ビンボールハウスの覇王龍使い、飯に釣られる。   作:SOD

1 / 1
いつもの発作。


主人公 【虹練遊爪(グレンゆうそう)

主人公は昔出したやつのifルート。ご飯はいっぱい食べたかったタイプ。何故バイクは持ってるんですかね……?

ヒロイン 【坂上みく】

ヒロインは貧乳。ストーリーを動かして行くタイプ。
涼宮ハルヒを万人受けしやすくした感じ。だが貧乳。これは譲れない。


精霊【覇王龍ズァーク】

最近眷属が出世してて辛い。出番無し。


【プロローグ】焼きそばパン

 

 ライディング・デュエル。それはバイクに乗りながらデュエルしようぜ! と言うマジキチの発想により誕生した新たなデュエルスタイル。なぜ浸透してしまったのか、結構真面目に謎である。

 まあ、今回の話には微塵も関係ないから忘れて。

 

 「だってお前、カードオタが何でバイクの免許なんて持ってんだよ。自転車乗れるやつだって稀有だろうに」

 

 「アンタだって持ってるじゃない。バイクの免許。ライディング・デュエルも出来ないガソリン車だけど。

 

 どうして男子って、ロートルとか古い物を好きになるのかしらね。ほんっとうに理解出来ないわ!」

 

 学校への登校中、荷台にケツを載せているだけの荷物が何かほざく。

 

 「バイクの排気音とスロットの解放に風情を感じられないのは、花鳥風月を愛でる感性がないのと同じだぞ。もっと自分の低脳ぶりを恥じろよパイセン」

 

 「こんな環境汚染と騒音公害のカタマリに風情を感じてんのは本物のアホだけよ。

 

 アソコに走ってるDホイールが見えるかしら後輩くん? 騒音無し、クリーンエネルギーで走る。女の子を後ろに乗せても事故を起こす心配が無い。

 

 アレこそ進化を止めなかった人類の叡智の結晶よ。このロートルは発展途上なのよ。

 オレたちの頑張りがあったから今の時代があるんだぞーってふんぞり返る老害と一緒よ。私の祖父とね!」

 

 「だったらその叡智の結晶に声かけりゃいいだろ。何で昨日部活説明会で顔見ただけの後輩のケツにデカ尻載せてんだよ!」

 

 「あら、光栄なことじゃない。この天才美少女デュエリストにして、『でゅえる部』の部長。いずれはデュエルクィーンに登り詰める坂上みく様の乗ったバイクよ? 将来的には高値が付くわ。歴史的有名人が座っただけのベンチにも高値が付くくらいだもの」

 

 「仮に。千歩譲って。海より広い寛大な心で。その盲言が現実になったとして!

 

 そんな遥か未来に高値が付く前に俺とバイクに寿命が来るわ!!」

 

 「なっさけないわね〜! 男ならもっとこう……自分がそれよりビッグになって私の付加価値が霞むーくらいのことを言えないわけ?」

 

 「今どき男だから〜流行んねえんだよなぁ!」

 

 「流行りに流されずにドッシリ構えるからこそ、漢はカッコいいんじゃないの! ったく、ほんとに軟弱なのね今どきの男子って……どっかに居ないかなークマを一撃で倒して、ライオンを目で追い払うような強い漢〜!」

 

 「夢が夢を視すぎだろ」

 

 「人が夢を視なくなったら、生態系の頂点に君臨してる意味が無いわ!! それじゃあちょっと頭が良くなったサルと変わらないもの。

 

 だから、私はここから始めるの! 先ずはでゅえる部でデュエル甲子園優勝! それからプロチーム結成! ワールドチャンピオンのチーム!!」

 

 妄想が留まることを知らない後ろの荷物が延々口を開いている内に、閉じた校門に到着した。現在の時刻は12:00。給食で生きている苦学生が飯だけ食いに来たのかな?

 

 「ほら、到着だぞ。決意宣言なら廊下か屋上にでも行ってやってくれ。バイクのケツの上でやったってラジオの代わりにもなりゃしねえ」

 

 

 「………………」

 

 

 バイクを駐めて荷物を降ろす。腰まで伸びた髪が鼻を擽った。

 くしゃみしていいか? 

 

 「ほら、さっさと教室行けよ。遅刻だぞ。せんせーに怒られるぞ」

 

 「問題無いわよ。この坂上学園の理事長が誰だと思ってるのよ。

 私に文句を言える教師なんて居ないわ」

 

 「それは問題から目を逸らされてるだけだから。無いんじゃないんだよ。無かったことにされてるんだよ? わかる?」

 

 

 「じゃあ誰も見なかったことに出来ないくらい頂点へ行きましょう! わたしと貴方なら絶対に出来るもの!」

 

 「出来た先に待っているのは説教なんだよなぁ……」

 

 タンタンと軽やかにステップを踏んで、必要な分の距離を取るみく。腕にはバイクに乗っている時からずっと付けていたデュエルディスク。ウザすぎて何度かぶっ壊してやろうかと思った。

 

 「純金で出来てなかったらなぁ……」

 

 成金キメェー。お家柄は長いらしいが、センスは初代から成長していないらしい。

 あとついでに胸の部分も成長していない。

 

 「さあ、昨日約束した通りデュエルしましょう。

 私が勝ったら、でゅえる部に入って貰うわよ。レン」

 

 「そんな約束、した覚えはない」

 

 「貴方が勝ったら、昨日貸してあげた焼きそばパン代はチャラにしてあげるわ!」

 

 俺は速攻で腕のデュエルディスクを操作して、リアルソリッドビジョンシステムによって形成されるカードを設置する部分を展開した。

 

 

 

 「ハァ……ハァ……負けるわけには行かねえ……今月は残り22日。財布の中身は50円玉が一枚に、1円玉が7枚。

 

 負けるわけにはいかねえんだ!!」

 

 

 「………………でゅえる部入ってくれたら、毎日お昼ご飯ご馳走してあげようか?」

 

 「ヒモにはなりたくねえんだよおおおおーー!!!!」

 

 

 

 「そ、そう……」(報酬とかの形でご飯は上げたほうが良さそうね。あたしが目を離したらうっかり死んでるかもしれない)

 

 

 「じゃあ行くわよ! デュエリストになって一ヶ月。この才能にひれ伏しなさい!」

 

 「うおおおおおーーー!! 『覇王龍ズァーク』よ我に力を与え給ええええーー!!!!」

 

 

 「「デュエル!!!!」」

 

 




最初に環境に覇王門って名前が出たときさぁ……ズァークが環境出たのかなって思うじゃん!!!! 何でズァーク以外のほぼ全てが採用された上で蚊帳の外なんだよ!!!!!
 ゆるせねええーー!

許す
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。