トレーナー室の窓からなにげなく外を様子をうかがうと、桜の木がつぼみをつけていることに気がついた。
まだまだ肌寒い日が続くが、季節は確実に進んでいてあと一週間もすれば、あのつぼみもきっと綺麗な花を咲かせることだろう。
もうすぐ、俺がここに勤め始めて一年になる。
振り返ってみると日々の業務をこなすことで精一杯で、あっという間に過ぎていった一年だった。
それにしても今年は、専属で担当するウマ娘に巡り会えて本当に良かった。
残念ながら去年はそういう娘がいなかったので、まだトレーナーと専属契約を結んでいないウマ娘たちの指導をしたり、体育の授業を受け持ったり(トレーナーには教員免許も持っている者も多い)という業務に従事していたのだ。
それはそれで悪くなかったし、もちろんやりがいもあったが、トレーナーとしてトレセン学園に就職したからには、やはり専属でウマ娘と契約し、ともにトゥインクルという舞台を駆け抜けたいと思うのはごく自然なことだろう。
初めて専属でウマ娘を担当することなって、俺はようやく夢への第一歩を踏み出したという実感を得ていた。
その初めての担当ウマ娘であるエイシンフラッシュのトレーニングは、極めて順調だった。
トレーニング中のタイムを見るに、彼女の成長型は極端な早熟型でも晩成型でもなく、早め寄りの普通という感じだ。
この調子で練習を積み重ねることができれば、きっと秋頃にはデビューできるはずである。
目下の問題は、どれくらいの時期にどの距離で彼女をデビューさせるか、ということだった。
フラッシュのフォームやストライドを分析するに、彼女の不器用な性格に反して……というと本人から抗議をいただきそうであるが、それなりに広い距離適性を持っているようだ。
1200Mはさすがに短いと思うが、1800Mくらいから長い距離でもある程度のところまでなら、彼女は自分のペースで戦えると俺は見ている。
そう考えるとデビュー戦は、できればフラッシュに一番適性がありそうな中距離のメイクデビューを走らせてやりたい。
「となると……」
俺はテーブルの上に準備しておいたタブレットを手に取り、URAのサイトに掲載されている九月以降のレース番組表を表示させた。
夏季に開催されているメイクデビューは短いものが多いが、秋口に入ると中距離のメイクデビューもレースプログラムに組み込まれ始める。
「中山1800Mか。近場だし、悪くないんだが……。できれば早いうちに、フラッシュが遠征したときのコンディションの変化とかも確認しておきたいしな……」
俺は考えごとをする時、とりあえず全部口に出してしまうというクセがあった。
これは俺の悪友で心理学を専攻していた充から、大学時代に『独り言は自分の考えを整理する時の良いヒントになるから、考えごとをするときはどんどん口に出してしまえ』というアドバイスをもらったせいだ。
プラセボ効果もあるのだろうが、そうすると不思議に考えがまとまったり、いいアイデアが出たりすることが多い。
ただ人に見られると『ひたすら独り言を言い続けているヤベー奴』と思われかねないので、時と状況には十分に気をつけなければならない。
……特にフラッシュからそう思われることは、絶対避けたいよなあ……。
そんなことを考えながら番組表を吟味していると、条件にぴったり合うレースが見つかった。
10月前期に京都レース場で行われる、メイクデビュー2000M。
この時期には暑さも和らいでいて、きっと良いコンディションでレースを戦えることだろう。
あとでこのデビュー戦のことを、フラッシュにも相談してみるか。
さて。
少し先の、大切な事項は決めることができた。
しかし俺には、直近に訪れる重要事項(?)の予定を、まだ決めかねていた。
「……もうすぐやってくる、フラッシュの誕生日どうするかな……」
*
レースを走るウマ娘にとって、学校の授業というのはこなさなければいけない最低限の義務の一つに過ぎず、彼女たちの【本業】はレースに出ることと、授業前と放課後に行う、レースに勝つためのトレーニングである。
