ようこそYAMA育ち。   作:ドクトリン

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初めての殺人

「彼女を、坂柳有栖さんを殺すのよ」

 

信じられない。

彼女(有珠)の口から、その言葉が出たこと。

その相手が、彼女(有栖)であるということも。

 

「どういうこと?」

俺は震えそうな声で、そう返答する。

 

「どうするもこうするもないわ。魔法を破壊する。そして彼女は死ぬ。すぐじゃないわ。いずれ、ね」

遅かれ早かれ、と有珠は付け加える。

 

「今は、中途半端に魔法の影響が残っていて非常に不安定な状態。有栖さんの心臓の状態が悪い時に、体内時間が遅くなっているのがいい証拠。もし魔法を完全に破壊すれば、彼女は再び普通の人間と同じ時間を生きることができる。万人と平等に時間を生き、万人と平等に寿命を迎える。元々が、ある意味ではイレギュラー(卑怯)な手を使って寿命を伸ばしていたとも言えるのよ」

 

「でも、そんな。殺すだなんて。そもそも、魔法とやらのバランスが崩れた理由の説明がまだないじゃないか。四年間平常運転だったんだろう?一体なんで急に・・・」

 

少し有珠は逡巡している。この事実を俺に伝えるか否か。

「教えてほしいんだ。お願いします、有珠さん」

俺は首を垂れ、懇願する。

 

有珠は暫く悩んだ後、言葉を慎重に選ぶように、ゆっくりと話し始める。

 

「私と友人の推測であって、確定ではないのだけれど。有栖さんの強い感情や、願い。それらによって、バランスは崩れ得ると考えているわ」

 

ヒトを想う。

未来を望む。

ヒトとして、生きていくために最も大切で、最も尊ぶべきもの。

それが、大きく揺さぶられたとき。

 

「例えば、大声で笑ったり、泣いたり。こうしたいと思う。そんな気持ち・・・」

 

「あ――」

 

有栖は、言っていたじゃないか。

『静希君のせいで、大声で笑いそうになっちゃいました』

『私に関係がないわけないじゃないですか!』

『自分を、大切にしてくれないのです・・・』

 

彼女の、豊かな感情を思い出す。

 

「俺の、せい?」

俺が。異分子の俺が、彼女の世界を乱したから。

だから、彼女は。

 

「静希君だけのせいとは言えないわ。これは、ヒトとして生きる上で誰もが持つ情動であり、衝動だもの」

 

有珠も沈痛の面持ちで語り難そうにしている。

しかし、おかしい話だ。だって。

 

「そんな、簡単なことで?彼女は、よく笑う子だった。人の為に、泣く子だった。それなのに・・・」

四年間、平常が維持されていたなど、おかしいのだ。

 

「簡単ではないよ。娘は、長い病院生活で、感情というものが、ほとんどと言っていい程に磨耗していた。私でも、最後に娘の笑顔を見たのがいつだったか、記憶が定かではないんだ」

 

そんな、じゃあ。

 

「そんな、俺のせいで・・・」

「自分を責めないでほしい。私は感謝しているんだ。娘、有栖が。よく笑い、よく泣く子に戻ってくれた。親としては、これ以上のことはない」

 

成守は、慈しむように。

慰めるように俺に優しく説いてくれる。

 

「そんな、だって…」

「元々有栖に魔法をかけるのですら、私のエゴだった。私が魔法使いに無理やり頼み込んで、大金を積んで・・・。有栖の意思も確認せずに。だから君が責任を負う必要はない」

 

俺は呆然とする。

話が入ってこない。

俺のせいで、有栖が死ぬ?

 

「だから、久遠寺さんは君にその理由を話したがらなかったんだよ」

 

それを聞いてハッとする。

有珠は少し、気まずそうに顔を逸らしている。

 

「そういうわけではないわ。私が二人を出合わせたものだから。だから私のせいでもあるの。それに、この生命維持(魔法)は、静希君が何もしなくても、いずれは破綻していたでしょうね」

 

「違うよ有珠さん。貴方はいつも俺のことを慮ってくれているじゃないか。だから、俺は・・・」

 

俺はもうわけがわからなかった。

長い、永い、沈黙。

誰かの嗚咽だけが聞こえて、他には何も聞こえない。

ただ静かな部屋に。

情けない少年の情けない声だけが木霊している。

 

「有珠さんのチカラでは、何とかできないの?」

有珠に特別なチカラがあることは以前から伺っていた。

藁にでも、何にでも縋るつもりで彼女を頼る。

 

有珠は少し考えた素ぶりを見せる。

しかし、彼女の中での回答は初めから決まっていたようだった。

 

「私の回復魔術を使えば、彼女の心臓自体は再現できる。彼女の身体が自分自身の『形』を覚えているから・・・。でも、幾たびの心臓手術を受けた彼女の心臓を再現しても、結局いずれ、同様の破綻を起こすでしょうね」

