東方幻仙郷   作:205海志

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捜索の詳細を書いていったが、
あいにく1つに纏めるには多すぎてな…。
そこで、前編・後編に分けることにしたぜ。
前編は靈夢、魔理沙、Mr.J、アイの4人についてだ。
今日話す後編は俺と紫さん。
それじゃ、始めてくぜ。


探索の中で(後編)

俺と紫さんはスキマを介して

縦横無尽に捜しまわった。

と言っても、俺はスキマの仕組みは

いまいち分からなかった。

「これがスキマ…。なんか不思議な感じがするぜ。」

俺はそう呟いた。

「このスキマはどこでも行くことが出来るのよ。」

紫さんは言った。

 

どうやら紫さんが言うスキマは、

物理的な空間はもちろん、絵の中や夢の中、

物語の中等に行くことも出来るらしい。

つまり、幻想郷を抜け出すことも可能なのだ。

だからあの時スキマから出てきたのか。

そう思った直後、紫さんが

「そろそろ出ましょうか。ここら辺に何かの気配がするから」

と言って、俺と共にスキマから抜けた。

 

抜けたところは、偶然にも俺が初めて

幻想入りしたときに迷いこんだ森の中だった。

とそのとき、紫さんの言ったとおり、気配を感じた。

だが、パストではなかった。見ると、

いかにも雑魚モンスター的な野郎だった。

「なんだコイツ…?」

俺は半ば余裕そうな態度で言った。

「コイツとは失礼だなぁ。」

彼が上から目線な口調でそう言った。

続けてこう言った。

「私は師耀。パストの手下だ。」

いやアイツの手下だったの!?

俺は驚いた。無論紫さんも驚いていたぜ。

そして、俺は真っ先にこう言った。

「パストはどこに居るんだ!?」

師耀と名乗る男はこう言った。

「私を倒したら教えてやろう。」

相変わらずの上から目線だ。

例えるなら煽りが好きな人みたいな感じかな?

だが俺はそんなことは気にせずに、

「なら勝負だな!」

と答えた。

 

さて、師耀と俺のバトルが始まったが、

俺側には一応紫さんも加勢している。

つまり、1対2になってるってこと。

だが、師耀は意外と強かった。

正直俺と実力が同じくらいかのように感じたぜ…。

 

五分五分のバトルを繰り広げる中、

突然師耀が俺たちに対して、

「いかにも年配とバトルしてる感じだ」

と言った。ただ、これははっきり言ってしまえば、

師耀は調子に乗り過ぎた。

俺は今の例えにはあまり響かなかった。

見た目は21歳とよく言われるが、

実年齢はアラフォーのおっさんだ。

とはいえ体のつくりは21歳のままだけど。

だが、紫さんはと言うと、

心の底から怒りを覚えていたかのように見えた。

「勝ちゃん。あの子は私に任せて。」

と、静かに言った。

普段ふわふわとした口調だというのに、

今の紫さんの口調は

刺激したら爆発するんじゃないかと

言わんばかりの感じだった。

そして、紫さんは師耀と共に

スキマの中に入ってしまった。

あれ以降師耀の姿は見なかった。

 

「やあ、お兄さん。」

聞き覚えのある男の声が背後から聞こえた。

振り向くと、あの男がいた。パストだ。

「テメェ…!ようやく見つけたぜ!!」

俺は許せないような、そんな感じで言った。

パストは、

「ふふふ、相当私と闘いたいと見た。良いだろう。」

と言った。

ノってやるよ。そして、

なぜあの4人の容姿を変えたのか

何が何でも教えてもらうぜ…!!




次回は、パスト戦がメインになります。
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