友達の星街さん   作:ふぇり

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すいせいさん崩壊注意☆⚠️✨✨✨✨
ちなみに時系列とか無視です(今更)


星が15つ

「だだいまー」

 

とい言いながらガチャっと家のドアを開けて、

重い鞄を背中から降ろし、靴を脱いだ。

だだいまーとは言っても親2人は仕事で夜中に帰ってくる予定で無慈悲に廊下に僕の声だけが響く、この日常は中学生から続いていてもう慣れっこだ。

台所に行って洗剤で手を洗った後、適当に冷蔵庫を漁り、ある物で今日夜食べるものを決める。

その前にまず、洗濯物を洗濯機にぶち込み洗剤を入れて回した。

.....ご飯は炊いてあるのだろうか、別におかずだけで十分だが、やはりご飯と食べるだけで違う気がするため炊飯器を開けて確認した。

 

「ウッソだろ、炊いてないまじか」

 

はぁぁっと炊飯器をカチッと閉じて深いため息をつく、それと同時に今日はご飯は良いかなと言う囁きが脳内に響いた。

 

「コンビニ...でアイス食べたくなってきた」

 

甘いものって急に食べたくなるよね。

ご飯って良いやってなるけど、甘いものって別ってなるし、やはり甘いものは正義か。

と決まれば、いざ行こうではないか甘いものを求めてさぁ行こう!!!

希望が満ちた顔をしながら僕は、玄関のドアノブを捻ってドアを開けた。

夕日は沈んでいるはずなのに、まるで早朝のような眩しい程の光が目の前に広がってような気がする。

 

「すいちゃんはー?☆」

「........」(すっごい引き攣った笑顔)

 

........前言撤回、なっっっんにも眩しくない。

希望の光では無い、悪魔の再来だった。

至って、僕は冷静だ。

ちゃんと星街さんという認識した後、パタンとドアを閉め、今までやったことがないチェーンをご丁寧にした。

深呼吸をした後、お布団の中に入って丸くなる。

 

「なんで星街さんが居るんだよ!?!?!?」

 

否、冷静になれるわけねぇだろ。

......なんでなんでなんでどうして?は?星街さんとは分かれ道で別れたはずだけど?また明日ーって別れたよね?え?戻ってきたの?着いてきた?一回家に帰ったよね?いや、ちょっと待て、バリバリあの人制服だったぞ、あの星街さん。絶対帰ってないですよね?え?え?分からないです僕、助けて!助けろ!!!!

 

「ひやぁい!!!」

 

着信音が鳴った。

もう、言われなくても分かる星街さんだ。

 

「は、はい」

「ねぇ、開けてよ」

「....星街さん予定あるんじゃなかったっけ」

「終わらせたんだよ」

「えぇ...早くない?」

「そんなこと良いからさ、早く開けてよ」

「.....今日はお帰り頂いても」

「へー、そんなこと言っちゃうんだ」

「....明日なら家に居れてもいいしぃぃ!?!?落ち着て!!星街さん!!壊れる!!壊れるから!!!!ドアノブそんなガチャガチャしないで!!!!」

 

バッッ!!と布団を跳ね除けて、玄関に一直線で向かって鍵を開けた。

 

ドンっっっ!!!!!!!!

 

「あ、チェーン外すの忘れてた」

「あはっ....やっと開けてくれてると思ったら、そんなに私に近づきたくないんだ。」

「違うから!?普通にドアチェーン外すの忘れてただけだから!!!だからそんな怖い目で笑いながら見ないでよ!?!?」

 

最近、星街さんの愛が重い気がする。

普通だったら恐怖だけど、このテンションで行かないと空気も重いぞ。

 

「ちょっと待ってて、チェーン外すから。だから落ち着いてって!!?ドンドンしないの!!!」

 

すっ〜っとチェーンを外すと大きくドアが開かれ全体的に星街さんの姿が現れた。

 

「....やっと、会えた」

「いや....15分前も会ってたよ、てか通話するって言ってたよね!?なんで会いに来ちゃったの!?」

「なに、君に会いたくなっただけだけど。それとも....私が来たら都合が悪いことでもしようとしてたの?」

「違う、断じて違うから!!!今日は僕ん家行かなくて良いから通話しようって話だったのに玄関開けたら、分かれ道で別れた人が急に自分家の玄関に居たら恐怖でしょ!?!?」

