ウィルシア帝国転移   作:sr

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エモール王国、竜人族という貴重な種が、この内陸国家エモールに集まり建国された国家、単一種族であり世界の竜人族のほぼ全てがこのエモール王国に属し、たったの人口100万人しかいないのにも関わらず、列強にいることから非常にプライドが高い種族である。

 

空間の占いというものだが、予知や未来を見るのに最早等しいほど当たる。

的中率98%を超えるとんでもない存在である。

 

「空間の神々の名の元に、これより未来を見る。」

 

空間の占い師、アレースルの両手には、魔導士から吸い上げた魔力が宿り、淡い赤色に光り、ドーム状の天井には、星のようなものが映し出されると、占いを重役の前に始めた。

 

「な!!!そ……そんな!!!ありえないことだ!!!」

 

 竜王ワグドラーンは問う。

 

「・・魔帝と世界の滅亡」

 

「なっ!!何だと!!!」

 

「そう遠くない未来……古の魔法帝国は、……神話に刻まれし、ラティストア大陸は復活しその後に魔帝は戦争の化身というべきものの怒りに触れ世界は滅亡する!」

 

「して……我が国を含め、全ての種が再び辛酸を舐める事になるのか?」

 

「否、読めぬ……未来は不確定なり。」

 

「なっ!!」

 

どよめきが走った古の魔法帝国だけでもこの国の重役は戦慄した。

エルフ族を「肉が美味いから」という理由で食い荒らし、竜人族の皮をバックや日用品に作ったりしたら売れそうだからとかで、竜人族を要求竜の神々は、竜人族を守るため、断固としてこれを拒否、後に龍魔戦争と呼ばれる戦争に発展する。

コア魔法と呼ばれる究極魔法を使用され屈辱的なことになっていた。

 

さらに古の魔法帝国をも滅ぼす戦争の化身とは

 

「戦争の化身の力は借りることはできるのか?」

 

「不可能なり」

 

「どうしてなのか?」

 

「戦争の化身は全ての文明を滅ぼすまでとどまることを知らぬ」

 

これでは滅びの未来が増えただけではないか

 

「では、滅び、もしくは従属から回避する手段はあるというのか?」

 

 

「ある!」

 

 

「それは何だ?」

 

 

 

「新たな国の出現による。」

 

 

 

「新興国か?」

 

 

 

「否……別の世界からの転移……転移国家なり。」

 

 

 

「どこだ?なんという名の国だ!!?」

 

 竜王ワグドラーンは尋ねる。

 

ほぼ確定した滅びから僅かな可能性を信じて

 

 

「東……第三文明圏のフィルアデス大陸よりさらに東にある島国、人族の治めし国……太陽を国旗とした国、国名は……日本国。」

 

「人族だと!?相手は古の魔法帝国だぞ!魔力の低い人族に何が出来る!!」

 

「解らぬ、何が出来るかわからぬが、この日本こそ、古の魔法帝国と全ての文明の滅びの未来を回避する鍵となるだろう。」

 

「最後だが魔帝すらも滅ぼす戦争の化身とは何者だ!」

 

「ム……ウウゥゥ」

 

「読めぬ・・・ノイズが走って見えない。この世界のものではないと断言する。空間占いに干渉してくる力は今までなかった。」

 

「どこに現れるかわからぬのか?」

 

「わからぬ世界に点在している軍隊と戦っている姿しか見えぬ、コア魔法すら耐え大陸を破壊する姿が見える。さらには従属している存在もいるらしい。」

 

「なっ!」

 

コア魔法を耐えて大陸を破壊するなど神話時代からさかのぼっても誰も成し遂げたことがない。

ここまで来ると戦うことなど不可能な怪物だ

 

「国交開設に来ている日本外交団絶対通せ!」

 

空間占いがきちんとできたことから別の世界線とは違って、国交開設をきちんとできたためエモールと日本は普通に交流持つことになる。

 

この占いを聞いた人たちは、魔帝復活と魔帝すらも平等に滅ぼす戦争の化身どちらもなんとか乗り越えないとわれらの未来がない。

今までは魔帝が恐怖の頂点に君臨していたこの世界で、それ以上の驚異が出る可能性が出ると空間の占いで断言されたのだから恐怖に覆われた。

 

魔帝をなんとか倒しても戦争の化身が出てきたら、全てが平等に滅ぼされるのだから

 

未来は今までの占いと違って未定である。超兵器の力は空間に影響を及ぼすのだから

 

ウィルシア帝国首都ヴォルガ

 

 

「我らが友好に乾杯」

 

「乾杯」

 

苦々しくこの場に集まった国の代表団は、このパーティーに出席していた。

不平等条約押し付けられながら友好を謳うウィルシア帝国の外務省セルゲイ・ストルイピンに

 

「今日集まっていただいてもらったのは、皆様に我が国の武器を提供しようと思いましてね」

 

旧式兵器を提供して在庫処分兼高く売りつけ依存させるために自国の武器を売ることにした。

 

「この内容に署名してもらいますが」

 

・許可なく侵略行使しない。

 

・原則として自衛戦争に使う。

 

・許可なく武器を売価しない。

 

・上記三つが破られたと判断したら販売停止と制裁も視野に入れる。

 

 

