ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者 作:ボルメテウスさん
「・・・ぷはぁ、生き返ったぁ!!」
「あぁ、ツナ君、起きた!!」
あれから、どれぐらい時間が経ったのだろうか、
俺は目を覚ますと、どうやら、既に戦いは終わりそうだった。
「いやぁ、にしてもお前、まさか女装が恥ずかしくて、気絶するとはなぁ」
「何度やっても、慣れないんだよ」
「えっ、そうなんですか」
そう、アザゼルさんは何やらにやにや笑った言葉と共に、俺に言った。
思わず反論すると、また見た事のない面子が。
「えっと、誰?」
「この子はギャスパー、私の眷属よ」
「・・・眷属?」
「そもそも、そこから知らなかったわね、そう言えば」
俺の言葉に対して、リアス先輩は頷きながら言う。
そう言えば、こうして対面して喋るのは初めてかもしれないな。
「にしても、さっきの言葉はどういう意味なんだ?」
「この子は一応男の子なのよ」
「・・・一応言うけど、俺は同類じゃないし、普通に女の子が好きだぞ」
「えぇ、なんで、その返答になるんですか!!」
「・・・常識で考えれば、そうなる」
ギャスパーという子は震えながら言うけど、塔城さんは頷いてくれた。
すると、何やら最終決戦のような戦いが行われているけど。
「まぁ、ライバル対決と言った所だ、どちらにしても、そろそろ終わるだろうな」
その言葉と共に、どうやら戦っていたのはヴァーリの奴と兵藤だった。
何が起きているのかさっぱりのようだけど。
「ましろましろ、状況を説明してくれないか?」
「えっと、ヴァーリさんがどうやら、裏切り者だったらしくて、今、対決が終わった感じかな?」
「なるほど」
そう、俺は一旦は冷静に受け止める。
「やぁ、どうやら無事に起きたようだね、ツナ」
「まぁ、おかげさまで、というよりも、なにやら、嬉しそうじゃないか」
「それはね、そろそろ帰る所だからね、好きな人と挨拶をしないといけないからね」
その一言に対して、俺は固まった。
「ましろさんましろさん」
「なんですか?」
「今、ヴァーリの言っていた言葉が分からなかったのは、俺だけでしょうか?」
「ツナ君、それは理解しようとしなかっただけじゃないかな、まぁ、私もよく分からないけど」
そのまま俺は、ましろに尋ねて、そのままアザゼルの方へと目を向ける。
「アザゼルさんアザゼルさん」
「なんだ?」
「ヴァーリの奴はもしかしてホモですか?」
「いいや、バトルジャンキーではあるが、同性愛者じゃないなぁ」
「だったら、さっきの一言は、どういう意味ですか?」
「好敵手という意味じゃないか」
「あぁ、なるほどなるほど、そういう意味か?」
そう尋ねると、ヴァーリは不敵な笑みを浮かべる。
「最初はそうだった、けど、君との最初の対決で受けた一撃。
あれが俺のハートを撃ち抜いたよ」
「助けてぇヒーロー!!主にソラァァァ!!」
その瞬間、俺は思わず叫んでしまった。
「よっ良いか!ヴァーリ!あの時は、ましろと同じくソラと一体化した姿だ!だから、お前の恋の対象は、そのソラだ!!」
「そっそうだよね、それはそれで駄目だと思うけど、この場合は勘違いを正さないとね!!」
「ふむ、そう言われても、俺はどうやら女には興味はなくてな。強者は男だから、案外、俺自身、気づかなかっただけかもしれないな」
その瞬間、俺の顔が青ざめたのは間違いないだろう。
少しでも精神の安定の為にも、俺はスマホを取りだし、そのまま画面を見て、現実逃避をする事にした。
「ふむ、彼は一体何を?」
「・・・彼が最も愛を注いでいる女性の写真かな」
「あぁ、俺にとってエルちゃんは生きるのに必要不可欠な存在だ」
「ほぅ、そうか、どうやらその女性を超えないといけないようだな、では、また今度」
「もう2度と会いたくないよぉ!!」
俺はそのまま叫んでしまった。
「くそぉ、勘違いだったら、勘違いで良かったのにぃ」
「いやぁ、俺も勘違いしていたわ、本当にやべぇわ」
そう、アザゼルさんは言うが、本当に巫山戯るなよ。
「うわぁん、エルちゃんに会いたいよぉぉぉ」
「エルちゃんって、彼女なの」
それと共に、俺のスマホを次々と見ていく。
そこにはエルちゃんの笑顔が映っていた。
「・・・えっと、可愛い子だね」
「というよりも、赤ちゃん?」
「手出したら、殺す」
「これまでにない殺気!」
そう、俺が殺気を出す。
我が家の大天使であるエルちゃんの笑顔のおかげで、これまで生きてきた。
そう言えば、兵藤の奴は確か変態だったな。
ふむ、今のうちに。
そう考えていると、サーゼクスさんとセラフォルーさんが肩を叩いた。
「君も妹が好きなのか?」
「えっ、いや、うぅん、エルちゃんは妹じゃないけど、でもぉ」
「まぁまぁ、とにかく可愛いよね、その気持ち、分かるよ」
そう、俺が悩んでいると、そのまま頷いてくれた。
まさか、この人達も似たような感じなのか。
同時に頷くと、そのまま自然とハイタッチをしていた。
「なんだか、とんでもなくややこしい状況になっているのだけど」
「ここまで、まるで嵐のような状況変化だけど、彼、大丈夫なの」
そう、後ろでは何やら騒いでいるが、関係ない。
今、この時、俺はまさしく似た志を持つ彼らと共に過ごしたい。
次回のヒロインは
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ソラ
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ましろ
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あげは
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エル