ハイスクールB✕H プリキュアになってしまった転生者 作:ボルメテウスさん
「あっあぁぁっ」
現在、俺は自宅のベッドの上で、まさしく生きる屍のような状態で倒れている。
それは、先日の戦いにおける後遺症である。
男がプリキュアに変身するという事。
それは、簡単な事ではない。
想像して欲しい。
女性が仮面ライダーに変身する事に対して、違和感を持つ人はいるだろうか?
昭和世代ならば、多少はあるかもしれないが、スーツを身に纏って変身するヒーローという事で違和感はない。
最近では、女性ライダーも珍しくなく、むしろ積極的に受け入れられている。
だが、反対に、男がプリキュアに変身するのはどうだろうか。
プリキュアは基本的にドレスである。女の子の衣装である。女装である。
これは、プリキュアを馬鹿にしている訳では、決してない事だけを注意して欲しい。
「ソラちゃん、一応聞くけど、この前の戦いで、何をしたの」
そんな俺の状態を見て、この家に住んでいる住人の1人であるましろがソラに問いかける。
俺の特典というのが、どうやら、その作品に出てきたプリキュア全員の力という事であり、プリキュアのメンバーが俺の家で住んでいるという事になっている。
「何って、プリキュアになったら、お決まりの事をしただけです!」
「それ、ツナ君としては、結構ヤバいからね!」
ある意味、常識外れな事を行ってしまった事もあり、ましろの突っ込みがソラに言う。
「・・・まぁ、結果的に街を守れたから良かったけど、どうするの、マジで」
そんな会話を聞いている間にも、なんとか回復した俺はそのまま2人の所へと向かう。
「まぁ、ツナさんの言う通り、この世界はどうやら本当に大変ですからね」
「なんだか、漫画やゲームの中に出てきそうな人もいたしねぇ」
そうしながら、なんとか俺もまた、向き合う。
「とりあえず、基本、変身なしで」
「なんでですか!」
それと同時に俺の言葉に対して、ソラは思わず叫んでしまう。
「良いか、別にヒーローの存在を否定する訳じゃないけど、今回の戦いを見る限りだと、別の勢力がいる。ならば無闇に手を出せば、大きな問題になる」
「それは、まぁ、そうですけど」
「そこで、大きな力を持つ俺達が介入すれば、もしかしたら、戦争になる可能性がある。そうなれば、傷つく人がいる」
「・・・それは、納得しますが」
そう、ソラをなんとか説得出来そうになり、少し安堵するが。
「それで、本音は」
「これ以上、女装姿を、世間に見せたくない」
「ツナさん!!」
俺の言葉に対して、ソラは思いっきり突っ込む。
「だって、そうだろ!なぜか俺の身体じゃないと、プリキュアに変身出来ないって、どんな罰ゲームだよ!」
「それでも、ツナさんの力が必要なんです!」
「正体がばれた際、俺の身が色々と危険だからな!!」
「あははぁ、まぁ、私としても、変身する必要がないんだったら、良いかなぁ」
「うぅ、ましろさんもですか」
そうする事で、なんとか変身する事は回避出来た。
「でも、もしも何か危険な事があったら、迷わずに変身してくださいね!」
「うぐっ、極力なんとかします」
次回のヒロインは
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ソラ
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ましろ
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あげは
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エル