分岐した太陽の国   作:帝国さん

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前回のあらすじッ!

笠井·皐月「春樹みっけ!」
暴漢2人「ぐへへへ!」
春樹「やめてください!」
笠井「しねぇ!」ドゴッ
暴漢2人「覚えてろよ〜!」
春樹「うわあああああん!」
笠井「よしよし、怖かったな」(`・ω・)ノ( ´д`*)
笠井家族と友達と姉弟「この空気入りずれぇ…………」


図形問題はクソ!水曜日から投稿頻度多分増えます
ではどうぞ


#15 修学旅行!(前編)

〜6年後〜1899

 

笠井(鶴岡天神祭から6年の月日が経ち、俺は小学校上等科四年生となった。

黄泉の国で元気にしているか?青崎。佐藤。

信じられないかもだけど、俺、明治の日本に転生したんだよ。謎にお前らの遺品も着いてきたけどな。

こっちでも前世同様、危険なことがあったりした。

クマに襲われたり、道端の少年を助けたり、幼馴染の女の子を暴漢から守ったりしたし、幼馴染の男の子ともよく遊んだ。ちなみに今は朝暘第一尋常小学校って言う中学校と小学校の高等部を併合したような学校に通ってる。日清戦争も行われたよ。親父が徴兵されて、旅順とかに行ったんだ。他にもな……)カキカキ

 

 

結月「蒼士〜!もう学校行かないと遅刻するよ〜?」

笠井「…はーい!もう出る!」

笠井(じゃあ続きは帰ってからな…)タッタッタッタ…

そう思いながら、笠井は鞄に青崎のお守りをつけ、八八式鉄帽を棚にしまった。

 

笠井「行ってきま〜す!」

結月「行ってらっしゃい!」

皐月「お兄ちゃん行ってらっしゃい!」

富士郎「兄貴行ってら〜」

三郎「お兄ちゃん行ってらっしゃい〜!」

ガラガラガラ…

 

〜学校 5時間目〜

チリンチリン……チリン…リンリン…リン…

号令係「気をーつけー!礼!」

全員「お願いします!」

上地「では学活を始める!あと三日で修学旅行だ!」

クラスメイト「やったぁぁぁあぁあぁ!」

 

ちなみに何故上地先生がいるのかと言うと、2年生の時に転勤してきたからである。そして謎にすぐ学年主任になった。

 

上地「今からしおりを回す!そして終わってたら、長岡市での回るところを班内で決めるように!くれぐれも長岡市を出るんじゃないぞ!」

クラスメイト「はい!」

 

 

 

正志「どこ回る?」

蒼士「とりあえず長岡城は決定な」

春樹「…私お菓子食べて金峯神社に行きたい…」

正志「お菓子は分かるけど…春樹にしては神社に行くなんて珍しいな…」

春樹「……最近お父さんが会社解雇されちゃったから…御守り買いに行きたい…」

 

金峯神社のご利益は金運と、縁結びである。

 

正志「俺はいいけど…蒼士は?」

蒼士「俺も問題ない。というかやっぱり自由時間ほとんどねぇな…」

春樹「…学校だからね…」

 

 

 

…

…

…

…

…

…

……

……

……

………

…………

……………

…………………

…………………………

…………………………………

 

 

〜3日経ち〜

 

ピピーッピッ!

白露「班長!班員の点呼!」

班長3人「全員揃いました!」

最上「先生!揃いました!」

上地「よし!全員揃ったか!ではこれより!朝会を始める!気をつけ〜!礼!」

全員「よろしくお願いします!」

上地「おはようございます!これから長岡への5泊6日の修学旅行が始まります!修学旅行とは、学問を修める為の旅行です!規則正しく!朝暘第一尋常少学校の生徒として!恥をかかないようにしましょう!そしてこれから!6人乗りの馬車が3台来まる!くれぐれも迷惑をかけないように!これから第一の旅館、さくら荘に向かいます!では!1列に並んで待機しましょう!これで朝会を終わります!気をつけー!礼!」

全員「ありがとうございました!」

 

余談だが、6人乗り1台75銭(約15000円)で3台なので、お値段2円25銭(約45000円)である。タッカ!