 

確かに。そもそも、最大の問題は有栖の心臓がとてもか弱いところにあるのだ。

その心臓をいくら完全に再現したところで、その機能が十全でないことは火を見るよりも明らか。

 

「心臓が異常を来たす都度、私が治すというのも現実的な話ではないわ。それは結局、悪化していく心臓を、再現し続けるだけの話」

理事長もそれを理解しているようだ。頷きながら同意している。

 

「それ以外の方法は?もっと便利な。それこそ魔法みたいなモノは?」

 

何もできない俺は情けなく縋る。

俺なんかを助けてくれた有珠に。

その有珠なら、きっと何か。

 

「静希君は、彼女に生きていてほしい?」

 

有珠が、俺にそう、悲しそうに。

そんなの。回答は決まっているんだ。

 

「彼女は―。有栖は、いつも俺を心配してくれて。ずっと面倒を見てくれて。俺と笑ってくれて、ご飯を一緒に食べてくれて。俺のために、泣いてくれて。それが本当に申し訳なくて、でも嬉しくて。だから、だから。あんなに優しい子が死んでしまうなんて・・・」

 

感情を爆発させてしまう。

今まで、ずっとためてきたものの発露だった。

 

「有栖は、学校生活が楽しそうだった。彼女は能力が高くて、ちょっとだけ孤高だったけれど、友達もいた。俺は知らないけれど、気になっている奴もいたらしいんだ。そう、すごく・・・楽しそうで」

 

俺は、なにを言っているのか自分でもわからない。

ただ、ただ、子供みたいに喚くことしかできなかった。

 

「一つだけ。私が使える方法がある」

余り、オススメはしないけれど、と有珠はとても言いづらそうにか細い声を出す。

 

草十郎は、罪人が断頭台にかけられるときのような情けない顔色で、有珠の顔を伺う。

その顔貌は、蜘蛛の糸を目の前に垂らされた罪人のよう。

 

「彼女の魔法を完全に取り除く。その後、私の魔術で彼女の身体を作り替える。そうすれば死ぬことは回避できる。でも、それは。それは、一生私の人形として過ごしていくということ。もはや生きているとも、死んでいるとも言えない状態」

「それは、つまり」

「完全な不老不死、と言えなくもないかも。私の、魔術道具(プロイキッシャー)として生きることが、果たして生きていると言えるのかわからないけれど」

 

残酷な選択。

人として死ぬか。人形として死なないか。

 

「やはり、魔法について詳しいことはあまりわからずで。力になれなくてごめんなさい。でも、魔法のバランスが悪いことが確かな以上、すぐにでも取り除かなければ。彼女も、周囲も危うい。その後に彼女がどういう選択をするのか。それは彼女自身に委ねましょう」

それでいいか、と有珠は目で成守に訴える。

成守は苦しそうな顔を堪えて、ゆっくりと首を縦に振る。

「はい。私も有栖の意思を尊重します。元々私のエゴで、有栖には大変な苦労をさせてしまいましたから…。二人とも、ありがとうございます」

 

もう一度、深々と頭を下げて彼はそう言った。

俺は、何も言えなかった。

 

===========================

 

理事長の許可の元、学校の敷地外に出る。

有栖が入院している病院。それは、県でも一番大きな総合病院。

 

山と海の両方を病室から見渡せるロケーション。不謹慎だが、療養先としては最高と言わざるを得ない景色だった。

人生で初めて観る海なのに、俺の心は全く騒がない。

現在時刻は夕方17時頃。

水平線が太陽を呑み込んで、世界に闇の帳を降ろさんとしている。

 

有栖の病室は、個室の最上階。

先程の風景と相まって、そこから望む風景はきっと最高のものだろう。

あくまで健康な状態で見ることができればであるが。

 

理事長が先んじて病室に入り、有栖と話している。

20分程度経過したところだろうか、ようやく辺りも暗くなってきた。

親子水入らずを邪魔はできないため、病室の外で待機する。

それから更に数分後、理事長が静かに個室から出てくる。

 

「静希君。有栖と話してあげてほしい」

そう言って彼は部屋の外で待つ体制をとった。ベンチに座り、手で俺の入室を促す。

俺は小さくノックをして独り、個室に入る。

 

病室の中で、有栖は酸素マスクや大量の点滴ルートを繋げられ、横たわっていた。

もはや食事を摂ることすらままならないらしく、鼻からは胃管が留置されている。

その痛々しい姿に、俺は思わず顔を顰めてしまう。

意識自体はあるようで、俺の姿を認めると、少し嬉しそうな、恥ずかしそうな表情を湛えた。

 

