列強と言われているレィフォルに対しては、奇襲攻撃仕掛けるのがベストであると上層部は考えられていた。極東艦隊と先端技術艦隊は仕掛けるべく、Co27を飛ばし哨戒していた。
極東艦隊は主力こそ来てないものも護衛部隊として重巡洋艦4隻駆逐艦12空母一隻がついている。
「数隻の船確認どうしますか?」
「対艦ミサイルで打て!試験目的も兼ねている」
レフ・ハラー艦長は通信士にそう伝えた。
既存の兵器では届かなかった位置から、一方的に撃破した。
「砲術手が泣きそうな結果だが本番はレィフォル領からだ」
敵の哨戒艦を視認外の距離から一方的に破壊したことから、ばれずにレィフォル領へ侵入成功した。もっともばれても一方的にやられていただけであっただろう。
「定期的な魔信が来ないあいつらサボってやがるのか?」
列強たるレィフォルに攻撃する馬鹿はいないとは思うが、時々信じられない馬鹿な国がいるものでそうしたときに軍がでなければ街が蛮族に好き勝手されるのは我慢ならないことだった。
「この音はなんだ!」
独特な音がした後突如として爆発して彼は意識が無くなった。
「Co27試験部隊こちら軍施設と思われる箇所爆破した」
高度から気づかれずに超音速で動く彼らを、レィフォル軍はワイバーンロード保有していても止めることは不可能だった。たかが350km程度の速度では通常兵器にも負けるレベルである。
「好き勝手しやがってー」
不幸にも出撃できてしまった竜騎士たちにさらなる不幸が襲う。
突如として離れたところから、何らかの砲を撃ってきたのだ!
「あんなに速くても離れているところから撃つなんて敵はなんて間抜けな」
回避していたら突如としてその槍のような形した兵器はこちらへ曲がっていき
「こいつ意思を持っているのか!」
その竜騎士は爆破した。
「目標一つ撃破、ロックオン一つが限界の模様」
電子工学技術レベルがあまりにも低く、まともなロックオン技術を備えておらず現代の超音速機からすればお笑いレベルだが、帝国からすれば超兵器やその艦載機以外存在しない兵器であった。
「補給のため帰艦する。」
レイフォリアの中心地であるレイフォル皇城にも爆撃音は聞こえていた。
皇城にいた誰もがこの状況を知りたがっていた。
今日も平和を謳歌すると思っていたらいきなりこの爆撃音、最低でも大砲作れるだけの文明レベルの国が突如として攻めてきたということだ!
「何だ!?何が起こっている!」
報告します。悲痛な顔で入る
「突如として超高速飛行物体がわが国に侵入し軍の基地ラルス・フィルマイナが破壊され壊滅状態です。」
バル将軍は
「ありえないミリシアルやムーでもあそこがすぐに落ちることはないはすだ!」
動揺が広がる。あそこをあっさりと落としたということは列強クラスの敵ということがもう確定してしまったことが
「最悪の事態を想定して全兵力を集結すべきです。」
それに対して
「属領の反乱についてはどうするのだ」
勝った後のことを考える。レィフォルは良くも悪くも300年無敗だった。こうした状況には慣れていないのであった。
「ミリシアルに攻められたときにそうしたこと気にしている余裕ありますか?陛下!」
ここで最強の列強国の名前出すも判断に迷っているようで、会議が長引いているだけであった。謎の国ということが大きかった。
「ミサイルは電子工学技術向上の基礎が足りないか」
技術士官として乗ったこの男フリード・ワイセンベルガーは先端技術艦隊について次々と改善点を見つけ出していく、超兵器をはじめとするありとあらゆる先端技術にかかわる第一人者として国内では知られていた。
「艦の対地ミサイルで撃ったほうがもはや効率としてはいいと提案するが、ワイバーンが出てきたとしても対空レーザーで撃ち落とせる範疇だろう。」
「対地ミサイル用意」