武力で開国された国々からすれば、自衛限定の兵器とはいえ軍事大国と思える兵器から買えるのはありがたかった。同じ機械式のムーは売ってくれないため論外である。

 

「我が国は財政状況が」

 

そこでにっこりと

 

「我が国は魔法技術はありません。魔法技術を提供していただければ同程度の交換ですよ。」

 

魔法技術を少しでも集めることは得である。未知は恐怖だ

 

「そんな旨い話が」

 

「ここにあるのです。我が国は転移国家なので色々と他の国と常識が違うのです。」

 

ここに来た人々が歓喜につつまれる。

 

「皆さん新世界秩序ヴォルガ防衛機構の同士にならないですか?」

 

夢を見る。文明圏と文明圏外の差別を当たり前のことと思っていたら対等以上の交換をしてきたのだから

列強国を滅ぼしたウィルシア帝国は自分たちと違うとここにいる人たちは思った。

 

「商品は零戦・モシン・ナガン・T-34・様々な大砲・駆逐艦」

 

戦艦を売っても良かったが、自国に一番メリット持ってきた国に対して売ろうと考えていた。

とりあえず駆逐艦で平等感を出した

 

戦車はこれ以上旧式なのは戦争博物館にしかなかった。

 

自国防衛なら十分すぎる装備である。上位列強国でも滅ぼすには面倒くさいレベルである。

 

こんな感じに美味しそうなエサを出しながら、条約を締結していく。

 

本命はまだまだこれからである。

 

ただし、一つの王国だけはここに来ていなかった。

 

ムー首都オタハイト

イルネティア王イルティス13世からウィルシア帝国の不平等条約どうにかするのに

支援して欲しいことだが

「ワイバーンロードよりも速くて高度高く飛べる航空機とこの船明らかに我が国のラ・カサミ戦艦よりも巨大だよなー」

戦艦だろうが、明らかに我が国だけではどうしようもない。

国境付近の戦車も60㎞で走るってあの国の技術力は明らかに我が国を超えている。

塹壕作ってもすぐに壊滅し突破されるのが目に見えている。

 

神聖ミリシアル帝国に頼るしか

 

先端技術開発

 

「超兵器対策艦について」

 

「徹底的に強化した武装と装甲固めないと話にならないなー」

 

「神聖ミリシアル帝国がなんでも古の魔法帝国の技術を使っているとかなんとかで我々と同じく、

 超兵器保有している可能性が考えられるんですよ」

 

「超兵器にも戦艦から潜水艦幅広くいるからなー」

 

「潜水艦はいない可能性が高いですが万が一出てきたとしてもミサイルで沈めるとして、戦艦対策を考えましょう。」

 

「大型バルカン砲が一番汎用性が高い兵器にはなるかもしれないな16インチガトリング砲とかで対応するのが一番良いのではないかと」

 

第二次世界大戦最強クラスの火力を誇る戦艦の口径をバルカン砲にするとどうなるか普通の戦いには過剰である。

 

普通の兵器相手ならミサイルでよく、航空機の爆撃や魚雷で沈むからただし超兵器お前はダメだ。そんな常識外れな兵器には連発する大砲の弾薬価格が高くつくしスペースもとるが、バルカン砲の方が効率的なのであった。一から造る必要もないのもこの案には魅力があった。

超高速で動く超兵器も存在するからなー・うちには航空機も存在しているし

魚雷並の速度を持つ高速艦や航空機を沈めたり、普通の戦艦型も沈めれる可能性があるのはこれしかなかった。

 

 

一番でかい通常兵器戦艦でもギリギリ搭載できるサイズの兵器ではあるが超兵器相手には文句を言っていたら超兵器ぶつけるしかなくなるのが現実である。

 

列強一位と聞いてウィルシア帝国は始めから印象が悪い。

レィフォルがそうであったように神聖ミリシアル帝国も外交する気がない国という印象を持っている。

奇襲攻撃や宣戦布告に備え常に戦力を向上しているのが現状であった。

 

列強○○位とか正直くだらないとこの国は感じ取っていた。

超大国として君臨して、世界へ影響を及ぼす国家へなった方が手っ取り早いと感じていた。

 

食料資源から、技術色々とこの国は影響を及ぼすために色々とやろうとしていた。

日本に売ろうとしたが近隣諸国に、とてつもない資源国が存在しているため断念

 

中央世界やムーに噂は流していたが、

神聖ミリシアル帝国を超える国家が二つ出てきた。

国民は豊かな生活を送っている。

軍事力も列強国をあっさりと蹴散らし、弾代しか使わせていない。

魔法を使っていない国であると

この世界からすれば嘘のような噂を流していた。

馬鹿馬鹿しいとして酔っ払いとかに浸透していく

 

ここまでウィルシアは神聖ミリシアル帝国を意識しているのは

列強最強国でもなんでもない

 

神聖ミリシアル帝国とは魔帝の技術の元に発展した魔法技術国家と

超兵器技術で近年発展した科学技術国家というイデオロギー闘争の戦士みたいになっていることに気づけていなかった。

 

魔法文明より科学技術文明は優れた体系と証明しようと躍起になっており

技術の革新から、軍拡たびたび行なわれていた。

 

滅びの未来を回避するには、大変な苦労が必要なことがこの世界の人たちは知らない

 




悲報日本さん異世界でも苦労する。世界の命運君に託した。

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