Fate/DisspectOrder   作:一般デーモンコマンド

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先ずはプロローグです。オリジナルディスペクターが出てくるので注意。


第二弾 邪竜百年戦争オルレアン
龍魂珠Createディスペクター


 

特異点の攻略から一日たった。

 

 

 立香はベッドから起き、部屋の外へと出る。そこでまず見たのは...

 

 

 

「ふーむ、感触は固め。中で色が渦巻いているように見えるけど、これは透明で透けて見えているのか、それともカメレオンのような感じなのか...ねぇ、どういう仕組み?」

 

 

 

「知るか!生まれつきこうだ!...おぉ、人...立香!助けてくれ、この人間モドキがさっきからずっと我を観察し続けているのだ!」

 

 

 

 

 立香が特異点から戻ってきてから初めてあったサーヴァント、レオナルドダ・ヴィンチが龍魂珠をぎゅうぎゅうさわさわと観察している様子だった。

 

 

 

「...何してるの?」

 

 

 

「やぁ、おはよう。良く眠れたかな?睡眠は大事だからね」

 

 

 

「眠れましたけど...」

 

 

 

 立香は龍魂珠に目を向ける。ダ・ヴィンチはそれで初めて気づいたように言った。

 

 

 

「あぁ、コレかい?いやぁ、ロマニにちょっと検査してって言われてね。天才の私でも初めて見る生き物だったから色々観察をね」

 

 

 

 

「それで人の身体をまさぐるのか、貴様は!不敬だぞ、不敬!おのれ、ここではディスタスは一体しか出せないしディスペクターに至っては出すこともできん!どうなっているのだ!」

 

 

 

「そうは言われてもねぇ。君の力を抑えるナニカが働いているんだと思うけど、それが何かは分からないんだよねぇ」

 

 

 

 ギャーギャー騒いでいる龍魂珠とダ・ヴィンチ

に仲いいなぁと思いながら立香はロマニのところに向かうのだった。

 

 

 

 

          ◇

 

 

 

「や、おはよう立香ちゃん。それじゃ、ブリーフィングを始めようか」

 

 

 

「改めて、やるべきことを説明しようか。まずは、特異点の調査・修正。未来を取り戻す為の基本大原則ってワケ」

 

 

 

 

「次に、聖杯の調査だ。推測だけど、特異点の発生には聖杯が関わっている」

 

 

 

 そこで、いつの間にかやってきていた龍魂珠がロマニに質問する。

 

 

 

「聖杯とは何だ?」

 

 

 

 

「聖杯を知らない?じゃあ、軽く説明しておこう。聖杯は、願いを叶える魔導器の一種。膨大な魔力を有しているんだ」

 

 

 

 

「願いが叶う?本当に?」

 

 

 

「本当本当。というか、聖杯でもなければ時間旅行とか歴史改変とか無理だから、ホントに」

 

 

 

 

(成る程な、それが五龍神共が言っていた我の力を取り戻すためのカギか)

 

 

 

 

 龍魂珠の目的は決まった。聖杯の回収だ。それで力を取り戻すのだ。ついでに願いも叶えてやろうとも思ったりした。

 

 

 

「以上、この2点が作戦の主目的だ。分かったかな?」

 

 

 

「よく分かりました」

 

 

 

「問題ない」

 

 

その回答にロマニはにっこりと笑って、続けた。

 

 

 

「うん、よろしい。...で、立香ちゃんにはもう一つやって欲しいことがあってね。これは、レイシフトしてその時代についたらのことなんだけど」

 

 

 

 

「霊脈を探し出して、召喚サークルを作って欲しいんだ。ほら、冬木でもやったろう?あれさえあれば、物資の補給もできるし、サーヴァントの召喚もできるからね」

 

 

 

 

 任務の説明はここまでのようだ。すると、ダ・ヴィンチが話に割り込む。そして、立香とマシュに自身の事を紹介し始めた。

 

 

 

 それは龍魂珠にとってどうでもいいことだったので聞き流していた。その間に何をしていたかというと...

 

 

 

 

(さて、解析は終了した。後はこれに意識を接続させればコレの根源に行ける筈...)

 

 

 

 

 龍魂珠の内部で、冬木で回収したサーヴァント達の断片が淡く輝く。その瞬間、龍魂珠の意識は...

 

 

 

 

 

 

 

(、こ、れ、はぁ―――!!!)

 

 

 

 

 

宇宙へと飛んでいた。

 

 

 

 

          ◇

 

 

 

 

「なっ、何だったのだ、今のは」

 

 

 

 龍魂珠の意識は白い空間へとやってきていた。しかし、普段の空間とは少し違っていた。

 

 

 

「...妙に気配を感じるな。魂が密集しているのか?」

 

 

 

 

 ふと、龍魂珠が前を見ると、クリーチャーが描かれているカードとは違うデザインの、札とでもいうようなカードがずらっと並んで浮かんでいた。

 

 

 

「なんだ、このカードは?殆ど真っ白ではないか」

 

 

 

 その時だ。龍魂珠の身体から3つの断片が出てきて、カードに吸い込まれた。

 

 

 

「おぉ?何か書かれたな。ふーむ、え、み、や?エミヤ?隣のヤツはキャスターか?

クー・フーリン?名前か?変な名前だな」

 

 

 

 

 龍魂珠は一通り3つの描かれたカードを見ると、2つのカードを引き寄せた。

 

 

 

「あ、る、と、りあ。確かセイバーとか呼ばれていたやつか。もう一つは...アーチャーとかいうやつでいいか」

 

 

 

 白い空間に来てやることは一つである。ディスペクターの創造だ。普段ならクリーチャーで作るが...この世界の存在でもディスペクターに出来るのかを龍魂珠は実験していたのだ。

 

 

 

 

「アルトリア・ペン...長いな。セイバー・オルタ、そしてアーチャー!この我に身体を渡し、従うが良い!」

 

 

 

 

 連結するためのジッパーが現れる。そしてカードから2騎が現れ、その身体が連結され始めた。

 

 

 

 

「出来た!サーヴァントとやらをディスペクターに出来たぞ!素晴らしい!実験成功だ!」

 

 

 

 

 

 連結され、生まれたそのディスペクターは動かない。龍魂珠の命令を待っているようだ。

 

 

 

 

「さて、名前をつけなくてはな。どうしようか...あると、エミ、セイ...」

 

 

 

「!決まったぞ!」

 

 

 

 

「オルタリア・エミーチャー!こいつの名前は『主従連結オルタリア・エミーチャー』だ!」

 

 

 

 名をつけられたソレは、ただボンヤリと龍魂珠を見つめるのだった。

 

 

 




オリジナルディスペクター説明

主従連結オルタリア・エミーチャー


素材 セイバーオルタ✕エミヤ


外見特徴
セイバーオルタの手足がエミヤのものになっていて、背中(腰辺り)から抱きつくようにエミヤの上半身(腕がセイバーオルタ)が連結している。
※補足:顔にはどこかで見たことあるような令呪が描かれた陶器の仮面を装着してあるようだ。


専用アタックチャンス(宝具) 
冒涜されし主従の剣(ディスブレイドカリバー)
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