学生にとって休みは最高な日であり、友達と遊びに行ったり家でゲームしたりする祝福の日。
そんな僕は遊びにも行かず、だらだらと炬燵に入りながら1人でぬくぬくしていたら、星街さんから遊びの連絡が来た。
直ぐ「いや家に居たいからごめんなさい」という返信を10秒未満で返したんだけど、「君は女の子の気持ちが分かってない!!」という返信と何故か家の玄関で生声が聞こえた。
恐る恐る、ドアを開けると大人っぽくもあり可愛らしい服装で星街さんが居たのだ。
「こんな昼間から君は家でこんな暖かいやつに入ってたのか。罪な男め」
「だって外寒いし炬燵ないと生きていけないよ」
「それはそうだけどさぁー休みだよ?私たち学生だよ?沢山遊ばなきゃ」
「雪合戦とか....」
「そこまでハメを外すとはいってない」
「なんか怒ってる?」
「そりゃあねぇ、女の子の...しかも、すいちゃんの遊びの誘いを迷いもなく断る人が居るからだよ」
なんかいつもより星街さんの声のトーンが低いし、目のハイライトも僅かに消えてるように見える。
「決めた」
「何して遊ぶのかを?」
「違う」
「?」
「.....今日はもう遊ばない代わりに。」
「え」
ポスッと星街さんは僕の体に抱きつき押し倒してくる。
ぎゅ〜っとだんだん抱きしめる力も強くなってきた。
僕は冷静に星街さんに問いかける。
「....星街さん?」
「.......」
「ごめん。星街さんの気持ちとかよく考えてなくて、きっとこんな事するのは理由があるんだよね。」
「......」
「黙ってちゃ分からないよ星街さん」
「.....遊ぼうってのは嘘。本音を言うなら君に会いに行きたかっただけだよ。」
「え、どうして」
「居心地がいいし、会うだけで嬉しい。君に会わないと心が凄くモヤモヤする.......引いた?」
「あ、いや別に。僕は嬉しいよ星街さんにそんな事思われてたなんて思ってもいなかったし。」
「そっか」
「そうだよ」
「ねぇ」
「ん?」
「もうちょっとさ、このままで良い?」
「お好きにどうぞ。星街さんが満足行くまで僕はこのままでいるよ。」
「君は....本当にそういう所だよ...。」
約10分ぐらい経っただろうか、星街さんはそのまま動かず、小さな寝息を立てながら寝てしまった。
1人で炬燵で入ってた時よりも僕の体は暖かくなっており、人間カイロ状態になっている。
そりゃ寝ますよね、暖かいと眠くなるし。
やることもないし僕も眠くなってきたので、静かに目を閉じたのであった。
「......起きた」
あれから夜になっており、僕の上半身で寝てた星街さんは居なくなっていた。
眠たい身体を起こし目を擦りながら炬燵の机を見てみると置き手紙があった。
『今日はありがとう。また学校でね』
という星街さんの一言の手紙。
「.....夢じゃなかったんだ。」
顔がにやけ顔が真っ赤になる僕であった。
日常はまだ続く
続く....?
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面白かったので続き欲しい
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面白かったが様子見で何話か欲しい
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短編で
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もう満足