東方幻仙郷   作:205海志

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ここまで、俺、Mr.Jの順番で経緯を話してきた。
次は先輩だ。
ここでは『アイ姉』として話を進めていくぜ。


森の魔法使い

先輩(以下アイ姉)が迷いこんだのは、

怪しい雰囲気が漂う森。

森と言っても、

俺が迷いこんだ場所とは全然違うけどな。

アイ姉の方もMr.Jらを捜すことになったのは、

言うまでもないことだろう。

すると、背後から何者かが。

これにはアイ姉も失神してしまうほど驚いたそうだ。

アイ姉の方も出会い方が独特だっての…。

 

アイ姉が目を覚ますと、そこは明るい感触がある

森の中の一軒家の中だった。

アイ姉曰く、

そこにはいろいろなアイテムがあったそうだ。

……どうなっていたかはご想像に任せるぜ。

「おっ、目覚めたか。」

突然、誰かがアイ姉に語りかける。

 

その人はと言うと、アイ姉より少し背が低い、

いわば霊夢より一回り小さい身長の少女だった。

 

片側だけおさげにして

前に垂らした金髪と金色に輝く瞳。

黒を基調とした服に白いエプロン、

彼女のチャームポイントと言っても差し支えない、

リボンがついたつばの広い黒の三角帽。

いかにも「魔法使い」と言っても

過言ではない格好だった。

彼女の名は『霧雨魔理沙』。

何でも、霊夢と勘違いして、

ちょっかいを出したとのこと。

 

アイ姉は、事の経緯を話した。

それを聞いた魔理沙は、こう言った。

「ちょうど良いな、私はこれから異変解決に向かおうとしてたんだ。」

「ちょうど良い…?」

アイ姉は困惑した。

すると魔理沙は、

「お前が捜してる人を見つけてやるつもりだぜ」

と言った。

これにはアイ姉も驚かざるを得なかった。

魔理沙本人曰く、彼女は何でも屋である

「霧雨魔法店」を経営しており、

一応仕事の一環で行うつもりだったらしい。

 

余談だが、何故魔理沙が

アイ姉を霧雨魔法店に連れて言ったのかというと、

魔法店に帰っていたときに偶然にも、

俺らを捜しているアイ姉を見かけたからだそうだ。

 

アイ姉は、

「でも、どうやって捜すんですか…?」

と心配そうに言った。

魔理沙は何のためらいもなく、

あっさりとこう言った。

「私の箒に乗っていきな。」

魔理沙は箒を持っている。

それも、魔法の影響を受けている箒だ。

どうやらアイ姉をその箒に乗せようと考えたらしい。

「えっ、大丈夫なんですか…?」

アイ姉は少し恐怖を感じた。

それに対して魔理沙は急に、

「しっかり掴んでれば大丈夫だ。とりあえず、行くぜ。」

と、サバサバとした態度の中に、

若干真剣な感触をした口調で言った。

 

さて、魔理沙とアイ姉は、

夜空の中を箒に乗って飛んでいた。

「どうだ?この感触は。」

魔理沙が質問する。

「風が当たって気持ちいい…。でも、少しコワイデス。。。」

アイ姉はそんな反応だった。

「慣れればどうってことないぜw」

アイ姉の反応に対して、魔理沙はそう答えた。

「それにしても、不思議だな…。」

と、魔理沙は呟いた。

何でも、彼女の友人の他に、

もう一人、気配を感じたそうだ。

アイ姉もそれをなんとなく察していた。

異変の元凶と共に、不思議な感覚がそこにあった。




次回は第二話に軽く紹介していた
「あの人」を明かします。
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