「……10月前期の、京都レース場でデビューですか」
俺がその大事なトレーニング前にメイクデビューの予定を伝えると、意外なことにフラッシュは綺麗な形の眉を少しばかり歪ませた。
俺はてっきり、デビュー戦の具体的なスケジュールを伝えることでやる気を出してくれるとばかり思い込んでいたのだが。
「何か、気になることでもあるのか?」
そんなフラッシュの様子が気になって俺がそう聞くと、彼女は拳をあごの下に当てて、ちょっと困惑したような表情を浮かべた。
「気になることといいますか……もう少し早いデビューを想定していたので。夏開催の時期にデビューするというのは、ダメなのでしょうか?」
「ダメということもないが、夏場のメイクデビューは短い距離のものが多いから、距離適性的にフラッシュとって厳しい戦いを強いられると思うんだよ。それに、君の成長型は早め寄りの普通型という感じだだから、夏の時期に早熟タイプのウマ娘と戦うとなると、仕上がりの差で苦戦することも考えられるからね」
「なるほど、わかりました」
どうやら俺の説明に納得してくれたらしく、彼女はそう返事してうなずいてくれた。
「それでは秋のデビュー目指して、しっかりと体を作っていかないといけませんね」
「その通りだ。今日のトレーニングは……」
端的に今日の練習内容を伝えると、フラッシュは「はい」と短く返事して、ダートコースへ駆け足で向かっていく。
彼女がスタートの位置に立ったのを確認してから俺はさっと右手を上げ、同時に左手に持っていたストップウォッチのスイッチを押した。
俺の右手が上がったのを見て、フラッシュは勢いよくスタートを切った。
フラッシュがダートの地面を力強く蹴り上げるたび、彼女の足元の砂が派手に飛散する。
フラッシュの美しいフォームばかりに気を取られていたが、彼女の走力は相当なものだ。
トレーニングで叩き出すタイムだけなら、クラシック級やシニア級のウマ娘にも決して引けを取らない。
先輩のトレーナーたちからは『あの娘は未勝利で終わるようなウマ娘じゃないぞ。もし彼女が一つも勝てなかったら、まちがいなくお前のせいだな』とよくからかわれている。
彼女が将来GⅠに出られるような超一流のウマ娘になれるかどうかはともかく、ルーキーの俺が見ても現時点でのフラッシュは進歩が早く、期待を持たせてくれるウマ娘だと思う。
先輩たちが言うように、彼女はきっとどこかで、一つは勝ってくれることだろう。
メイクデビューや未勝利戦で、一勝をあげる。
これはウマ娘とトレーナーにとって、とてつもなく重要なことである。
なぜなら、未勝利戦が組み込まれているクラシック級の5月後期までに一度も勝てなかったウマ娘は、本人やトレーナーがどれだけ望もうとも、もう中央のレースに出走することができなくなるからだ。
中央で勝てなかったウマ娘の運命は、主に二つの道に分かれる。
地方のトレーニング学校に転校して、諦めずにレースを走り続けるか。
それとも自分の走りの才能に見切りをつけて【普通の女の子】に戻り、レースとは無縁の学校に転校するか。
どちらの進路を選択するにせよ、そうなってしまえば当然のことながらウマ娘とトレーナーの契約は破棄されることになる。
二人はもう、ともに勝利という栄光を一緒に追いかけることは、永久にできなくなるのだ。
広大なトレセン学園といえど、無限に生徒を受け入れられるわけではない。
才能のないもの、素質のないものは淘汰され、可能性に満ちた他のウマ娘にその籍を取って代わられる。
残酷なようだが、これもレースの世界の現実である。
しかし、エイシンフラッシュに限ってはそのようなことにはきっとならないだろう。
もしかしたら彼女成長次第では、重賞に挑戦する機会も巡ってくるかもしれない。
もちろん俺も彼女の能力を精一杯引き出せるよう、トレーナーとして最大限の努力をしていきたいと思っていた。
*
ここへ一人で来るたびにいつも思うのだが、デパートという場所は男一匹で来る場所ではない。
