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やぁ、北川隆志君。
転生した世界はどうかな?
君が転生した世界は、ソードアート・オンラインという仮想世界だ。
勿論、現実の体を今用意してるが、ここでひとつ君に条件がある。百層あるこの浮遊城アインクラッドをクリアすることがこの世界で受肉する条件だ。そっちを管轄してる神がほいほい転生させるなと煩くてね、ここはひとつよろしく頼む。
あと、君を助けてくれるアイテムだが、君が好きな仮面ライダーから改造オートバイ──サイクロン号とベルトのタイフーンだ。
これを君に授ける事にした。
あとの使い方は、君ならわかるね。
健闘を祈る、仮面ライダー 北川隆志君。
天照大御神より
◇◇◇
改めて読み返すと凄い内容だ。これがサイクロン号の後ろに乗せていた女の子を助ける前に読んだ神からの手紙である。
あれからしばらくサイクロン号を飛ばしながら草原を駆け抜けた俺たちは、今はじまりの街にいる。彼女は、コルという通貨のコインを使い再びフィールドへ赴く為に回復薬などを買い揃えている最中だ。
俺はと言うと、ベンチに腰をかけながら改めてサイクロン号とタイフーンの仕様をよく読んでいた。
「変身することを考慮して体術はある程度出来るようにしたいけど、普段使いの武器も欲しいな──短剣とか?」
仕様を理解した上で、俺はシステムメニューを開いてスキルなどの選定をする。ちなみに先の女子プレイヤーがメニューの開き方や操作方法を教えてくれた「こんな裏アイテム持ってるのに初心者なんですか!?」と驚かれたのは、言うまでもない。
「──あ、居た!」
熟考してる俺の元へ先程助けた少女がやってきた。どうやら、買い物が終わったらしい。しかし、女の子の買い物は改めて時間が必要なんだなと熟考して構成を練れたスキル画面を見て改めて思う。
「ここに居るならいるって言ってよ、探したじゃない」
「いや、予め言って来てたんだけど……」
「え、嘘!」
いや、本当である。スキル整理がしたいから少し離れたベンチに居ると伝えていたのだが、どうやら買い物に夢中だったのだろう。聞きそびれていたらしい。自分に非があると知った女の子は、顔を真っ赤にする。
表情がコロコロ変わるその姿に胸がときめいてしまったのは、内緒である。しかし、ここまで話すようにてなって思ったことが一つある、彼女の名前をまだ知らない。俺が少し困った顔していると察した少女が自己紹介をはじめてくれた。
「そう言えば、まだ自己紹介をしてなかったな」
「あ、そうでした! 私はコハルと言います、貴方は?」
「俺は、タカシだ──よろしく、コハル」
そう言うと俺は、握手をしようと彼女へ手を差し伸べた。向こうもこちらの意図を理解したらしく差し出した手を握り互いに握手を交わした。
「──ところで、移動中にも話したんだが俺本当に初心者なんだ……だから、ゲームのこと教えてくれないかな?」
「いいですよ、私もゲーム上手じゃないけどある程度は教えますよ!」
そう言ってからコハル先生によるソードアート・オンラインのゲーム説明が始まるのだった。彼女は、俺にシステムのことなど詳しく教えてくれた。
だが、コハル先生が唯一苦手なのが、戦闘。
先ほどもコハルが言うには、スライムに相当するモンスターなのだが手こずってしまう位に弱い。
「──で、次が戦闘なんだけどこれは、誰かに聞いた方が早いかも」
「だよな〜コハル、弱いもんな」
「もう! そんな意地悪言うならもう教えないからね!」
俺が皮肉を口にすると彼女の機嫌を損ねてしまったらしい。
「ごめんごめん! それより早く圏外に出てレクチャーしてくれる人探さないと」
俺は、そう言うとコハルの手を握り走り出した。善は急げとも言う、無駄にサイクロンを出さずに自身の力でモンスターを倒したい俺は、全速力ではじまりの街の外ヘあるフィールドへと向かおうとした。
「──おーい! アンタら待ってくれ」
声を掛けられ足を止める。どうやら俺らを見て声をかけた男がいたらしい。振り返るとバンダナを額に巻いた男性プレイヤーがそこにいた。
「俺はクライン! よろしくな」
「俺は、タカシでこっちがコハルだ」
俺は、彼女の分も含め自己紹介する。コハルもよろしくお願いしますと言いながらクラインへ一礼する。
「ところでお前たちベータテスター経験者か?」
「いや、俺は初心者だ──コハルは?」
「私も……初心者です」
「なんだ〜俺はてっきり経験者かと思ってたぜ」
「このゲーム今日からなんだろ? 経験者とかあるのか?」
首を傾げながら質問する俺に二人は、驚いてしまった。特にクラインは、呆れ気味に言う。
「お前、何も知らないのか? 正式サービス開始前に抽選で1000人に試験プレイを行ったんだよそれをベータテストって言ってな、その経験者にゲームのレクチャーを頼もうと思ってたんだよ」
「──なるほど、それなら俺も教わりたいなコハルも一緒に強くなろう」
「うん、そうだね!」
「決まりだな! 一緒に経験者を探そうぜ!」
こうして、しばらくクラインと三人で動くこととなりベータテスト経験者を探すこととなった。街を周り出して少しが経過した頃、一人の青年が勢いよくフィールドへ向かう姿を見た。
「あの人そうなんじゃないか?」
「間違いねぇ、あの勢いは経験者だ! 行こうぜ、タカシ、コハル!」
そう言ってクラインは、すぐさま走り出す。それを追いかけるように俺とコハルも後を追うように走ろうもコハルの手を握る。
しかし、クラインと距離が空いてしまう。もう少し速度を上げれば追いつくが、コハルをチラ見すると既に息が上がっていた。
──ここで無理矢理走るのはやめた方がいいかも。
そう思い、無理に走る事をやめてクラインを見失わない様に走ることにした。
俺たちがクラインに追いついた頃には、あらかた話し終えていた頃だった。
「──ったく遅せぇよ、これからこいつに戦闘教えて貰えることになったから行こうぜ!」
「そうなのか俺はタカシ、でこっちがコハルで二人ともビギナーなんだよろしく」
「あ、あぁよろしく──俺は、キリトだ」
こうして俺は、キリトと出会い握手を交わした。
いかがでしょうか。
作者は文才ありませんm(_ _)m
書いて早くライダーにならないかなーと常に思ってますまだ、変身はしないですが、暖かく見守ってくださいm(_ _)m