「やあ、有栖」

俺は努めて、元気なそぶりを見せることにした。

でないと、すぐにどうにかなりそうだった。

 

「静希君。まさかここで会えるとは思いませんでした。もしかして退学になっちゃいました?」

時折息苦しそうにしながらも、彼女は俺を揶揄うように話す。

こんな時でも、いつもの有栖だ。

 

「ひどいよ、折角学校から抜け出して会いに来たのに。こっちは心配で」

 

揶揄いすぎた、と苦笑する彼女。

「すみません。静希君があんまりにも暗い表情でしたのでつい。それに、今日はここ最近で一番調子がいいんです。いつもはこんなに喋れないんですけど。静希君が来てくれた日に体調が良くて、よかった」

「それは、何よりだね」

彼女はやはり苦しいのだろう。

時折ひどく咳込みながらも、俺と会話をやめる気はないようだ。

この状態で調子が良い日ならば。

悪い日はどれほどなのだろう。

 

「はい。私もすぐに身体を治して学校に戻ります。だから、静希君も私なんかを心配せず、自分の成績の心配をしましょう?」

 

彼女は、自分を棚に上げて俺の心配をしてくれる。

それが、本当につらくて。

悲しくて。

 

「ようやくわかった」

俺は、自分の罪を自覚した。

 

「自分なんかの心配をするなって言葉が。どれほど相手を傷つけているのかって」

有栖は、少し驚いたような表情。

 

「ずっと。君のことで頭がいっぱいだった」

俺は、情けない声と顔で慟哭する。

 

「君と話せて、嬉しいはずなのに。こんなにも悲しくなる」

 

「君の助けになりたいのに、俺は何もできない」

 

「約束したのに。君の助けになるって」

 

「俺は、嘘つきだ…」

 

ずっと、自分が嫌いだった。

何者でもない自分が。

今は嫌いを超越して、憎い。

有栖の力になれないどころか。

彼女に死をもたらす存在になった、この俺が。

 

それが、本当に苦しい。

 

「静希君もようやく、気づいてくれたのですね」

有栖は、そんな俺を、優しく。優しく。

ただ、優しく。

 

「私もずっと、貴方の力になりたかった。貴方が苦しんでいるのが痛いほど、伝わってきたから。なのに貴方は。私に心配をする権利すら、与えてはくれませんでした」

 

まるで、遥か遠くの過去を偲ぶように。

彼女は思いを馳せ、言葉を繋ぐ。

 

「意地悪だな、とも思いましたよ」

 

「でも、貴方の事ばかり考えてしまって」

 

「貴方と、一緒に歩みたいと思った」

 

「こんな脆弱な身体なのに。来年の約束もしてしまいました」

 

『春になったら、一緒に桜を観に行こうよ』

 

「あ…」

思い出す。二人で交わした約束。

俺は山にいるとき、明日のことなんて考えたことがなかった。

都会に来て、生まれて初めて未来について考えたんだ。

 

有栖も。そうだったのか。

生まれた時から他人より身体が弱く、明日の保証なんて無かった彼女は。

そんな中で、ずっと。

 

「私、今までずっと頑張ってきました。後悔したくないから。だから、毎日勉強も沢山しました。チェスだって練習しました。あと。私、可愛いじゃないですか。これも努力したんですよ。可愛いは努力の証、なのです」

 

毎日歩んできた。

人生最後の日最後かもしれない。

だから、後悔のないように。

 

「本当に嬉しかったんです。今までそういった未来の約束は極力避けていたのですが。静希君となら、それも嬉しくなっちゃって」

 

「だから、私はもう充分なんです。こんなに嬉しい約束を、していただけました。それに、お父様は知らなかったようですが、私は四年前魔法使い(せんせい)から魔法を授かった時に言われていました。未来を望めばこの魔法は破綻する、と」

 

何故なら、未来を望むとは。

現在の自分から変わりたいと願う事だから。

それは、有栖にかけられた魔法との、致命的な矛盾。

文字通り、命を脅かす。

 

彼女は全てを知っていたのだ。

自分のリスクを。爆弾を。死の引き金を。

その上で、俺との約束を交わしてくれた。

 

「それでも、そうだとしても。私は貴方と供に未来を歩みたいと思ったのですよ。その気持ちに嘘はつきたくありませんでした。だから、だから」

彼女は、それでも笑顔だった。まるで苦しさなんて最初から一切無かったように。

 

「喜んでほしいです。私にここまで思わせたんですから」

最高の笑顔で、歯を見せて得意げに。

 

「だから、そんな貴方に幸せになってほしい。そしていつか、自分を心の底から愛せるように」

そして、俺を心から慈しんで。

 

俺は、もう。何も言えなくて。

ただ、ただ。ずっと。

 

===========================

 

「お邪魔します」

有珠が、ノックとともに入ってくる。

俺が入室してから数時間は経過したようだが何も言わずに待っていてくれたようだった。

 

