分岐した太陽の国   作:帝国さん

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前回のあらすじッ!

全員「あんぼうめ〜」
青年「俺は馬鹿者だから軍人になる資格ないのに親からのプレッシャー凄スギィ!」
笠井「頑張れ頑張れ」
青年「あざました」

書いてたところがまた保存されてなくて1からやり直しになって萎えた
ではどうぞ


#18 ただいま

ガラガラガラ…ピシャン!

笠井「ただいま~」

皐月「お兄ちゃんお帰り!」ギュ

富士郎「兄ちゃん!お帰り!お土産ある?」

三郎「お兄ちゃん!お帰り!」

結月「お帰り。蒼士」

笠井「お母さん!ただいま!ほら、お前ら!お土産あげるから居間に行ってくれ!」

3姉弟「はーい!」

笠井「相変わらず元気だなあの3人は」スッスッ

結月「そう?それでも皐月は11歳なのに、蒼士がいなくなってからずっと元気なくて、朝ごはんはあまり食べないし、貴方の布団で寝てたのよ?富士郎は大丈夫だったけど…三郎はずっと泣いてたのよ?」

笠井「……俺って凄い愛されてるな…」タッ…タッ…

結月「良い事だけど…流石に疲れたわ…」タッ…タッ…

スーッ…スーッ…パタン…

 

蒼士郎「おお!蒼士!お帰り!修学旅行とやらはどうだった?」

蒼士「楽しかったよ!はいお土産」

 

蒼士は黒い長方形の箱を取り出し、蒼士郎に渡す。

蒼士郎は受け取り、中を開けると…

 

蒼士郎「おお!煙管か!今まで煙草を吸っていたが、その買った費用より安くなるから沢山吸えるな!ありがとう!」

 

煙管は金属の吸い口の所が熊となっており、柄の所は黒色の木材を使用されていた。

 

笠井「吸いすぎで死ぬのは勘弁してくれよ…親父……」

富士郎「俺にはなんかある?」

笠井「富士郎には、はい」

 

蒼士は富士郎に細長い棒状の物を渡した。

 

富士郎「竹刀だ!」

笠井「これで剣道の稽古に励むんだぞ!」

富士郎「ありがとう!兄ちゃん!」

笠井「皐月にはこれだ」

 

蒼士は藤が付けられた簪を皐月に渡した。

 

笠井「藤の花の簪だ。大切に使ってな」

皐月「お兄ちゃん!ありがとう!大切に使うね!」

笠井「そして三郎お前には…」

 

笠井は紐をかけた三角形の物体を渡した。

 

三郎「兄ちゃん。これは何?」

笠井「これは独楽って言ってな、その紐を上の棒にこうやって巻き付けて…思いっきり投げる。コツがいるんだが楽しいぞ」

三郎「へ〜!そんなものがあるんだ!兄ちゃんありがとう!」

笠井「最後に、母さんにはこれ、はい」

 

笠井は綺麗な桜が入った櫛を渡した。

 

結月「まぁ!ありがとう!綺麗な桜ね、大切にするわ!あ!もうそろそろで夕食の準備をしなくちゃ!ありがとうね蒼士!」

三郎「兄ちゃん、これって何処にどう巻けばいいの?」

笠井「あぁ、これは上の棒に紐を通して、こう…螺旋状に巻いていくんだ」

三郎「なるほど!ありがとう兄ちゃん!」

富士郎「兄ちゃん!剣術を指導して!」

 

実は笠井は山形県の剣道大会で1位を取っており、3連覇している猛者である。

 

笠井「あぁ、いいぞ!じゃあまずは素振り250回だ!」

富士郎「はーい!」

 

そう言って富士郎は庭へ出ていった…

 

蒼一郎「けほっごほっ!…煙管って不味いんだな…」

笠井「親父、煙管は煙草みたいに沢山吸うんじゃなくて、ゆっくり味わいながら吸うんだ…そしたら美味くなるんじゃない?」

蒼一郎「そ…そうなのか…スーッ…フーーーッ………おお…確かに美味くなったな…ありがとう蒼士」

笠井「どういたしまして」

結月「夕食が出来るわよ~用意してちょうだい!」

4人「はーい」

笠井「さて…富士郎には悪いが、稽古を中止させるか…」

 

そう言って笠井は外へ歩き出した…




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