俺が消えた日   作:れいめい よる

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#ピョートル・ノリリスク 後 序(完) 三十三〜三十五


呉越同舟

 

 

空間を引き裂かんばかりに轟く銃声、地鳴りの如き大型二輪者の排気音、出し抜けに急展開する数台の車輌、それらを死に物狂いで追跡する警察車輌のけたたましい警報。物珍しげに立ち止まり成り行きを見守る一般人。かくいう俺は、現在進行形でロンドンの重厚感満ちる街並みを右へ左へ大爆走していた。  

 

経緯を説明しよう。ジェイソンと三時間弱にも及ぶホテルでの作戦会議の末、俺を囮にすることで動員の多いCIAの連中の注意を拡散し、その隙にジェイソンがマルコムに接近することになったのだ。因みにジェイソンとマルコムの会話はインカムを通して聞いている。こんな回りくどい作戦になったのは、万が一昨日のように超能力者が現れた際にジェイソンでは分が悪いという懸念があったから。どのみち中途半端な囮作戦ではCIAは即座にこちらの企みを察知してマルコムの周囲を固めてしまうだろう。なので俺は暴走族よろしく度外れに暴れ回ることにした。 

 

マルコムの働く事務所の裏口から入ろうとしているところをCIAに発見され、如何にも悔しげな面持ちで脱兎の如く逃走。一方その頃、別なビルから様子を伺うジェイソンが警備が手薄になったところを見計らいマルコムを誘き寄せる。ともかく、作戦通りCIAの注目を引き付けた俺は近場のバイクに跨り、現在進行形で颯爽とロンドンの入り組んだ街を駆け回っているのであった。 

ロンドンの街はモダンなデザインや歴史を感じさせる建築物が立ち並びコンパクトな構造となっている。公共のバスが日中入れ替わりで周回するため公共交通機関の利用率が高い割に、国民の自動車所有率はイギリス全体で八十パーセント。加えて活気盛んな都市部では歩行者の移動も激しいため、元々狭い道路が更に狭く感じる。 

 

「ぅおっと!...なんだなんだ!」

「きゃあッ!」

「ごめんなさい通して!」

 

障害物競走とカーチェイスが合わさった新種の陸上競技を独断で開催すること彼此十分強。背後を尻目に確認すると追手は姿を消していた。通行人を巻き込んだ追いかけっこに終止符が打たれたことを理解して、一息つくと俺はバイクを道路の脇に停車させた。奴等もこちらの計略に気付いた頃合いだろうしそろそろ戻るべきか。

 

再び路上を走り出し、ジェイソン達の方角へと突き進んでいると不意に耳元が火災警報を拾った。…マルコムを誘き出すには残りの連中を撒く必要がある。数軒のビルで火災警報を鳴らし、ビルで働く職員達を一斉に外に出せば大層な人混みになるだろう。その群集に紛れ込みながら事務所から避難の為に表に出たマルコムを掻っ攫うといったところか。作戦を開始してからの短時間で弾力的に対処できる頭脳、矢張りジェイソン・ボーンは永遠の憧れだと感に堪えない面持ちになる。

 

そうこうしているうちに風を切りながら疾走すること暫時、俺は速やかに事務所の表に辿り着いた。耳道を通って聞こえてくる空気の振動、固体音がジェイソンが何処かの屋上に駆けていることを教えてくれる。人混みを掻き分けながら屋上を一つ一つ見上げて捜索していると、ジェイソンとマルコムの諍いが届いた。 

 

『…俺とピョートル・ノリリスクはプロジェクトに参加する前から監視されていた。…何故、親父は殺された!』

『やめてくれ!』

『答えろ!俺はトレッドストーンに誘われてた、そして親父はそれを知っていた!』

『ジェイソン!落ち着け、下に落ちてしまう!』

『何故だ!』 

 

烈しく揉合っているのか、片方が殴られる鈍い音までもが拾われる。EkSの副作用を使って屋上を一辺に把握しようとして、出し抜けに通信端末の向こうでマルコムが絞り出すような声調をぽつりと溢した。 

 

『……君達がその理由だ。』

『………』

『君達の父親は知り合いだった。作戦実行に無縁の君のお父さんは君が勧誘されたと知り作戦を世間に暴くと…知ってるだろう、ピョートルの父親は作戦遂行部の一員だった。だがいざピョートルが訓練兵になると、途端に態度を一変した。』 

 

意想外の発言に足を止めたのは俺だった。俺は一度に処理しきれなかったマルコムの言葉を脳内で反芻するの父ピョートルの父親が息子の為に組織に反旗を翻した?そうしてマルコムの言葉に耳を傾けているうちに、次第に忘却の彼方に消えていた記憶がうっすらと舞い戻ってくるーー。  