「......」

「その...無表情で見るのやめてください...怖いです。」

「.......私はこんなにも君を愛しているのに、君は私の事嫌いなんだ」

「....え?急にメンヘラ?」

「..........本当は、自覚はしてるつもり。でも抑えられないの、心が凄くモヤモヤして....この辛い気持ちを抑えるためには...君が必要なの、君が好きで好きで好きでたまらなくて、離れたくない.....最初はそんなこと無かった、一緒に登校して、一緒に授業受けて、一緒にご飯を食べて...一緒に帰るだけで幸せが満たされたんだ。......でもそれだけじゃ足りなくなったんだ、どうしても隣に居たい、学校で出会うだけじゃ物足りない!!!朝昼夜...ずっーと...君は私の隣にいて欲しいんだ。」

 

お....重い。重すぎる!!!どうしちゃったの星街さん!?君...そんな人だったっけ....恋人になってから明らかに態度と言うか僕を見る目が変わってるところは薄々分かっていたけど....まさかここまでと言うか......。

 

「星街さんは僕に離れて欲しくないんだ」

「....さっきもそう言ったはずだけど」

「仮に別れたいって言ったらどうするよ」

「っ!!!やめてよ!!!.....冗談でも言わないで.....本気なら....私はっっ!!君を監禁して、二度と外に出させなくしちゃうから...!!!そんなこと...したくは....な...い!!!」

「.............」

「ダメって...分かってるよ!!!そんな事したら君に嫌われるって思ってる!!でも止まらないの!....恋人だけじゃ物足りない!!!あぁ..!ダメ...!!落ち着いてよ!!!」

 

今にも泣きそうな星街さん。

自分の感情が抑えられてない。

......これは僕のせいかもな。

星街さんの気持ちもしらないで、...会話してたのが悪いのだ。

....今思えばしっかりと星街さんにしっかりと言ってなかった気がする。

星街さんは自分の感情を押されて抑えながら僕に"愛"を叫んでいるのに対して、逆に僕は星街さんに言ってあげれていただろうか。

いいや、言えてない。

言えてるわけがない、....てか僕がひよってたって話だ。

.....全く、情けなくて、馬鹿だよな。可愛らしい彼女がいるのに一度も言ってあげてないって....世間一般からしたら最悪な彼氏だな僕は。

 

「....星..いや、すいせい」

「....へ?な、名前....」

 

僕は崩れ落ちた星街さんの涙を指で拭き取り名前を言った。

 

「ごめんね、辛い思いさせてしまって。しかも泣かせてしまった。失格だよね、彼氏として」

「...ち、違う!これは私の問題!!君のせいじゃない!!自分でしっかり原因も分かってる!!後は直せばっ!!」

「いや、そもそもしっかり君が頑張って伝えてくれてる"愛"に足して全部適当に返答してしまっていた。........ホントだったら別れられて当然な行動だよ。」

 

....そうだよ。なに浮かれていたんだ、星街さんと付き合ったからって、青春してるからって。

なに、今まで通り接してんだ。

彼氏なら彼女に対して、愛を伝えるべきだ。愛してあげるべきだろ。

 

「すいせい...僕は君が好きだ。どんな女性よりも、好きだよ。歌う君が好きだし、笑ってる君が好きだ。こんな僕でもしっかり愛してくれてる君がとてつもなく好き。.....照れくさくて言えてなかった今までの僕が悪いけど。でも恥ずかしいね....でも、本心から言えてるから凄い満足してるよ......でもね....。」

 

あの時、君が暴走してたとしても、きっとかなりの勇気が必要だっただろう。

それくらい僕も緊張してる

 

「.....僕も君くらい愛してるところを示すよ」

 

そして僕は......優しく、彼女の唇を奪った。

あの時よりも、深く。これ以上、星街さんが悲しまないように苦しまないように。

 

「んっ...っ....」

「........」

 

長い長い、口付け。

途中、星街さんは戸惑ったが受け入れたのか僕に身を任せている。

ぷっは...と星街さんと唇を離した。

 

「.....いいよ、すいせい僕のこと好きにして」

「.....!!もう...止まらないから!!」

 

ここからの続きは秘密だ。

日常は続く

 

続く....?

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