天与呪縛
それは生まれながらに課されたハンディキャップとそれに見合う対価の異能を与えられる等価交換…ではないな割に合わない事が多い
ある世界にいた普通の総合格闘家?常葉ハルトはフィジカルギフテッドの天与呪縛を武器に格闘技界で名を馳せたが ひょんな事から仮面ライダーとして異世界に行く事になった
そして彼の大事なものを人質にされてしまい解放条件として魔王と戦い、紆余曲折の末に自分を利用したフーリガンを壊滅させる
物語は魔王に呼び出される前にあった話
???
此処はハルト達が拠点にしている巨大パートナーアニマル?ことゴッドコーカサスの中にある厨房にて
「しかし今回の件で貰った報酬で暫くは遊べるな」
と満面の笑みでフライパンを振るハルト、まぁ人によっては黒狐の方がしっくりくるかな?
「おーい飯出来たぞ〜」
支度を終えたので艦内放送を使いご飯だと言うと
「あら、今日はパンなのね」
最初に現れたのは銀髪に青い瞳をした小柄の美少女? 彼女はヴェルザード、実は彼女 元いた世界では最強格のドラゴンだったりする
彼女との出会いは簡潔に言えば想い人にフラれ自暴自棄になり自死を選んでいた時に出会ったのだ…まぁ色々あって俺が彼女を閉じ込めた氷を壊して出して外に連れてった感じだな
あと…俺が弱みを見せられる大事な人でもある
「あぁ最近、ライ麦パンにハマってな」
「へぇ〜」
「おはよう、早いわねヴェルザード」
「おはようカフカ」
次に現れたのは気怠げな雰囲気を纏う紫紺の髪をした美女 カフカ、彼女は元星核ハンターという銀河レベルのお尋ね者という経歴を持っている
この2人はフーリガンという民度低い番組視聴者の徒党が魔王から力を奪う為に訓練がてら飛ばされた世界で出会った大事な人達だ以前まで3人だったのだが
最近、このチームに新しい仲間が加わったのである
1人目は
「おはようございますわ主様」
着崩した改造和服と腰に刀を帯びた虹彩異色の美少女 切姫夜架 白スーツ…火野カグ槌の紹介で出会った俺達の監視役である
んで最後は
「おはようハルト!今日はパンか/米が良いぜ!」
支離滅裂な言動が目立つヒーローみたいなマスクを被る男 分倍河原仁 俺達はコードネームとしてトゥワイスと呼んでいる、コイツに関してはある奴の紹介もあり俺がスカウトした
「おはよ仁、そう思ったから両方ある好きなの取りな」
「ありがとな/ノーサンキュー!」
「しかし何で俺が料理してんだ?」
「仕方ないじゃない貴方以外料理スキルな壊滅なんだもの」
「あぁ〜」
まぁ魔王の俺程ではないが俺もあの世界で学んだので料理は出来る…何故俺は炊事廻り担当になる事が多いのだろうか
「主様の要望とあらば、私の刀で魚を切り捨てましょう」
「切り捨てるな、せめて三枚におろせ」
「悪いなハルト…俺の力だとハルトを分裂させて家事効率を上げるくらいしか「お前は十分に役立ってるよ」そ、そうか!」
実際、この大喰らい達の腹を満たすのに俺1人では足りないし他の家事の時間もあるから仁に分身を作ってもらっている…本当助かってます!
余談だが魔王は1人で解決してると…あいつ本当に人間か?まぁ人間じゃねぇからそんな真似出来たんだよなと考えていると
「「「「ご馳走様」」」」
「お粗末さん」
こんな日常も悪くないな
「悪いヴェルザード、留守は任せた」
「仕事の話かしら?」
「あぁ」
「派手に暴れられる依頼だと嬉しいぜ/不安だな」
「安心しろ少なくとも俺を呼ぶ時点で平和的な話し合いじゃないから」
「不安しかねぇよ/やったぜ!」
食後のお茶とお茶菓子を出した後、ハルトは仕事の話をする為にある場所へ転移した
???