 

 

それは僕が訓練兵になりたての頃のこと。

アメリカから遠路遥々ノリリスクの訓練所の視察に訪れていた父に呼び出されて、僕は施設の一室で久方ぶりに顔を合わせた。  

 

『ペーチャ。訓練はどうしてる。』

『上手くやってる。この調子で進めば来月には覚醒すると博士は言ってた。』

『そうか...』 

 

報告に応えたというのにやけに神妙な顔つきの父に首を傾げる。皺の刻まれた面輪に、不思議にも悔恨の色が表滲んでいる気がして柄にもなく労りの一言でも掛けようとすると、父はかつて聞いたこともない深刻且つ温厚な音色で僕の名を呼んだ。

ペーチャ。はい。勝手に萎縮しそうになる自身の体を叱咤して、背筋を正して父を見据える。 

 

『…人は誰でも過ちを犯す。』

『………。』

『無論、私も取り返しのつかない過ちを何度も犯してきた。それに対して無様に申し開きをするつもりはない。だが今日ほど己の行いを悔やんだことはなかった。』

『……父さん』 

 

一種懺悔の気配を漂わせる父に僕は返す言葉を失っていた。此程までに脆弱な父親の姿を見たことがなかった。只々黙して耳を傾け、動揺を露わに言葉を探しているうちに父は立上った。咄嗟に呼び止める僕に背を向けて、部屋を出る直前、 

 

『お前の心に従いなさい。』 

 

後になって振り返ればこれが最初で最後の父の親としての慈愛だった。程なくして父は不慮の事故に遭って死んだ。

 

* 

 

ーー思い出した、ピョートルがプロジェクトに参加したのは確かに父親の推薦が影響していて...... 

思考に浸る俺を我に返らせるように扉が乱雑に開かれた。弾けるように面をあげて、扉は眼前にはない。言わずもがな、インカムが聞き取った物音だった。見聞色擬きで周囲を探り、漸く一軒隣の屋上にジェイソンとマルコム…それからいつかのギリシャで俺が片目を潰した作戦員を発見する。

突然の作戦員の登場に一瞬呆気に取られるジェイソン、小隙を狙い発砲した作戦員。放たれた銃弾はマルコムの心臓部分に直撃した。更に追撃がかけられ数発の弾丸が掠めると、ジェイソンは即死したマルコムを盾に壁際へと追い詰められ……飛び降りた。 

 

俺は炎を足裏に集中させ、バネのように前方に跳躍する。 

 

「間に合えっ」

 

そして落下するジェイソンがコンクリートと衝突する間一髪のところで受け止めた。「ピョートル!」俺の存在を認知して叫ぶジェイソンに俺は「急ぐぞ!」と返すと人波に紛れ込んだ。 

屋上では、作戦員が隔靴掻痒の面差しで俺達を鳥瞰していた。

 

 

何もかも、こんな筈じゃなかった。 

 

二十代前半でCIAのサイバー部部長に上り詰めた天才ハッカー。それが組織での私の評判だった。けれど幼少期からハングリー精神の強い私は今の地位では不満で、出世の為に居ても立ってもいられず自分を売り込んだ末自漸く参加権を獲得したジェイソン・ボーン暗殺作戦。CIAの機密を奪取したニッキー・パーソンズと彼女に関わりの深いジェイソンを国家の安寧の為に捕獲若くは始末するという簡単な作戦だった...筈だった。

ギリシャのシンタグマ広場では私が作成した自慢の人物識別プログラミングで数千のデモ隊の中から彼女を探知し作戦員を派遣した。中盤までは自身の幸運を疑うくらい順調に事が運んでいた。ピョートル・ノリリスクが介入してくるまでは。 

 

私ですら知っている、CIAを始めFSB、MI6、BDNなど世界数カ国の諜報機関が手を携え生み出した超能力者の暗殺集団育成プロジェクトのNo.2。権限がない為に深掘りすることはできなかったけれど、シンタグマ広場で発生した不測の事態を機に作戦を率いる私にもファイル閲覧の権限が与えられた。 

膨大な情報を全て読むのには時間を要した。ボーンにしろノリリスクにしろ国家機関は腐敗している。それが唯一抱いた感想だった。私がCIAに入ったのは他でもないそういった組織の転落を阻止して根本から革新したかったからだ。ギリシャの件が起こらなくとも、CIAやFBIは卑劣なやり口から度々世間で責任を追及されることがあり、忌避されている節があった。ウォーターゲートが良い例だ。だからこそ外道と揶揄されるCIAに加入して、私の力で新時代のCIAをと切に願っていた。 

 

