併合されたヒノマワリ王国・パルス王国の王族は元王族ということで公爵や侯爵など比較的高い位に叙された。
ウィルシア帝国本国から入ってくる物はこれまでの生活を根底から変化するものばかりであった。
大都市間の石畳よりもきれいな道路、従来の道よりも馬車の車輪に負担がかからなく一般人にも好評であった。更には鉄道なる大規模に人と物を運べる建物も作っていると噂されていた。そこの建設に携われば両国民の基準では考えられないほど高額の給料が支払われ、雇用としても機能していた。
電気というもので動くカラーの街頭テレビというものも作られ、夜でもそこだけ昼のように明るく仕事終わりにみんな集まっていた。
カラー映像技術はミリシアルだけのものだったらしく物珍しさもあって、観光客も集まっていた。
大規模な帝国産物産展に物珍しさから最初は群がっていたが、商品見るたびに帝国の力が列強国でも上位レベルだと皆が実感していく
「この四角い箱に人が写るものなんだなー」
「魔写とは違う技術らしいぜ、なんでも真空管というもので写っているらしい。」
「このトラクターというものはすごい便利なものだ耕す作業がすぐに終わる。」
「軍もみたか、T72という鉄の地竜時速60㎞の速度で動くらしいぜーレィフォル首都レィフォリアもあれが駆け抜けたらしいぜ」
帝国の最先端技術を惜しむべく提供し、その国力を誇示し生活を豊かにして元両国民の感情をよくしていこうとしていった。外国に出稼ぐことにならないように、発展を促すのは重要事項であった。ウィルシア帝国臣民化政策は始まったばかりである。
パガンダにて
「なんでこの国から出れないんだよー」
ウィルシア帝国沿岸警備隊に捕まったパガンダ人が護送されていた。
「ウィルシア帝国臣民かパスポート持っている外国人以外はこの国は出国できません。破ったのでパガンダ王国が定めた法に則って基本は労働刑3年ぐらいですね」
レィフォル・パガンダはウィルシア帝国の要請によって臣民以外は事実上出入り禁止にしてしまったのである。国交結んでいる国がないのだから外国人も閉じ込める法律になってしまっているのである。
「聞いた話によるとドグラスの野郎が金欲しさにあの国に喧嘩吹っ掛けたらしいぜー」
「聞いた聞いた」
「鉄の大きな船持っている国に喧嘩売る無能外交長なら俺もなりたいぜー」
ドグラスの悪い噂が流れている。帝国がちょっと流した程度であったがその両国民はなぜ戦いが起きたか原因を探ると、レィフォルはパガンダのせいで戦いがおき、パガンダはドグラスの対応に責任があるように思えてくるので噂が広まるばかりであった。滞在していた外交官もこの噂が半分以上本当だと思うようになっていった。
さらに、演劇が開催されていた。太った全身宝石の代わりなのか色を付けた石を塗った石を付けた服の役者が戦艦できた外交官を処刑だーと叫んで、吹っ飛ばされていた。
「わしのせいではない!」
一人で否定しても、元外交局に勤めていた人が誰も否定してないため説得力がなにもなかった。こうして両国民の憎悪を集め孤立していたため、ウィルシア帝国臣民として渡ろうとしたとき
「親切で言いますがあなたこの国かレィフォル以外で生活すると知られたら、本国の人が死ぬ気で殺害しにきますよ」
その言葉に絶望し、ドグラスは誰もいないところで生活した。彼は歴史的な無能、こいつさえいなければこの国は発展していた人ランキング上位に皆勤賞取り続けることになる。
そんな酷評を様々な人から書かれるものだから誰もいないとこに生活しても石投げられたり、生活拠点がウィルシア帝国駐屯地や工場や採掘地が近くなったときには居を変え続けなければいけなかった。
そのたびにどうしてあのときに、国交開設しなかったのかと何度も何度も蘇り
自分が処刑された悪夢も見
「わしは・・・わしはどこで間違ったのだろうか?」
この世界の常識では正しいやり方ではあったのであろう。ただ、相手が非常識すぎた。この世界では、日本しかできないだろう。文明圏外で強い国はいくつもあるが目的も何もかも違いすぎる。一言運が悪かった。
ただ、彼の生涯は他の国が介入しても這い上がることは永遠にないだろう。
情報局
「現地組織抵抗組織皆無の模様」
「レィフォル・パガンダは帝国よりもドグラスに憎悪を抱いており対帝国組織皆無の模様」
