表の顔は探偵で、裏の顔は忍び   作:カオスカラミティ

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劇場版コナンの最新作を見てきました。めちゃくちゃ最高でしたね!!

今回は以前言っていた幕間で月閃の闇である刹那の話を書きます。


幕間①・月閃の闇、刹那の1年間の行動

私の名は刹那、もちろん本名じゃない。私は裏の世界の住人で、忍びだ。

 

この世には『善忍』と『悪忍』と『抜け忍』という3種類の忍びがいる。『悪忍』はその名の通りで、暗殺や機密情報の奪取などをする。

 

一方、『善忍』もその名の通りで護衛忍務などを請け負う。そして『抜け忍』もその名の通りで、『善忍』、『悪忍』のどちらにも所属していない忍びの事を言う。

 

そして私は、一応『善忍』のエリート学校である『死塾月閃女学館』の卒業生だ。一応と言ったのには理由がある。それは私が『善忍養成学校の卒業生なのに、やってる事は悪忍と同じだからだ。』

 

でも私は悪い事をしてるとは思わないわ。忍びの家系に生まれたのなら、自分の力がどこまで通用するか試したくなるものでしょ?月閃女学館にいた頃は、実技があったから良かったけど卒業すると、つまらない忍務ばかり…。

 

そこで私は考えた。善忍のままでは、私のやりたい事は出来ない。なら、善忍を辞めればいいと。しかし、そうすると善忍上層部が私を消す為に刺客を送ってくるだろう。いくら善忍のエリート学校を卒業したと言っても、上層部から送られた刺客と比べたら私など赤子同然だ。

 

でも、そこもちゃんと考えている。『最強の力』を手に入れれば、善忍上層部が送ってくる刺客など、簡単に蹴散らせる。それから数日後、私は数年ぶりに月閃女学館に来たわ。もちろん月閃女学館の忍び学生が迎撃しに来たけど、軽〜く捻ってやったわ。

 

そして『最強の力』――『コスモ幻獣拳』の1つで最強のコスモ幻獣拳である『剛力破牛拳』を宿している『黒影』の元に、最愛の孫娘である『雪泉』の姿で向かったわ。

 

けど、さすが伝説の忍び『半蔵』の親友ね。あっさり見破れて、重い一発をもらったわ。まぁ、それも私の計画通りなんだけどね。黒影からの一発をあえて受けた後、とある男が卒業試験で使ってた陣を応用して作り上げた陣で、黒影から『剛力破牛拳』を奪い取ったわ。ついでに、禁断のコスモ幻獣拳である『土遁魔蠍拳』も奪って、今は『魔蠍毒手拳』に強化したけどね。

 

その後は、善忍上層部と悪忍上層部の後ろ暗い奴を私の後ろ盾にし、『闇の請負人

』として裏で活躍中よ。

 

長々と話したけど、これが今に至るまでの私の昔の出来事ね。そして今、何をしているかと言うと…

 

 

 

刹那「どういう依頼か、理解不能ですね。」

 

『あら?簡単でしょ?今から1年、貴女には私の娘であり妹になってもらうだけなんだから。』

 

電話が鳴ったから出てみれば、開口一番に『闇の請負人さん、1年間私の娘であり妹になってくれない?』ですよ?そりゃ、理解不能になりますよ(汗)

 

刹那「まず、なぜ娘及び妹なんですか?」

 

『私が貴女の母と姉になるからよ。』

 

刹那「(物凄く簡潔に言ったわね(汗)まぁ、なんとなく察したわ。)貴女、何かの組織に属してるでしょう?」

 

刹那がそう言った瞬間、電話口の女は息を呑む。

 

『どうしてそう思ったのかしら?』

 

刹那「家族のいざこざなんかだったら、怪しさ満点の私に頼むはずないですし。警察関係の方だったら、尚更意味が分からない依頼ですからね。だから、私と同じように裏の組織に属しているんじゃないかと思ったんですよ。」

 

『さすがね。』

 

刹那「お褒めの言葉どうも。で、肝心の依頼内容をちゃんと教えて下さい。」

 

『分かったわ。先ほども言った通り、貴女には1年の間は私の娘であり妹”のふりを”してもらうわ。ある男を殺す為にね。』

 

それを聞いた刹那の口がニヤリと歪む。

 

刹那「つまり、その1年間は目的の男を殺す為の準備期間という事ですね?」

 

『その通りよ。理解が早くて助かるわ。それで、どうかしら?この依頼は受けてもらえるのかしら?』

 

刹那「お受けしましょう。」

 

『ありがとう。それじゃ、申し訳無いけど早く来てほしいから、1週間後にアメリカに来てくれる?もちろん、飛行機代はこちらが出すわ。』

 

刹那「いえ、3日後にそちらに行きましょう。」

 

その言葉に、電話口の女は驚く。

 

『貴女にも予定があると思って、1週間後にしたけど大丈夫なの?』

 

刹那「ええ。幸い今は他の依頼はありませんし、それに…」

 

『それに?』

 

刹那「こんな楽しそうな依頼、早くやりたくてしかたないんですよ〜///」

 

『そっ、そう。それじゃ、空港には私が迎えに行くから。目印は黒の帽子にジャケットを着た金髪よ。』

 

刹那「了解しました。それでは、現地で。」

 

『ええ。待ってるわ。』

 

そして電話は終了し、刹那は受話器を置く。そして…

 

刹那「やったーーー!!!久しぶりの殺しの依頼だぁぁぁっ!!!」

 

あまりの嬉しさにピョンピョン飛び跳ねる刹那。

 

刹那「空港の荷物検査をスルー出来るように、特殊スーツケースはある。なら、中に何を入れていこうかな?あぁぁ〜、今から楽しみでしかたないな〜///」

 

そう言う刹那の表情はウットリしていた。




最後の方の刹那、かなりヤバい女になってましたが、安心して下さい。しばらく戦闘か殺しが無いとこうなるだけですから。
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