ある町の廃墟の屋上で
「待たせたなハルト」
「待っちゃねぇよ…時雨、夕飯のメニュー考えればな何せ健啖家ばかり集まったからな」
来たのは渋い雰囲気を持つタバコを咥えたおじさん名前は孔時雨、デザグラ運営の1人で俺みたいな半分フリーランスみたいな掃除屋に仕事の依頼をする情報屋みたいな奴だ
「久しぶりだな聞いたぜ、ヒーロー世界でオールマイトと梅干頭相手に生身で三節棍片手に戦ったってな」
「仁のスカウトに行った時に巻き込まれただけだ…んで俺の身体能力を個性だから狙うとか言ってた梅干し頭に三節棍を叩き込んだ俺は悪くない…つか耳が早いなやっぱりその辺の話も通ってるか」
「あの世界を震撼させた三節棍の通り魔が、こんな奴とはな」
「三節棍の通り魔とか俺呼ばれてんのか?」
游雲だっけ?あれ使いやすいんだよなぁ軽く振り回すだけで凄い威力だし力が溢れる感じかするんだよな
「しかしあの分倍河原仁を仲間にねぇ…ほんとお前は面白い奴と会うな」
「まぁな…って今回は仕事の話だろ?」
「あ、そうだな…まずはこれを見てくれ」
と送られたデータには
「フーリガンの違法研究所か」
「何でも、運営側があの事件後に調べた結果色々と分かってな」
あの事件
それは俺がフーリガンの手先となってアナザーライダーやライダー怪人に変身する俺との戦いだ
結果として俺はフーリガンを裏切り魔王側について卑劣な連中を打ち倒したとさ
「どうやらアイツらは魔王のDNAからクローン研究をしてたらしい」
「クローンなぁ…そんなの簡単に作れるのか?」
「お前知ってるだろ?クローントルーパー、魔王軍主力の事」
そういやぁ彼奴の国の兵隊もクローン兵だったと思い出した
「勿論、魔王についてるクローン製作者が関与してないから別世界の技術で作られてるがな」
「それって何処?」
「学園都市」
「よりにもよってあそこかよ…」
「どーやら後ろめたい連中抱き込んだようでな魔王のクローンを作成して新しい創世の器にしようとしてるみたいだな」
「うへぇ…」
「場所と戦力はリストアップ済みだ、受けてくれるか?」
「いいぜ受けてやるよ、確認だ設備と研究者は?」
「ーーーーだ」
「OK、聞いたなカフカ」
『えぇ、じゃあ行きましょうか』
「トゥワイス、コーカサスの舵を切れ座標は学園都市」
『ヨーソロー!』
さーて仕事の時間だ
ーーーーーーーー
ここは超能力研究をしている場所 学園都市
そんな科学の最先端を行くような場所にある廃棄された研究所で暴れるのは
「オラオラオラオラ!!どけぇ!!」
「参りますわ」
前時代の遺物とも言える三節棍と刀で学園都市製の銃火器で武装して警備員を叩き潰しているハルトと夜架…何故かハルトが三節棍を振るだけで人が面白いくらい吹き飛ぶのである
何なら放たれた弾丸を三節棍で受け止め跳ね返すまでやっている
「あらあら楽しそうねぇ」
カフカは暴れているハルトを見て恍惚な表情のままサブマシンガンを乱射すると
「PON!」
狙ってたかのような跳弾が迎撃する警備員を貫くのである逃げようとした警備員は突然 吹雪に巻き込まれ氷像となる
「ダメじゃないカフカ、取りこぼしがあるわよ」
「あらごめんなさい…けど寒いから程々にしてくださいなヴェルザード」
そう言いながらも何気に真夏の学園都市に暴風雪を起こしている天災はヴェルザードであった
ただ一人辛うじて常識人側のトゥワイスは
「あれ?俺がおかしいのか?普通に銃向けられたら怖いよな/怖くねぇよ」
「だろ!」「あぁ怖いよな!」
とまぁ簡単に言えばトゥワイスもトゥワイスで自分を無限増殖させていて施設内を制圧させている……君も君でおかしいよ?
