分岐した太陽の国   作:帝国さん

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前回のあらすじッ!
笠井「事業拡大しまーす」
ヤクザ達「リスク高すぎィ!!」
加藤「いい稲が作れた!」
笠井「冷害に強い稲穂を沢山つける米を作れ」
加藤「り。バイバーイ」
ガラガラガラ
笠井「じゃあ俺もバイバーイ」
ガラガラガラ
ヤクザ達「……………」

また記録消えた…萎えそう…
ちなみに今の笠井は17歳です。子供の成長って早いね。
ではどうぞ!


#21 例の人

〜1年後〜

チリンチリン…チリンチリン…チリン………

ガヤガヤ………

上地「じゃあ下校だ!!」

白露「気をつけ!!礼!!」

全員「ありがとうございました!!!!」

 

正志「はぁ…今日も学校疲れたな…蒼士〜春樹〜帰るぞ〜」

春樹「…うん」

笠井「うぃ」

タッタッタッ……

正志「笠井さ……俺ら高校2年生だけど、お前の将来就きたい仕事って決めてたりするのか?」

笠井「あぁ…将校になろうと思ってる…」

正志·春樹「!!」

正志「…笠井は凄いな…でもお前、戦争で死ぬかもしれないし、親の仕事は継がないのか?蒼一郎さん悲しむと思うz」

 

春樹「だめ!!

 

笠井·正志「!!」

春樹「…そんな所に行ったら…笠井君が死んじゃうかもしれないんだよ…!?…最近はきな臭くて…もしかしたらロシアと戦争になるかもしれないのに…!…なのに…なんで…?」

正志「…なんで笠井は将校になりたいんだ…?」

笠井「…この先の未来を変える為だ」

正志「は?」

笠井「スゥー……この先、この国は、ロシアと戦争をするだろうね。実質負け戦だ。だけど、ロシアに"必ず"負けるとは限らない。それに、日露で戦争が終わってもこの先、日本は米英露仏中と戦争しないとは限らない」

正志「でも死ぬかもしれないんだぞ?」

笠井「あぁ……だが、大切な人を守れるなら、本望さ」

正志「……笠井は凄いな……」

春樹「…でも行って欲しくない…」

正志「春樹…」

笠井「春樹、俺は何も死にに行く訳じゃない。俺は生きる為に俺や、部下、国民、正志や春樹を守りに行くんだよ。それに、こうやって誰かが立たなければ、この国を守る人が居なくなる。俺は春樹達を見殺しにしたくないんだ。平和な世の中を続けさせる為にね」

正志·春樹「………………」

笠井「だから俺は将校になる。親父たちから反対されても絶対になる」

春樹「……………」

正志「…………………………

 

 

 

 

 

ん…?」

タッタッタッタッタッ

上地「お前たち…もう下校の時間だと言っているだろう!!校門前でたむろしてるんじゃなーい!!」

3人「は…はい!すみませんでした!!」

タッタッタッ…

正志「笠井…頑張れよ…」

笠井「おう。ありがとな」

春樹「どうしても行くの…?」

笠井「ああ…大丈夫だ、死なないさ!!絶対にだ!!」

 

竹蔵「……おい…」

笠井(なんでお前おんねん…)