 

パカラッガラパカラッガラガラ…パカラ……パカラ……………スタッ…

 

上地「馭者さん!6日よろしくお願いします!」

1班「よろしくお願いします!」

馭者「よろしくお願いします!ではどうぞ!」

ガチャッ……キイィィィ…

 

班編成

 

1班 班長:笠井 蒼士

副班長:井上 正志

救護·記録:東雲春樹

 

2班 班長:白露 香織

副班長:小池 真司

救護:中山 結

記録:小林 健太郎

 

3班 班長:田中 角二

副班長:鳥海 綾愛

救護:最上 花

記録:最上喜一郎

 

 

移動経路は山形の日本海側に行き、そこから南下して長岡に行く予定である。

 

 

ガラガラガラ…パカラパカラ…

笠井「馬車なんて初めて乗るな…」

正志「意外とケツがいてぇ……」

春樹「…でも外は綺麗だね…あ…ほら…」

 

春樹が指さすその先には、一面真っ青な日本海が広がっていた。

 

正志「…広大だな…!」

笠井「そうだな」

春樹「…あれ?笠井君って…こんな御守りつけてたっけ…」

笠井「あ…?ああ前から持っていたぞ」

正志「前から持ってたっけか?それ…」

笠井「嘘じゃないって…ほんとほんと」

春樹「じゃあどこで貰ってきたの?」

笠井「さぁ…俺が小さい時からあったからな…記憶に無い」

正志「…本当か…?」

笠井「だからほんとだって」

ワーワーキャーキャー

 

…

…

…

…

……

……

………

…………

………………

……………………………

………………………………………………

 

 

〜さくら荘〜

 

馭者「着きました!」

カチャッ……キイィィィ…

アリガトウゴサイマシタ!

田中「フゥ〜やっと着いたか!」

花「長かったね!でも馬車に乗るなんて夢みたいだよ!ね!お兄ちゃん!」

喜一郎「そうだね…途中の海岸も良かったね…」

鳥海「思わず海岸でつい開眼しちゃったよ!」

アッハッハッハッ…

 

笠井「そんなに面白いか?」

春樹「…さぁ」

正志「ヴッ…なんでwお前らはw笑わないんだww」

笠井「正味おもんない…」

鳥海「え"っ」フリカエリ

上地「学年集合!」

 

タッタッタッタッ…ピシッ

 

上地「これより、さくら荘の亭主達に挨拶をする!気をーつけ!礼!」

全員「よろしくお願いします!」

白露「本日は私達を宿泊させてくれる亭主、板垣さんからこのさくら荘の案内をしてもらいます。よく聞きましょう。」

板垣「ここの亭主をしてる板垣智也だ。まず、梅室1号室2号室3号室を君達には使ってもらう。あと、露天風呂がある。男子が先17:00女子が後で17:40に入ってもらう。入ったあと18:10に居間で飯を食う。19:30に就寝だ。わかったな?」

全員「はい!」

先生「気をつけ!礼!」

全員「ありがとうございました!」

 

小林「小池達!早く部屋に行くぞ!」

小池「わーった」

山中「うん!」

白露「こ、こら!私を置いてかないの!」

 

笠井「じゃあ俺らも部屋に行くか…」

春樹「…はーい」

正志「わかった…」

 

タッタッタッタッ…

カチャッ…ギィイィィ…トットッ…ススゥーーー……

 

正志「おお、梅部屋にしてはいい部屋だな!」

春樹「……まだお布団敷かれてないの…」

笠井「まぁ…風呂はいって飯食ってる間に用意してくれるだろ…」

春樹「…そうなんだ…私達旅館泊まったことないんだけどな…蒼士君どこで知ったの?」

笠井「……本だ」

春樹「…本当に?」

笠井「ホントデス」

正志「まあまあ!いいじゃないか!…んじゃ!俺とりあえず風呂行ってくる!」

笠井「待ってくれ…俺も行く」

春樹「…行ってらっしゃ〜い…」

ギィイィィ…バタン……




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