表の顔は探偵で、裏の顔は忍び   作:カオスカラミティ

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コスモ幻獣拳のコスモビースト達の名前を決めました。

火炎赤龍拳のコスモドラゴン→トゥバーン
電撃白虎拳のコスモタイガー→フォロス
高速凍豹拳のコスモレオパルド→スピカ

この名前はそれぞれの拳法の使い手者達の名前です。
コスモビーストは意志があるという事で、闇影と話したりする事があると思い、名前は必要と感じて使い手達の名前を使用しました。


原作開始前
原作開始7年前・自宅の前に爆弾が?


東都に到着してから数日後、剣もとい闇影は黒影からの餞別(0が8つ着いている通帳を与えられた。)で都内の高層マンションを借りた。

 

闇影「さて、住む所は確保出来た。後はどうやって情報収集するかだな。」

 

?「だったら、探偵なんて良いんじゃねぇか?」

 

?2「バカか、お前は?探偵業というのは信頼が第一だ。駆け出しの新人に情報など、回ってくるはず無かろう。」

 

?「んだと?」

 

?3「はいはい、2人ともストップ。」

 

闇影「スピカの言う通りだ。トゥバーンもフォロスも落ち着け。」

 

?→トゥバーン「ワリィな、闇影…。」

?2→フォロス「申し訳ない、マスター。」

 

?3→スピカ「でも、私も探偵をするっていうのは賛成かな。闇影の頭脳ならあっという間に有名になるよ!!」

 

闇影が情報収集の為には何をするべきか考えていると、火炎赤龍拳のコスモビースト・トゥバーンが探偵はどうだと話しかけてきた。

 

それに対して電撃白虎拳のコスモビースト・フォロスが反論した。だが、その言葉にトゥバーンは怒り、フォロスに詰め寄る。

 

すると、高速凍豹拳のコスモビースト・スピカが2人の間に入って喧嘩を仲裁した。しかし、スピカはトゥバーンの案は良いんじゃないかと思っていたようだ。

 

闇影「まぁ、トゥバーンとスピカの言う通り、探偵をやってみても良いかもしれないな。大半はしょうもない依頼ばかりだろうが、中には裏に通じる情報が入るかもしれない。」

 

フォロス「まぁ、マスターがそう言うのなら私は反論しませんが……。しかし、この高層マンションで探偵業を?」

 

闇影「そのつもりだが、住人の迷惑にならないようにしばらくは紹介制という形を取る。そうすれば、多少有名になっても一気に人は来ないし、上手くいけば重要案件しか来ないだろう。」

 

スピカ「なるほど!さすが、マスター!」

 

トゥバーン「んじゃ早速、掲示板に新しい探偵事務所の立ち上げのチラシでも貼るか?」

 

闇影「その前に探偵事務所をやる為の資格が必要らしい。しかも俺は善忍なりたてだから、政府に探偵をする事を報告しておかなきゃな。」

 

 

 

―1ヶ月後

フォロス「無事に政府からは探偵業を許可され、資格も手に入れましたね、マスター。」

 

闇影「ああ。後はトゥバーンが言った通り、掲示板などに新しく立ち上げた探偵事務所のチラシを貼りに行くか。」

 

探偵をやる為の資格を手に入れた闇影は、次の段階として駅や公園の掲示板に探偵事務所のチラシを貼りに向かった。

 

 

 

―2時間後

闇影「とりあえず、こんなもんかな?」

 

フォロス(すいませんマスター。我々も手伝えれば良かったんですが……。)

 

闇影(気にするな。お前達の姿を見られたら、ヤバいんだから仕方ない。)

 

「キャアァァァッ!!」

 

闇影「っ!?」

 

「誰か、あの男を捕まえて!!ひったくりよーー!!」

 

自分で用意したチラシをあらかた掲示板に貼り終えた闇影は一息つこうとしたが、通りの向こうから女性の悲鳴が聞こえてそちらを振り向くと、1人の男が女性もののバッグを持ってこちらに走ってきていた。

 

トゥバーン(早速、仕事だな。)

 

闇影(探偵の仕事じゃないがな。いや、荒事が起きる場合もあるから、仕事の範疇(はんちゅう)か?まぁ、良いか。)

 

ひったくり男「どけぇぇっ!!」

 

闇影「フッ!ハアッ!」

―ズドンッッ!!

