レッドとの修行を終え、うちはニビシティの調査も終え、ハナダ郊外の社宅に帰るとアカツキとトモが出迎えてくれた
「調査お疲れ様でありますヨウコ殿」
「お疲れヨウコ!」
「二人もお疲れ、正義のジムリーダーとか言ってるからジムリーダーが皆を守ってるんかと思っとったが、街の自警団みたいなの凄い拡張してたわ、同じ規模の自警団がタマムシにも居ることを考えると総力戦になれ資金力はロケット団、人員は正義側やな」
「あぁ、2つ悲報があるであります」
「1つはクチバシティでマチス殿が敗れたであります。貿易船が警察に抑えられであります。犯人はレッドという少年らしいであります」
「2つ目は国際警察がロケット団を要警戒組織に指定したであります」
うちは腕を組み思考をしてから打算を始める
「え、やばない? 資金確保の動脈を警察に抑えられたんでしょ? 賄賂も効かなくなるじゃん」
「幸いマチス殿は逃げて発電所にてサンダーの捕獲に向かったであります」
「···あの程度のガキに敗れるんか? 幹部も···まぁええ、先に言っとくがうちはロケット団と心中する気は無いでアカツキ」
「まぁそうでありましょうな」
「アカツキはどうするんや? トモはうちが引き入れたから責任持つが」
「連れない事を言わないで欲しいでありますなぁ、アカツキもロケット団と心中は嫌でありますよ」
「意外やな、忠誠心高いんと思っとったが」
「アカツキもオペレーターとしてダミーのロケットカンパニーからスカウトされた身でありますよ。あとトモと共同でこんなの作ってたであります」
カセットみたいなのを渡された
「これは?」
「へへーん、ボクとアカツキの自信作だよ。ポリゴンに与えてみてよ」
「ポリゴンにか?」
ポリゴンにカセットを与えると、ポリゴンの姿が変化し
「ピロピロリー」
「ポリゴンのアップデートパッチであります。名前はポリゴン2、ポリゴンよりもバクも少ないでありますよ」
「おお! ありがとうな〜···今ロケット団を抜けるのは悪手や、必ず報復される。かといってうちはポケモンハンターとして密猟やポケモンの販売で利益を得ていたから懲役10年は固いんよなぁ」
「10年刑務所暮らしはキツイでありますな。アカツキも5年は務所でありますからな。実績的に」
「ボクもヨウコが務所に行くのは嫌だよ」
「となると高飛びか潜伏やろ〜幸いうち等は警察にさえ気をつけ、大人しく暮らせば逃げれるやろな···まぁそこら辺は後で詰めるとして、一応準備を始めとこか。アカツキ、ロケット団で移動拠点的な設備が無いか探してくれへんか」
「了解であります」
「ロケット団を辞めた後のシノギはポケモンハンターでいくで、各地の組織とも接触せんとな」
「じゃあボクは?」
「そりゃメカニック兼用心棒やろ。期待してるで」
「うん!」
ヨウコ達がロケット団を早期に見切りを付けたころ、ロケット団の切り札のミュウツー計画を行っていたカツラがロケット団から脱走し、ミュウツーも制御不能となり、地下研究所を破壊して脱走するという大事件が発生
ロケット団はサブプランとして捕獲していたファイヤーから伝説の三鳥をロケット団の切り札とする計画に変更する
でヨウコは小隊長としてヤマブキシティの防衛任務に当てられる
というかこの頃にはヤマブキシティはロケット団に完全掌握され、町中はロケット団だらけであり、都合の悪い住民は強制的に街の外に追い出されていた
「捕獲要員のうちを拠点防衛に回す時点でヤバいんちゃうか?」
そんな事を考えながらヤマブキを守っているとサンダー、フリーザーの捕獲成功の報告に下っ端達は舞い上がるし、ロケット団の底力にヨウコは感心する
「やっぱり早期の離脱をせんでよかったわ」
と安心したのも束の間、ヤマブキシティに侵入者が入り込む
ヤマブキシティ防衛としてナツメのバリヤードが街の上空含めバリアを展開し、入口は下っ端で固めているので入り込むなら変装をしたりして内部に入るしかないのだが、犯人は早急にバリヤードを撃破し、バリアを解除して中に侵入してきたし、10分も経たずに本拠地にしていたシルフカンパニー本社に火を放たれ、他のビルにも引火し、大パニックに陥った
「あかんなー、あかん」
ヨウコは通信機を取り出し
「アカツキ、トモ今どこや?」
『アカツキはヤマブキテレビ局であります』
『ボクはヤマブキ車両工場だね』
「アカツキはトモんとこに向かってや、必要機材をこの混乱で奪って逃げるで、うちは北口から脱出経路を確保するわ」
ボールからポケモンを出す
「カイリュー!」
「バンギラス!」
「GAAAA!」
カイリュー、バンギラス、ボーマンダである
「さぁ大怪獣バトルや」
先んじてヤマブキに突入したのはレッドとオーキド博士の孫のグリーンであり、彼らと同じくロケット団を壊滅させんと正義のジムリーダー達やその仲間達も行動を起こしていた
ヤマブキの東西南北のゲートを選挙し、ロケット団を確保していた
カスミも北口を封鎖しており、既に100人以上のロケット団の下っ端を捕えていた
「こちらカスミ、エリカ、ロケット団の確保は順調よ」
『こちらエリカです、カスミさん、順調で何よりです。引き続きお願いしますね』
「ええ「GAAAA」え?」
「か、カスミ様! 強力なポケモン達がハナダの精鋭を突破しております!」
「な、なんですって! 私が出るわ!」
「危険です! 下がってください!」
ピカっと何かが光るとビームが横を通過し爆発した
「まぁこういう時に限って知り合いに会ったりするもんよな」
「···その声···ヨウコ!」
「カスミ久しゅうな」
「あんたその服···ロケット団だったの!」
「まーな、雇われやっとったわ。お陰でそこそこ稼がせてもらったわ」
「あんたもポケモンを犯罪に使うロケット団に加担していたなんて···許せない」
「ポケモンも動物やろ? 捕まえた動物を売って何が悪いんや? ···いや、悪いか、悪いわな。うん。まぁそれがうちの食い扶持やねんな。ここで捕まって塀ぐらしになるわけにもいかんので倒させてもらうで」
「ここであんたは止める! スターミー」
「バンギラスそのまま頼むで」
砂嵐が吹き始める
「スターミー冷凍ビーム」
「バンギラス、鉄壁や」
冷凍ビームを受けるがバンギラスはピンピンしている
「スターミー、ハイドロポンプ!」
「バンギラス、ボディプレスや」
ボディプレスは防御が高いほど威力が上がる技であり、更に
「カスミ、ポケモンはな道具によって更に強くなるんやで」
ビリっと何かが破けた
弱点保険である
弱点の技を受けると特殊攻撃と攻撃が上がる道具である
ロケット団が開発し、量産化させていた品である
バキバキバキバキとスターミーから割れるような音が響き渡りスターミーは動かなくなる
「スターミー!」
「残念やなカスミ、そっちが正義の味方ごっこしとる間にこっちは常に鍛え続けたんやで···貪欲にな」
『ヨウコ殿、こっちは逃げれたであります。ヨウコ殿も撤退を』
「了解、じゃなカスミ、もう会わんと思うけどな」
ヨウコはついこの前に進化したフーディンをボールから出してテレポートで消えていった
ロケット団はその日のうちに壊滅した