東方幻仙郷   作:205海志

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俺はE531勝二。
鉄道車両名はE531系K462編成。
Mr.Jと名乗る変わった野郎、
彼の妻であるアイ、
そして俺の親友でMr.Jの実の弟である初代と
同居している。


カコノスガタ編
変貌の幻想郷


「いやー、紫さんとの晩酌は良かったぜ。」

俺は1週間前の紫さんとの1日を

未だにしみじみと味わっていた。

「勝二も勝二でご満悦だねぇ」

とMr.Jは言った。

そんなとき、紫さんがびっくり箱とように

スキマから飛び出してきた。

彼女は焦っていた。もうとにかく焦っていた。

なんでも霊夢と魔理沙が大変なことになったらしい。

正直頭が追いつかなかったぜ…。

 

さて、幻想郷に再びやって来た。

「よし、無事到着。いったい霊夢たちに何が起こったのだろう…。」

Mr.Jがそう言った直後。

「1週間ぶりね。」

「これでも意外と首を長くして待ってたぞ。」

あの2人の声だ。そう思って振り返ると…。

そこには、俺の想像の斜め上の姿をした

少女2人がいた。

 

1人は髪が紫色で、巫女服らしい巫女服と

紅い袴を身につけていた。

そして、頭には紫の髪よりも目立つ

大きな赤いリボンを着けていた。

もう1人はと言うと、

ほんの少しだけ赤みがかった金髪をしていて、

全体的に紫を基調とした服と、

リボンがついたつばの広い紫の三角帽を

身につけていた。

だが、彼女らの声はそれぞれ

霊夢と魔理沙の2人と全く同じだった。

 

「誰!?」

俺は思わずこう言ってしまった。

確かに声はあの2人と同じだ。

だが、容姿が違う。

いや、違うってのは少し語弊があるな…。

と言うのも、彼女らの服装は

先述した通りのものなのだが、その服装が

あの霊夢と魔理沙の服装と

ある程度似ている点があったからな。

 

「あんたね、私たちのこともう忘れたの?」

紫髪の少女が言った。

「俗に言う物忘れってヤツか?」

紫の帽子をかぶった少女が言った。

いや俺は地味におっさんだけど!!!

思わずそうツッコんだんだが、それと同時に

彼女ら2人は霊夢と魔理沙であることが分かった。

Mr.Jとアイはその2人が霊夢と魔理沙であることは

既に見抜いていたそうだが、

やはり大きく変わった容姿に相当驚いていた。

 

そのとき、何者かが現れた。

全体的に黒を基調とした衣装。

頭にはアンテナのような何かが付いていた。

「私はパスト。お嬢さん2人の容姿を変えた張本人だ。」

その男が言った。

余談だが、彼の名前は「過去」を意味する

「Past」かららしい。

そして彼は謎のビームを放った。

それも俺たち3人に向けて。

俺たちは直でそれを受けてしまった。

 

さて、俺が目を覚ますと、そこには

容姿が変わったMr.Jと先輩がいた。

Mr.Jはと言うと、

黄色のワイシャツと黒いズボンを身につけ、

黄緑色の靴を履いていた。

そしておでこには

俺と似たような黄色の丸い何かがあった。

まあ、後に目だということが分かったが。

そして、左の頬に「2」の形をした痣があった。

一方のアイ姉は、

血のように赤い髪と瞳が印象的な少女に変わっていた。

それ以外はあまり変わっていなかったが…。

俺は驚いた。

だが、俺がもっと驚いたのは俺自身の容姿だ。

なんと俺はパストの攻撃を食らったにも関わらず、

容姿が変わっていなかったのだ!!!

 

一応Mr.Jとアイ姉、俺の容姿について書いておくが、

Mr.Jは眼鏡がチャームポイント。

白を基調とした衣装をしていて、シャツには

「J」と大きく書かれていた。

 

アイは頭にピンクのリボンを着け、

ピンクの胸ポケットが印象的な白衣と

濃い桃色のロングスカートを身につけている。

 

そして俺は、青い襟と「N」のロゴがある

灰色のワイシャツと、白いズボン、青の靴を

身につけている。

そしておでこには黄色に輝く目が付いている

(要するに目が4つあるってこと。容姿が変わったMr.Jも同じ感じだぜ)。

 

閑話休題、話を戻して、

俺ら3人と靈夢・魔理沙の2人、

そして先ほどのパストの登場で失神してしまったが、

ついさっき目が覚めた紫さんの6人で、

パストを手分けして捜すことになった。

俺は紫さんと。Mr.Jは魔理沙と。アイ姉は靈夢と。

それぞれ2人組となってそれぞれを捜した。

いつもは明るいのに、今日だけは

暗くなってしまった幻想郷の中を

俺は孤独で歩いているような感じだった。

それはまるで俺が最初に幻想入りした時と

似たような感触だった。




次回は探索の詳細です。
お楽しみに。
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