の掌印を結んだ。
生徒の成長曲線とは、必ずしも緩やかなものとは限らない。
確かな土壌と確かなセンス、そて些細なきっかけがあれば人は変わる。
影の奥行きを全て吐き出し、具体的なアウトラインは後回しに…神秘は練ったそばから押し出して、ヒナはイメージする。
限界を超えた、未来の自分を。
「やってやるわよ────
─────神秘解放『イシュ・ボシェテ』」
ヒナを中心に、影が広がる。
広がる影は荒れ狂い、激流のように流動してこの洞窟のような領域全体を覆い尽くした。
「ふっ、ふふ…不格好もいいところな不完全な出来ね…!でも…今はこれでいい!」
アンブロジウスの足元の影から、無数の小さな蝦蟆が現れてアンブロジウスの足を掴み動きを妨害する。
アンブロジウスは青白い炎を振りまいて蝦蟆を消し飛ばすが、その直後の僅かな隙を狙って接近したヒナはアンブロジウスの顔の高さまで跳躍すると、そのフードの奥が闇のように真っ暗な頭を殴り飛ばす。
よろめいて数歩下がったアンブロジウスだが直ぐに手元に青白い炎を纏わせるとそれをヒナに振るって反撃してくる。
(もっと…自由に、広げろ!秘儀の解釈を!)
ヒナは放出された炎を片腕を前に出して受け切ると、影の中から複数の小さな鵺を呼び出し、それらが電気を纏い一斉にアンブロジウスに体当たりを仕掛ける。
何度も何度も鵺による体当たりを受け着実にダメージを蓄積させているアンブロジウスは、このままではマズいと莫大な神秘をその内から解放し…ヒナが広げた影の海をまとめて消し飛ばしてしまった。
しかし───
アンブロジウスの背後から、玉犬『渾』の爪が腹部にかけてまでを貫いた。
(この子の爪は、交流会の時に襲ってきたあのアウトロー…あいつにも充分な有効打を与えられた。ならあれよりは弱い不意のこいつを貫くぐらい、わけないってね)
ゴフッ、とフードの奥の闇から血を吐いたアンブロジウスは溶けるように崩れ、消滅した。
玉犬『渾』のもふもふの体毛に背中を預けたヒナは、ウトウトと瞼を重くする。
「…疲れた…あっ」
残る力を振り絞って消滅したアンブロジウスから落ちたKeyの
「どこ行ったのよ…あいつら…」
しかし疲労やダメージが蓄積した今のヒナに余力はなく、今度こそ完全に意識を落としたのだった。
『…良い。それで良い、空崎ヒナ』
懐古する。
中学時代、風紀委員会で活動していたヒナはゲヘナという数ある自治区の中でも特に治安の悪い場所、そこで日々暴れ回る不良やスケバン、生徒達を叩きのめしてはその山を築き上げていた。
ある時数十人もの生徒をボコボコにしてひとまとめの山に変えその頂上に腰掛けたヒナは、尻に敷いている生徒に問いかけた。
『他人と関わる上で最低限守るべきルールって分かるかしら?』
『分かりません…』
『”私はあなたを殺しません、だからあなたも私を殺さないでください”よ。殺しを何に置き換えても良いわ。要は相手の尊厳を脅かさない線引き、互いの実在を成す過程。それがルールというものよ。それを破って威張って腫れ物みたいに扱われて…さぞ居心地が良かったでしょうね』
ゲシッと足元の不良を軽く蹴り、生徒達の山から降りたヒナはその様子を発見した校務員の人が唖然としているのも気にせずその場を離れようとし、去り際にまだ意識のある生徒に言い残す。
『次やったら殺すわよ』
『…私達が、お前に何かしたか…?』
『自分で考えなさい。それか死んでなさい』
『きょ、今日こそ言ってやるんだから…!私はお前らのパシリじゃないって…!』
『頑張れ相田ちゃん!』
『でも次のターゲットになるのは私かもしれないから欲張りすぎないでね相田ちゃん』
『あんたら私をどうしたいのよ!?ならあんたらが今日から私達が相田の代わりですって言ってきなさいよ!』
『友達を売るの相田ちゃん!?』
『うるさい!』
『…』
『どうしたんですか、委員長』
さっきボコった生徒の誰かにこき使われていたのだろう生徒達の喧騒を横目に、教室に戻ろうとしていたヒナの後ろから声を掛けるものがいた。
『アコ…』
『お仕事お疲れ様です。何かお飲みになりますか?』
『別に、いいわ』
(…悪人が嫌い。更地のような想像力と感受性で一丁前に息をする…そして善人が苦手。そんな悪人を許してしまう、許すことを拡張高く捉えてる。反吐が出るわ)
アコからの気遣いをヒナはやんわり断る。
(アコは…どっちかしら。悪い人では無いけど、割と容赦ない性格してるし…でも暴走して私に迷惑をかけることもある)