「撃て」
艦から無慈悲に対地ミサイルが降り注ぐ
先の戦略目標に含まれなかった造船所や港湾施設にも次々と降り注ぎレィフォルの上層部が悩んでいる間にも次々と破壊されていく
「とりあえずワイバーン呼び寄せましょう。」
「うむ」
対地破壊している爆音が凄く誰もこの解決策が思いつかずとりあえず妥協としてワイバーンに頼ることとした。
不幸なのか幸運なのか本国の異常に気づいて10隻の戦列艦と一隻の竜母がやってきた。
「戦列艦にしてはやけに速いなぁ、あれも魔法なのか?」
「どんな船でも沈めるだけです艦長」
レィフォルも敵の異様な光景に戸惑っていた。
「砲がやけに少ない艦がひたすら槍のようなものを撃ちだしていて、砲がたくさんある船がそれを護衛しているような気が」
それは当たっていた。
「珍妙な艦隊だが我々に勝てるわけがない」
「竜騎士隊出撃せよ」
空の王者と呼ばれるワイバーンロードが出る敵の航空戦力は出てこない。
「我々機動部隊は敵艦沈めるだけでよいのですか?」
「今回はテストも兼ねている既存の部隊でやるのは上層部からするとデータが取れないから困るらしい。」
ナパーム弾抱えて戦列艦へ機動部隊は爆撃を仕掛けていった。魚雷よりも確実に撃破できることからこれを使用していった。
「われらを素通りだと!」
「ならば敵艦に攻撃するのみだ!」
ここで対空レーザーの嵐にあう
ここには、SFに出てくる光の光景が広がっていた。
それに対峙している竜騎士は文字通り違う世界の住人であった。
一騎、また一騎と、撃墜されていく。
数十分後その空に竜騎士という存在を認めぬというばかりに殲滅された。
「つ・・・通信途絶、攻撃に向かった竜騎士隊は、全滅しました」
「何だとぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
敵の艦長は吠えるが死神はすでに迫っている。
「我が艦次々と上から降ってくる物体で燃えている模様この船も燃えています」
「水かけて消化しろー」
「消えません艦長」
「どうにかして消せー、布で覆うとか」
「上から降ってくる物体が多くて手の打ちようがないです。もう燃えすぎてどうしようもないです。」
次々と船員たちは船から逃げ出していき戦えるレベルの船が存在していなかった。
こうしてこの海戦は終わった。
「輸送艦用意」
電撃的に進攻することを目的として設計された戦車をここで導入した。
「時速60㎞で走る戦車に自動迫撃砲や装甲車などここぞというばかりに足の速い部隊を投入していった。」
降伏論が次々と出ているなか、ひたすら皇城めがけて進軍していく
簡易的な土塁などは次々と迫撃砲に粉砕されていき陸軍も恐慌が広がっていきその隙に戦車部隊が進軍する。魔導砲など受けても無傷で進み敵からは化け物と恐れられていった。
「報告致します。敵の陸軍上陸凄まじい速度で皇城を目指しています。」
悲痛な顔して
「陛下もうここまで敵が強いと無条件降伏しかありません。」
「それしかないのか?」
将軍をにらみつける。
「ここで話していても正直言って死に方選べるだけです。」
全てを諦めたような達観した姿勢を取って淡々と話す
「降伏の際は、皇族の方々の強い発言権がやはり必要です。
陛下、ご英断をお願いします。」
無条件降伏した。ここで話していても名誉ある戦死か自殺しか方法がなかったのである。
ウィルシア帝国は受諾
要求は
ウィルシア帝国の臣民の権利は軍に入った者または納税額が高い者のみ認められる。
王国として認めるが外交権は認められない。
独自の軍を保有することは認められない。
我が国の軍の駐屯を認める。
属領又は保護国はすべてわが国へ併合する。
ウィルシア帝国はこうして列強国を降した大国として認知されるようになってくる。