もんすたーな世界にもんすたーで転生?   作:ひなあられ

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観測隊視点です。


古龍観測隊ノートより

古龍観測隊より本部へ

 

報告。

氷海で確認されたものを最後に、現れる事の無かった、ブラキディオス亜種が未知の樹海で発見されました。

 

 

本部より古龍観測隊へ

 

了解。

ブラキディオス亜種に関してのデータを確認。

ハンターとの戦闘回数は二回。

火山でのルーキーとの戦闘と、氷海でのベテランハンターとの戦闘データがありました。

火山に居る際のデータから、少なくとも上位、またはG級の可能性があります。

戦闘データに関しては十分に取れているため、このモンスターの討伐資金を、ギルドが提供する事は出来ません。

よって、被害者、もしくは討伐希望者から資金を集めます。

引き続き観測を続けて下さい。

 

 

古龍観測隊より本部へ

 

了解。

観測を続けます。

報告。

モンスターの間で謎の奇病が発生している模様。

感染源との戦闘、もしくは屍体を食した竜が次々と狂暴化していきます。

例のブラキディオスもこれに感染しているようです。

周りのモンスターを、見境なく殺しては捕食をしているようです。

ただし、戦闘を繰り返すたびに衰弱しています。

このまま生き絶えるのは時間の問題かと思われます。

 

 

本部より古龍観測隊へ

 

了解。

各地でも謎の奇病が蔓延している事がわかりました。

天空山にある集落の伝承より、この現象が、あるモンスターの影響であると断定。

この現象を狂竜化と呼ぶ事にします。

狂竜化の原因は、ゴア・マガラと言うモンスターが撒き散らす鱗粉にあるとの事です。

我らの団と言う旅団の調べによる物なので確証に欠けますが、十分だと判断しました。

追記:

ブラキディオス亜種の討伐資金のメドが立ちました。

さらに、以前、この個体を狩ったことのあるハンターが討伐依頼を受けました。

色々と不確定要素が多いのですが、ブラキディオス亜種の状態からして大丈夫でしょう。

 

 

古龍観測隊より本部へ

 

報告。

ハンターが死亡しました。

観測の通り弱っていたブラキディオス亜種ですが、一度倒されたのちに覚醒。

姿が変わり、圧倒的な力を持ってハンターを殺すに至りました。

…この遠い所からの観測にも関わらず、此方まで響くような咆哮を放ち、一挙一足に途轍も無いプレッシャーを感じました。

此処までの恐怖は、アマツマガツチに遭遇した時以上です。

…思い違いだと良いのですが…。

 

戦闘に関しては一切不明。

向かって行ったハンターが、何らかの攻撃を受けて吹っ飛ばされ、反撃する前に強烈なパンチを受けて絶命。

速すぎて殆ど見えませんでしたが、戦闘痕より、古龍に匹敵するパワーを持つと考えられます。

最後の一撃なんてクレーターを作っていましたから…。

 

変化した姿の詳細は不明。

運悪く、夕暮れ時の戦闘だったために、影が濃くてはっきりと見えませんでした。

かろうじてわかったのは、赤い残光を残す何らかの機関が出来る事のみでした。

 

 

本部より古龍観測隊へ

 

了解。

討伐に向かったハンターはルーキーの域を出ずにG級に上がったハンターです。

性格はともかく、腕は確かだと評判で、かの黒き神を倒す程だったそうです。

経験の少なさを鑑みても、その強さはG級の上位に入ります。

 

よって、このクエストにギルドが介入。

討伐資金を援助して、より強力なハンターを募集します。

最低でも四人のG級ハンターを投入し、速やかにこのモンスターを討伐。

どのような力を持っているかわからないため、ギルドが最大援助を行い、ハンターが万全の体制で戦えるようにします。

ただし、最終兵器、「古龍喰らい」を除く四人で構成します。

 

 

古龍観測隊より本部へ

 

了解。

引き続き観測を続けます。

報告。

ブラキディオス亜種を見失いました。

どうやら未知の樹海の奥深くに身を隠しているようです。

何か進展があり次第報告します。

追記:

「古龍喰らい」の話が出るなんて相当ですね…。

 

 

本部より古龍観測隊へ

 

了解。

見失った事は残念ですが仕方がありません。

そちらには狂竜化したモンスターがいるとの報告がありましたよね?