アコは、初等部からヒナと同じ学園に通い続けている。
昔っからそこまで大の仲良しという訳では無かったが、いつからかヒナについてまわるようになり、中等部まで着いてきて同じだ風紀委員会に入ってきた。
かつて、初等部の頃にヒナを訪ねたクソバカピンクはヒナにこう話していた。
『君のお父さんはさ〜、十何年ぐらい前に外からやってきた”先生”っていう、当時は凄く知名度があった人なんだよね。その子供って言うだけでもそうだけど、お母さんの方も訳ありで…その間に生まれた君は厄ネタの塊ってわけ』
(…ホシノに拾われるまでお金に困らずに1人で生活できていたナゾが解けた。私の財産はその先生が残した莫大なものだったのだと…ムカつく。あいつのデリカシーのなさが、特に)
うへうへ言いながら腑抜けた表情で頭を撫で回してくるホシノに、当時からヒナは同じような思いを抱いていた。
ホシノはヒナにS.C.H.A.L.Eに身を移すように提案する。
特異現象捜査部で働くことを担保に生活面での援助を約束すると。
(人助け…馬鹿馬鹿しい。私が誰かを助けるなんて…)
『天雨さん、例の肝試しの件どうしましょうか?』
『あ、チナツさん。それに着いては後程…委員長、お身体にお気を付けてくださいね』
友人と話してどこかに行ったアコの姿をヒナはなんとなく目で追うが、それでも面倒さが勝って目を離してしまった。
ある時、ヒナが中等部3年にまでなったころ。
突如としてアコに正体不明の特異現象が降り掛かって寝たきりになった。
キヴォトス中でも同じような被害に遭った生徒がいるらしく、結果として何も分からないということだけが分かった。
『少しでも委員長の役に立ちたいんです!』
(いつも私のことを気にかけて…)
『委員長はいつも働きすぎですよ。たまには気を抜いて海にでも行きませんか?』
(私の性根を肯定して…それでも、アコは私が傷付くと怒ってくれた。私は、そういう関係が不思議と心地良かったんだ)
意識が現実に戻る。
目を覚ましたヒナは未だ疲労と全身の痛みで動けず、気を失った事でクッションにしていた玉犬『渾』も消えて湿った土の上に寝そべっていた。
(…悪かったわね、私も子供だったのよ。貴女が起きてくれるなら…私はもう、無理しないから…)
この大橋に潜んでいた特異現象は重複していただけでおそらくアコが寝たきりになった原因とは関係ない。
故に先程の特異体を倒したところで、アコは目を覚まさないだろうとヒナは結論付けた。
「あとは、この
意識とは別に身体は動かせず、アリス達の手助けに行けないことを歯痒く思いながら、ヒナは空に浮かぶ月を見上げた。
(っ!急に大きな気配が…結界の中にあったKeyの
(だけど、
ダンボールを被った珍妙な少女とカズサは、突如現れたKeyの
先に判断がついたのか、ダンボールを被った少女はKeyの
「わっ…その、さっき私が話したことは忘れてください…!」
「舐めてんの?そんなぶさけた格好で…怪しまれないわけないでしょ!」
「わ、私顔を見せるのが苦手で…私の顔を見たらその時は───」
「光よ─────!」
「危なっ…あっ」
「えっ?」
アリスが逃げる少女へ向けて放ったレールガンの極大のエネルギー。
それを少女は避けるが…結果真っ直ぐ飛んで行ったそれはダンボールを被った少女に背後から直撃し…ダンボールを焼き払った。
そして、無惨に焼け落ちたダンボールの中からブカブカの上着を着た赤い髪の少女が姿を現す。
「み、見ましたねぇ…!」
「えぇ!?なんかすみません!」
「ちょっ、ユズちゃん落ち着いて!わざとじゃないんだって!」
「こ、殺しますぅ〜!」
目を回して気が動転したユズと呼ばれた少女はアリス達に襲いかかろうとする…が、背後から詰め寄ったカズサが蹴り飛ばし、空中で身動き出来ないところを撃ち落とす。
「はっ、人見知りかあがり症か知らないけど、人に顔見られるのが嫌なら家に引きこもってな!」
「…それはそれで寂しいんです」
「知らんわ!」
着地したユズは背中から血で出来た羽のようなものを出現させると、殺意と敵意を強めそれを存分にアリス達へと差し向ける。
「蝕爛腐術 極ノ番!『翅王』!…RTAを開始します…!」
配役
???…先生
壊相…ユズ
本作における先生はとある生徒(大人)と結婚し、その間にヒナチャが産まれました。
種族的などうこうは無いので相手が悪魔系の生徒固定というわけではありません。