ホロ社員平凡(?)愛歌   作:第六電マ王 

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病み上がり1発目

誤字脱字あるやも

何でも許せる方はどぞ


【獅白ぼたん】求めていたプライド

 

 

 

 

 

 

 

ホロメンの観察報告

 

 

 

 

 

0期生はみんなまとめて責めると強い

 

 

あの件から0期生単位での攻勢が苛烈だ

 

 

あずきの上目遣い、すいせいの圧、ロボ子の囁き、みこのタックル、そしてなりよりも…

 

 

周囲の人間を退ける、そらの"覇気"

 

 

まあ俺が勝手に呼んでるだけなんだけど…そこまでしますかね…?

 

 

まさかこんなに自分が好かれているなんて…

 

 

果たしてどう接するのが正解なんだ…

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

ぼたん『Nの方向、敵』

 

 

「まじか、こっちから仕掛ける?」

 

 

ぼたん『裏回る、なるべく引きつけといて』

 

 

「了解、うぉぉぉ!俺はここだぁぁあ!」

 

 

ぼたん『うるせぇなww …1人やり』

 

 

「よし、俺もやっと1人ダウン取ったぞ!」

 

 

ぼたん『ないすー…おっけ、勝ち』

 

 

「よっしゃぁぁあ!キャリーあざ!初チャンピオンめちゃくちゃ嬉しいわ!」

 

 

ぼたん『うーい、おめー、社員はエイムの練習しないとだなぁ』

 

 

「…ほんま助かります」

 

 

ぼたん『でも他の動きは良かったよ、しばらくゲーム漬けって感じの活躍』

 

 

「いやぁ…最近ゲーム以外の憩いの場がないもんでなぁ…」

 

 

ぼたん『へっ、ウチら内でも大分話題になってるよ、ついに0期が手ぇ組んだって』

 

 

「…そ、そんな話はしてないぞ?」

 

 

ぼたん『あたしにはそう聞こえたけどー?最近ホロメンの好意に気づき始めたけど、どう接していいかわからないからゲームに逃げてますってよぉ」

 

 

「…ぼたん怒ってる?何か急にトゲが…」

 

 

ぼたん『…知らーん、自分で考えろー」

 

 

「え…俺はまた何か変なことでも口走ってしまったのか…?うーむ…」

 

 

ぼたん『…はぁ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーし、今日も直帰だ直帰!さっさと帰って連日チャンピオン目指すべ!」

 

 

ザァァァァァァァッ! 

 

 

「…雨つっよ!朝から天気悪かったしまさかとは思ってたけどこんなに土砂降りとはね…車で来て助かったぜ…」

 

 

ブーッ ブーッ

 

 

「…?ぼたんから連絡だ、"助けて"…って!なんだ!なんかあったのか!?場所言え場所!」

 

 

「…場所送られてきた…こっからそんなに遠くないな…一体そこで何が…とにかく急ごう!無事でいろよ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぼたん!」

 

 

ぼたん「おーう、わりぃなこんな雨ん中急に呼びつけて」

 

 

「とりあえず車乗れ!」

 

 

ぼたん「お、おう?うー、さみさみ」ジョウシャ

 

 

「ぼたん大丈夫だったか!?怪我とかはないか!?誰かに襲われたとか!?」

 

 

ぼたん「…?あたしは何ともねぇぞ?寒いから迎えに来てもらいたかっただけだし」

 

 

「え…あの助けてっていうのは?」

 

 

ぼたん「服も携帯もずぶ濡れだからよ、あんま携帯使いたくなかったんだわ、だから簡潔に一文と位置情報だけ送ったんよ」

 

 

「はぁぁぁぁ…焦らせんなよぉぉ…普段そんなこと言わないぼたんから助けてなんて言われたらめちゃくちゃビビるだろうが…」

 

 

ぼたん「はっはっはwわりぃわりぃ、でもこうやって来てくれたってことは送った文は間違いじゃなかったなw」

 

 

「なんか納得いかん…で、あんな所にびしょ濡れでぼっ立ちしてた理由ってなんなんだ?」

 

 

ぼたん「あたしが出た時は小雨だったからな…ダッシュで帰れると思ったんだが急に雨足強くなりやがって…」

 

 

「この季節の雨舐めすぎだ、全く…ぼたんの家まででいいか?」

 

 

ぼたん「あぁ、頼んだわー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼたん家

 

 

「はい、着きましたと、今度から折りたたみ傘でも常備しとけよな」

 