もしそうなら、伝承の竜がその辺りをうろついている可能性があります。

その竜には何やら奇妙な生態があるようです。

体色は黒、古龍のように翼と手が別々、黒い鱗粉のような物を撒き散らしています。

捜索範囲をなるべく広げて、その竜を探してみて下さい。

追記:

あの人は規格外の外かと思います。

あの人が負けた時は世界が終わるんじゃ無いですかね(笑)

それと、霊峰の辺りで奇妙なチャチャブーがいるとの報告があるのですが…何か知りませんか?

 

 

古龍観測隊より本部へ

 

了解。

詮索してみます。

報告。

遺跡平原にてブラキディオス亜種が再確認されました。

それと、姿は確認出来ませんでしたが、黒い鱗粉が辺りを覆っている所があります。

おそらく例の竜の仕業かと。

ブラキディオス亜種についても、気になる所があります。

本当に少しの変化ですが、後頭部の角が、通常種と異なっています。

…排気筒(?)のような形をしているようですが…何なんでしょうか?

それと、粘菌の色が紫色です。

おそらく粘菌攻撃に何らかの変化があるものかと。

追記:

…チッ。あのジジイ、まだ生きてやがったか。

あれは単なるチャチャブーの亜種です。

討伐しても何の問題もないでしょう(笑)

 

 

本部より古龍観測隊へ

 

了解。

我らの団の専属ハンターがゴア・マガラを討伐したようです。

討伐された個体を研究した所、血の成分が古龍に似ている、形は古龍なのに古龍と認定出来ない、不可解な感覚器官、など、様々な謎が生まれたそうです。

これ以上の調査には新しい個体が必要なのですが、とんでもない神出鬼没っぷりで、すぐに姿を消してしまうそうです。

現在、確認されているのはそちらにいる個体のみ、となっており、逃げないうちに討伐、もしくは捕獲したいそうなのですが…。

そうなると、ブラキディオス亜種との同時狩猟になりそうです。

不確定要素が多すぎる、今回は諦めるべきだ、などの意見もありましたが、ゴア・マガラの文献によると、何らかの変化を遂げるようです。

その変化がどんな被害をもたらすかわからない以上、狩っておくにこした事は無いと言う意見が通ったため、前例の無い同時狩猟となります。

両者共にどんな攻撃を繰り出して来るかわからないため、遺跡平原エリアを封鎖。

古龍観測隊も撤退するようにとの連絡もありました。

至急、その場を離れて下さい。

追記:

…観測されている二匹の竜よりも、あなたの方が黒いですよ…。

 

 

古龍観測隊より本部へ

 

了解。

この持ち場を離れます。

ハンターに健闘を祈ります。

追記:

最高の褒め言葉、ありがとうございます。

 

 

ーーーーーーーー

 

緊急クエスト!:

とある竜達の細菌汚染

 

場所:遺跡平原

報酬金:500000z

討伐対象:ブラキディオス亜種、ゴア・マガラ

 

依頼者:ギルドの管理局員

内容:

遺跡平原にて、危険度未知数の竜が二匹確認されました。

片方はあらゆる竜を凶暴化させる謎の鱗粉を放ち、片方はG級ハンターをほぼ瞬殺した経歴を持ちます。

ギルドはこの二匹を危険視。

速やかに討伐するとしました。

募集するハンターは最低でもG級ハンターです。

挑戦する場合は万全の体制で挑んで下さい。

 

ーーーーーーーー




久しぶりの観測隊視点です。
クエスト名は、とある竜達の細菌汚染でバイオハザードと読みます。
どうでもいいですね、はい。
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