東方幻仙郷   作:205海志

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容姿が変わってしまった霊夢と魔理沙。
彼女らを変えた張本人はパストと名乗る男だった。
そして、俺らは彼の攻撃を食らってしまい、
Mr.Jとアイの容姿が変わってしまう。
もっとも、俺は変わらなかったが、
変に体がいつもより軽かった。
さて、今日は俺らの探索から話していくぜ。



探索の中で(前編)

さて、Mr.Jと魔理沙は空でパストを探索していた。

すると突然、魔理沙がこう呟いた。

「あー…。面白そうなヤツいねえかなぁ?」

なんでも見つからないから退屈らしい。

するとMr.Jが

「ちょっと実験してみるか」

と半ば意味深なことを言った

そして、ちょっとしたモノを使い、

魔理沙に対してこう言った。

「よし、なんでも良いから攻撃して。」

すると魔理沙は自分の武器をポケットから取り出し、

Mr.Jに対してマスタースパークを放った。

ただこれが想像以上に強くてな。

Mr.Jもそれを察知するも、時既に遅し。

「あっ、最高にやらかしたわ…。」

Mr.Jは吹っ飛ばされてしまった。

魔理沙は驚き、思わず、

「Mr.Jに勝っちゃった…。うふ、うふふ、うふふふふ…。ふふふ。」

とクスクスと笑いながらそう呟いた。

「威力エグすぎる…。ところでそれは…?」

なんだかんだ軽症で済んだMr.Jは言った。

「ミニ八卦路だ。私の大切な宝物だぜ!!」

 

ミニ八卦路。それは彼女の武器兼愛用品だ。

大きさは手のひらサイズだが、

先ほどのマスタースパークを撃てるほどの

威力を持っている。しかも、威力の調整も可能で、

調理する程度の火力にすることも。

魔理沙本人曰く、

『八卦路無しの生活は考えられない』

と言うほどの愛用品らしい。

ちなみに、それを作ったのは魔理沙ではなく、

彼女の幼なじみらしい。

いつかその人に会ってみたいな…。

 

さて、話を戻そう。

Mr.Jと魔理沙の雑談は少しずつ盛り上がっていった。

そして、魔理沙はMr.Jにこう言った。

「そういえば、お前勝二に対して義理の父親とか言ってたよな?」

俺から明言させてもらうが、俺はMr.Jに対して

義理の親子としての感覚で接してない。

俺はあくまでも1人のダチとして接してるだけだ。

…まあ、Mr.Jが勝手にそう呼んでるだけだが。

「お前の実の父親ってどんな奴なんだ?」

魔理沙はこう質問した。

Mr.Jは

「何故とは言わんがずっと音信不通だよ。」

と、嫌悪感を抱くような感じでそう言った。

魔理沙は

「お前も勘当されたのか?」

と言った。

ここでは敢えて話さないでおくが、

魔理沙にも相当な過去があったらしい。

「いや、オレからぷっつりと…。と言ったとこ」

とMr.Jは言う。

魔理沙はこう言った。

「なんか地味に重なるな。」

Mr.Jは最後に

「ま、相当な過去を持ってるからね。」

と言い、探索を続けるためにゆっくりと飛んでいった。

 

一方の靈夢とアイは、地上で捜していた。

しかし、全然気配が無かった。

なんでも感覚が掴めないらしい。

「私たちがこの姿に変わってしまったことと関係あるのかしら?」

アイは言った。

「なんにせよ、感覚が変なのよ。」

靈夢は言った。

しばらく歩いたときに突然、アイがこう言った。

「靈夢さんは魔理沙さんと仲が良いですか?」

靈夢は驚いた。そしてこう言った。

「アイツが勝手に来てるだけよ!」

地味に鬱陶しいと感じているような言い方だった。

だが、続けてこうも言った。

「別に仲が悪いわけじゃないわ…。」

なかなか憎めないような、そんな言い方だった。

アイは安心した顔で

「それは良かったわ」

と言った。

「あんたもあんたで変わってるわね…。」

靈夢はぼやいた。

アイは静かに笑った。




次回は勝二と紫さんからです。
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