 

ぼたん「はいはい…そうだ、折角だし送ってもらったついでにエイムのコツ教えてやっから家あがってけよ」

 

 

「まだ早いしアリなんだよなぁ…でも女の子の家にあがるっていうのは…」

 

 

ぼたん「おいおい、ちょこ先の家で散々色々しといて今更過ぎんだろ、いいからあがれあがれ」

 

 

「あ、あれは誤解だから!仕方ねぇ…中々ない機会だしここは素直にお邪魔しよう…」

 

 

ぼたん「…んじゃあたしはさっとシャワー浴びてくるからその間トレモにでも篭っててくれー」

 

 

「家入るなり置き去りにされてもうた…意外と整ってはいるんだな…もっと物とか散乱してるイメージだったわ…それに心なしか女子特有の良い香りも…」

 

 

「いやいやいや…!とりあえずゲームを起動して…!やっぱランクえげつねぇなぁ…ぼたんは」チラッ

 

 

シャーーーー

 

 

「…!へ、平常心平常心!今から俺はトレモの鬼になるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20分後

 

 

「えぇい!CPU動かした瞬間まるで当たらん!何故だぁ!」カチャカチャ

 

 

ぼたん「…感度高すぎんじゃね?」ヌッ

 

 

「ひゃあぁぁっ!?!?」

 

 

ぼたん「驚きすぎだろw 」

 

 

「お、おまおまおまその格好わわわ」ドキドキ

 

 

ぼたん「…あぁ、これか、着替え持ってくの忘れたんだよ」バスタオルイチマイ

 

 

「ばっ…!ばっかお前…!早く服着てこい!」

 

 

ぼたん「おいおい、随分良い反応してくれるじゃねぇの…それともなんだ?あんな女所帯で働いといて耐性ねぇとか…?w」

 

 

「ち、ちっげぇから!別に耐性あるし!ちょっと驚いただけだっての!」

 

 

ぼたん「…ふーん、なら試してみようかね」ギュッ

 

 

「」

 

 

ぼたん「…充分心臓早いじゃねぇか、嘘つき」

 

 

「あわわわわわわわわ」ドキドキ

 

 

ぼたん「…あんまり隙ばっか見せてるとこっちも我慢できなくなるからな?」

 

 

「そ、そそそ外の空気吸ってくる!!!!」ベランダニダッシュ

 

 

ぼたん「あ…」ポツン

 

 

ぼたん「…まあ満更でもないリアクションが見れただけで上々かねぇ…着替え着替え」

 

 

ぼたん「……あたしとしたことがちょっと責めすぎたかな」カァァ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベランダ

 

 

「」ポケー

 

 

ぼたん「腑抜けてんなぁ…隣座んぞ」

 

 

「お、おう、どうぞ?」

 

 

ぼたん「よっこらせっと…で?感想は?」

 

 

「…乾燥?わかめ?」

 

 

ぼたん「バスタオル1枚のあたしはどうだったかって聞いてんだよ」

 

 

「…どうって言われましても」

 

 

ぼたん「興奮した?」

 

 

「ぶっ!!ちょ、ちょっとはオブラートに包んでいただけませんかね!?」

 

 

ぼたん「逆にアンタはオブラート使いすぎ、そろそろ皆んな痺れ切らして襲いかかってくるぞ?」

 

 

「…何で俺なんだろうな、こんな平凡な一社員よりマシな男なんてそこら辺にゴロゴロ…」

 

 

ぼたん「謙遜も過ぎると傲慢だぞ、それともお前に惚れたあたし達を煽って言ってるのか?」

 

 

「…考えなしな発言だった、すまない」

 

 

ぼたん「別に謝ってほしいわけじゃねぇよ、ただ自覚は持てよな?結果はどうあれみんなから好意持たれてんだから」

 

 

「だけどさ…ぼたんも含めてホロメンはとても素敵で魅力的な女の子達じゃないか…その中から誰か1人を選ぶ、だなんてそんなのどんだけ偉いんだよって話じゃないか?」

 

 

ぼたん「ハーレムでいいじゃん」

 

 

「…は?」

 

 

ぼたん「ライオンの群れの長になったオスはメスをしこたま侍らせるもんだぜ?その集団をプライドって呼ぶんだけどよ、作っちまえよホロライブの中にプライドをさ」

 

 

「い、いやいやいや!それはあまりにも不誠実だろ…!」

 

 

