友達の星街さん   作:ふぇり

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星街さん崩壊注意です()()()()()()



『鬼ごっこしない?』
『お、鬼ごっこ???』


星が16つ

皆さんは鬼ごっこと言う遊びをご存知だろうか、1人が複数人を追いかけてタッチする事によって鬼が入れ替わり、鬼側が逃げる側を捕まえるシンプルなルール。

足が遅い人やスタミナがない人にとっては、地獄な遊びで逆にそれが優れていれば有利な遊びになる、そんな理不尽極まりないゲームである。

そんな鬼ごっこは正直、僕は嫌いではあった、足は速い方ではあるがスタミナが特にない、小学生の時に無限にスタミナがあるんでは無いかと疑われる程の化け物の友達に追いかけられたのがトラウマなのだ。

って言うわけで僕は一生鬼ごっこはしないと誓った小学生5年生の僕。

ところで、小学生5年生の僕へ元気してるかい?高校生になった僕は今、トラウマにも関わらず強制的に鬼ごっこをしてるよ(???)

 

「さぁどこにいるのかな〜♪」

「......」

 

さぁ本日も始まりました星街さんから逃げよう大会〜♪♪♪(涙)

生きるか死ぬかのステージが始まったようですが無事僕はあの鬼(星街さん)から逃げれるでしょうか。

無理です!!!!!!!はい!!!僕の人生はここで終了します!!!!ありがとうー!!!!

.......まさかお前ら、僕が普通の鬼ごっこしてるとでも思ってるのか???

な訳ねぇぇぇぇぇだろ!?!?あの!!!星街さんと!!!!普通の鬼ごっこ???無理に決まってんでしょ!!!うわぁぁぁぁ!!!!

今すぐお家に帰りたい、帰ってまた普通の日常に戻りたい!!!よし、計画しよう逃げ切った後の僕の幸せな日常に向けて!!!

 

①ダッシュで逃げろ!!

確実にバレる→星街さん追いかけてくる

① 僕スタミナ無くなる捕まる(死)

②斧を遠距離で投げてきて脳に貫通(死)

 

②息を潜める

いつの間にか隣に居る(?)→2人ともニコニコ^^

①押し倒される(過労死)

②スイコパス発動(死)

 

③木の棒で対抗

①木の棒粉砕(死)

 

.........あれ?これ無理ゲーじゃないですか?

なんで、僕が死ぬシフトしか組めないんだ?

いや、そもそも鬼ごっこする前、星街さん普通だったよな?

 

『すいちゃん鬼ごっこやりたい気分』

『え。お、鬼ごっこ??急にどしたの...』

『.....久しぶりに少年の心を思い出したくなったと言うか』

『少年と言うより少女じゃない?』

『どうでもいいでしょ』

『....そうですね』

『ってことですいちゃん鬼やるから君は私から......頑張って逃げてね?♡』

 

うん。明らかに普通だったわ、普通しかないよあれはうん。そうだよ...ね?

 

「隠れててもつまんないじゃーん。鬼ごっこの醍醐味がないよ?....それともすいちゃんに見つけて欲しいのかな?......あー!そっか...君はお姫様だから王子様のすいちゃんに見つけて欲しいんだね!!!あは、待っててすぐ見つけてあげるから!!」

「..........」

 

いや、冷静に考えろバカか僕はあんな目曇らせといて狂ったように笑って、血まみれではないんだけど、雰囲気のせいで血まみれになってるように見える斧持ってながら僕(お姫様)をとっ捕まえようとしてるんだぞ。

明らかに分かる、普通じゃねぇよあれ(今頃)

.....ちょっと待て、これ....素直に捕まれば収まるんじゃね???....多分きっと星街さんは鬼ごっこを本格的にやりたくて演技に入ってるんだ!!!(微かな希望)

ただ僕が怖がってるだけで、適当に捕まれば恐怖から逃げ切れるんじゃね!?!?

 

①素直にこっから姿を現す

②星街さんが迫ってくるタッチされる

③ I demon

④星街さん追いかける 僕スタミナ切れ

⑤僕諦め、しょうがないから辞める

⑥終わり

 

これだっっっっっっっっっっ!!!!!!

これは一か八かの勝負だ!!!怖がったら終わり怖がったら終わり怖がったら終わり怖がったら終わり!!!

腹を括った僕は身を隠すのを辞めた。

 

「...........」

「あれ...♡見つけて欲しくなったの?...今そっち行くから」

「.......!!」

「逃げないの??そのまま君の腕切り落としちゃってもいいけど」

「........!!!!」

「その覚悟を決めた目.......良いね!!!!あはははは!!!今夜のすいちゃんの抱き枕は右手かな!?それとも左手??....君の頭とか??まぁどっちでもいいや!!血っ!!見せてよ!!!」

「こんなの無理だろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!怖すぎるはボケぇぇぇぇ!!!!」

 

僕はダッシュで逃げた。

無理無理無理無理無理!!!もう!!演技ではない!分かったよ僕は!!あれは本気だ!!!マジだよ!!本気と書いてマジと読む!何言ってんだこんな時に!!!

 

「あれ、結局逃げちゃうんだ。ダメだなお姫様は....すいちゃんの元で管理しないとダメなんだよ?」

「死ぬぅぅぅ!!!無理無理!!マジ無理だから星街さんガチ落ち着いて!!!入りすぎだから!!!」

「落ち着いてって何?すいちゃん、冷静だけど?」

「そーーーーんな真っ黒した目で言われても信じれないんだが!!!てか、鬼ごっこだから!!なんで、手でタッチしないんだよ!!!なんで斧で僕のこと人生koさせる気でいるのですか!?!?」

「そんな後ろ向きながら走ってて大丈夫?」

「あ、やべ」

 

滑り台が顔に激突した。

これが僕の最後の言葉であった。

 

「................」

「ありゃりゃ、ちゃんと前見ないから」

「................」

「おーい。大丈夫?.....ごめん、ちょっと調子乗りすぎたよ、だから目開けて??」

「................」

「ちょ!?本当大丈夫!?」

 

 

気づいたらお家に居た。

どうやら気を失っていたらしく、おでこにはプクッーとした、たんこぶがあった。

 

「うわぁ...触っただけでも分かる...デッカ」

「逃げる時ぐらい後ろ向きながら走っちゃダメでしょ.....?」

「いや、怖すぎだから!!!今演技って分かったから安心してるけど分かってなかったらテンパるわ!!!」

「あはは...ごめんね。君の反応が面白くてつい....ね?」

「もう、これを機に絶対鬼ごっこやんない。トラウマがもっとトラウマになったわ。」

「じゃあ今度はかくれんぼしよか!」

「....星街さんとやるとやけにリアリティ増すから....やりたくないです。」

「えー、私は面白かったんだけどな〜!!....あんなに取り乱す君は.........魅力的だったよ?」

 

そう言った瞬間星街さんは顔を赤面させながら薄らと不気味に笑ったような気がした。

 

「.....それにしても首元ってどうやって怪我したの僕」

「それは気にしないでいいよ」

「....なんで?」

「いいから気にしない!」

「あ、はい。そーですか」

「....ご馳走様って言っとくね?」

「は?」

 

僕の日常は続く

 

 

 

「.....今すいちゃんの喉から胃の中...細胞までも君に満たされてる...よ?♡ご馳走様....」

 

続く....?

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