ページの内容が前回と同じになっていました。
すいませんでした。、
ズボボボボン!
「…くっ…!」
「大丈夫か!?」
「…あぁ。」
…て、手強い!
あの転生者なんかより余程手強いぞ!
俺の睡眠キノコ前方連続爆破が防がれたし!
それに、こいつら本当に人間か?
さっきから有り得ない行動ばっかしてんだけど!
ボウガンの弾をハンマーで打って当てにきたり、盾を放り出してランスのみで戦ったり、岩を利用して弾を反射させて当てにきたり、とんでもない大音量を出したり…。
いや、ボウガンの弾をことごとく殴り返したのは悪かったと思うよ?
だからってこれは無いよ…。
最初の内は、搦め手によく引っかかってくれたからやりやすかったんだけど、今じゃこんなんだもんなぁ…。
「ハァァアア!」
ゴイン!
「グルゥ(イテッ!)」
…まぁ、あんまり攻撃は効いてないけどね。
ハンマー使いの行ってくる衝撃を直に伝えてくる技さえ警戒しとけば、後の攻撃は全部弾くし。
…レイなんとかさんはどうやって俺の角を傷つけたんだか…。
それに、毒キノコを攻略されたのが辛い。
…あいつら息を止めてやがる。
俺のキノコは毒性があまり高く無い。
凶悪過ぎる範囲を持っていると言うだけで、触れただけでは毒状態にならないのだ。
毒性を持っているのはあくまで胞子。
それを吸い込まなければ毒にならないと言うわけなんだが…。
息しないって一体…。
流石モンスター(な)ハンター。俺らに出来ない事を平然とやってのける。
そこに痺れる憧れるぅ!
…まぁ、流石に直撃貰ったら状態異常を起こすっぽいけど。
俺のキノコをなめないで貰いたい。
一回、腕と角の粘菌を使って辺りをキノコの森にした時、ハンマー使いが麻痺ってたから間違いないだろう。
…劣勢には変わりないがな。
…雷撃使うか…。
その為には準備をし無いといけない。
ひとまず怒り状態になって龍属性になっておこう。
パターンは同じだが、時間は稼げるはずだ。
「ゴーーーーァァァアア!!」
「怒り状態だ!攻撃の変化に気をつけろ!」
…パターンは変わらないが、粘菌は変わる。
どう言う理屈かわからないけど龍属性粘菌は範囲が大きくなる。
状態異常キノコに慣れているとモロに食らう事になるのだ。
例えば腕の振り下ろし。
普通ならキノコが群生するだけだが、龍属性だと範囲が増す。
具体的に言えば、角を使った時のキノコが出来るのだ。
…あのデッカイヤツが乱立すると言う、まさに鬼畜の所業である。
まずは振り下ろし二連撃!
「グルルル…」
ズドン!…ズボン!ボンボン!
「んなぁ!?デカイのが三つも!?」
「おい!ボサッとするな!」
ズタン!
「うわっとっと…ふぅ…危なかっ」
ズボン!
「グァッ!?」
「大丈夫か!」
「なんとか!…てか、腕の振り下ろしだけで俺の足元からキノコを生やすとか…危な過ぎだろこいつ…。」
危なくて悪かったなぁ!
…と、まぁ、こんな感じで遠隔操作で生やす事が出来るのだ。
地雷もやろうと思えば出来るけど、こっちの方が攻撃力高いし。
ちなみに最初に行ったのは、溜めを使って、振り下ろした拳の周りにキノコを乱立させただけだ。
次のやつは…角の遠隔爆破の腕バージョンだ。
溜めを使ってたらなんか出来た。
…そろそろ準備が整うかな?
「ランサー!右に10!バック1!角度20!」
「…おう!」
…!
また跳弾攻撃か!取り敢えず、殴り返せるように身構える。
「行くぞ!」
ドン!
…ランサーの盾を使って攻撃か…。
なら、ランサーの方を向いて…
「…今だ!ハンマーは足を、笛は頭でアレを使え!」
ーッ!?しまっ…
「ハァァアア!」
ギィィーーーンンン!!
「グルゥ…!(グッ…!耳が…!)」
「オラァァ!」
ゴゥン!
「グラァァア!(クソッ体制が保てない!)」
「いっけぇええ!」
ドドドドゥン!
「グッギャァア!?(しかも拡散弾かよ!チクショウ!)」
油断も糞もねぇぞこれ!
…こうなりゃ奥の手も合わせた雷撃粘菌を使うか。
ひとまずターイサーン!
回転をつけながら全力で飛び上がり、頭から地面へ。
角から入るが問題は無い。
回転の勢いを利用してそのまま穴を掘る。
…キノコ粘菌の繁殖力を利用して、地面を柔らかくしているから割と出来るんだよ?
「グラァァア!(あばよぉうとっつぁ〜ん)」
バッ!ズドン!ドドドドト…
「んなぁ!?」
「ブ、ブラキディオスってあんな潜り方するの!?」
「…まるでドリルのようだな…。」
「関心してる場合か!?三番エリアに急ぐぞ!」
さてさて、上手い具合にハンターを巻いたし、雷撃粘菌の仕込みをしますか。
この雷撃粘菌は、腕にあった空気粘菌が進化して出来た物。
ならば俺の身体中を網羅していた空気粘菌はどこに行ったのか?
狂竜粘菌と同化した?
確かにそれも一部有るが、それは違う。
空気粘菌の核は口の中にあった。
そして、変化が起きた後も健在だったのだ。
俺はこれをひとまず角に移す事にした。
だって、エキスを運ぶだけのやつなんて使わんし。
…そう思ってた時期もあったんだけど…。
これがとんでもない代物だと気付いたのは偶然だった。
雷撃粘菌の連続前方爆破を試そうとした時、間違って空気粘菌の方を使ってしまったのだ。
あー、こりゃ失敗したなぁと思った時、それは起こった。
顔面に噴水がぶち当たった。
…いや、あれはマジでビックリしたね。
いきなり水だよ?水。
少しトラウマになってるのと、もともと弱点属性だったのも合わさって、「アピャーーー!」とか変な声あげたよ、マジで。
何故そんな事が起こったのか?
それは空気粘菌の特性にある。
空気粘菌は、もともとエキスを運ぶ用に出来た物だ。
つまり、生きた超長いホースと同じ事である。
非活性化状態の時は無用の長物だが、活性化すれば話は別だ。
地面についた途端、一気に地面を侵食し、循環させる物を探す。
その時に見つけるのが地中の水分である。
これを吸い上げ、地上に組み上げる。
それが原因で噴水が出来上がるのだ。
狂竜粘菌が出来る前は、口の中の核と心臓で循環させていた性質が残っていたのだろう。
地上に置かれた核に向けて一斉に水を運んだのだ。
…これがわかった後、粘菌に土下座したよ…。
ただ、腕や角を使っての攻撃は期待出来そうになかった。
理由としては、組み上げるのに時間がかかる、大量の粘菌を使う為、連続使用が不可能などがあげられる。
その代わり、普通の粘菌と違い、持続性がとても高い。
角で作った所からは、10分間ほど噴水が出続けた。
…で、だ。
この空気粘菌の性質を使うと、様々な事が出来るのだ。
何をするかって?
それを言ったら面白く無いじゃん?
だからこその奥の手なんだし。
まぁ見ててくれよ。相手の表意を突くには持ってこいなのには違いないからさ。
久しぶりの復活がこんな形ですいません…。