東方幻仙郷   作:205海志

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なんだかんだ無事再会出来たMr.J、先輩、俺。
同時に3人の少女との出会いもあった。
しかしその裏では、疑問と異変があった。
そしてその元凶が現れた。
今回はここから話していくぜ。


幻想郷と無の完全体

「それにしても勘が良いな。」

と謎の少年が言った。

その少年は、いかにも「虚無」の存在と言っても

差し支えないオーラを放っていた。

 

なんだこの忌々しい野郎は。

そう思った直後、何故かMr.Jが居た。

いや、彼は俺を庇うようにして立っていた。

見ると、胸にヒビが入っていた。

どうやら例の少年が俺に攻撃したらしく、

それをMr.Jが庇っていたのだ。

「おい大丈夫か!?」

俺は焦った。なんせMr.Jがぐったりしていたからな。

「…なあ勝二。」

と、Mr.Jが言った。続けてこう言った。

「ヤツが来た以上、この幻想郷の日が昇るまでに

彼を倒さねばならない。」

 

何でも、彼が霊夢が言う異変の元凶であり、

彼は世界を崩壊させることが出来るそうだ。

タイムリミットは夜明けまで。

今は深夜だが、この状況じゃ苦戦しそうだ…。

「満月だな…。」

と急にMr.Jが呑気にそう言いやがった。

確かに満月だ。遂に気がおかしくなったのか?

と思ったが、Mr.Jはこうも言った。

「満月の光をオレに照らしてくれないか?」と。

何か意味があるのだろう。そう思った俺は

Mr.Jの言うとおりにした。

すると、ヒビがたちまち治り、

4つのつばさが生えてきた。

そしていつの間にか自然と宙に浮いていた。

「さて、完全形態となった。これで対抗できる。」

そう少年が呟いた。

 

これはあとになって分かったのだが、

どうやら彼は「完全体」になっていたそうだ。

だが、その完全体も、まだまだ進化出来るという。

それが分かるのは先の話。

いつか話すときが来るだろう。

 

話を戻して、Mr.Jはあの少年に反撃をしかけた。

その反撃には、

アイ姉、霊夢、魔理沙の3人も参戦していた。

余談だが、アイ姉、霊夢、魔理沙は、Mr.Jが負傷した時に

時間稼ぎとしてあの少年と闘っていた。

だが、彼女らもまた、負傷してしまう。

とはいえ、時間稼ぎは成功したらしく、

尚且つMr.Jが彼女らを治癒したことにより、

再び戦闘態勢に入れたのだ。

そして、霊夢・魔理沙のスペルカードが発動。

霊夢は「霊符・夢想封印」を、

魔理沙は「恋符・マスタースパーク」を放った。

Mr.J、アイ姉、俺の3人は、

2人をサポートするようにヤツを攻撃した。

そして、遂にあの少年を倒した。

それも、日が昇る10分前と言ったくらいだった。

 

さて、俺たちは元の世界に戻っていった。

だが、その前に少し話すことがあるぜ。

もーちょい付き合ってくれたら幸いだ。

異変解決後、Mr.Jはこう言った。

「さて、帰るか。」

「えっ、もう…?」

霊夢が言った。

「オレにはオレが居るべき世界があるからな」

と、Mr.Jは言った。

「また会える…?」

霊夢が名残惜しそうな口調で言った。

それに対してMr.Jはこう言った。

「無論会えるさ。なんならオレたちのとこに遊びに来ても良いよ。」

相変わらず呑気なことを言ったようにも感じるが、

その中には、「心配しないで」欲しいと言う想いもあった。

「あんたって…。面白い人ね。」

霊夢がニヤニヤとした感じでそう言った。

Mr.Jは、

「…まあな。」

と答えた。

「アイ。次あったら遊ぼうぜ!」

魔理沙がアイ姉に対してそう答えた。

そこには、悲しみが少し交じっていた。

…その分明るさもあったが。

「…ええ。またいつか会いましょう、魔理沙さん。」

とアイ姉も魔理沙と同じように言った。

俺も帰ろうとした時に、突然紫さんが現れた。

「機会があったら晩酌でもどう?」

紫さんの質問に、俺はこう答えた。

「いただこうかな。」

 

幻想郷は晴々としていた。

まさに、全てが平和になったかのように。




幻想入り編はこれで終了です。
次回は新シーズンに入りますので、お楽しみに。
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