インフィニット・ストラトスー炎のサムライ参上!ー   作:3kuni

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燃えろ青春ボルベルグ!


3話「竜将驚愕!」

「…納得いかねー…」

 

信玄は校舎裏の温泉(自作)に入り、1人で愚痴を漏らしていた。

 

「確かにISってえのはこの世界最強の兵器だろうがよ、問題は使い手だろ」

 

何故こんなに愚痴を漏らしているのか、それはセシリア・オルコットに宣戦布告した後まで遡る---

 

「言っておきますけど、ワザと負けたりしたらわたくしの小間使いーーーいえ、奴隷にしますわよ?」

 

「侮るなよ。真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」

 

「俺も同じ、サムライは真剣勝負に手を抜いたりしない。…あ、ハンデはどんなもんつける?」

 

「あら、早速お願いかしら?」

 

「んなわけねーだろ金髪タコヘアー、俺達がどれだけハンデつけりゃいいか、って話だ」

 

そう言い切るか否や、ドッと爆笑が起こった。

 

「お、織斑くんに火刀くん、本気で言ってるの?」

 

「男が女よりも強かったのって、大昔の話だよ?」

 

「いくら織斑くんと火刀くんがISを使えるって言っても、それは言い過ぎじゃない?」

 

そうだった、と言いうような表情を浮かべ、「ハンデはいい」と言う一夏。それに対し信玄は平然とした表情だ。

 

「何言ってんだお前ら?俺、IS使わなくても木刀一本で勝てる自信あるぜ、なんなら俺は本当に木刀一本でやってもいい」

 

その過剰なまでの自信に、セシリアを含めたクラス全員はさらに笑う。しかし、千冬だけは違った。既に彼女は知っているのだ、信玄は本当にそれが可能なくらいの実力者だと。

 

「あなた、頭大丈夫ですの?このわたくしと戦うのですのよ?」

 

「うん知ってる」

 

「ならなんでそこまで余裕ぶっていらっしゃるの?」

 

「そりゃお前…俺のが強いからじゃん?」

 

「何を根拠にそんな事を」

 

信玄の自信にセシリアも呆れてしまっているようだ。それもそのはず、エリートである自分に向かって名前も知らない男が「俺の方が強い」などと言っているのだ。しかしーーー

 

「いいか将来金髪ツインドリルテール!確かにISは強いかもしれねえ!だがよ、てめえ自体が弱かったら意味がなへぶしっ⁉︎」

 

机の上に立ち宣言している途中に千冬に叩かれ落下し気を失う。

 

「机の上に立つな。さて、話は纏まったようだな、では授業を再開する」

 

信玄を廊下に放り出し、授業再開の旨を伝える。因みに信玄が立った机は一夏の机の上で、一夏の教科書にはくっきりと足跡がついているのであった。

 

---と、まあこんなところである。

 

「ったく、IS使えるからと言ってなんであんなに女性最強みたいな感じになってんだ?」

 

決めた。勝ったら全員坊主に丸刈りしてやろう。将来金髪ツインドリルテールはそこだけ残して坊主だ。そう決めた信玄は温泉から上がる。

 

さて、IS学園は全寮制の学園である。生徒は全て寮で生活する事を義務付けられている。これは他国のスカウトから生徒を保護する為らしい、なんとまあ厳重な学園であろうか。一夏は政府の特命やらなんやらで女子と同室だ。一方、信玄は、というと---

 

「これはこれでキャンプみたいでいいよなぁ」

 

寮の近くに設置されたテントである。実は全ての授業が終わった後に目を覚ました信玄は千冬びテントの場所に連れてかれ「今日からお前の暮らす場所だ、異論は認めん」と言われた。普通だったら文句の一つや二つあるだろう、千冬も文句が出ると思っていた。が、しかし

 

「うっわーい!夢にまでみたキャンプ生活だーーっ‼︎」

 

喜んでいた。めちゃくちゃ喜んでいた。修行時代によく野宿はしていたのだが、こうしてテントの中で生活したことは一度もない、故にこのテント生活にとてもテンションが上がっており案内した千冬も「そ、そうか」と若干ひいていた。

 

「さて、と…素振りやって寝るか…」

 

ISを展開し、刀のみ残して解除する。そこだけ展開すればいいじゃないか、というかもしれないが信玄は不器用すぎてそんな事が出来ないのだ。

 

「いちっ、にっ、さんっ…」

 

人間には振るのが大変だろうクリーチャー用の刀を振る。一心不乱に振る。なんか一夏の部屋が騒がしい気がするが振る。そうこうしている内に1000回に到達し素振りをやめて寝袋に入り就寝する。

 

ー次の日

 

信玄は朝早くから食堂にいた。それこそ、一夏と箒が来る8時前、7時くらいからいるんじゃなかろうか、というくらいの時間からずっと朝食を食べている。

 

「え、えっと…火刀くん?」

 

「ん、なに?」

 

「それ、何杯目…?」

 

そう、信玄は食べるのが遅いのでは無く、とんでもない量を食べるのだ。女子は信玄の食べっぷりを見てドン引いている。その後、遅刻ギリギリまで食べ続け、その日の食堂は終わってしまったという。

 

その日の放課後、一夏を特訓する、という話を聞きつけた信玄は特訓場所の剣道場まで行き、特訓を見るが、その表情は驚愕だった。

 

「えっ…一夏…えっ」

 

ついつい、口に出てしまった。一本負け、しかも開始10分。

 

「あ、ぼるぼる来てたんだ〜」

 

「その声は本音と書いてガチか、どうしたガチ?」

 

「えっ、ガチ…?」

 

どうやらネーミングセンスは皆無のようだ。

 

「で、どうしたんだ?」

 

「あっ、ぼるぼるは特訓しなくていいの〜?」

 

「あー…ちょっとはしなきゃな」

 

サムライ足るもの、舐めてかかる訳にはいかない。自分の持てる力を出し切って戦う事こそ美学なのだから。

 

「そうだな…一夏誘ってやりたかったけど、ま、あの調子じゃ無理臭えっつーか、篠ノ之ののののののうちに一夏貸しちゃったしな」

 

その手には100円が握られていた。本当に7泊8日で箒は一夏を借りたのだ。

 

「ま、一夏によろしく言っといてくれ。後いいエロ本があったら俺に貸すよう言っといてくれ」

 

そう言って剣道場を後にする。

 

「ぼるぼる…いつもサラッとセクハラするよねぇ…」

 

そんな本音の言葉は信玄の耳には届かなかった。




作者「なんでAVじゃないの?」

信玄「テントだから電気無いじゃん。逆になんで今回こんな短いの?」

作者「日常パート思いつかなかったから」

信玄「正直か」
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