ジェイソンとノリリスクのファイルを閲覧して彼等が愛国者であることは容易に観取できた。組織を刷新するには内側から。その為には愛国者であり、人生の転機を迎えている彼等を呼び戻せば良い。そう考えた私はデューイではなく国家情報長官に直訴した。

作戦が始動して早々、デューイが何かを隠匿していることには気付いていた。ジェイソンとノリリスクの話になるたびに不体裁といった面相でのらりくらりと追及は躱される。極め付けは、ジェイソン達が単に過去の真実を求めているだけかもしれないと進言した私を彼は馬鹿馬鹿しいとばかりに嘲笑した。そしてこう云ったのだ。残忍な殺し屋に不利益を被る前に始末せねばならないと。その不利益は誰にとっての不利益なのか、そんな非難は何度も口を突いて出そうになってはすんでのところで堪えられた。 

 

それから国家情報長官の許可の元、私が指揮した今回の作戦は不首尾に終わった。 

 

異変を感じたのは作戦の最中。各配置先で待機していた作戦班との通信が突如として途絶え、周章しているところでデューイが私から指揮を強奪した。万が一を考慮して周辺で待機すると云った作戦員のGPSは先程から微動だにしていない。部下達を殺したのが作戦員で、指示を下したのがデューイだと断じるのは然程困難なことじゃなかった。 

彼は元々ブラックブライアーの作戦員だった。ジェイソンが組織から抜け出した影響で潜入先のシリアで捕虜となり二年間にも及んで耐え難い拷問を受けたという。彼は事の発端となったボーンを恨んでいて、度々こちらの指示を無視してボーンを執拗に追うことがあったので部下からも問責の声が上がっていた。今回もデューイと彼が裏で結託して私の部下を殺し、ボーンを殺す算段だったに違いない。

デューイは端から私の提案を受け入れる気なんてなかったのだ。 

 

捜索中の車内からボーン達の姿を捉えても追跡する気にはなれなかった。何より、何処でデューイの手下が耳をそばだてているかも分からないのに…下手に為誤って私も始末されるのは避けなければならなかった。ノリリスクと目が合ったけれど、彼はこちらを攻撃してくるでもなく直ぐに視線を外して人混みの中に紛れていった。 

 

一度ホテルに戻ってシャワーを浴びよう。ボーン達を探して街を走り回ったから酷く汗を掻いた。ただひたすらにデューイが憎かった。 

 

..............。

 

「ーーはぁ…」

 

頭上からの流水がいっそ今日の出来事を全て洗い流してくれたら善いのに。きっとデューイは私が統率した作戦が失敗したことを嬉々として糾弾するだろう。これ以上ボーン達の復帰の件を持ち出せば反逆者だの、経験が足りないだのと咎立てられるのは私だ。何か、対策を考えなければ…

 

蛇口を回すとキュキュと軋む音が浴室に虚しく反響した。浴室を出ると、洗面台に立ち雑に髪を拭く。忽ち煩わしいドライヤーを終わらせてしまおうと手に取って...不意に妙な感覚が私を襲った。

それはCIA加入時に叩き込まれた防衛の訓練の賜物だったともいえる。物は動いているない、扉の先に人影を感じるわけでもない。されどCIAとして培ってきた勘が違和感を訴えていた。 

タオルを簡単に巻くと、扉の前で拳銃を構える。胸中でカウントダウンして…ドアを蹴破る勢いで飛び出した。 

 

「ストップストップ!不審者じゃないから!」

「…は?」

 

唐突に響いた声に反応して反射的に引きそうになった引き金は、一刹那で拳銃を奪われたことで大事には至らなかった。腑抜けた声を溢し、寸秒瞬いて現状が脳に伝えられる。

愕いたことに侵入者はノリリスクとボーンだった。拳銃を奪っておきながら狼狽の仕草で両手を上げるノリリスクと、居心地悪そうに視線を逸らすボーン。甚だ予想外の展開にその場で硬直する私に、ノリリスクがいつの間にかクローゼットから取り出したらしい私服を投げてきた。悪意の類は一切なく、心底参ったとばかりの声音で、 

 

「取り敢えず着替えてきなよ、待ってるから。」

 

拍子抜けした私は自身を見下ろして、

 

「.......ッーーーー!」 

 

寄越された服と床に落ちたタオルを抱えてバスルームに駆け戻った。 

 

..............。

 

ドライヤーなど普段の身支度の工程を忘失して迅速に着替えると私が寝室に戻ってきた。

二人は何とも居丈高にもミニバーから勝手にジンを取り出し嗜んでいた。あまりに無節操な態度に苛立ちを隠さず歩み寄れば、二人は口端を絶妙に歪めて誤魔化した。一杯の湯解立つ飲み物が差し出された。鼻を擽る香りは暖かなホットココアのそれだった。 

