異世界人をVtuberに   作:デストーリー

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コロナでぶっ倒れてました~~


第45話 イベント_ティティル視点

 

 

 

イベントの開始時刻になり、ティティルはイベントフィールドに移動する

 

配信も問題なく稼働しており、それを確認し終えるとマップを開き、自身の場所を確認する

 

 

このマップは大きな島であり

 

中央部が何もない平原

 

北部が雪原地帯、雪が積もっており視界も悪い

北東部が山岳地帯、雪原の近くは雪が降っている

東部が廃村、様々な大きさの家が並ぶ廃村

東南部が川原地帯、東部と南部を分ける少し深い川が流れている

南部が砂漠地帯、熱く陽炎も発生する

南西部がビル群、近代のビルが立ち並ぶ

西部がサバンナ、デバフを与える動物型エネミーが出現する、エネミーを倒しても特に意味はない

北西部が森林地帯、雪原の近くは雪が降っている

 

 

今ティティルがいるのは北東部

 

すぐ近くに山がある

 

 

「とりあえず見晴らしのいいところに行きましょ、【スナイプステップ】」

 

スキルを使って見晴らしのいい山の頂点近くに移動する

 

 

「うん、いいポイント!」

 

 

 

『くるぞ!』

『わくわく』

『久々の遠射』

『どうなるか』

 

 

「とりあえずここから何人か射貫いていきたいと思いますので、少し集中しますね」

 

『了解!』

『頑張って!』

 

 

ティティルは弓を構える、自身が視認した他プレイヤーに狙いを定める

 

距離はとうに10キロを超える

 

 

「ん~~、よし、とりあえず何人か射貫いちゃうね」

 

「っ!」

 

ティティルは軽々と狙いを定めて、すぐに放つ

 

遠射によって火力が高まった矢が狙ったプレイヤーに向かっていき

 

 

 

【○○を倒しました。1ポイント獲得】

 

 

一撃で劇はできたことをログが証明する

 

 

 

「っ!、っ!、っ!」

 

 

そのまま静かに狙いを定め、射貫いていく

 

 

【○○を倒しました。1ポイント獲得】

【○○を倒しました。1ポイント獲得】

【○○を倒しました。1ポイント獲得】

 

 

視聴者はその無双っぷりに興奮していたが、ティティルは配信がつまらなくなってないか少し心配していた

 

 

「ねえ、なにも言わずに射貫くのもあれだし、妖精さんたちが決めた掛け声で射貫こうと思うんだけどどう?」

 

 

『まさかのリクエスト系!』

『確かに無言だと静かだからね』

『きゃっ!とか?』

『某英雄のステラァァ!』

『えーい!♪』

 

 

配信を盛り上げるスパイスとして聞いてみたリクエスト

 

そこでティティルは気になったコメントを見つける

 

 

「ステラ?英雄?」

 

 

『イランの伝承上の英雄が放った矢の名前』

『最近のゲームで有名』

『いろいろ調べたら出てくるよ』

 

 

「へ~~、じゃあステラに決定♪」

 

 

掛け声を決めた後弓を構え直し、狙いを定める

 

「すぅ~~~~~~」

 

先ほどと違うのは掛け声のために一呼吸しているところ

 

 

「っ!ステラァァァァ!!!!」

 

気持ち大きめの掛け声とともに放った矢は、先ほどと同じように狙った相手に命中した

 

 

 

『思ったよりも勇ましい掛け声だった』

『かっこいい系!』

『ハンターティティルちゃんかっけぇ』

『大声でビビったw』

『ここまで来ると遠距離の相手に一撃で仕留めるのも驚かなくなるね』

 

 

 

 

そしてその後

 

 

「っ!ステラァァァァ!!!!」

 

「っ!ステラァァァァ!!!!」

 

「っ!ステラァァァァ!!!!」

 

「っ!ステラァァァァ!!!!」

 

 

 

 

気に入ったのか、その掛け声を連発するティティルの姿がそこにはあった

 

現在ポイントは200を超えたが、ティティルの視界に映るプレイヤーが少なくなってきた

 

「えっと、全プレイヤ―が5000人だったよね、それにしては見える範囲に人がいないけど、流石にこっちが危険だと思って隠れてるのかな」

 

『さすがに一気に200人倒されたら逃げるよ』

『もしくは暗殺するために少しずつ隠れながら来てるとか?』

『何も考えずに近づくプレイヤーはいないよね』

『屋内に隠れてるのかも』

『そもそも視聴者には見えないからな~、視界共有とかできないか』

『ここに籠ってたら安全だけど、ポイントを早く取りたいなら移動する?』

『移動は危険じゃない?ばったり目の前に近接武器持ちが出てきたら危ないだろうし』

 

 

 

流石に空からバンバン即死級の矢が降ってくればほかのプレイヤーも隠れだす

 

それにティティルの視力でもさすがにこの島の端まですべてを見ることはできない

 

そのような状況で、視聴者たちは移動するかここに留まるか意見を出し合っていた

 

 

 

「ん~~、ただ生き残るだけならここで動かなくてもいいんでしょうけど、ポイントが勝っ狩ってるなら動いたほうがいいですよね、ということで少し移動しますね!」

 

 

「【スナイプステップ】」

 

 

ティティルは移動を選択したようだ、進行方向には北西部が森林地帯

 

 

森林地帯、どうやらティティルはすこし本気でポイントを取りに行くようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦♦♦♦

 

 

 

マーシャルコード、観戦部屋

 

「森にむかったか」

 

「多分木々の間に隠れてる人もいるだろうね」

 

 

 

俺と正弥は配信を見つつ、SNSのリアルタイムの反応をチェックしていた

 

 

「ツルギさんがティティル戦線の皆にすぐに身を隠せって指示を出したらしいよ」

 

「ツルギの配信のほうで確認したが、プレイヤーは北東部以外まんべんなく散りばめて配置してる、意外と荒れてなかったな」

 

「多分ティティルちゃんが最初から大暴れしたから裏切る余裕がなかったんじゃない?」

 

「あ~~」

 

ポイント制のルール追加で裏切りが起こったりするかと思ったが、ティティルの倒すスピードの速さにやばいって感じたのか、皆ティティルを倒すまで互いを攻撃しないという誓いは守られている

 

 

 

「今後どうなると思う?」

 

「相手はティティルに半分の約2500ポイント以上を取られる前に何かしようと考えてるだろうけど、ステルスで近づくかガチガチに防御で固めるか、今の俺にはそれしか思いつかん」

 

 

 

 

 

 

「にしても森に人が多いね」

 

「普通なら木々が盾になるって思ったんだろ、だがティティル相手には悪手だよな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ティティルはガチのエルフ、森に棲んでた狩人なんだからな」

 

 

 

 

 

 

 

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