だがそんな彼等の足も止まる待ち伏せがある
「やっと来たか」
「ははは!暴れるぜオラァ!!」
そこにいたのは護衛か用心棒である飛び出して蹴りを叩き込んだと同時にトゥワイス分裂体が何人も吹き飛んだのである
「「「「「「「俺達ぃ!!」」」」」」」」」
楽ではいかないと気を引き締める
「まぁそうなるよな…楽勝とはいかねぇか下がってろトゥワイス、こいつ等は俺が相手する」
「あらあら」
ハルトと夜架の前に現れたのは改造されてない和服に羽織を来た眼帯ツインテールに日本刀と属性マシマシな奴と褐色銀髪の美男子
「っしゃあ!行くぜ行くぜ行くぜ!!」
変身なんて間を置かずに斬りかかるツインテに三節棍で応戦鍔迫り合うとツインテは狙い澄ましたように腹へ蹴りを叩き込む……が
「ってぇ!テメェ腹に鎖帷子か何か仕込んでやがるな!!」
「別に何も仕込んでねぇぞ?」
「ふざけんな!こちとら霊圧で強化した足で蹴り上げてんだよ!普通なら内臓が破裂してんだって!」
と騒いでいるが
「っせぇなぁ」
ほら見やがれ!とばかりに上着を抜くと文字通り何も仕込んでない無傷な体な事に怯えている
「んなバカな……そんなの…テメェ化け物かぁ!」
「いや普通の元格闘家です」
「普通の人間はデカい恐竜(ドーパント)を剣で切らねぇよ!」
「違うぜトゥワイス、恐竜3に翼竜1だ」
「細けえ!!」
分裂したトゥワイスがツッコミを入れている
「へぇ面白え…確かお前さ黒い鎧みたいなのがあんだろ?変身しろよ待っててやるから」
「まぁ良いか、見てろよ俺の変身」
デザイアドライバーにIDコアをセットしバックルを分割する
『X GEATS』
そしてドライバーにセットするとツインテに通信が入る依頼主は剣幕で
【何してんだ!早く殺してしまえ!!】
「っせぇな黙ってろよ俺ぁ強え奴と切り合えるって聞いたから、こーんな辛気臭い場所に来てんだよ、ちゃんと切ってやるから安心しろ」
「安心しろちゃんと倒してやるよ」
『BLACK OUT!』
「………変身!!」
そしてドライバーを回転させると黒い九尾が顔を出す、フィンガースナップと共にレバーを押し込む黒紫の炎と共に黒いアンダースーツを纏い現れるは世界を破滅へ導く妖狐
『DARKNESS BOOST!X GEATS!』
仮面ライダークロスギーツ 参戦
「待たせたな」
「待ってねぇよ、おいお前の名前は?切る前に覚えといてやるよ」
『ready』
「仮面ライダークロスギーツ、常葉ハルト」
「元護廷十三隊 6番隊隊長 齋藤不老不死だ」
「ん?不老不死?なんか面白えなお前、俺の仲間になれよ彼処のイケメンも一緒にさ」
「は、俺達に勝てるなら聞いてやるよ」
「んじゃ勝つとしますかね」
「行くぜ!!」
『FIGHT!』
同時に剣鬼と妖狐の得物が激突したのである
そして銀髪美男子は夜架と相対している
「くっ!」
この人、強いですわね魔力などで強化してますが身体能力は主様に迫る勢いがありますわ
「なぁ降参してくれねぇか?俺としちゃ女の子と戦う趣味はねぇんだよ」
「それは残念ですわね主様との戦いが終わるまでは邪魔させて貰いますわ」
「そりゃ残念だ……っ!」
殺気に反応した美男子が下がると先程までいた場所に弾丸の雨が降り注いだのである
「大丈夫か夜ちゃん!助っ人トゥワイス参戦だぜぇ!」
「あらトゥワイスさん…その銃は?」
「俺達が倒した警備員から拝借したぜ!見せてやるよ俺達の弾幕射撃/いや待てよ俺は馬鹿か!/否定しねぇ」
「何話してんだ?」
「気にしないでくださいなアレが平常運転ですので」
「そうだよ!喧嘩は並の俺達より/そうか!よし」
「こうしてやるぜぇ!!」
そう言うとトゥワイスは手から泥のような物を出すと 人の形となりそれが夜架とハルトに変わったのである
これぞトゥワイスことトゥワイスの個性 2倍
データとイメージが固まれば何でも2倍に出来る、それは人にも適応されるのだ