正志「…?なんですか?…ヒェッ」

春樹「……」アトズサリ…

笠井「…!」

竹蔵「…ちょっと着いてこい」

笠井「うぃ」

正志「ちょちょちょ…まってまって!!あんた誰!!笠井もそんな簡単についてくなって!!」

笠井「あぁ…知り合いだから大丈夫」

正志「え…知り合い?」

笠井「うん…ヤクザだけどな」

春樹「…いや、知り合いだとしても尚更ダメじゃない…?」

正志「ヤクザだぞヤクザ!!」

笠井「ん〜とりあえず俺用事あるからちょっと2人で帰っててくれ」

正志「ちょ、待て待て待てって」

3人が喋ってると上地先生が近づいてきた。

上地「ちょっとそこの人!!…あ」グイ

竹蔵「あ」

笠井「あ、上地先生。どうしたんですか?」

上地「あ…兄貴…」

3人「え!?」

笠井「え?でも竹蔵さんって苗字上地じゃなくて伊東ですよね?」

竹蔵「あ〜…実は智也は、総長が他の家に養子として預け育てられたんだ…だから兄弟だけど、育った場所は違うんだ…」

笠井「ほへ〜…」

正志「え、つまり先生達ヤクザの組長の息子なのか?」

上地·竹蔵「そうだぞ」

春樹「??????」ウチュウネコ

正志「ヒ、ヒェ〜」

竹蔵「とりあえず笠井来い。用がある」

上地「え、まてまて兄貴、俺の生徒がなんかしたか?」

笠井「あ〜そういう事じゃないんで大丈夫ですよ。安心してください。じゃぁな正志!春樹!また明日な!」

上地「え?」

正志「え、えぇ〜…」

タッタッタッ………

笠井「で?要件はなんですか?」

竹蔵「2つある。1つ目は150mの船渠が由良の方に出来たぞ」

笠井「速いですね…まぁ私が速くしろって言ったんですが…とりあえず輸送船の設計図描いて送っときます」

竹蔵「…本当に大丈夫なんだろうな……」

笠井「大船に乗った気持ちでいて下さいね」

竹蔵「その大船が泥舟にならないことを祈る…」

笠井「因みに2つ目の船渠を作る事って出来ますか?200m級の2つ欲しいんですけど…」

竹蔵「お前軍艦を作るつもりか…?…船も建造しなきゃいけないから…金がギリギリ足りない…最低でも1903年の年末に起工できるかできないかで時間がとてつもなくかかるがいいのか?」

笠井「はい!大丈夫です。それで2つ目の要件はなんですか?」

笠井(まぁ本当に軍艦を造るんだけどな)

竹蔵「2つ目は…お前に客が来ている。飛びっきりの客だ」

笠井「??????」

 

そう会話していると会社に着く。

ガラガラガラ…

タッタッタッ…ガラガラガラ…

??「君が笠井君だね?」

笠井「は、は…い!?」

 

そこには老けた男がいた。

 

笠井「あ…あなたはまさか…」

??「ふむ。私の事を知っているか?まぁ新聞にも載っていたからのう…」

笠井「乃木希典さん!!」

乃木「ほほ、正解じゃ」

竹蔵「お前乃木さんに手紙渡したんじゃなかったのか?」

笠井「…そういえばそうだった」

乃木「君が此処に来て話し合おうと言ったんじゃないか!」

笠井「す…すみません…」

竹蔵「…んじゃあ邪魔だと思うんで出ていきまーす」

ガラガラガラ………

乃木「自分が撒いた物は自分で処理しろと学校に教えられなかったのか?全く…もっとしっかりしてくれ!」

笠井「は…はい…すみませんでした…」

乃木「…それで?君は二十八珊米榴弾砲の弾と、6.5mmの弾を作るそうだが…本当にできるのかね…?」

笠井「はい。ドイツか、イギリスから弾を製造する機械を輸入して、弾を作ろうと思います」

乃木「…君はヤクザを使って陸軍と戦争をする気かね…?」

笠井「いえ…私は陸軍を使ってロシアと戦争をする気です。」

乃木「!?」ガタッ

笠井「あぁ…別に私は戦争をしたい訳じゃないです。これから起こるであろう、未来の為にやろうとしています」

乃木「…確かに…ロシアと日本の関係は悪くなりつつある…戦争になるかもしれんが…今から用意するのか?開戦してでも間に合うと思うのだが…」

笠井「いえ…清とは違って、国力の差が開いて物量で押し切られるかもしれません。それに遼東半島にある旅順要塞。列強諸国の圧に負けていまロシアが所持していますよね?こことても重要になると思うんですよ」

乃木「…そうか?清と戦った時は短時間で堕ちたぞ?確かに港は山に囲まれて自然の要塞ができているが…」

笠井「いや、列強となれば話は別ですよ。清は近代化したての国家でしたし、ロシアも旅順要塞を強化していると思います。それに艦隊がここに籠ったら、いつ日本の制海権を脅かして来るか分かりません」

乃木「確かにそうかもしれない…」

笠井「それに、国力の差が開くことで強さが変わる兵器があるんですよ…なんだと思いますか…?」

乃木「……………うーむ……

 

 

 

 

 

 

 

機関銃か!?」

笠井「その通り!!」




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