それぞれ俺とは別の場所に迷いこんでいた。
ここでは、Mr.Jについてを話すぜ。先輩はその後に話す予定だ。
Mr.Jが迷いこんだのは、とある神社の境内。
「よし。無事到着。着いたのは良いんだが、アイツら捜さなきゃじゃん…。」
いかにもダルそうな口調でこう言ったそのとき、
何者かが襲いかかってきた。
「―あんたね。異変を起こしているのは。」
これがMr.Jとの出会いだったとは…。
俺も正直言ってしまうと、想像の斜め上をいってたぜ。
その人は、先輩とほぼ同じ身長の少女だった。
黒色のまっすぐな髪に茶色がかった目。
袖が無く、肩・腋の露出した紅き巫女服。
後頭部には、模様と縫い目が入った
紅いリボンを結んでいた。
そのリボンは、まさにトレードマークと言っても
差し支えないモノだった。
彼女の名は、『博麗霊夢』。
彼女曰く「博麗神社の巫女」とのこと。
そう。Mr.Jが迷いこんだ場所は、博麗神社だったのだ。
それを知ったMr.Jは突然、
「参拝してこっかな」と呑気なことを言う。
これには霊夢も驚いていたらしいぜ。
その直後、霊夢とはまた別の何者かがやってきた。
金髪ロングで、いかにも少女らしい姿。
身長は霊夢よりも高く、俺より一回り小さいくらい
と言ったとこだろうか。
Mr.Jは彼女とのいざこざがあって、
ここにいて良いことになったと言うらしいが…。
まあ、彼女については、
ここでは敢えて触れないでおくぜ。
なんせ、Mr.Jと少し話しただけで
その場を去ってしまったからな。
そんなこんなで参拝し終わったMr.Jはと言うと、
突然、霊夢に止められた。
Mr.Jは「またさっきのようなことになるのか…?」
と思っていたが、そうではなかった。
どうやら、霊夢と博麗神社についての話だったそうだ。
それでしばらくMr.Jは博麗神社に居たってわけだ。
そして、Mr.Jはこう質問する。
「霊夢には友人とかいるの?」
霊夢は答える。
「いないわ。」
するとMr.Jは
「じゃあ、霊夢には大切な人とかいる?」
と質問を変えてきた。
霊夢は、
「1人いるわ。ところで、あんたはどうなのよ?」
と答えて、逆に質問してきた。
Mr.Jはと言うと、
「無論いるさ。それも2人。オレは彼らと同行してたんだけど、捜すハメになっちゃってね…。」
と答えた。
この2人が誰なのかは、
言うまでもないんじゃないかな?
突然、霊夢は
「あんたの人捜し手伝うわ」
と言った。
…まあ、異変解決がメインだったらしいけど。
これに対してMr.Jは
「異変解決を手伝うよ」
と言った。
これには霊夢も驚いてたそうだ。
そして、Mr.Jに対してこう言った。
「あんたホントに変わってるわね。」
そうして2人は、空を飛ぶ形で捜索することになった。
次回はアイ姉からの視線です。