「へぇ〜中々やるじゃん」
と感心している美男子を無視してトゥワイスは一喝する
「いいか!お前達はコピーだ!よって死んでも特に問題ねぇ!!/問題しかねぇよ!!」
「安心しろお前達の墓は建ててやる」
「いやいや死ぬ前提でリーダー増やすなよ…ったく…だがグッジョブだトゥワイス」
「うふふ…へぇ彼強そうね」
「少しは楽しめるかしら?」
現れたのは戦闘能力据え置きのハルト、カフカ、ヴェルザードの3人である
「おいおいコレは…」
流石に美男子も冷や汗を掻く
「安心しろドライバーはないから変身出来ねぇお前にはコレで相手してやるよ、おい」
「しゃあねぇ使え!」
投げ渡された三節棍を軽く振り体を動かした後
「んじゃやるか」
「あぁ元護廷十三隊 四楓院千日 参る!」
此方も此方で限界バトルの幕が開けたのである
その頃
「あははははは!やべぇなお前!楽しい!こんな楽しい戦いは久しぶりだぜぇ!!」
「ははは…こっちもだよ!!」
クロスレイジングソードとギーツバスタークロスの二刀流を笑いながら避けながら攻撃する齋藤…こいつ戦いを楽しむタイプだなバトルジャンキーと思うが楽しいのはお互い様だから良いか
しかしギーツバスタークロスが弾かれて飛ばされた取りに戻る事も出来ないので
「っ!」
鋒で引っ掛けて手元に戻そうとしたが。その時偶々引き金に鋒が当たったようで
「っぶねぇ!今のも計算か…こいつ頭も使えるのかよ…油断ならねぇな……常葉ハルトってのは力押しの脳筋ゴリラじゃねぇのかよ」
「知らないのか…俺の武器は此処(頭脳)なんだぜ」
全くの偶然だがハッタリは大事としている
「やっぱりかそこの強さ(頭突きの威力)なら俺も負けねぇぜ!!」
「自慢じゃねぇが俺のIQは53万だ」
ふっ、俺の頭脳が恐ろしいぜと構えるクロスギーツに
「何だとぉ!!そんなに頭良いのかお前!!」
驚く齋藤であるがハルトを知る面々からは
「「「「んな訳あるか(りません)(ないわよ)」」」」
散々な言われようだった…仕方ない何せ魔王が
【俺のIQは53万だ!】
【我が魔王、病院行きましょうか安心ください腕の良い医者を知っています】
【馬鹿にしてんだろぉ!!】
【黙れ脳筋】
同じ事を言おうものなら頭の病院を勧められるから
「は、ハッタリかよ…残念だか俺の方が頭が良かったみたいだな!」
「いや本当に賢い奴は自分の事を賢いとか言わないぞ」
「っ!!」
ーこいつ、やはり頭が良いぞ!!ー
齋藤不老不死の人生において盛大な勘違いが生まれた瞬間である
余談だが。このやりとりを見ていた千日は
「何やってんだアイツら?」
「知らん…馬鹿が馬鹿な事してるだろうがよ!!」
「っぶねぇ!つかお前の事だろうが!」
「はぁ!誰が馬鹿だとコラァ!!」
「キレる所が違うだろうがぁ!!」
此方は此方で明らかに龍の玉ばりの空中戦からのラッシュという出る作品間違えている戰いを繰り広げていた
だが戦いに堪忍袋の尾が切れたフーリガン残党が戦力投入した事で事態は変わる、この学園都市の兵器を投入したのだが
「「戦いの邪魔してんじゃねぇ!!」」
怒れる二人の攻撃でジャンクに早替わりとなると
「あいつ俺達まで殺す気か!許せねぇ!おい常葉、一時共闘だあの馬鹿を締め上げんぞ!千日!!テメェも一旦喧嘩やめろ!」
「元からそれが依頼なんだけどな…ヴェルザードついてきてくれる」
「分かったわ」
「因みに分身した奴らは?」
「あぁ彼らなら彼処で」
目線を動かすとダメージ許容量を超えて泥になりつつある俺と千日が仰向けになっていた
「やるじゃねぇかお前」
「お前もな…分身でこれなら本体は強えな」
「あぁ変身した状態ならお前はデコピンだぜ」
「んな訳だろうがよ」
「あはは」「ははは…」
何か不良が河原で殴り合ってわかり合ったぜ!みたいなテンションなんですが、あ、分身達消えた
「トゥワイス、取り敢えず游雲は回収しといて〜」