ぼたん「あたしは端から1番なんて狙っちゃないのさ、お前のそばにいれりゃ何でもいいし…それに加えておまるんとかねねちとかラミちゃんとも一緒にいられるならこんなに嬉しいことはないだろ?」

 

 

「いや…しかしだな…」

 

 

ぼたん「まあ決めんのはお前だからこれ以上言わないが…まあ選ばれなかった奴は少なからず癇癪を起こすだろうなぁ…最悪命の危険も…」

 

 

「そ、それは困る!ってかそんなのほぼ脅しじゃねえか!」

 

 

ぼたん「はっはw 残念ながらこれに関しては例え話じゃねぇからなぁw 」

 

 

「…今は即答はできない、だけどしっかり考えた上で答えを出したいと思う」

 

 

ぼたん「…それでいいさ、そういう馬鹿みたいに真面目なとこにもこっちは惹かれてんだから…ついでにあたしの湯上がり姿についての感想もさっさと答え出してくれんかねぇ?」カタニモタレカカリ

 

 

「…た、大変眼福でございました」

 

 

ぼたん「…まあちょい間があったが及第点だな、この状況ならもうちょい気の利いた言葉使え」

 

 

「…なんせ平凡なもんで」カタダキヨセ

 

 

ぼたん「!!!……そうかよ…」ギュッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼたん(ずるいねぇ…こんな風にされたら…あたしだけを見てくれるのも悪くないなって…思っちまうじゃねぇか…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

「結局あの後怒涛のゲームのコーチングのせいで朝帰りしてしまった…」

 

 

「ぼたんのおかげでエイムは多少上手くなったけどそれにしてもめちゃくちゃ眠い…さっさと仕事片付けて寝よ…」

 

 

ガチャ

 

 

「うぃーーっす…」

 

 

ねね「あー!社員さんおっはよー!」

 

 

「おう…ねねは今日も元気で明るいな…!」

 

 

ポルカ「ねぇ…顔色悪いよ?低気圧?ポルカのバファ◯ンプレミアム飲む?」

 

 

「ありがとうポルカ…ただの寝不足だから大丈夫だよ…」

 

 

ラミィ「いや全然大丈夫な感じじゃないけど!?普通に休んだ方がいいのでは?」

 

 

「このくらいなら何とかなるさ…ラミィは優しいな…」

 

 

ラミィ「いやーん!褒められちゃったんですけど!ってんなアホなこと言ってる場合ちゃうわ、なんかラミィにできることあったらいいなー?」

 

 

ガチャ

 

 

ぼたん「ういーー…」

 

 

ねね「あれー!?ししろんも具合悪そー!どうしたのー?」

 

 

ぼたん「いやぁ…昨日はちょっと社員と夜更かししすぎてね…」フワァ

 

 

「」

 

 

ねね「えーーー!!そんなのねね聞いてないよ!!社員さんどういうことー!?昨日ししろんと何してたんだよーー!」

 

 

ポルカ「…社員さん?ちょっと今お時間よろしいでしょうか?ポルカは今冷静さを失おうとしてるんですけど?」

 

 

ラミィ「…へーー?折角ラミィが心配してたのにそういうことだったんだー?心の中で哀れな女だなってラミィのこと嘲笑ってたんだー?」

 

 

「おい!!ぼたん!!お前の一言で一気に平和が崩れただろうが!!」

 

 

ぼたん「あ、やっべ…まあ何とか自分で頑張ってくれ、メスの欲求に応えるのも長の務めだからよ?」

 

 

「いやまだ長じゃねぇから!」

 

 

ねね「ねえ!ねえ!ししろんだけずるーい!ねねともハッスルしようよー!」

 

 

ラミィ「ラミィの優しさ踏みにじった罪は重い湯だからー!キリキリ吐きなー!」

 

 

ポルカ「ポルカはいらない子ですか?ししろがいれば満足ですか?ししろの足元にも及びませんか?何をすれば選んでくれますか?ねえ…ねぇ…おしえてよぉぉぉぉぉ!」

 

 

「勘弁してくれぇぇええええ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼたん(…やっぱりうちのプライドはこうでなくちゃ、な)




継ぎ接ぎハーレム要素

こっからどうなるやら

lioness' pride

それが私の誇り

息抜きに書く助手くんシリーズ

  • 〇〇しないと出られない部屋
  • ツンデレ薬
  • ヤンデレ薬
  • デレデレ薬
  • 性格ランダム入れ替え機
  • ロボ助手の暴走
  • 貞操観念逆転ボタン

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