最後に来たのが前の彼女とショッピングしたときだったから、デパートへ来るのもだいたい二年ぶりぐらいになる。
前の彼女は、自分にはもったいないぐらい素敵な女性だったのだが……。
俺が本格的にトレーナーになるための就活を始めると、別れを切り出されてしまった。
別れるための話し合いの際にその理由を聞くと『最近少しずつ、あなたとの価値観がずれてきているな、と感じ始めていたから』なんて言われたが、実際のところは、自分の恋人が収入の安定しないトレーナーという職業につこうとしていたことが不安だったのだろう。
そんな彼女を、俺は引き止めることができなかった。
実はウマ娘トレーナー科を卒業しても、実際にウマ娘のトレーナーになるのは卒業生の半分ほどなのである。
残りの半分は研修に行ったときに『自分にこの仕事は向いてないな』と感じて転科・転部したり、トレーナーという仕事に将来に不安をいだいて、もっと安定した企業に就職したりする。
このことは芸大・音大を卒業した人がみながみな、芸術家で食べていくわけではないことに似ているかもしれない。
それに、トレーナーという職業の収入が不安定というのは紛れもない事実である。
トップトレーナーはそれこそ一部上場企業の部長ぐらいは稼ぐが、下位のトレーナーは女性が結婚相手としてはちょっと……と、足踏みしてしまうぐらいの年収しかない。
生涯収入で考えれば、きっと普通に就職したほうが稼げると思う。
トレーナーという仕事は、レースが好きで【もうその生き方しかできない】という人間でないと務まらないのだ。
そう考えると、男性トレーナーの奥さんがウマ娘というケースが多いのも納得である。
ウマ娘であればそういう事情はもちろん全て知っているし、自分の伴侶の仕事にも理解を示しやすいだろうから。
そう、トレーナーの伴侶にはウマ娘が多いのである!
いや、別にだからなにってことはないんだけどね!
ちなみに女性トレーナーは普通にモテるので、結婚したい人はさっさと結婚するし、男が自分の人生に必要ない(もしくはたまにいればいいだけの)タイプの女性は、大いに独身を謳歌している人が多い。
……とても残念なことを言うと、男性トレーナーと女性トレーナーの夫婦が少ないのは、上のような理由からである。
付き合うだけなら、たまにいるらしいが。
つまり同業の女性トレーナーからみても、生涯の伴侶として男性トレーナーはちょっと選びにくいわけだ。
こういうところは、女性は実にシビアである。
とまあ、そんなことをつらつら考えながらデパート中を見て回ったが、自分の担当しているウマ娘の誕生日に何を贈って良いものか、まったくいいアイデアが出なかった。
実は充に『先輩のトレーナーがさ、娘さんへの誕生日プレゼント迷ってるみたいで……』とここに来る前にそんな迷彩を掛けて相談してみたが『美味しいお菓子でも贈ってればいいんじゃね?』と、テンプレートなアドバイスをくれただけだった。
まぁ、心理師の充からすれば俺の嘘などバレバレだったことだろう。
そうでなくとも、もう長い付き合いである。
態度や声のニュアンスで、お互いある程度のことは分かってしまうものだ。
ヤツは、俺がフラッシュに想いを寄せていることをはっきり良く思っていない。
……そりゃあそうだよなあ。
大学受験の時、アイツの勉強時間を削ってまで俺の受験対策手伝わせて、どうにかウマ娘トレーナー科のある大学に合格することができた。
ウマ娘トレーナー科がある大学は総じてそれなりにレベルが高く、高校時代の担任からは何度も『考え直したほうがいいと思うぞ』と言われていたが、俺はどうしても自分の夢を諦めることができなかったのだ。
そうして大変な思いをして合格した大学時代、充は苦学生だった俺に割の良いアルバイトを斡旋してくれたり、時に『パチンコ勝ったから奢ってやるよ!』と気を遣わせないように飯を奢ってくれたりと、何かと世話になったものだった。