「おうよ!それと屋上にあったヘリコプターや銃器なんだけどよ!奪った方が良いか!」
「大至急全て奪い取れぇ!学園都市製の兵器は高く売れるんだ!マニアには涙腺ものだぞぉ!」
「俺達も使いたーい!」
「なら好みとスペアだけ奪って後は売却なぁ〜」
「おう!あ、因みにさ俺コーカサス操作してたから聞こえなかったんだけど今回の研究員や設備ってどうなんの?」
「あ?」
その問いにクロスギーツはギーツバスタークロスをレールガンモードに変えて逃げる資料を持った研究員達に狙いを定めて
「廃棄処分」
引き金を引いたのだ逃げようとする奴等はトゥワイスに捕縛され研究データそのものはバックアップ含めてカフカに破壊された
そして研究員と責任者を引っ捕えるとクロスギーツは笑顔でギーツバスタークロスを額に押し当てる
「さーて君達〜魔王のクローンをどこ置いたかな?」
「お前に話す訳がないだろ!大事な研究せいー
次の言葉を告げる前に引き金を引いて頭から赤い花火を咲かせたのであった
「さーて次は誰にしようかなー俺をモルモットにするような俺の家族にも劣る下劣畜生にはそれ相応の扱いが必要だな」
次の的を極めて額に銃口を当てて聞く
「クローンは何処?」
「う、上の階にいる!大きな培養ポッドに入ってる!!」
「あ、あの部屋の奴か!そいつなら今俺がポッドを壊してるぜ!」
「そっかサンキューなトゥワイス!んでお前たちはどうするよ?依頼人こんなだけど」
齋藤と千日を見て尋ねると
「まぁ依頼人がこんなんだし…暫くやる事ねぇなぁ……」
「それより夜架ちゃん、さっきの戦いで使った刻撃って技について教えて欲しいんだけど
「テメェは何夜架にナンパしてんだ!そいつは俺のだ!!」
「あ、主様…私は…」
「あら、貴方は貴方で何口説いているのかしらハルト?」
ヴェルザードの圧に思わず二、三歩下がるも
「よ、よしトゥワイス!!クローンは何処ダァ!」
((((全力で逃げたな))))
その心は一つであった…取り敢えず時雨に電話して研究員はジャマーガーデンの肥料、一部は魔王軍が研究している怪人強化用食材heavenの素材にするという生きたまま…まぁ自分の意思で命を玩具にしたのだ その報いは受けてもらうぞ
ある研究室で
「何だこれ?」
「どしたトゥワイス?」
「これ見ろよ」
トゥワイスに見せられたのは何か手のひらサイズの時計を思わせるような物の図面であったって待て!
「これ……ブランクウォッチの設計図か?」
「これが?」
「何でこんな物が…取り敢えずこの辺の資料は白スーツに渡すぞ何か嫌な予感がする」
「廃棄処分にはしないのか?時雨の話だと全部って」
「コレは別だクローンの変身ツール作ってたならそれまでもしフーリガン残党を利用して何か企んでる奴がいるなら不味いだろ」
「な、なるほど…それよりもこの施設だけどよ、どう破壊するんだ!」
「取り敢えず全員外に出てからだな、俺の力で全部破壊する」
「おーよ!」
そして一先ず全員外に出たのを確認する
「行くぜ」
『DARKNESS BOOST TIME』
不穏な待機音を共に飛翔、そのまま黒い尾が翼のように展開しクロスギーツの頭上で巨大なエネルギー球へと変化する
本家ならば世界を滅亡させた一撃 だが弱体化した今のハルトでは…
「この学園都市を消し飛ばす程度火力しかないのが情けない!不甲斐なし!穴があったら入りたい!!」
何処の炎柱だお前はやってる事はどちらかと言うとパワハラ無惨様だぞ…
「えぇ本当よ魔王を取り込んでいた頃は世界を三度焼き払っても、まだおつりがきたのに」
「かなり弱体化したわねハルト」
と辛口な評価を下す二人に対してトゥワイスは
「弱体化して良かったよ!健全な弱体化だよ!!」
「えぇ流石にそれは…」
そんな中エネルギーが臨界まで達したので
『X GEATS VICTROY!!』
「はぁ!!」