 

ひったくり男「グハッ!?」

 

闇影「いっちょう上がりだな。」

 

走ってきたひったくり男は、目の前にいた闇影に向かって拳を突き出すが闇影は軽々と避けた後、その拳を掴んで一本背負いでひったくり男を地面に叩きつけた。

 

「すいません!!ありがとうございます!!」

 

闇影「どういたしまして。それよりこいつは俺が押さえておくんで、警察に連絡お願いします。」

 

「はっ、はい!」

 

その後、ひったくり男は女性が呼んだ警察に連行されていき、女性はひったくりされた時の状況を聞かれていた。

 

そして俺は……

 

目暮「いや〜、ありがとう!あいつはこの辺りを中心にひったくりを何十件もしていた男なんだが、なかなか尻尾を掴ませてくれなくてな。」

 

闇影「そうなんですか。」

 

目暮「君のおかげで逮捕する事が出来た。本当にありがとう。感謝状を送りたいんだが……。」

 

闇影「いや、遠慮しときますよ。たまたまその場に、居ただけですので。」

 

目暮「あっ、ちょっと!!行ってしまったか……」

 

 

―闇影の自宅にて

スピカ「マスター、何で感謝状受け取らなかったんですか?」

 

闇影「あの目暮って刑事が言ってたろ?逮捕されたあの男はあの周辺で何十件もひったくりを行っていたって。」

 

自宅に帰ってきた闇影は夜食の作りながら、スピカの問いに答える。

 

フォロス「なるほど。そんな(やから)を捕らえ、なおかつ感謝状を受け取ってしまったら、翌日の新聞に掲載されてしまう可能性があるというわけですね?」

 

闇影「その通りだ。言っただろう?このマンションの住人達に迷惑にならないように紹介制にすると。」

 

トゥバーン「でもよ、探偵としては多少有名になった方が良かったんじゃねぇか?人が来なかったら、事務所を開いても意味ねぇし。」

 

闇影「安心しろ。ひったくり被害を受けた女性にこの探偵事務所のチラシを渡しておいた。」

 

スピカ「さすがマスター!!」

 

闇影「さっ、夜食を食べたらさっさと寝るぞ。」

 

ひったくり男を捕まえた事に対する感謝状を受け取らなかった理由を3人に話した闇影は、夜食を食べ終えた後、シャワーを浴びて就寝した。

 

 

 

―翌日

 

―ザワザワ!

 

闇影「ふぁ~。何か外が騒がしいな?」

 

スピカ「私が見てきます!」

 

そう言って止める間もなく、スピカは玄関の外の状況を見に行った。するとそこには、防護服を着た隊員が数名とその防護服を脱いで、“タイマーがついている物体”の側で一服している青年がいた。

 

スピカ「マスター、見てきました。何か、分厚い服を着た人間が数名とその分厚い服を脱いだ男が一服していました。」

 

闇影「それだけか?」

 

スピカ「その一服している男の側に、時計がついた大きな物が置いてありましたね。」

 

闇影「っ!?」

 

フォロス「マスター、もしかしてスピカが見た物は爆発物では!?」

 

スピカが見てきた事を聞いていると、爆弾だと思える単語が出できた。しかし、闇影はその事に驚いているのではなく……

 

闇影「その一服している青年はアホなのか?爆弾の前で防護服を脱ぐなんて……(汗)」

 

トゥバーン「っていうかよ。俺達も避難しなきゃいけねぇんじゃねぇのか?」

 

闇影「ああ、そうだな。こうなったら気配を消してこっそりと……」

 

「爆弾のタイマーが復活したぞ!!逃げろ!!」

 

闇影「っ!?」

 

扉の向こうから1人の隊員が『タイマーが復活した』という言葉が聞こえると、闇影は迷わずに外に出て廊下の突き当たりに置いてあった爆弾めがけてコスモ幻獣拳の構えを取る。

 

しかし、火炎赤龍拳や電撃白虎拳では爆弾を爆発させてしまう。つまり、彼がこれから使うコスモ幻獣拳は……

 

闇影「高速凍豹拳!!ハアッ!!」

 

―パキィィィンッ!!