大学を出てようやく小さいころからの夢であったトレーナーになれたというのに、そこまで世話したヤツが懲戒免職になるかもしれない片思いにうつつを抜かしている、となったら……うん、逆の立場なら縁を切ってるかもしれないな。
あいつはああ見えて寛大な心の持ち主だから、『今まで通り友だちとしては付き合うが、ヤツのあの恋には一切タッチしない』という線引きをしてくれているのだろうと思う。
その心の広い友人のアドバイス通り、お菓子でもプレゼントするかと思ったのだが、実家が洋菓子屋の娘さんにそれをするのも、なんだか気が引ける。
かといってバッグやかばん、服などを成人男性からいきなり誕生日にプレゼントされても、困惑するどころかフラッシュにとっては単に気持ち悪いだけだろう。
最悪契約を破棄されても、文句を言えない愚行である。
こういう時、同じ歳か年上の女性としか付き合ってこなかった自分の恋愛遍歴を少しばかり後悔する。
……自分は彼女たちと対等のお付き合いをしていたつもりだったけど、俺に気を遣わせないよう、きっといろいろと上手に俺を引っ張っていてくれたんだと、今更ながらに気がついた。
最近の若い女の子は、一体何がほしいんじゃろなあ。
そんなつまらない冗談を頭の中で言っているうちに、俺は大事なことに気がついた。
「ん……。そうか、フラッシュは高等部なんだな」
普段のしっかりとした言葉遣いや生活態度のせいもあるだろう、なぜかそのことを失念していたが、彼女は紛れもなくトレセン学園に通う高等部の女の子なのである。
ごく当たり前のことを思い出した俺は、文房具売場のある八階へ向かうべく、エレベーターに足を向けた。
*
今日は三月の下旬にしてはずいぶんと暖かく、長袖のジャージを着ていると少し暑く感じるぐらいだった。
指導しているだけの自分でもそうなのだから、しっかり走り込んでいるフラッシュは相当の暑さを感じているはずだ。
「はぁっ……はぁっ……はっ……」
「お疲れ。今日は少し気温が高かったからな。大丈夫か?」
俺は額から流れ出る汗を腕でぬぐいながら呼吸を整えているフラッシュに、タオルとよく冷えたスポーツドリンクを差し出した。
「ありがとうございます。ええ、これぐらいの気温なら問題ありません。むしろ負荷がアップしてちょうど良いぐらいです」
彼女はタオルを受け取って首から上を丁寧にふくと、スポーツドリンクの蓋を開けて一気に半分ほど飲み干してしまった。
やはり気温と激しい運動で火照った体は、水分を求めていたらしい。
「……水分補給は、大切ですからね」
一気飲みしたのがちょっと恥ずかしかったのか、フラッシュはタオルで口元を拭きながらおすまし顔でそんなことを言う。
「そうだな、しっかりと補給してくれ」
「トレーナーさんがそうおっしゃるのでしたら」
わざわざそうして断りを入れてから再びスポーツドリンクに口づけるのが、いかにもフラッシュらしかった。
「ふぅっ。今日のトレーニングの予定はここまでですよね?」
「ああ、お疲れ様」
「いえ。本日もご指導ありがとうございました。また明日もよろしくお願いしますね」
フラッシュはいつも通り丁寧に一礼し、着替えるためにロッカールームへ向かおうとする。
「あ、ちょっと待ってくれ」
「どうしました?」
「ええとだな……」
俺は『大したものじゃないから、どこに入れたか忘れたなあ』とアピールするためにあちこちのポケットをさぐり、実はフラッシュのトレーニング中、ずっとその存在を感じていたジャージのズボンの右ポケットから小さくて細長い、チェック柄の紙袋を取り出した。
このプレゼントを包む包装紙にも、かなり気を配った。
大仰すぎては気持ち悪がられそうだったし、スーパーの文房具売場で買ったときに入れてくれるような、無地の白袋ではさすがにお祝いの気持ちが伝わらない。
結局デパートで包んでもらった包装紙は、白と赤のチェック柄に小さなリボンをつけた、一番無難そうなものになったわけである。
「今日、フラッシュの誕生日だろ。大したもんじゃないが、よかったら受け取ってくれ」
