分岐した太陽の国   作:帝国さん

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前回のあらすじッ!

笠井「玩具と米作るぞー!」
藤原·長田··千葉中居「よろしく」
加藤「ガタガタガタ」

ただいま1900年なので、日露戦争まであと4年!
地獄の始まりや!
ではどうぞ!


#21 事業拡大

ガラガラガラ…

 

笠井「こんちは〜」

竹蔵「お、よう笠井。どうした?」ゴクッゴクッ…

笠井「単刀直入に言いますが事業拡大しましょう」

竹蔵「ブーーッ!!ど、どうした急に…事業拡大つってもそんなすぐにはできねぇぞ!それに今のままでも充分金は稼げるだろ…」

コンコンコン…

竹蔵「…いいぞ」

長田「失礼します…笠井もいるのか…って…どうしたんですか竹蔵さん…机にそんなお茶を零して…」

竹蔵「…笠井が事業拡大するんだとよ…」

長田「…は?確かに金はあるが時間はかかるぞ?でもリスクが高くないか?技術もあるかは知らんし…人間関係で揉めるぞ…しかも財閥と並ばなきゃ行けなくなる事業もある…あっという間にこんな会社潰れちまうぞ?」

竹蔵「因みに何に手を出すんだ?」

笠井「弾薬工場と艦船建造と畜産ですね」

竹蔵·長田「…………」

竹蔵「お前畜産がどれだけ難しいのか知ってんのか?この日本はほとんどが山でそんな広い土地はないぞ?しかも艦船建造なんて、三菱·川崎とかの独断場じゃねぇか!技術ですら今の俺達には無いんだぞ?俺らなんかがやってもすぐに潰されるぞ!」

笠井「まぁまぁ山のことに関しては考えがあるし、船の設計は私がしますから…リベット接合や鉄板切断、鉄棒を曲げたりする事等の技術を覚えてください」

竹蔵·長田「………………は?」

竹蔵「お前船の設計やったことあんのか?」

笠井「ないです」

竹蔵「は?やったことあるんじゃないのか?」

笠井「ないです。でも船の知識なら沢山あります。なので任せてください。あなた達がリベット接合の技術を磨かなきゃ、私の船が沈みますからね」

長田「というか船って何作るんだよ…」

笠井「輸送船です。海外にこの玩具を売ろうと思います。ただ英語に訳さないといけないんですよね全ての説明書」

竹蔵「そんなんどうでもいいだろ……というかなんだ弾薬工場って今更弾薬作って何になる…清との戦争は終わったぞ?どこと戦争するつもりだ?」

笠井「多分数年後に日本ってロシアと戦争になると思うんですよね」

竹蔵·長田「………は?」

竹蔵「いやまぁ確かにロシアとは大陸の権益の事で揉めてるらしいが…戦争には……なるのか?」

笠井「因みにロシアと戦争になった場合、工業力の差が出て、弾を生産しても消費に追い付けなくなると思うんですよ。なので6.5mmと280mmの工場を作ろうと思います。既にとある陸軍の人に手紙を送り、許可を取りました」

長田「行動早すぎだろ!もう少し考えろや!!実質これ博打なんだぞ!人はどうするんだ!人は!」

笠井「張り紙作って募集しましょう。駅とか市場の近くに貼ってれば来ますよ」

竹蔵「そんなんで本当に来んのか…?あとさっき話したが、畜産で何を育てるんだ?」

笠井「養鶏です。肉があれば欧米人と渡り合える体格になるし、卵は非常に栄養価が高いので、みんなが食べれるようになれば、皆健康でいられるんじゃないかと考えたからです。場所は、金峰山の麓でやろうかと思っています。」

竹蔵「鶏だし、高く売れそうだな。それに卵も栄養価が高いんならそれを売りに出せるからもっと売れるんじゃないか?」

笠井「値段に関しては安くします」

長田「は!?肉なのに安くするのか!?そんなんしたら在庫がなくなっちまうし、魚とかが売れなくなるぞ!!」

笠井「流石に毎日鶏肉食う人は居ないんで大丈夫ですよ」

コンコンコン……

竹蔵「入れ……」

ガラガラガラ…

加藤「失礼します…おっと笠井君もいたのか…ちょうど良かったいもち病に強い米を発見して美味しい米と交配させ、新たに水稲農林51号が今さっき芽を出しました」

竹蔵「ほう…」

笠井「これで収穫量って多くなりますかね?」

加藤「いえ…とてもですが難しいと思います。確かにいもち病に強いため、病気による収穫量の減少は少なくなると思いますが、なにせこのいもち病に強い稲は、稲穂が少ないです。また、東北ではやませという冷害等もありますので…」

笠井「…冷害に強い米と稲穂が沢山つく米を交配させて、水稲農林51号とその交配させた稲をまた交配すればいい稲ができますか?」

加藤「可能性としてはあると思いますが、道のりは長いですよ?」

笠井「1910年までに作れますか?」

加藤「その頃は私生きていますかね…まぁやれるだけやってみせましょう!」

竹蔵「頑張れよ!!加藤!!」

加藤「ありがとうございます!では、私はこれにて……」

ガラガラガラ……

竹蔵「そういえば船渠を作ると言ったが、どこに作るんだ?庄内か?少し遠いが酒田か?」

笠井「いえ、すぐそこの由良付近で作ろうと思っています」

竹蔵「……はぁ〜そんな簡単にお前は言うが、国から許可をとる資料の作成とかしなきゃ行けないんだぞ俺……はぁ〜……」

長田「少しはこっちの身にもなってくれよ全く………」

笠井「ハハハ!すみませんね。では私はこれで。さよなら〜」

ガラガラガラ……

 

正志「笠井〜!オセロしようぜ!!この遊び滅茶苦茶おもしれぇんだ!」

笠井「いいぜ」

 

この後笠井は場面の端を全て取り、正志をボコボコにした。

因みに正志は萎えて二度とオセロをしなくなった。

 

 




高評価·感想お願いします!!弾薬ファクトリー船渠肉
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