現地組織の抵抗は敵よりも厄介であった。ナショナリズムが吹き荒れたとき独立機運が高まって大変だったときもあるのである。
「ミリシアル・ムー・日本かー」
特に日本について要注意されている。元の世界では列強国の一つであり、極東艦隊の共同開発国である国を警戒しないでいろっていう方が無理である。
「日本については日本語わかる人がいった方が早いかと」
この国は気づいていないだろうが日本語わかることはかなりのアドバンテージを取っているのである。日本が情報統制取ろうともその辺の書店やネットカフェに行かれてしまれてはお手上げである。
「ミリシアルについて調べたら、最近の我々と似た発展ですがあちらの方が長く古の魔法帝国という我々と違う可能性があるものについて研究していることがわかりました。」
「超兵器転移してくれたのはますます幸運だな、相手がどんな切り札隠し持っていても超兵器とそこから得られた技術は圧倒的だ!」
超兵器の技術は天井知らずで、帝国の技術を30年以上動かしたとされている。第二次世界大戦後半の水準の兵器と冷戦後半レベルの兵器両方運用しているのは技術の発展速度が早すぎて追いついていない部分が多い。
「皇帝には反乱の心配ないことと、日本についてと、列強2位までの国についてだけを提出する。」
エモールについては判断材料が少なすぎたのとワイバーンロードに全戦全勝したので、はっきり言って相手にされてなかった。
ムー首都オタハイト
パガンダ・レィフォルほぼ同時に降伏!
両国に残っていた外交官が生死不明だが、ヒノマワリ王国に謎の武装集団が多く存在が確認され取材したところウィルシア帝国所属とかれらは名乗った。
彼らの聞く限りではヒノマワリ王国・パルス王国は彼等の領土に編入され、パガンダ・レィフォルは彼らの属国になっているようだ。
少なくとも飛行機と銃を確認できるため、万が一軍事衝突した場合はこちらの損失も
大きいと考えられる。
また、機械で農作業している風景が見られ生活レベルが飛躍しているようだ。
「ムー労働者新聞」
信じられない話だった。
「日本は温厚だったがかれらはどうなのか?」
ヒノマワリ王国は元友好国国民であるが、この写真見る限りでは機械をかなり持ち込まれていることがこの記事からわかる。非常に文明が発達しているようだ
無視するにはムーとは近すぎて、無視できない存在でもあった。
最弱とはいえ列強をあっさりと降した軍隊と戦うことになったら、
ムーも同じ末路辿る可能性があるから楽観視できなかった。
「とりあえず情報集めるかー」
相手のこと知らなければどうにもならない。技術士官としてマイラスは情報集めることにした。
日本の技術力と比較しながら地道に調査していくことになる。
ウィルシア帝国首都ヴォルガ
戦勝パレードが開かれていた。圧倒的な勝利に外交的な無礼があったことは消え失せ、異世界の列強国一つを数日間で攻略した軍を一目見ようと集まっていた。無条件降伏なんて、前の世界では、総力戦の果てか弱小国を蹂躙するときぐらいしかないことであったから
「我々は異世界でも勝利する」
一人の男がそう言い放ち熱狂的に勝利!勝利と叫び始めた。
「ミサイル兵器は、電子工学の基礎技術向上が待たれる。同格の敵にはとてもではないが使えない兵器かー」
超兵器由来の技術は帝国が追いついていない技術が多く、再現できないものばかりであった。
「レーザー兵器については良い報告がありますよ」
動作良好、対艦レーザーも開発できればさらに良し
「超兵器機関か原子力機関が必要だよねぇ・・・あの兵器は」
「超兵器機関は我々も解析してますが再現できていません。原子力機関ならなんとか」
このことで日本とこの国は誤解が生じることに
「この惑星なんか広いし時代は原子力機関よ!原子力機関!」
こうして、核兵器が一発も製造されていないのにも関わらず原子力艦が次々と就役していくことになる。
この国はウランを爆弾にいつかするかもしれないが、今のところ石油・石炭に変わる次世代のエネルギーとして注目を集め発電所を建設していたりしていた。
超兵器技術から取った技術なので、原子力機関持っても爆弾にするよりもエネルギーにすることで頭がいっぱいな帝国です。波動砲が強すぎるのがいけない。
誰かが思いつけばするかもしれませんが永遠に思いつかなければそのままです。