「えっ?お気持ちはとても嬉しいのですが……私の誕生日なんて、よくご存じでしたね」
しまった。
本人が教えてくれたわけでもないのに、そもそも誕生日を知ってることが気味悪かったか。
「ああ、トレーナー契約するときに経歴書を書いてもらっただろ?その時ちらっと見たのをなんとなく覚えていたんだ」
わずかな後悔を覚えつつも、俺はなんとかそれらしい弁明を試みる。
「なるほど、そうでしたか。それにしてもわざわざ、プレゼントまで……」
俺が差し出した小さな袋を見つめながらフラッシュは口元に手を当て、つぶらな瞳を見開いてさらに大きくしていた。
……少なくとも、気持ち悪がられてはいないと信じたいのだが。
「いただいて、よろしいのですか?」
「もちろん。さっきも言ったがプレゼントといっても、普段遣いできる日常品で大したもんじゃない。使えそうなら、使ってくれ」
「ありがとうございます」
フラッシュはお礼を言いながら、細長い袋を受け取ってくれた。
「あの、開けさせていただいても?」
「ん、ああ。いいよ」
「それでは、失礼して……」
フラッシュはまるで貴重品でも扱うかのように包装を解いて、中身を取り出した。
「これ、ステッドラーのシャープペンシルじゃないですか!しかも、プレミアムタイプのもの……」
「そうなのか。使いやすそうだから、それにしただけだけど」
「こんな高価なもの……本当によろしいのですか?」
さすがに故郷のブランド物だと、大体の値段は分かってしまうものなのか。
俺なんてシャーペンで一万円を超えるものがあるだなんて、これを見るまで知らなかったんだが。
シャーペンなんて、一本三百円以上のものを見たことも触ったこともなかったからなぁ。
ちなみに俺が学生時代から愛用しているシャーペンは、ダンソーの百均シャーペンである。
「高いっていっても何万もするもんじゃないしな。書き味のいいシャーペンを使うことで、フラッシュの勉強がはかどるなら安いもんさ。しっかり勉強してテストの点に心配がなければ、トレーニングになんの憂いもなく打ち込めるだろ?よかったら使ってくれ」
フラッシュは少し戸惑ったようだったが、勉強の成果がトレーニングの質につながるという方便が良かったのか、真新しいシャーペンを優しく手に取りながら、嬉しそうに微笑んでくれた。
「ありがとうございます。大切に、使わせていただきますね」
「ああ」
そっけなく言う俺にフラッシュはもう一度「本当に、ありがとうございました」と深く一礼して、ロッカールームへと足を向けた。
そんなフラッシュの後ろ姿を見ながら、俺はちょっと愛想なかったかな、とも思う。
でも、そっけないフリでもしていないと、フラッシュの……好きな女性のあの笑顔に、俺の感情はきっと爆発してしまっていただろう。
これ以上余計なことを考えないためにも、俺はフラッシュの背中から目を背け、明日のトレーニング計画を頭の中で練り始めた。
読了、お疲れさまでした。
【担当ウマ娘に、恋をした。】第二話をお届けしました。
原作ゲームのフラッシュのストーリーが素晴らしいので、
ほとんど改変のようなお話になってしまう本作を
書こうかどうか迷ったのですが、史実馬のエピソードとうまくミックスさせて
私なりの【エイシンフラッシュストーリー】をお届けできればいいな、と
考えています。
逆に言うと原作ゲームには出てこないエピソードや解釈が満載なので、
それに沿わないお話はちょっと……と感じる方には
あまり楽しんでいただけないかもしれません。
そういった方々にも『まぁこういう解釈もありか』と少しでも思って
いただけるものを精一杯書いていくつもりでおりますので、
よろしければもう少しお付き合いください。
もちろん、『こういうのもありだからもっとやれ』と感じていただけた方には、
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それではまた、近いうちに次回作をお届けしたいと思っていますので
どうぞよろしくお願い致します。