 

氷の技を出せる高速凍豹拳で爆弾を氷漬けにし、タイマーが作動しなくした。そしてタイマーを見てみると、残り時間は1秒だった。

 

スピカ(間一髪でしたね……(汗))

 

闇影(全くだ……(汗))

 

?「あの〜……」

 

スピカ(あっ、彼ですよ。爆弾の前で一服していたのは。)

 

?「俺は爆発物処理班の萩原(はぎわら)っていう者だけど……。」

 

闇影「お疲れ様です。」

 

萩原「えっと、何で避難してないのとか、色々聞きたい事はあるけど、まずは最初に聞きたいのは……“さっき”の爆弾を氷漬けにしたのはなに……?(汗)」

 

闇影(しまった……。爆弾をどうにかする事に必死になり過ぎていたな(汗))

 

フォロス(マスター、“あれ”を使って下さい。)

 

闇影(了解だ。)

 

萩原「もしも〜し、聞こえてる?」

 

闇影「ああ、聞こえている。だが今回見た事は忘れてくれ。」

 

萩原「いや〜それはさすがに……(汗)」

 

闇影「ハッ!!」

―キィィィィンッ!

 

高速凍豹拳を目撃した萩原とその他の隊員は冷や汗を流し、闇影はフォロスの助言でこういう時の為の術を使う事にした。

 

萩原が再び話しかけてきた時、闇影は印を結んで右手をかざすと萩原達は光に包まれた。そして……

 

萩原「あれ?俺は確か、爆弾の前で一服してて…そしてタイマーが復活して……。っ!!そうだ、爆弾は……って止まってる?」

 

(爆弾のタイマーは止まったので、氷漬けをコスモ幻獣拳の気で溶かしました。by闇影)

 

光に包まれた萩原とその他の隊員達は気絶し、目を覚ますとタイマーが復活した所までは覚えてるが、闇影が高速凍豹拳で爆弾を止めた事は、キレイサッパリ忘れていた。

 

闇影(フゥ〜、どうやら上手くいったみたいだな。)

 

トゥバーン(月閃で記憶消去の術を覚えといて良かったな。)

 

闇影(今度からは、周りに気をつけてコスモ幻獣拳を使うようにするよ(汗))

 

スピカ(あれ?あの人、携帯取り出したよ?)

 

フォロス(フム?上司への連絡か?)

 

萩原「あっ、陣平ちゃん?」

 

陣平『おい、ハギ!!てめぇ、途中で電話切りやがって!!』

 

萩原「ごめんって。それに復活したタイマーはまた止まったからさ。」

 

陣平『そうなのか?とりあえず、降りてこい。お前の無事な顔を見ないと、落ち着かねぇ。』

 

萩原「はいは〜い。」

 

萩原の話を盗み聞いていた闇影は良い事を思いつき、気配を消してコッソリと萩原の後をついて行った。それを見た3人は苦笑していたが……。

 

 

―地上

萩原「おう、陣平ちゃん!」

 

陣平「『おう』じゃねぇよ!!途中で電話切りやがって!!俺がどんだけ心配したと思ってやがる!!」

 

萩原「だから、ごめんって。」

 

陣平「んで?また防護服脱いでたのか?」

 

萩原「まっ、まさか〜。ちゃんと着てたって……(汗)」

 

陣平の質問を、しどろもどろになりながらかわそうとする萩原だが、そうは問屋が卸さなかった。

 

陣平「ん?ハギ、背中に何か紙がひっついてんぞ?」

 

萩原「えっ?」

 

陣平が萩原の背中に貼ってあった紙を取ると、それはA4サイズの紙で『この警察の人、防護服を着ないで爆弾の前で一服してました。』と書いてあった。

 

陣平「ハ〜ギ〜、これはどういう事かな〜?(怒)」

 

萩原「あっ、いやこれは……その〜……(汗)」

 

陣平「歯ぁ、食いしばれや!!」

―ズドンッ!!

 

萩原「ゴフゥッ!?」

 

陣平におもいっきり腹を殴られ、その場にうずくまる萩原を離れた場所で見ていた闇影は微笑んでいた。

 

闇影「爆発物の前で危機管理が無い事をしていたんだ。当然の報いだな。」

 

スピカ「私は、マスターを敵に回すと恐ろしいという事を思い知らされました……(汗)」

 

トゥバーン「ああ。こいつだけは絶対に敵に回しちゃいけねぇ奴だ。何をするか、分かんねぇ……(汗)」

 

フォロス「下手すれば、相手の弱点を全て調べ上げて脅すような事もしかねんな……(汗)」

 

小声でコスモビースト達がそんな事を言っていたなどと闇影は思う事もなく、その後は爆弾は回収されて他の階にも爆弾無いという事もあり、マンションの住人はその日の内に自宅に帰れた。




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