「決まった、ようね」

有珠は、俺と有栖に確信を持って語りかける。

 

「はい。魔法の解除をお願いします」

有栖は元々から、全く迷ってはいないようだった。

覚悟はしていたのかもしれない。

 

「終わった後で、またどうするか希望を訊きたいのだけれど…」

 

「父から、延命の手段については伺いました。本当にありがとうございます・・・。しかし、私には過ぎたるものです」

 

確固たる意志。

これが、これこそが坂柳有栖の本来の魅力。

 

「そう…強いのね、貴方は」

有珠は、微笑みを湛えていた。

 

「そんなことはありません。でも、そうありたいと思わせてくれる方と出会えました」

 

成守はそんな娘の姿を観て、眼に涙を湛えながら。

「私は娘の判断に依存はありません。静希君は、どうかね」

娘に言いたいことはたくさんあるだろう。

でも、彼女の意思を尊重することを決めていた。

 

俺はまだ、何も言えない。

 

「いつまで、かわからないですけれど。たくさん、たくさん。色んなことをしたいです。多くを観たいです。そして、人として生きたい。貴方と一緒に」

彼女は強い意志で告げる。

それが有栖の答えだった。

 

ずっと、長い間、沢山言葉を考えて。

浮かんでは霧散し、一番言いたい言葉を考えて。

そして、君の強い瞳を見た。

今から君は死んでしまう。

でも。

 

「有栖。君の思いを、俺も大切にしたい」

 

===========================

 

神父に連絡して教会に移動する。

有珠と神父は既知の仲のようで、速やかに事は進んだ。

 

深夜であるにも関わらず、彼は不満一つ言わず、教会に有栖の体調を整える機器を揃えてくれていた。

曰く、

「迷える子羊のためですから」とのこと。

 

教会の前の広場には、俺が一生かけても理解できないような複雑な魔法陣と羊皮紙が、有珠の手によって描かれる。

それらは専門家(青子)に相談しつつ、作成するということで。

有珠が何やら通信をしながら作業を進めている。

『あ!そこじゃなくて!もうちょっと右に印!!!』

「喧しいわ…」

随分と、騒がしくも、つつがなく終了した。

 

「完成したわ」

 

出来たのは、陣と羊皮紙。

半径は3メートルくらいであろうか。

かなりの大きいと感じたが、素人目線なので基準は特にない。

焦茶色の羊皮紙は、片手で持てる程のサイズ。これにも似たような紋様が描かれている。

当然、両方全くのチンプンカンプンである。

 

「有栖さんが陣の中心に立って、この羊皮紙を彼女の心臓に押し当てる。それで全て完了するわ」

 

そう言って有珠は周りを少し見る。

その役目を誰が担うか、と目線で問いかけているのだろう。

そんな事、言わなくても決めていた。

 

「有珠さん、理事長、有栖。俺がその役をやってもいいかな」

 

三人は目を合わせ、一同に賛成してくれた。

有珠から紙を受け取る。

 

「静希君、お願いいたします」

 

有栖は、目をつぶって、俺に顔を向ける。

まるで。晴れの日に、神父の前で行う契りのよう。

そんな、今から死へと向かう彼女の表情が。

俺が手ずから殺す彼女が。

 

とても。何よりも、美しいと思った。

 

俺はゆっくりと、優しく。

繊細なガラス細工を扱うように、羊皮紙を彼女の胸に押し当てた。

 

直後、陣は光を放つ。

数秒後、彼女の心臓付近が青白く光り、光の球が五つ、空に飛びだす。

光球は、陣の四方に描かれた四つ丸い箇所に入った。最後の一つ。これは宙を周遊し、俺と有栖の衛星のように数度回転したのち、羊皮紙に吸い込まれていった。

 

まるで、遠くで瞬く星のような。

そんな光。

とても神秘的で幻想的だった。

 

「有栖!」

 

彼女は、光が羊皮紙に吸い込まれるのと同時に、倒れてしまった。

規則正しい呼吸の音がする。眠ってしまったようだ。

その華奢な身体が壊れないように優しく受け止める。

 

こんな容体で、こんなに移動してきたのだ。

大層疲れたのかもしれない。

すぐに神父が身体診察を開始する。

とりあえず、大きな問題はなさそうだった。

 

「とても、綺麗だったね」

成守が口火を切る。どこか震えた声で。

俺は。

俺も、不謹慎かもしれないけれどそう思った。

 

「はい、とても。まるで魔法のような…」

もしかして、命の光とはあのようなのだろうか。

 

それは、誰にもわからない。




読んでいただきありがとうございます。

明日は最終話の投稿予定です。
22時の予定です。
2話挙がる予定なので、最後まで楽しんでいただけると幸いです。
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