放たれたエネルギー球で見事研究施設のみの破壊に成功したのである
「やっぱり弱くなったな俺」
「どの口が!?」
そして
「いやぁ!今日の仕事も無事終わったし皆でご飯でも食べ「あ!ハルトじゃない!」フレンダ?」
そこに現れたベレー帽を被った金髪の外国人の少女が笑顔で駆け寄ってきた
「久しぶりね〜また遊びに来てたの?」
「あぁ依頼でな、どうだ妹さんと仲良くやってるか?」
「当然な訳よ!!」
「良かった、俺は兄妹仲が悪かったからさ上手くいってて嬉しいよ」
あの凄惨な環境を悪かったの一言で済ませる辺りこの男もこの男でヤバい奴なのである
「そっか〜ねぇこの後時間あったりする良かったら〜二人でご飯とかどう?」
「悪いな今日は連れが「あらハルトこの子は誰かしら?」あぁ紹介するよヴェルザード、この子はフレンダ、前にこの世界に来た時に一緒に戦った中だ」
「よろしくな訳よ!」
「えぇ」
おかしい何故、ヴェルザードの背後から絶対零度のオーラが出ているのだ…おかしいぞ
「おおおお落ち着けヴェルザード、彼女とはお前の思ってるような関係ではない!!」
「あらそうなの…ごめんなさいね早とちりだったみ……」
その時 ヴェルザードの目は見逃さなかった絶対零度のオーラから自然に自分を守るように盾となったハルトの背中でほんのりと頬を赤らめ…そう正に恋する乙女的な顔をしていたことを
「ハルト、そこを退きなさい私…その子とお話しがあるの」
「OHANASHIだと!!辞めろヴェルザード!お前が本気を出したら…この星の地軸が傾くぞ!」
「結局!この人そんなヤバい奴なの!!」
「あと何で怒ってるんだ!ヴェルザード!!」
「無自覚は罪よハルト?そんな貴方にはあの子(ヴェルドラ)と同じお仕置きが必要かしら?」
「お、俺はお前みたいに簡単に転生出来ないんだよ!!と、取り敢えず…逃げるぞフレンダ!」
『X GEATS』
ハルトはクロスギーツになるとフレンダを抱き抱えて空を飛ぶと
「待ちなさいなハルト!!」
そのまま飛翔して追いかけっこを行うヴェルザードであった
その後 捕まったハルトは凍りつけにされヴェルザードから説教をくらったのであった
あと何故かヴェルザードとフレンダは会話して何事もなかったが
「今度、一緒に他の世界へ行きたい訳よ!!」
何故そうなった?
因みに
「んでその子がクローン?」
ハルトが見下ろす先にいたのは幼少期の己を彷彿とさせる男の子…ふむクローンだな
「おいおい威嚇すんなよハルト」
「いや威嚇してねぇよトゥワイス、なんつーか俺は後何度同じ顔をした奴と会えば良いんだ?」
「ひぃ!」
「虐めるなって…本当に怖いお兄さんだよな〜」
「………ん…あの人言ってたみたいに本当にゴリラだ」
「んだとゴラァ!!」
「ひぃ!」
トゥワイスの背中に隠れて怯えるクローンに思わずイライラするハルトは
「おい齋藤、四楓院」
「ん?」「あ?」
「お前たちでガキの面倒見ろ」
「ええ!!」「面倒くさ…」
「殺す寸前まで鍛えやがれ」
「「任されたぁ!」」
「…………魔王から?もしもーし………は?ウォズ達が操られて大変?ふーん………何!その世界には平成ライダーの皆さんがいる!!分かった駆けつけるぜ!!」
ハルトはキリッとした顔で皆に伝える
「魔王への借りを返しに行くぞ!」
「その前の台詞が気になるのだけど…まぁ良いわ」
???
「申し訳ありません、クロック様…例の研究施設が黒狐に襲われて」
「よい、計画に必要なブランクウォッチは手に入っている後は時が来るのを待つだけだ」
そう話す男の手には、とあるアナザーウォッチが現れていた…
「あの魔王はこの手で…っ!」
それは魔王世界へ震撼させた事件の始まりに過ぎなかった
次回予告?
時雨からの依頼でオーディエンスの贈り物を守る為に動くハルト達
護衛任務中に現れたのは……
「チェンジ痛快!」
「マジかよ!!」
次回 痛快な奴ら お楽しみ?