 

「…どうも。」

「こちらこそ、突然悪かった。」 

 

莞爾として笑むノリリスクにホットココアをまじまじと見詰めてみる。果たしてこの飲み物は安全なんだろうか。そんな私の懐疑心を感知したボーンが呟いた。 

 

「心配しなくても変なものは入ってない。」

「……そう。」

 

小動物を観察するような視線に舐められると、無駄な闘争心を掻き立てられてカップに口をつけた。一口飲んで直ぐに伝わる、体の芯から温まるような甘ったるさ。ココアの風味が熱を通して全身を包んだ。 

 

「美味しい。」

「良かった、初めて作ったから心配してたんだ。」 

 

目線を上げると三日月型の赤い目とかち合った。私はコップを机に置いた。 

 

「どうして此処が?」

「すぐに判る。」

「何故此処に?」

「何故だと思う?」

 

当意即妙な答弁に思わず吃った。

二人が私の元に現れた理由を考え巡らしてみる。…一連の作戦を指揮者が私だと知っているならば、邪魔な障害物を取り除きにきた可能性もある。けれど彼等の鷹揚な態度から鑑みるに目的は別だろう。なら、 

 

「情報が欲しいのね。」

「賢くて助かるよ。流石天才ハッカーだな。」

 

その言葉に心臓が萎縮しそうになったのは秘密だ。恐らく私のことは交際から家族関係まで備に調べ上げられているのだろう。でなければ、態々CIAのホテルの一室に押しかけるなんて無謀な真似をするはずがない。今は敵意を感じないとはいえ、返答次第では私への親切が殺意に変貌するかもしれないという事実が冷や汗をかかせた。折角シャワーを浴びたのに、なんて現実逃避に及んでいると終始噤んでいたボーンが単刀直入に詰問する。 

 

「デューイは何処にいる?」

「......カルーアと会うためにベガスへ飛ぶわ。カルーアがアイアンハンドへの協力を拒否したから…多分殺されるでしょうね。EkSプロジェクトと提携したアイアンハンドの作戦員の選別会もあるの。」

「デューイがアイアンハンドを始動したことは?」

「そんなはず…長官は未だ調整段階にあると言っていたわ。」

 

組織の根底が揺らぎかねない質問を次々と放たれることに混迷を覚えながらも詳細に伝える。理屈よりも心がこれが最善であると告げていた。

 

「ギリシャのあの後、超能力者が現れたことは?」

「知らないわ。私は逆探知が成功したからデューイに場所を伝えて作戦班を向かわせただけで…っ!」 

 

最悪が過ぎって、私は絶句した。ノリリスクは真摯な眼差しで肯定を示している。まさかアイアンハンドが既に始動されている?デューイが作戦員と謀っているのは薄々勘付いていたけれど、超能力者まで利用するなんて…。想像を絶する事態に言葉を失う。それでも、呆然としている場合じゃなかった。

 

「貴方達もベガスへ。」

 

私の提案に二人は小首を傾げたのちに、瞠った。こちらを眼差して、言葉が本心であると見抜くとボーンが訝しげに尋ねる。 

 

「何故助ける?」

「私も、デューイを葬りたいから。彼がいればCIAが穢れるの、私が目指したCIAが。」

 

私の理想があの男に木っ端微塵に潰されることだけは阻止しなければならなかった。ボーンは私の回答を吟味するように須臾の間見詰め続けると、やがて視線を逸らした。合格と受け取っても良いのだろうか。

取り敢えず、ベッドに置いたのスーツケースから予備の携帯を取り出して二人に渡した。それを二人は何も訊かずに受け取ってくれた。

 

「ベガスで会おう。」 

 

そう言うや否やボーンは立上がり部屋を去った。同様に椅子から腰を上げたノリリスクは背を向ける前にこちらに近づいてきた。拳二つ分まで接近したところで、彼は私に手を伸ばす。反射的に堅く瞼を閉ざすと、酷く穏やかな音色が大丈夫だからと降りてきた。 

刹那、ぶわりと生暖かい風が私を布団のように包んで、すぐに治った。恐る恐る目を開ければ、ノリリスクは私の髪束を攫っていた。赤く発光する瞳が私を見下ろしている。 

 

「じゃあ、ベガスで。」

 

お酒のお代か、ポンド札を机の上に置くと今度こそ彼はボーンの後を追い部屋を去っていった。 

呆気に取られてていた私が現実に戻ってくるのには時間を要した。思い出したように頭に手をやると、完璧に乾いた髪にするりと指が通った。 

 

 

 

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